年末特別企画・羽田空港今年の重大ニュース2015

2015/12/27
クリスマスも終わり、2015年も残すところあと僅かとなりました。
時間が経つのは早いものですねえ。
さて、今回は年末特別企画として、本ブログが勝手に選定した「羽田空港・今年の5大ニュース」をお送りします。
羽田空港の出来事を通して、2015年がどんな年だったかを振り返ってみたいと思います。

第1位・訪日外国人客の爆増

2015年の流行語にもなった「爆買い」に代表される訪日客の急増。
日本の玄関口の1つである羽田空港は重要な役割を担うことになりました。

2015年の1年間で、新規に7社の航空会社が羽田国際線に定期便を就航開始。
羽田空港国際線・香港ドラゴン航空の深夜便就航の編
羽田空港国際線・カンタス航空、羽田就航の編
羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編(春秋航空)
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編
羽田空港国際線・天津航空の天津-羽田深夜便就航の編
羽田空港国際線・吉祥航空の上海-羽田深夜便就航の編
羽田空港国際線・中国南方航空の羽田-広州線就航の編

2015年12月現在で合計33社が羽田空港国際線に就航しています。
その結果、羽田空港は沢山の訪日外国人で大賑わい。
かつては、中国人・韓国人が殆どだったのが、欧米系・アラブ系など多種多様な訪日外国人の姿を見ることが多くなりました。
また、繁忙期には出発ロビーに保安検査待ちの大行列ができることもしばしばです。
羽田空港国際線・朝8時から9時にかけての保安検査場の混雑状況2015年2月
金曜夜の羽田空港国際線の保安検査場の混雑具合を考察するの編

その所謂「インバウンド需要」を享受しようと、国際線ターミナル内には家電量販店「ラオックス」や「マツモトキヨシ」の免税品店が進出。
祝・羽田空港国際線開業5周年「ガチャポン・トラベルチャンス」と、ラオックス・マツキヨが開店の編

到着ロビーには、パナソニックの炊飯器のショールームが期間限定で出現したりもしました。
羽田空港国際線・到着ロビー中央にPanasonicの「おどり炊き」登場の編

この訪日外国人ブーム、果たして2016年も続くのかどうか・・・?

第2位・LCCピーチの羽田-台北桃園線の就航

日本で最も繁盛しているLCC (Low Cost Carrior 格安航空会社)ピーチアビエーション。
日本のLCCとしては初めて羽田国際線~台北桃園空港の夜行定期便を就航開始しました。
この初便の運航の様子は、各種マスコミに取り上げられて話題になりました。

金曜夜の会社帰りに羽田を出発し、月曜の早朝に羽田に戻ってくるという「週末弾丸台湾」や、「日帰り台湾旅行」がお手頃な価格で可能に。
「ちょっと小籠包食いに台湾いってくるわー」みたいに、国内旅行感覚で海外旅行に行ける時代になりました。
さらに2016年2月からは、羽田-ソウル線の運航も開始するとのこと。
2016年は、羽田からさらにLCCで行ける場所が増えると良いな~。
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編

第3位・羽田空港深夜アクセスバスの増便

発着枠の限界が囁かれている羽田空港ですが、深夜早朝時間帯の発着枠はまだ余裕があります。
その理由の一つが、深夜になると電車やバスなどの公共交通機関が運行されなくなるため、とされています。
その状況を打破すべく、国土交通省は2015年4月と10月に羽田空港と横浜・新宿・渋谷等主要都市間を結ぶ深夜バスの増便を主導。
これにより終電後に羽田に到着する便の利用者の利便性が向上しました。
国土交通省、久しぶりにGood Jobです、というか、やっと諸外国の空港に追いついてきた感じです。
2016年は、さらに羽田への深夜便の就航を開始する航空会社が増えるかも?です。
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大
2015冬ダイヤに合わせて羽田空港の深夜バスがさらに増便の編
羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法

第4位・ANAの「荷物自動預け機」導入開始

2015年7月、国内線第2ターミナル(ANA)に突如出現したANAの「荷物自動預け機」。
その近未来的な外観にビックリして第4位に認定しました。
一方JALは「人海戦術」で対抗?
2016年の展開が楽しみです。
羽田空港国内線第2ターミナル・出発階にANAの荷物自動預け機が登場の編
羽田空港国内線・ANAとJALの「手荷物預けサービス」合戦の編

第5位・「はねだ江戸祭り」定着?

2014年8月の国際線「はねだ日本橋」商業ゾーンの開業と共に、第1回が行われた「はねだ江戸まつり」。
2015年は、お正月、ゴールデンウィーク、お盆の合計3回の「はねだ江戸祭り」が行われ、大盛況でした。
江戸の町人に扮する劇団員さんの盛り上げや、華やかな「花魁道中」が楽しいイベントです。
羽田空港国際線・夏だ!はねだ江戸祭り2015に行ってみようの編

2016年はマンネリ化しないように継続できるかどうかが課題です。
2016年のお正月も1月1日から3日まで実施予定。
お正月は羽田空港国際線に初詣?

***

というわけで、2015年・羽田空港重大ニュースでした。
2013年の国際線拡張工事の完成、2014年の「はねだ日本橋」ゾーンの完成に比べると、空港施設そのもののにあまり大きな変化はない一年でした。
そのかわり、訪日客の急増やLCCの台頭など、羽田を取り巻く環境が大きく変わった一年となりました。

羽田空港の空弁「映画『母と暮らせば』公開記念弁当」

2015/12/20
本日ご紹介する空弁は、国内線第2ターミナルにてゲットした、こちらの期間限定空弁。

映画『母と暮らせば』公開記念弁当 980円(税込)
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製造元は、安心と信頼の純正羽田空弁メーカー・日本エアポートデリカ様。
2015/12/12から公開されている映画「母と暮らせば」とのコラボ空弁です。
映画の舞台となる長崎とゆかりの深い食材が使われているのだとか。
楕円形の箱のデザインが優しさを感じます。
空弁で儲けつつ、さらに映画のプロモーションも行うという一石二鳥。
映画の説明とか、監督や出演者のメッセージ等が特にないのが潔い?ところです。

早速、蓋をオープン。
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メインは左上の豚角煮。
しっかりと油がのっていて、冷えていても濃厚な味わいでご飯が進みます。
ご飯はただの白飯ではなくて、国産米使用の「うまだしご飯」。
ほんのりとダシの旨味が感じられてウマいです。
さらにご飯の上には、鯛のほぐし身が搭載されていて、これも美味。
他にも、トビウオ焼カマボコ、煮物、オランダ漬け、卵焼きなど、色々な味が楽しめながら、カロリー控えめのヘルシーな空弁です。
おそらく映画の公開期間中のみ販売の限定空弁と思われますので、空弁マニヤな方はお早めにどうぞ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港のクリスマス2015

2015/12/23
あっという間に、もうクリスマス。
羽田空港・国内線と国際線では、様々なクリスマスイベントを開催中です。
昨年のクリスマスの模様の記事を、つい最近書いたばかりのような気がしますが・・・。
羽田空港のクリスマス2014@国内線第2ターミナル

羽田空港国内線第1・第2ターミナルではサンタクロースとサンタ・ガールズが激しく徘徊。
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お菓子がもらえたり、一緒に記念撮影もできます(無料)。

第2ターミナルの5Fでは、ステージ上で色々なイベントを開催。
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バラの花束を10名様にプレゼントする企画をやっていました。
ただし、ステージ上でインタビューされたりしていじられます。
「明石家サンタ」みたいに、ウケを取れなくても貰えます。
バラの花束は、その場でもらえるわけではなく郵送とのこと。

今年(2015年)の注目ポイントその1は、「サンタガール」なる6人組の女性グループのご活躍。
(上の写真の白い衣装を着た女性たち)
イベントのMCをしたり、ターミナル内をサンタと一緒に歩いたりして盛り上げてくれます。

そして今年の注目ポイントその2は・・・
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青い国内線第2ターミナル(ANA側)内を、赤いJALの制服の方々が闊歩。
普段はあまり見られない貴重な光景です。

毎年恒例のJALの合唱団の方々の演奏が、今年はANA側の第2ターミナルでも開催されました。
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逆に、明日(12/24)はANAのオーケストラの皆さまが、JAL側の第1ターミナルで演奏するという趣向もあり。
これは昨年は無かった企画です。
指揮者の方はサイバーダインの社長に似ている。
今年も沢山の人々で盛り上がりました。。

***

一方、こちらは国際線ターミナル。
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メイン会場の4F江戸舞台では、プロのアーティストによるクリスマス・コンサートを開催中。
キレイな歌声に癒されます。

コンサートの合間には、羽田空港ゆかりのマスコット・キャラ撮影会もありました。
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こちらも盛況です。
登場キャラは以下。

  • 警視庁の「ピーポくん」
  • 東京モノレールの「モノルン」
  • 京急の「けいきゅん」
  • 羽田国際線のプラネタリウムがあるカフェの「スターリー」

これは??
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検疫探知犬イメージキャラクターの「クンくん」
初めて見ました。
「クンくん」て。
ズルいネーミングだな~。

国際線ターミナルでは、国際線仕様のサンタさん&サンタガールが徘徊中。
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国内線のサンタさんは無口でしたが、国際線のサンタさんは「メリー・クリスマース!」と話しかけてきたりして積極的です。
お菓子も貰えます(無料)。

4Fの「TIAT SKY HALL」では・・・。
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昨年と同様に「氷を使わないスケートリンク」を開催。
大人1名500円。ただし2015/12/23まで。
ここも家族連れで賑わっていました。

というわけで、クリスマスムード一色の羽田空港国内線・国際線でした。

なせか国内線と国際線で別々になっている羽田空港クリスマス・イベント情報はこちら。
毎年恒例のハンドベル演奏、オーケストラもあります。
羽田空港国内線ターミナル Facebookページ
羽田空港国際線ターミナル Facebookページ

羽田空港国際線「AIRLINE & AIRPLANE」に新規就航4社のモデルプレーンが追加されるの編

2015/12/20
羽田空港国際線5FのTIAT SKY ROADにあるモデルプレーン展示コーナー。
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羽田空港国際線に定期便を運航している航空各社のモデルプレーンが展示されています。

訪日外国人が急増した2015年に新たに羽田に定期便の就航を開始した航空会社は・・・。

  • 2015/03 香港・ドラゴン航空 KA (香港-羽田)
  • 2015/08 オーストラリア・カンタス航空 QF (シドニー-羽田)
  • 2015/08 日本・ピーチアビエーション MM (羽田-台北桃園)
  • 2015/08 中国・春秋航空 9C (上海浦東-羽田)
  • 2015/08 中国・天津航空 GS (天津-羽田)
  • 2015/08 中国・吉祥航空 HO (上海浦東-羽田)
  • 2015/10 中国・中国南方航空 CZ (広州-羽田)

の7社。
中国系の航空会社が目立ちますね。
2015年の流行語となった「爆買い」に代表される訪日中国人客の急増が注目されていますが、香港や台湾やオーストラリアからの訪日客も増加しています。

そんな中、羽田空港国際線5Fのモデルプレーンコーナーでは、香港ドラゴン航空とカンタス航空のモデルプレーンは展示されたものの、他の5社のモデルプレーンが展示されないままの状態となっておりました。
(急に細かい話になってすみません)
そもそも天津航空とか吉祥航空のモデルプレーンって見たことがないけど?と、半ば諦めていたところ・・・。

吉祥航空のモデルプレーン登場!
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機材はエアバスA320-200 (デカいウイングレットつき)。
こんなマイナーな(失礼)モデルプレーンがあったとは・・・。
実物の写真はこちら。
羽田空港国際線・吉祥航空の上海-羽田深夜便就航の編

ピーチのモデルプレーンも登場!
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機材はエアバスA320-200。
鮮やかな紫色で目立っています。
実物の写真はこちら。
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編

春秋航空のモデルプレーンも登場!
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こちらも機材はA320-200(デカいウイングレットつき)。
勢いのある中国のLCCです。
実物の写真はこちら。
羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編

天津航空のモデルプレーンも登場!
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機材はA320-200。
こちらもマイナー機体。
特注品だろうか?
実物の写真はこちら。
羽田空港国際線・天津航空の天津-羽田深夜便就航の編

4機とも同じA320ですが、翼の先にあるウイングレットの形の違いまで忠実に再現されています。
以上4機のモデルプレーンが展示コーナーに加わり、これで合計32機になりました。
就航開始してからだいたい4カ月ぐらいかかる模様。
残る中国南方航空のモデルプレーン追加は2016/02ごろと予想されます。

羽田空港国際線・今更ながらANAの「STAR WARS R2-D2 JET」について取り上げてみるの編

2015/12/18
いよいよ本日から日本で公開が始まる映画「スターウォーズ・フォースの覚醒(Episode7)」。
そういえば、ANAが「スターウォーズ」とコラボしてたな~ということで、こちらの写真を発掘。
HND_2015OCT21_020_R2
シマウマのような佇まい。
R2-D2を横倒しにしたのは分かるのですが、ちょっとビミョーな感じです・・・。
この写真は、去る2015/10/21に羽田空港国際線展望デッキにて撮影しました。
機材は最新型のボーイング787-9 (JA873A)。
この日はNH116便として、バンクーバーへと飛び立っていきました。

一方、後日(STAR WARS JETではない)ANAの国際線に乗ってみた時のこと。
機内誌の使用機材一覧のページを広げてみたところ・・・。
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右下の部分に注目。

なんとスターウォーズで主人公が搭乗する「ミレニアム・ファルコン号」をANAが運航中。
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・・・というわけではなくて(アタリマエ)機体の大きさ比較のために掲載とのこと。
「座席数6」とのことで、あまりお客さんは乗せられなさそうです。
あと、ボーディング・ブリッジが使えないので、空港では沖止めでターミナルまでバス移動ですね。

というわけで、ANAが社運をかけて応援する「スターウォーズ/フォースの覚醒」は本日(2015/12/18)から日本全国で一斉公開。
久しぶりに映画見に行こうかな~。

羽田空港の空弁「ヨネスケ×学生コラボ こだわり天むす」

2015/12/13
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで購入した、こちらの期間限定空弁です。

ヨネスケ×学生コラボ こだわり天むす 669円(税込)
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製造元は、安心と信頼の日本エアポートデリカ様。
大ヒット空弁「ヨネスケのこだわり天むす」の期間限定バージョンです。

ヨネスケ師匠のコメントつきです。
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食品業界を目指す、東京バイオテクノロジー専門学校の学生さんとの共同開発とのこと。

各天むすの解説つきです。
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天むす1つ1つにこだわりが感じられます。

包装をオープン。
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天むす5個+はまぐり佃煮、という構成。
「はまぐり佃煮」は、以前に食した通常品の「ヨネスケのこだわり天むす」には無かったので、こちらのほうが若干おトクな感じです。
天むすは、「ほたて」「えび」「穴子つみれ」「れんこん」「とり」の5品。
通常品とは一部具材が異なっています。

各天むすの内部には・・・
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ヨネスケ師匠お得意の「天つゆのジュレ」が内蔵されています。
このおかげで、口の中いっぱいにダシの旨味が広がります。
どの天むすも完成度が高くて美味で、どんどん食べたくなります。
穴子つみれは「柚子こしょう」の風味が利いていて、さわやかな辛味。
レンコンのサクサク食感もアクセントになっていて飽きません。
お土産にも買って帰りたくなる素晴らしい空弁でした。

期間限定品とのことですので、天むすマニヤの方は是非どうぞ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国際線・「大江戸そば」跡地に訪日客向けの「JR East Travel Service Center」移転の編

2015/12/13
外国人訪日客の増加に伴って、どんどん利用客が増加している羽田空港国際線。

お昼頃の到着階(2F)は、中国語を話す人々でいっぱいです。
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1年前に比べて明らかに人が増えたように感じます。
出迎えの人々、団体ツアーで集合している人々、どうしてよいか途方に暮れている人々などなど・・・。

到着案内板。
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中国各地や香港、台湾を朝に出発した便の到着便が集中する時間帯のようです。
最近になって、広州-羽田便の運航が始まり、さらに混雑するようになりました。

そんな中、同じ到着階にあるモノレール乗り場横に異変あり。
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改札の右側にあった、いつも行列が出来ていたJR東日本の外国人向けのカウンターが工事中になりました。
工事期間は2016/01末までとのこと。

窓口が無くなったわけではなくて、その奥に移転した模様。
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以前はリーズナブルな蕎麦屋「大江戸そば」あった場所です。
密かに閉店して改装されていたのでした・・・。
移転したカウンターは、ガラス張りになっていて明るい感じでした。

この窓口では、「JR EAST PASS」など、訪日外国人向けのお得なJRの切符を販売しています。
22000円で5日間、JR東日本管内の新幹線・特急乗り放題という、日本人にも売ってほしいぐらいお得な切符なだけに、いつも行列ができています。
今後の訪日客の増加に対応するために、お蕎麦屋さんを無くして窓口を増設しよう、ということのようです。

で、こちらがありし頃の「大江戸そば」 (2010年10月撮影)
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国際線開港以来、リースナブルな価格でお蕎麦を提供をし続けていた貴重なお店でした。
主に空港や駅の関係者で賑わっていた印象です。
時代の流れと共にその姿を消すことになりました。

羽田空港国際線・お祭り広場の「願い事かなえ機」が大盛況?お供え場所が増設されるの編

2015/12/08
羽田空港国際線5F「はねだ日本橋」を渡った先にある「お祭り広場」
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ここに「願い事かなえ機(本ブログが勝手に命名)」が設置されて、そろそろ1年近くになります。
要するに、お札の自動販売機です。
1枚500円で24時間絶賛発売中。
自販機横のテーブルにマジックが置かれており、その場で願い事を記入できます。
願いごとを書いたお札は、近くの壁面のロープにくくりつけてお供えすることが可能です。

このマシーンが設置された当時の記事はこちらをどうぞ。
羽田空港国際線・お祭り広場に「願い事かなえ機」登場?

設置されて間もない2015年1月当時のお供え状況。
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まだ販売が始まったばかりのため、お札もまばらな状態です。

その8カ月後・・・。
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たわわに実ってきました。
くくり付ける場所を探すのも大変なカンジです。

そして2015年12月。
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たわわに実った2本のローブは、手の届かない高い場所に移動。
新たに2本のロープが新設されました(下から2本目と3本目)。
さらに満杯になったら「どんど焼き」にでもして処分するのでしょうかねえ。
でも空港内は火気厳禁か・・・。

たくさんある願い事の中から、今回の記事の注目の一句はこちら。
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「ついでに家族の健康も」って(笑)。

なお、年明けには恒例の「新春・はねだ江戸祭り」が開催されることが決まりました。
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羽田空港国際線のはねだ日本橋ゾーンを舞台に行われる一大イベントです。
開催期間は、2016年元旦~1月3日のAM11:00~PM7:00。
来年の初詣は羽田空港国際線へ。
お越しの際には、新年の願掛けに「願い事かなえ機」もお試しくださいませ。
空港なだけに、運気が離陸上昇すること間違いなし?

最新情報はこちら
はねだ江戸祭り公式Facebookページ

羽田空港の空弁「やまやの博多めんたい焼き鯖すし」

2015/12/09
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで入手したこちらの押し寿司系空弁。

「やまやの博多めんたい焼き鯖すし」 1296円(税込)
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販売者は、福岡のやまやコミュニケーションズKK様。
博多の明太子で有名な「やまや」プロデュースの空弁の模様。
似たようなものが乱立している焼き鯖寿司空弁の中で、得意の「明太子」を使って差異化を図ろうとする企画と思われます。

蓋をオープンします。
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中にはお手拭き・お箸と共に、ラップで厳重に包まれた焼き鯖寿司が格納されています。
傾けても汁が漏れないようになっています。

しかし、その厳重な包装故に食べるときはちょっと苦労します。
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よっやくラップを解除。
全8切れ入りです。
鯖の端っこのほうに明太子が少しハミ出しているのが見えます。

一切れをつまみあげてみる。
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酢飯と焼き鯖の間に、明太子が練りこまれています。
焼き鯖と明太子の風味を同時に味わえるという、何とも贅沢な一品。
ただちょっと鯖の苦味が強調されていて、味が濃いめです。
8切れを一人で食べようとすると、ちょっと途中で飽きてくるかもです。
日本酒と一緒に、複数人で分け合って楽しむのにお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国内線・ANAとJALの「手荷物預けサービス」合戦の編

2015/12/06
年末年始の帰省ラッシュを控えて、閑散期の羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)。
ここ1カ月ぐらい工事中だった出発ゲートB付近のエリアにて「15連装」の荷物自走預け機の稼働が始まりました。

スラリと並んだマシーンがこちら。
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「15連装」は羽田空港第2ターミナルで最大規模。
かなり壮観です。
これで合計38台の荷物自動預け機が稼働中となりました。

これで工事終了かと思いきや・・・。
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搭乗口Bから中央部にかけてのエリアの工事が新たに始まった様子。
まだ増やすのかな?
もしくは新型の自動チェックイン機の導入工事かもしれません。
いずれにしても、ANAは最近羽田の設備への投資が盛んですねえ。

一方、羽田空港国内線第1ターミナル(JAL側)では・・・。
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こちらには、ANAのような荷物自動預け機はありません。
基本的には従来通りの有人カウンターのみです。

ANAに対抗してJALが推進しているのは「JALエクスプレスタグ・サービス」
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有人カウンターの手前に設置されているのが、預け荷物につけるタグを発券するマシーン。
お客さん自身でタグを印刷し荷物に取り付けることによって、素早く荷物をチェックインできるというシステムとのこと。
ただ、JALの熟練のスタッフさんが横についていて手伝ってくれるので、お客さん自身はほとんど作業していない感じです。
そのため手荷物預け作業は、ANAの自動化マシーンに比べると非常にスピーディです。
ANAが最新のマシーンの導入で人件費を抑えようとする一方で、JALは人海戦術?でサービスの質の向上を図っている様子。
ANAとJALの戦いというよりは、最近台頭してきている「Peach」などのLCC(Low Cost Carrier)にどう対抗するかを模索している感じかもしれません。
今までほぼ横並びだった両社のサービスの方向性に少しずつ違いが出てきて面白くなってきました。