「羽田空港からバス旅」カテゴリーアーカイブ

羽田空港国際線から芦ノ湖へ・リムジンバスで遠足してみた

2019/05/11
令和最初の5月11日(?)がやってきました。
HND2019MAYG116R
大型連休明けの週末の羽田空港国際線はいつもよりお客さんが少な目。

今回は久々の「羽田からバス旅」をお送りします。
HND2019MAYG134R
目的地は「箱根桃源台」。
芦ノ湖のほとりです。
GW明けの閑散期を狙って、芦ノ湖の近くの天然温泉つきホテルに一泊して来ようという企画となっております。

箱根桃源台行きのバスチケットは・・・。
HND2019MAYG133R
青色の京急リムジンの券売機で購入します。
小田急箱根高速バスとの共同運行路線で、運賃は大人1名片道2260円。

羽田空港は、ハブ空港なだけではなく、ハブ・バスターミナルでもありますので・・・。
HND2019MAYG135R
羽田空港を経由すれば、首都圏の色々な場所にバスで直行することが可能。
空港のワクワク感を感じながら、バス旅の起点にもなるわけです。
だからと言って、わざわざ羽田から出発する意味はよく分かりませんが。

というわけで、正午ごろ。
HND2019MAYG147R
7番バス乗り場に、12:05発の箱根桃源台行きの京急バスがやってきました。
これに乗れば、後は寝ているだけで箱根まで連れて行ってくれます。
乗り換えの手間がないので、電車で行くよりも楽ちん♪
(空港まで行く手間がかかりますが)

ちなみにこのバスは・・・。
hakone-bus
羽田空港を出発後、横浜と御殿場を経由して、箱根桃源台へ向かいます。
所要時間はおよそ2時間半という長距離路線。

早速バスの車内へ。
HND2019MAYG150R
羽田空港国際線から乗車したのは、私一人・・・。
外国人の方にもあまり知られていないカンジです。

車内の後部には、トイレもあり。
HND2019MAYG149R
長旅ですので、できるだけトイレは先に済ませておきましょう。

それでは出発~。
HND2019MAYG152R
羽田空港国際線ターミナルに別れを告げて。
第1・第2ターミナルで、5名ほどお客さんを乗せます。
それでもまだ寂しい車内・・・。

で、12:40ごろ。
HND2019MAYG159R
横浜駅東口のバス停に到着。
さらに5名ほどお客さんが乗って来ました。
合計10数名のお客さんを乗せて、いよいよ御殿場に向けての長距離走行が始まります。

横浜駅東口から、すぐに高速に乗り・・・。
HND2019MAYG165R
首都高狩場線から保土ヶ谷バイパスへ。

そして、13:10ごろ。
HND2019MAYG171R
横浜町田ICから、東名高速に入ります。

GW後の週末ということで・・・
HND2019MAYG178R
東名は渋滞もなくスムーズに走行。
いいお天気です。

西へと走行するにつれて・・・。
HND2019MAYG192R
山と緑が多くなってきます。
灰色のビルに囲まれた日常からの脱出。

御殿場が近くなってくると・・・。
HND2019MAYG202R
富士山が見えました!
バスのお客さんも、皆さん富士山に向かってシャッターを切っていました。

そして14:00ごろ。
HND2019MAYG226R
御殿場駅に到着。
なんとここで皆さん下車してしまい、乗客は私一人に。
寂しい。
みんな箱根いこーよー。

再びバスは出発し、箱根カルデラの外輪山を越えて、芦ノ湖を目指します。
HND2019MAYG237R
おお~。
かなりきわどい峠道。
まさにここが羽田~箱根桃源台線のメインイベントと言ってよいでしょう。
運転手さんの腕の見せ所です。
(*゚∀゚)=3

やがてバスは仙石原を疾走。
HND2019MAYG270R
急に視界が広がり、雄大な平原が。
新緑が映えてキレイです。
羽田から直接、こんなところまで行けてしまうんですねえ。

そして14:40ごろ。
HND2019MAYG288R
ほぼ定刻通り、箱根桃源台バス停に到着しました。
久々の東名高速と、峠道の走り抜けを堪能できて良かったです。
左奥に見えるのは、箱根ロープウェイ乗り場で、大涌谷にもスグに行けます。

ご注意:
2019/05/19より、大涌谷付近の噴火警戒レベルが「2」に引き上げられたため、箱根ロープウェイは全線で運休し、大涌谷への立ち入りが規制されています。

バス停のすぐ近くには・・・。
HND2019MAYG311R
芦ノ湖の海賊船乗り場があります。
湖だから、正確には「湖賊船」では?(こまかい)

乗って来た京急バスは・・・。
HND2019MAYG324R
近くのバス駐車場にてしばし休憩。
他にも、バスタ新宿や東京駅行きのバスも運行しています。

箱根レイクホテルにご宿泊

で、この後は・・・。
HND2019MAYG339R
箱根桃源台から徒歩5分のところにある「箱根レイクホテル」に宿泊しました。
箱根の森に囲まれた天然温泉付きの気持ちの良いホテルでした。

今回宿泊した客室は、和モダンな感じ。
HND2019MAYG351R
畳の上にベッドがあるという、外国人の方にも配慮した客室となっています。
3日前に予約して、1泊1万8000円ほどでした。
ただし今回宿泊したお部屋にはトイレが無く、共同のトイレでしたが、広くて快適でした。

ホテルで夕食。
HND2019MAYG404R
「牛肉の溶岩焼」付きのプランにしました。
この他にも、ポークのソテーが出てきて、さらにバイキングもあるという豪華メニュー。
色々食べ過ぎてしまいました・・・。

ホテル内の大浴場には、露天風呂もあり(ホテルのパンフレットより)
HND2019MAYG430R
白く光っている繭(まゆ)のようなのは、屋外のスチームサウナです。
中に入ってしばらくすると、プシューと高温のスチームが充満。
対面の人の顔が分からなくなるぐらいモワモワになり、しっかりと汗をかけました。
水風呂はないですが、シャワーを低温設定にして体を冷却できます。

スチームサウナでたっぷりと汗をかいた後は・・・。
HND2019MAYG401R
東京の成城石井で購入し、わざわざ持参してきたロンケロでカンパーイ。
クー、最高。
フィンランド気分を味わった後は、酔っぱらって就寝。

あくる朝。

朝食はバイキング形式。
HKN2019MAYW020R
サラダバーの他、焼き魚などの和食が充実。
スクランブルエッグやカリカリベーコンなどの洋食の他、カレーもありました。
どれも美味しいので、また食べ過ぎてしもうた・・・。

ホテルのレストラン前には・・・。
HKN2019MAYW003R
美しいお庭が広がっていました。
カラッと晴れて涼しく、とても気持ちの良い朝。
素晴らしいホテルでした。

ホテルをチェックアウトした後は・・・。
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桃源台から箱根ロープウェイに乗って大涌谷へ。

ご注意:
2019/05/19より、大涌谷付近の噴火警戒レベルが「2」に引き上げられたため、箱根ロープウェイは全線で運休し、大涌谷への立ち入りが規制されています。

遥か昔、学生時代の遠足で来て以来です。
ロープウェイが「複式単線自動循環式(フニテル)」に変わっていました。
2本のロープにつかまっているので、風が吹いても揺れが少ないのが特徴。

超久しぶりの大涌谷に到着。
HKN2019MAYW121R
外国人観光客様がメチャ沢山いました。
時代は変わったのう・・(遠い目)。

2015年に起こった水蒸気爆発以降、噴気孔が間近に見れる探索路は、シェルターなどの整備工事中のため、立ち入り禁止になっていました。
残念。

大涌谷名物と言えば、黒たまご。
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5個500円にて販売。
1個ずつでは売ってくれないのが、お1人様トラベラーには辛いところ。
ヽ(`Д´)ノ

昔は5個400円ぐらいで売っていて、1個100円で転売してくれるオッサンがいた記憶があり。
そんな商売も、今は成り立たなくなってしまいました。

再び桃源台に戻って、お蕎麦のランチ。
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ホテルでは過食気味だったので、お昼はカロリー抑えめに。

帰りは小田急バスでした。
HKN2019MAYW144R
バスのチケットは、桃源台ロープウェイの建物の中の受付で買えました。
桃源台から乗ったのは、私一人・・・。

そういえば、桃源台のバス停の路線図には・・・。

「国際線ターミナル」の文字がありました。
2020年3月に「第3ターミナル」に改名されたら、これも書き換えなければなりませんね・・・。

バスの中では爆睡。
HKN2019MAYW175R
お昼の16時ごろ、羽田空港国際線に帰ってきました。
わざわざ羽田に帰らなくても、家に帰ればよいのですが、終点まで乗らないと気が済まない性格なので。

というわけで、羽田空港から行く1泊2日の箱根バス旅でした。
飛行機のみならず、バスでも色々なところに行ける羽田空港からの小旅行。
物好きな方は是非どうぞ。


羽田空港国際線から松戸へ・リムジンバスで遠足してみたの編

2018/09某日。

羽田空港国際線のバスの乗車券売り場にて。
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「松戸駅行き」があるところにご注目。

実はこの羽田空港~松戸線は、今月(2018年9月)から運行が始まったばかりの新路線。

松戸ってどこ?
(¬_¬)  ←誰?

・・・という方はこちらの地図をどうぞ。

千葉県松戸市は、江戸川を境にして東京都の東側に位置しています。
人口は約49万人(2018年推計)。
ラーメン激戦区として有名。

もし電車で羽田空港から松戸へ行こうとすると、例えば・・・

  • 羽田空港から京急・都営浅草線で新橋へ
  • 新橋で常磐線直通の上野東京ラインに乗り換えて松戸へ

と、最低でも1回は乗り換えが必要。
電車だと1時間以上かかるところを、このバスだと乗り換えなしで1時間弱で到着できることになるわけです(道路事情による)。

松戸には何の用事もないですが、興味本位で実際に乗車してみることにしました(←物好きな人)。

松戸行きのバスのチケットは、青色の京急バスの券売機で購入します。
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オレンジ色の東京空港交通の券売機では買えませんのでご注意下さい。

羽田空港国際線からは・・・。
HND2018SEPT170R
上記の1日6便を運行(2018/09現在)。
もちろん第1,第2ターミナルからも乗れます。
あと「21:00発」「22:30発」の2便は松戸駅西口を経由して新松戸駅まで運行するとのこと(2018/09現在)。
最新の時刻表や運賃は、京急バスの公式サイトでご確認ください。

始発(とは言っても12:10発)のバスチケットを購入してみました。
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大人1名片道1300円(2018/09現在)。
電車で行く場合(880円ぐらい)よりはお高いです。

その代わり・・・

  • 乗り換えなし
  • 荷物をトランクに預けられる
  • 必ず座れる
  • 松戸までずっと寝ていられる

ということで、お値段なりの価値はあるかと。

定刻の5分前になると・・・
HND2018SEPT004R
松戸行きのバスがやってきました。
この時は新京成バスの車両でした。
この羽田~松戸線は、京急バス、京成バス、新京成バスの3社で運行しているとのこと。

では、バスチケットを乗務員に渡して乗車。
HND2018SEPT006R
普通に快適な車内。
国際線から乗ってきたお客さんは、私を含めて3名ほど。
途中から乗ってきた国内線のお客さんを合わせても5~6名ぐらいでした。
お客さんが少ないのは、まだ知名度が低いからかもしれませんが、今後の利用者増に期待しましょう。

バスの最後部には・・・。
HND2018SEPT007R
トイレがありました。
1基しかないので、乗車前に済ませておきましょう。

シート間隔はふつう。
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充電できるコンセントやUSBポートは見当たらず、でした。

各シートには・・・。
HND2018SEPT011R
シートポケットとドリンクホルダーがあり。
シートテーブルはありません。

無料Wi-Fiも使えます。
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メールアドレスの登録が面倒でしたが、すぐに接続できました。
通信速度もなかなか快適。

座席の上には・・・。
HND2018SEPT009R
読書灯と、エアコンの吹き出し口があり。
エアコンの風の当たり具合を調整できるのはありがたいです。

では出発~。
HND2018SEPT015R
スカッと晴れて良いお天気。
車窓からの眺めを堪能できました。

羽田空港から松戸への道のりは下記。
hnd-mtd2
首都高湾岸線と、2018/06に開通したばかりの東京外環道・高谷JCT~三郷南ICのうちの高谷JCT~松戸IC間を走行します。
まさにこの東京外環道の開通を受けて、この高速バスが運行できるようになった、というわけです。

というわけで・・・。
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国際線を出発して25分後に、湾岸線のお台場フジテレビ横を通過。

渋滞はほとんどなく、ほぼノンストップで快適に走行し・・・。
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浦安の東京ディズニーランド付近を通過。
ゴージャスなホテルが右手に見えました。
いい眺めじゃ。

やがて江戸川を超えたところで・・・。
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高谷ジャンクションから、出来立てホヤホヤの東京外環道へと入ります。
どんな高速道路なのかワクワク。

料金所を抜けると・・・。
HND2018SEPT054R
おっと、地下トンネルですか・・・。

高谷JCTから松戸ICまでは、ほとんどが地下の走行でした。
景色はあまり望めませんが、トンネル内の照明や外壁が新しい感じでした。

松戸の料金所付近の地上区間には・・・。
HND2018SEPT065R
高~い防音壁が張り巡らされています。
騒音対策に、かなりお金がかかっているように見えます。

やがてバスは松戸の市街地へと突入。
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飲み屋が多い、ゴチャゴチャした感じの街ですねえ。

羽田空港国際線を出発して55分後の13:05。
HND2018SEPT084R
ほとんど渋滞に遭遇することはなく、終点の松戸駅西口に到着しました。
人生初の松戸に上陸です!(ちと大袈裟か)。

松戸駅西口の7番のりばからは・・・。

折り返しの羽田空港行きバスに乗ることができます。
羽田行きは1日5便とのこと。
朝早い便が多いですねえ。

バス乗り場の近くには、ポップコーン屋があり・・・。
HND2018SEPT086R
バス停の周囲に甘~い香りが立ち込めていました。

西側よりも栄えてそうな松戸駅東側へ。
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中ぐらいの高さのビルが密集。
派手な看板が沢山あって、下世話な雰囲気です。

んで。
そろそろお腹が減ってきた・・・。

松戸と言えばラーメン(←筆者の勝手な偏見)
HND2018SEPT120R
お昼ご飯は、松戸を代表する有名ラーメン店「兎に角」様にて。
お店の前で30分ほど並びました。
送風機の前が暑かった・・・。

油そば780円を獲得。
HND2018SEPT111R
よーくかき混ぜて頂きます。
もっちり麺にコッテリ系の醤油タレがよく絡んで美味しゅうございました。
魚介スープの「割りスープ」を投入すると、また違った味が楽しめます。

油そばで満腹になった後は・・・。
HND2018SEPT140R
松戸駅周辺をウロウロ。
スナックや飲み屋に紛れて、和菓子屋さんがチラホラとありました。
庶民的な街ですねえ。

と、松戸駅西口の近くに
HND2018SEPT156R
たい焼き屋「きくや」を発見。
昔ながらの素朴な「たい焼き」の看板に惹かれました。

メニューは・・・。
taiyaki
なんと「たい焼き」のみ、という潔さ。
なんかもう羽田空港とは関係なくなってきた(笑)。

というわけで、1個購入(160円)
HND2018SEPT157R
生地ハミ出し系。焼き立てのアツアツです。
見た目は「羽付き」たい焼きって感じです。

生地は外はカリッとして、中はもっちりとしており、結構ボリュウムがあり。

「熱っ!」

中のアンコがアツアツで、口の中をヤケドしてしまいました。
粘り気があるやや甘めのアンコ。
昔ながらのたい焼きで美味しゅうございました。

一通り「松戸」を堪能した後は・・・。
HND2018SEPT164R
JR常磐線の「上野東京ライン」とかいうのに乗って帰宅の途につきました。
最近のJRは色々な路線に乗り入れてて、どこに連れて行かれるのかよう分からん・・・。

というわけで「羽田空港国際線からバスで行く・松戸遠足」でした。
松戸にお住いの方はもちろんのこと、松戸でラーメンを食べてみたい!という方は是非どうぞ。

羽田空港~松戸の高速バスの最新の時刻表や運賃などの詳細はこちら。
京急バスの公式サイト


羽田空港国際線から富士山へ・リムジンバスで遠足してみたの編

2017/03/22
とある日の国際線ターミナルのバス券売機にて。
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羽田空港からリムジンバスで色々なところに行けますよねえ。
ハブ空港であるのみならず、バス路線としてもハブ・バスターミナル(?)なわけです。

羽田から富士山に直接行けるのかー。
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2470円もかかるけど・・・。
あーでも富士山、行ってみたいかも。

美味しいもの食べて、キレイな富士山見ながら温泉入ってゴロゴロできたら最高だろうな~。
fuji_draw
↑誰もが想像する脳内の富士山。
ヘタクソな絵で失礼・・・。

というわけで・・・
ticket_fuji
京急バスのサイトで、羽田空港国際線発・富士山駅行きのチケットを予約。
以下、3月・春分の日の3連休を利用して、富士山遠足へ行ってきたダイジェストです。

***

まずは運航ダイヤから。
image
羽田空港→河口湖駅・富士山駅行きは1日4便のみの運行です(2017/03現在)。
羽田空港国際線から河口湖に直行するわけではなく・・・

  • 羽田空港国際線
  • 羽田空港第2ターミナル
  • 羽田空港第1ターミナル
  • 品川駅港南口
  • 富士急ハイランド
  • 富士北麓駐車場
  • 河口湖駅
  • 富士山駅

の順で停車していきます。

わざわざ国際線から乗らなくても、品川駅から乗ればいいんじゃないの?
(¬_¬)
と思ったアナタ、鋭いです。

でも、羽田空港国際線から乗ったほうが

  • 始発なので好きな席に座れる(バスは自由席)
  • ターミナル内に色々なお店や施設があって便利
  • なんとなく旅行気分が盛り上がる

といった特典がありますのでオススメです(かなりこじつけ気味)。

***

というわけで、出発当日の朝9時ごろ。
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羽田空港国際線ターミナル・到着階にやってきました。
富士山行きのバスは10:05発なので、まだ時間があります。

2Fの24時間営業のカフェ「Pista」にて、まずは朝ごはん。
HND_2017MAR-006_FUJI
ワンプレートセット 720円。
ホカホカのトーストと温かいコーヒーで栄養補給を完了。

羽田から富士山駅までの所要時間はおよそ3時間。
飛行機なら上海あたりまで行けちゃいます。
しっっっっかりとトイレを済ませておきましょう。
羽田空港なら、キレイなシャワートイレや、小さなお子様用のおむつ交換スペースもありますので、安心・快適です。

では、出発準備が整ったところで・・・。
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国際線の7番バスのりばから、富士山駅行きのバスに搭乗。
いよいよ出発の時。

車内は外国人観光客で満員?と思いきや・・・。
HND_2017MAR-015_FUJI
国際線から乗ったのは、私一人でした。
外国人の皆様の知名度が低いのか、たまたま閑散期だったのかは不明。

一応、車内の最後部には、トイレがあります。
HND_2017MAR-019_FUJI
車内で便意を催しても、まあ大丈夫です。
しかし、かなり狭い&1つしかないので、トイレはできるだけ乗る前に済ませておきましょう。

国際線を出発後、国内線第1・第2ターミナルからは、日本人ファミリー数組と老夫婦がご乗車。
地方から飛行機に乗ってやってきた皆様と思われます。

次の品川駅港南口からは、若者カップル数組がご乗車。
乗車率は30%程度。
外国人は一人も乗車せず、でした。

品川駅を出発したバスは・・・。
HND_2017MAR-026_FUJI
赤羽橋から首都高速道路・都心環状線に乗って、新宿経由で中央自動車道を目指します。
めっちゃいい天気で気持ち良いです。

新宿を過ぎて、高井戸あたりまで渋滞・・・。
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調布あたりでようやく渋滞を脱出し、快適に走行し始めました。

12:30ごろ。
トイレ休憩ということで、談合坂サービスエリアに立ち寄りました。
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停車時間は15分。
なんか観光バスみたいで楽しいです。
必ず時間通りに戻ってきてくださいね(運転手氏)とのこと。

サービスエリアの施設「EXPASA談合坂」
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この施設を運営するNEXCO中日本は、羽田空港国際線5Fにも「EXPASA Cafe 羽田」を出店しています。

店内は行楽客で大混雑でした。
でもバスの停車時間が短いので、ここでゆっくりしていくわけにはいきません。

束の間の休憩でトイレを済ませた後、取り残されないようにバスに戻ります。
運転手氏も、脱落者が出ないように、お客さんの数を入念にカウントしていました。

12:45ごろ、談合坂SAを出発。
HND_2017MAR-135_FUJI
大月JCTから、中央道・河口湖線へ入ります。
渋滞は無く、山の間を走り抜けて一路河口湖へ。

河口湖ICで高速を下りると、すぐに富士急ハイランドの正面入り口のバス停に停車。
富士急ハイランドの絶叫マシーン目当ての(?)お客さんが数組下車。

13:25ごろ。
HND_2017MAR-176_FUJI
富士急・河口湖線の終着駅・河口湖駅に到着。
おお~外国人客でイッパイです。
車内のお客さんは、私以外全員ここで下車していきました。

バスは私1人を乗せて、終点の富士山駅へ。
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定刻は12:57着ですが、渋滞で30分以上遅れて13:35ごろ到着。
なんとか間に合ったー!

何に間に合ったのかというと・・・。
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富士山駅近くのうどん屋さん「ふじや」にて、富士吉田市名物の「吉田のうどん」を堪能。
コシの強い極太うどんと味噌・醤油味のダシがたまりません。
お昼は14:00までの営業なので、ギリギリ間に合ってよかったです。
もはや羽田空港とは何の関係もなくなってしまいました。

お宿は、こちらの「ホテルマイステイズ富士山(楽天トラベル)」。
HND_2017MAR-247_FUJI
富士急ハイランド駅から徒歩5分少々。
去年(2016年)の12月にオープンしたばかりの最新ホテルです。
最上階の大浴場から、富士山が眺められるというのに惹かれて選びました。
2週間ほど前に予約したものの、連休中ということで富士山が見えるお部屋は1泊2万円ほどしました・・・。

15:30ごろ。
ホテルにチェックイン後のお部屋からの眺め。
20170319_174045
お、おう・・。
なんとか富士山が見えます。
でも、かなり霞んでいて微妙・・・。
あと2階のお部屋だったので、電線がかぶってしまうのは致し方なし。
この日は満室御礼とのことで、富士山が見えるお部屋を確保できただけでもヨシとします。

***

そして、あくる朝の6時ごろ起床。
HND_2017MAR-007_FUJI2
おお~!!
運よく好天に恵まれました。
雪の乗り具合が、まさに理想的です。
これは感動的。
はるばる富士山までやってきて良かった・・・。
… (*ノ∀`*)・:*:・.

朝食バイキング会場からも・・・。
HND_2017MAR-066_FUJI2
キレイな富士山を見ながら、美味しい朝食をお腹イッパイ頂きました。
幸せのひととき。

このホテルの詳細はこちら(楽天トラベル)
ホテルマイステイズ富士山(2016年12月14日オープン)

朝食の後は、電車&徒歩で下吉田の新倉山浅間公園へ。
HND_2017MAR-205_FUJI2
絵葉書のような絶景に感動。
桜が咲けば、さらに最高の写真になることでしょう。
ここは「京都以上に日本らしい写真が撮れる」ということで、外国人訪日客の間で人気のスポットなのだとか。
東南アジアや欧米からの外国人観光客で賑わっていました。

富士急行と富士山。
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マニヤな写真も撮影できて満足です。

富士急ハイランド近くの日帰り温泉「ふじやま温泉」へタクシーで移動。
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地下1500mから湧き出させた重曹泉を楽しむことができます。
広々とした施設もキレイで快適でした。

温泉あがりに、6種のオツマミと生ビールで乾杯。
HND_2017MAR-405_FUJI2
クー!
昼間からビール、たまらんです。

ビールで酔っぱらった後は、富士山が見える休憩室の畳の上でゴロ寝してダメ人間になります。
HND_2017MAR-397_FUJI2
17:35発の帰りのバスの時間まで、ダラダラと至福の時間を過ごしました。

ここ富士吉田市は、富士山の北東に位置しています。
なので、青空を背景にしたキレイな富士山を見るには、順光になる日の出から午前中にかけてがお勧めです。
午後になると徐々に霞んできてしまうことが多いようです。
もちろんお天気が良いことが前提ですが。

***

で、ついに帰宅のとき。
「ふじやま温泉」から東京に帰る場合は、徒歩数分のところにある「富士急ハイランド」のバス停が近いです。

が、「バスは始発から乗りたい派」なので・・・。
HND_2017MAR-447_FUJI2
「ふじやま温泉」から30分ほど歩いて、始発の富士山駅から乗ることにします。

帰りのバスは、定刻の17:35に出発。
ここから乗車したお客さんは、私の他2名のみでした。
途中の河口湖駅、富士急ハイランドから沢山のお客さんが乗ってきて、座席の6割程が埋まりました。
外国人のお客さんは数名のみ。
新宿駅や東京駅行きのバスのほうが圧倒的に本数が多いので、品川・羽田空港行きはマイナーなのかもしれません。

3連休最終日なので、帰路は中央道の大渋滞に巻き込まれ・・・。
HND_2017MAR-487_FUJI2
品川で降りたいのを我慢して、羽田空港国際線にたどり着いたのは、21:15ごろでした。
定刻は20:17着なので、1時間近く遅れました。
この後飛行機に乗り継ぐ場合は、かなり時間に余裕を持って利用する必要がありそうです。
でも、この日の乗客の皆様は品川で下車してしまったので、国際線まで乗ったのは私一人でした・・・。。

お腹が空いたので・・・。
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国際線4F江戸小路の「ありそ鮨」にて、遅めの晩御飯を頂きました。
美味しいお寿司は落ち着くな~。
その後、帰宅。

というわけで、羽田空港からリムジンバスで行く富士山遠足レポートでした。
HND_2017MAR-235_FUJI2
天候にも恵まれて、絵に描いたような富士山を満喫することができて良かったです。
思った以上に楽しかったので、今度は別の場所を目指して「羽田から行くバス旅」をやってみたいと思います。

超久しぶりに「地滑小心な国内旅行ブログ」を更新開始(の予定)
1泊2日の富士山旅の詳細はこちらをどうぞ。
富士山旅2017/03 なぜか羽田空港国際線から旅立ちの編