2017/06/24投稿 2017/07/06更新
とある日の羽田空港国際線の吉野家前にて・・・。
「黒カレー並盛」 350円かぁ・・・。
安いな~。
もしかすると羽田空港で一番お安いカレーかもしれないね。
・・・と思っていたその時、ふとある疑問が頭をよぎりました。
「じゃあ、羽田空港で一番お高いカレーって、一体どこのカレーだろう?」
ぶっちゃけどこでもいいワケですが、一度気になり始めると調べずにはいられない性分。
なので、第1,第2,国際線の3つのターミナルの出発前エリアを歩き回って、独自に価格を調査。
頑張って羽田空港の最高額カレーTOP4を実食してみたレポートです。
(2017年7月現在。保安エリア内は未調査)
第1位:第2ターミナル「FLYER’S TABLE」のビーフカレー
いきなりの結論から。
栄えある羽田空港最高額カレー第1位は・・・。
羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)併設・羽田エクセルホテル東急内のレストラン「FLAYER’S TABLE」にありました。
ディナーメニューを参照。
ここで見つけた驚愕の最高級カレーのお値段は・・・。
「ビーフカレー」 1950円(税込)
凄っ!
さすがは高級ホテルのカレーです。
それにしても、1皿2000円近くもするカレーって一体・・・。
き、きっと凄いカレーに違いない・・・ということで、清水の舞台から飛び降りる気持ちで実食してみることに。
着席する時に、スタッフーさんが椅子を引いてくれます。
あ、いや、どうもすみませんね・・・。
周りのお客さんは皆さん、お金持ちそうです。
私のような小市民が来るような場所ではなさそうな雰囲気・・・。
テーブルの上には・・・。
ナプキンが王冠のように折られています。
だからと言って頭にかぶってはいけません。
おしぼりが、金属のお皿の上に置かれて出てくるところもブルジョワな感じです。
お水は、少しでも水位が下がると、すぐに注ぎ足してくれます。
さすが高級レストラン。
そして、いよいよ「ビーフカレー」 1950円の登場!
おお~、セパレート・タイプで来ました。
やはり高級レストランのカレーは、こうでないと。
陶器のような器に盛られたカレールーからは・・・。
コクのあるカレーの香りが漂ってきます。
ううう、美味しそう。
こりゃタマラン。
折角、カレールーが分離されているわけですが・・・。
小市民的にはガッツリと食べたいので、速攻でゴハンに全部かけさせて頂きます。
お味は、中辛と甘口の間ぐらいで、若干酸味があり。
深いコクがあって、まさに高級レストランの堂々たるカレーのお味。
カレールーの中には、ゴロゴロと牛肉の塊が沢山入っています。
牛肉はスプーンで簡単に切れるぐらい、ほろほろになるまで柔らかく煮込まれています。
お口の中で、牛肉がカレーの中に溶けていく・・・。
こちらは同時に供された付け合わせ。
粉チーズ、ピクルス、福神漬、茶色いパラパラしたもの(名前が思い出せない)。
途中からカレーの味に変化をつけることができて、飽きさせません。
ついでに、このお店の名物と言われる、ベイクト・チーズケーキ(650円)も頂きました。
しっとりとしていて濃厚。
上品な甘みのチーズの風味が凝縮されていて、これもメチャうまでした。
カレーの話に戻しますと・・・。
やはり1950円のカレー、ということで、お味のほうは素晴らしいものがありました。
スタッフー様のご対応も素晴らしく、これらのサービスも含めてトータルでこのお値段なんだろう、と思いました。
第2位:第1ターミナル5F 「KIHACHI」の揚げたてカツカレー
第2位は、第1ターミナル5Fにあるこちらのお店のカレー。
「AIR TERMINAL GRILL KIHACHI」
A滑走路側に面していて、窓際席からは飛行機が眺められるという高級レストランです。
しかし窓際席は「ご予約席」になっていて、飛び込みのお1人様は座りづらい雰囲気。
お店の奥の席に案内されました。
店内は、お金持ちそうなファミリーで賑わっています。
2017年6月現在、羽田空港で2番目にお高いカレーは・・・。
揚げたてカツカレー 1910円(税込)
第1ターミナルの最高額カレーでもあります(当ブログ調べ)。
先ほどの第1位で、既に清水の舞台から飛び降り済なので普通に注文(←麻痺している)。
そして、その「揚げたてカツカレー」登場。
エビフライのように見えるのが、短冊状に切って揚げたトンカツです。
文字通り「揚げたて」でアツアツでカリッと香ばしく、メチャうまいです。
カレールーは、やや酸味があるエスニック風。
赤ピーマン、ナス、さやえんどうが彩りを添えます。
立体感のある盛り付けで見た目も美しく、まさに第1ターミナル最高額カレーたるに相応しいカレーでした。
第3位:国際線ターミナル「PORT-SIDE KITCHEN」のポークフィレカツカレー
2017/07/06追記
第3位は、国際線ターミナル4F江戸小路にある「PORT-SIDE KITCHEN by グリル満点星・麻生十番」様から。
ロイヤルパークホテル・ザ羽田のレストラン「TAIL WIND」の1700円(税込)カレーよりもお高いカレーを偶然発見してしまいました。
そのため今回第3位に緊急ランクインです。
入店して、ディナーメニューを激しく確認。
高級ホテルのカレーライスをも凌ぐ、国際線ターミナル最高額カレーって一体・・・。
ポークフィレカツカレー
1700円+税=1830円。
「TAIL WIND」のカレーは、税込みで1700円でしたので、こちらのほうが一枚上手です。
臆することなく注文(←もう金銭感覚がマヒしている)
おお~、セパレート・タイプできました。
出てくるまでやや時間がかかりましたが、かなり高級感があります。
でも、例によって小市民なので・・・。
カレーを先にドバーっとやっちゃいます。
お味のほうは・・・。
カレーはややピリ辛風味で、濃厚なカレールーとなっています。
揚げたてのポークフィレカツは、アツアツでサクサク。
カツだけでも美味しいので、どんどんゴハンが進みます。
もちろん高級感のあるカレールーと、サクサクのトンカツの相性は抜群。
ああ、もっと食べたい・・・。
国際線ターミナル最高額カレーは、揚げたてホクホクのトンカツがクセになる絶品カレーなのでした。
第4位:国際線ターミナル「TAIL WIND」のビーフカレー
そして第4位は、国際線ターミナル併設「ロイヤルパークホテル・ザ羽田」のレストラン「TAIL WIND」様から。
やはり空港ホテルのレストランのカレーが上位を占めることになりました。
こちらが「ビーフカレー」 1700円(税込)
高級そうなお皿の窪みからハミ出さないように、キレイにルーが盛られているところに高級感を感じます。
お味は甘口。
何とも言えない上品なコクがあって、これまた高級感が感じられます。
大きな牛肉が3つも入っていて、柔らかでした。
JAL国際線のサクララウンジで食べられる「JALカレー」のお味と、かなりよく似ている印象。
個人的には、この「TAIL WIND」のカレーが一番好みのお味でした。
ああ、思い出すとまた食べたくなってきた・・・。
というわけで、羽田空港の最高額カレーTOP4のレポートでした。
以上のような高級カレーの他にも・・・
空港内にはもっとお安い普通のカレーのお店が沢山あります。
羽田空港第1ターミナルの到着階のカレー臭が弱めになった?の編
羽田空港国内線第1ターミナル「羽田カレー」を実食してみたの編
羽田空港でカレーを出すお店が多いのは、カレーならお客さんをあまり待たせずに提供できるから、なのでしょう(たぶん)。
今回かなり散財してしまったので、しばらくの間はモヤシを食べて生活していきたいと思います・・・。