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大晦日の羽田空港2020

2020/12/31
大晦日のこの日。
今回は、年の瀬が迫る羽田空港の様子をお伝えします。

第1ターミナル

まずは第1ターミナル(JAL側)から。
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B1Fのエレベータ付近には「門松」が設置されていました。
既に年越しの準備が整っているようです。
あっという間にお正月ですねえ。

この日の展望デッキは快晴。
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空気は冷たいものの、雲ひとつ無いよい天気でした。

T1の展望デッキからは・・・。
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やや雲がかかった富士山が見えました。
羽田空港の冬の風物詩ですね。

今日はやたら女性のギャラリーが多いと思ったら・・・。
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JAL様の「嵐ジェット」がお目当てのようでした。
そうか、嵐の活動休止と共にこれも見納めなんですね・・・。

第2ターミナル

続いて第2ターミナル(ANA側)へ。
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例年には及ばないものの、こちらもそこそこ賑わっていました。

T2の出発ロビーにも・・・。
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T1と同様に「門松」を設置。

売店の前には・・・。
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「獅子舞」もおられました。
一足お先に、お正月感が漂っています。

そして第2ターミナル5階「FLIGHT DECK TOKYO」では・・。
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「恐竜空港」なるイベントを開催していました(当初2021/1/18まで開催予定でしたが、緊急事態宣言を受けて中止になりました)。
福井の恐竜博物館とのタイアップ企画のようです。
色々な恐竜の模型が展示されていて迫力があり。

「恐竜博士」もおられました。
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以前に福井へ行ったときに、小松空港や福井駅のベンチにお座りになっているお姿を見かけた事があります。
遠路はるばるご苦労様です。

第3ターミナル

最後は第3ターミナル(国際線)へ。
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国際線のほとんどが運休中のため、こちらは閑散・・・。

3Fの出発ロビー中央には・・・。
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年末年始の飾りつけがありました。
おそらくは、空港関係者様による手作りの作品と思われます。
ご苦労様です。

ターミナル3の4階の江戸舞台には・・・。
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絵馬師永崎ひまるさんによるコロナ早期終息祈願の大絵馬が飾られていました。
また以前のように、自由に飛べる翼を取り戻せますように、との願いが込められているとのこと。
2020年は、世界中がコロナに翻弄された一年でしたね。

というわけで・・・。
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2020年の大晦日の羽田空港でした。
来年の今頃こそは、ここから海外へと旅立てるようになりますことをお祈りいたします。
皆様良いお年を。

羽田空港国際線から芦ノ湖へ・リムジンバスで遠足してみた

2019/05/11
令和最初の5月11日(?)がやってきました。
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大型連休明けの週末の羽田空港国際線はいつもよりお客さんが少な目。

今回は久々の「羽田からバス旅」をお送りします。
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目的地は「箱根桃源台」。
芦ノ湖のほとりです。
GW明けの閑散期を狙って、芦ノ湖の近くの天然温泉つきホテルに一泊して来ようという企画となっております。

箱根桃源台行きのバスチケットは・・・。
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青色の京急リムジンの券売機で購入します。
小田急箱根高速バスとの共同運行路線で、運賃は大人1名片道2260円。

羽田空港は、ハブ空港なだけではなく、ハブ・バスターミナルでもありますので・・・。
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羽田空港を経由すれば、首都圏の色々な場所にバスで直行することが可能。
空港のワクワク感を感じながら、バス旅の起点にもなるわけです。
だからと言って、わざわざ羽田から出発する意味はよく分かりませんが。

というわけで、正午ごろ。
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7番バス乗り場に、12:05発の箱根桃源台行きの京急バスがやってきました。
これに乗れば、後は寝ているだけで箱根まで連れて行ってくれます。
乗り換えの手間がないので、電車で行くよりも楽ちん♪
(空港まで行く手間がかかりますが)

ちなみにこのバスは・・・。
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羽田空港を出発後、横浜と御殿場を経由して、箱根桃源台へ向かいます。
所要時間はおよそ2時間半という長距離路線。

早速バスの車内へ。
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羽田空港国際線から乗車したのは、私一人・・・。
外国人の方にもあまり知られていないカンジです。

車内の後部には、トイレもあり。
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長旅ですので、できるだけトイレは先に済ませておきましょう。

それでは出発~。
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羽田空港国際線ターミナルに別れを告げて。
第1・第2ターミナルで、5名ほどお客さんを乗せます。
それでもまだ寂しい車内・・・。

で、12:40ごろ。
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横浜駅東口のバス停に到着。
さらに5名ほどお客さんが乗って来ました。
合計10数名のお客さんを乗せて、いよいよ御殿場に向けての長距離走行が始まります。

横浜駅東口から、すぐに高速に乗り・・・。
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首都高狩場線から保土ヶ谷バイパスへ。

そして、13:10ごろ。
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横浜町田ICから、東名高速に入ります。

GW後の週末ということで・・・
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東名は渋滞もなくスムーズに走行。
いいお天気です。

西へと走行するにつれて・・・。
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山と緑が多くなってきます。
灰色のビルに囲まれた日常からの脱出。

御殿場が近くなってくると・・・。
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富士山が見えました!
バスのお客さんも、皆さん富士山に向かってシャッターを切っていました。

そして14:00ごろ。
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御殿場駅に到着。
なんとここで皆さん下車してしまい、乗客は私一人に。
寂しい。
みんな箱根いこーよー。

再びバスは出発し、箱根カルデラの外輪山を越えて、芦ノ湖を目指します。
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おお~。
かなりきわどい峠道。
まさにここが羽田~箱根桃源台線のメインイベントと言ってよいでしょう。
運転手さんの腕の見せ所です。
(*゚∀゚)=3

やがてバスは仙石原を疾走。
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急に視界が広がり、雄大な平原が。
新緑が映えてキレイです。
羽田から直接、こんなところまで行けてしまうんですねえ。

そして14:40ごろ。
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ほぼ定刻通り、箱根桃源台バス停に到着しました。
久々の東名高速と、峠道の走り抜けを堪能できて良かったです。
左奥に見えるのは、箱根ロープウェイ乗り場で、大涌谷にもスグに行けます。

ご注意:
2019/05/19より、大涌谷付近の噴火警戒レベルが「2」に引き上げられたため、箱根ロープウェイは全線で運休し、大涌谷への立ち入りが規制されています。

バス停のすぐ近くには・・・。
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芦ノ湖の海賊船乗り場があります。
湖だから、正確には「湖賊船」では?(こまかい)

乗って来た京急バスは・・・。
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近くのバス駐車場にてしばし休憩。
他にも、バスタ新宿や東京駅行きのバスも運行しています。

箱根レイクホテルにご宿泊

で、この後は・・・。
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箱根桃源台から徒歩5分のところにある「箱根レイクホテル」に宿泊しました。
箱根の森に囲まれた天然温泉付きの気持ちの良いホテルでした。

今回宿泊した客室は、和モダンな感じ。
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畳の上にベッドがあるという、外国人の方にも配慮した客室となっています。
3日前に予約して、1泊1万8000円ほどでした。
ただし今回宿泊したお部屋にはトイレが無く、共同のトイレでしたが、広くて快適でした。

ホテルで夕食。
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「牛肉の溶岩焼」付きのプランにしました。
この他にも、ポークのソテーが出てきて、さらにバイキングもあるという豪華メニュー。
色々食べ過ぎてしまいました・・・。

ホテル内の大浴場には、露天風呂もあり(ホテルのパンフレットより)
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白く光っている繭(まゆ)のようなのは、屋外のスチームサウナです。
中に入ってしばらくすると、プシューと高温のスチームが充満。
対面の人の顔が分からなくなるぐらいモワモワになり、しっかりと汗をかけました。
水風呂はないですが、シャワーを低温設定にして体を冷却できます。

スチームサウナでたっぷりと汗をかいた後は・・・。
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東京の成城石井で購入し、わざわざ持参してきたロンケロでカンパーイ。
クー、最高。
フィンランド気分を味わった後は、酔っぱらって就寝。

あくる朝。

朝食はバイキング形式。
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サラダバーの他、焼き魚などの和食が充実。
スクランブルエッグやカリカリベーコンなどの洋食の他、カレーもありました。
どれも美味しいので、また食べ過ぎてしもうた・・・。

ホテルのレストラン前には・・・。
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美しいお庭が広がっていました。
カラッと晴れて涼しく、とても気持ちの良い朝。
素晴らしいホテルでした。

ホテルをチェックアウトした後は・・・。
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桃源台から箱根ロープウェイに乗って大涌谷へ。

ご注意:
2019/05/19より、大涌谷付近の噴火警戒レベルが「2」に引き上げられたため、箱根ロープウェイは全線で運休し、大涌谷への立ち入りが規制されています。

遥か昔、学生時代の遠足で来て以来です。
ロープウェイが「複式単線自動循環式(フニテル)」に変わっていました。
2本のロープにつかまっているので、風が吹いても揺れが少ないのが特徴。

超久しぶりの大涌谷に到着。
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外国人観光客様がメチャ沢山いました。
時代は変わったのう・・(遠い目)。

2015年に起こった水蒸気爆発以降、噴気孔が間近に見れる探索路は、シェルターなどの整備工事中のため、立ち入り禁止になっていました。
残念。

大涌谷名物と言えば、黒たまご。
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5個500円にて販売。
1個ずつでは売ってくれないのが、お1人様トラベラーには辛いところ。
ヽ(`Д´)ノ

昔は5個400円ぐらいで売っていて、1個100円で転売してくれるオッサンがいた記憶があり。
そんな商売も、今は成り立たなくなってしまいました。

再び桃源台に戻って、お蕎麦のランチ。
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ホテルでは過食気味だったので、お昼はカロリー抑えめに。

帰りは小田急バスでした。
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バスのチケットは、桃源台ロープウェイの建物の中の受付で買えました。
桃源台から乗ったのは、私一人・・・。

そういえば、桃源台のバス停の路線図には・・・。

「国際線ターミナル」の文字がありました。
2020年3月に「第3ターミナル」に改名されたら、これも書き換えなければなりませんね・・・。

バスの中では爆睡。
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お昼の16時ごろ、羽田空港国際線に帰ってきました。
わざわざ羽田に帰らなくても、家に帰ればよいのですが、終点まで乗らないと気が済まない性格なので。

というわけで、羽田空港から行く1泊2日の箱根バス旅でした。
飛行機のみならず、バスでも色々なところに行ける羽田空港からの小旅行。
物好きな方は是非どうぞ。

2020年に向けての羽田空港改造工事の様子をまとめてみた2018/03

2018/03/18
平昌パラリンピックが閉幕して、いよいよ次は2020年の東京オリンピックに注目が集まろうとしている今日この頃。
羽田空港では、2020年に向けて空港設備の増強工事が各所で行われています。

最新の記事はこちらをどうぞ。
2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

2018年3月現在、「むむっ」では済まされないレベルの大規模な工事が行われているのは、以下の3か所。
羽田空港工事現場

  • A : 第2ターミナル南側の国際線施設増設工事
  • B : 国際線ターミナル増床工事
  • C : 国際線ターミナルの隣接地(第2ゾーン)のホテル等の建設工事

以上が「羽田空港3大工事エリア(←勝手に命名)」となっています。
では順に見ていきましょう。

第2ターミナル南側の国際線施設増設工事

久しぶりに空港リムジンバスの車窓から、工事の様子を眺めてみました。
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ショベルカーが何台も投入されて、地面を掘り返していました。
クレーン車もあり、いよいよ工事本番という感じです。

旧国際線暫定ターミナル方面。
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こちらも、ショベルカーがリレー方式で掘った土砂を掻き出しています。
まるで徳川の埋蔵金を発掘しているかのような・・・というネタが分かる方は私と同世代。

工事エリアの囲いには・・・。
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第2ターミナル増設部の完成予想図の絵がありました。
本当にここに国際線施設(税関、イミグレ、検疫施設など)が出来るのか、まだ想像ができません・・・。

この工事の詳細については、以下の過去記事をどうぞ。
羽田空港第2ターミナルに新設される国際線施設の完成イメージ図登場の編

完成予想図の隣には・・・。
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「第2ターミナル国際線施設 2020年3月頃供用開始予定」
との掲示もあり。
2年後の完成を気長に待つことにしましょう。

国際線ターミナル増床工事

お次は国際線ターミナル。
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こちらは2018年2月から本格的に工事が始まりました。
2020年の国際線増便に合わせて、3Fのチェックインカウンターも増やさなければ!ということで、写真奥に見える国際線ターミナル本館を増築しようとしています。
ただし、まだターミナルビル本体の工事には着手していない模様。

工事区画には、クレーン車とショベルカーが搬入され・・・。
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こちらも基礎工事的なものが行われている模様。

掲示によると「2019年12月末完成予定」とのこと。
そのうちこのガラス張りの部分も工事の囲いに覆われることでしょう。
3Fの出発ロビーが広くなるのと同時に、2F到着階(ビックカメラ・国内線乗り継ぎのあたり)も広くなることになるので、今後どのようになるのか注目です。

国際線ターミナル隣接地のホテル等建設工事

こちらは、国際線の駐車場からの眺め。
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多摩川沿いに幹線道路が移設され、その道路と国際線ターミナルの間にある「第2ゾーン」と呼ばれる空き地で工事が行われています。
ここにはホテル3棟の他、「温浴施設」「飲食施設」「物販施設」など色々なものが出来る予定。
飛行機に乗らない人でも楽しめそう、ということで注目のエリアです。
こちらは2020年6月までに開業予定とのこと。

多摩川に目をやると・・・。
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河の中ほどで工事してるっぽい雰囲気を醸し出しています。
ここには対岸の川崎市とを結ぶ橋が建設される予定とのこと。
この橋ができれば、大師橋まで迂回しなくても対岸に渡ることができます。

この「羽田空港第2ゾーン」工事エリアについての詳細は以下の過去記事をどうぞ。
夏休み特別企画・羽田空港国際線のお隣に何が出来る?の編

というわけで、2020年に向けてさらに成長を続けていく羽田空港なのでした。

新宿発・羽田空港行きバス乗り場が、新南口にオープンした「バスタ新宿」に移転。早速見に行ってきたの編

2016/04/04
本日、新宿駅新南口に開業した、巨大バスターミナル「バスタ新宿」
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「バスターミナル」だから「バスタ」。
安易なネーミングですが、かえって覚えやすいです。
ちなみに「バスタード(bastard)」だと「くそったれ!」の意味のスラングになりますので、欧米人に対して「ユー、バスター!」とか言わないようにしましょう。

場所はどこにあるの?

会社を早めに抜け出し、本日オープンしたばかりの「バスタ新宿」に寄ってみました。
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JR新宿駅南口の甲州街道を挟んだ対面(新南口)にあります。

地図的にはこのへん。
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今まで新宿駅周辺に散らばっていた、日本各地へ向かう高速バス乗り場を、この1か所に集約しましたーというもの。
その運行本数たるや、なんと1日1600便以上。
まさにここから日本全国津々浦々に行ける、巨大ハブ・バスターミナルが誕生したのです。
西口や東口からはやや遠い場所にあるので、賛否両論あるところでしょう。

羽田行きはほぼ全便が「バスタ新宿」に移転。一部例外に注意

これまで新宿駅西口から発着していた羽田空港行きのリムジンバス乗り場も、基本的には、この「バスタ新宿」に移転されます。
だからと言って、今までの新宿駅西口24番バスのりばが廃止されるのかというと、そうではありません。
チラシによると、23時台に新宿を出発する一部の便は、今まで通り、西口24番のりば出発になるとのこと。
また、羽田空港国際線を深夜1:00/1:40/2:20に出発する深夜バスも、西口24番のりばを経由してバスタ新宿にまで乗り入れるようになるとのこと。
ただし、新宿を4:00に出発する羽田空港行きの早朝バスは、バスタ新宿に停留所が変更になるため、西口24番のりばには立ち寄らなくなるとのこと。
ややこしいですねえ。

バスターミナルは4階に

バスターミナルへの入口は四方八方にあります。
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新南口改札の目の前にあるエスカレータだと、一気にバスターミナルのある4Fまで上がれるのでオススメです。
もちろん、甲州街道側からもエスカレータ、エレベータもあり。

4Fに到着。
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こちらが、バスターミナルの入り口。
お~、思ったよりも明るい雰囲気ではないですか。
出来立てのビルの匂い?がして、ワクワク感が高まります。

中に入ると、すぐに案内カウンターがあり。
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明るくてオシャレな感じ。
今までの、暗くてどんよりした感じの「昭和のバスターミナル」の雰囲気とは全く違って、近代的です。
なかなかイイ感じではないですか。

マスコミ様の姿もあり。
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この開業当時の様子は、各種メディアで多数報道されました。

待合室へ突入。
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えらい沢山の人々で満杯です。
利用者の数に対して、待合室が狭すぎるような。
今ですらこんな状態だとすると、ゴールデンウィークはどうなってしまうのか・・・。

出発案内版。
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ひっきりなしにバスが出発していきます。
尋常じゃない本数です。
ここから日本中のいろいろな場所に行けるんだー、と思うと何だかワクワクしてきました。

バスの乗車券売り場。
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今まで、バス会社ごとにあちこちに分散していたチケット売り場が統合されて、便利になりました。
これによって、かなり乗り継ぎが楽になります。
たとえば

  • 日本各地から、深夜バスでバスタ新宿へ行き、羽田空港から海外へ
  • 海外のお客さんだったら、羽田からバスタ新宿へ行き、夜行バスで宿代を浮かせつつ地方へ移動

などなど、使い方は色々で夢が広がります。

自動券売機もあり。
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英語、繁体字、簡体字、ハングルにも対応。

買わないけと、券売機をいぢってみる。
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予約した乗車券の受け取りや、翌日以降の乗車券も買えるというスグレモノです。

こんなように、日本全国へのバスのチケットが買えるみたい。
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「信長の野望」みたいな画面。
すべてのバス会社のものが買えるのかどうかは不明・・・。
ともあれ、沢山の会社の購入システムを統合したのは素晴らしいです。

ただし羽田・成田空港行きの自動券売機は別になっています。
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窓口でも購入可能。

4Fの案内図。
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緑色の部分が待合室。
左の灰色の広い区画がバスの停車場です。
右の青い部分は「ニュウマン(Nowoman)」という商業施設。

もちろんトイレあり。
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出来立てなので、ホテルなみにメチャキレイです。

自販機はあるので、飲み物は調達可能。
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でも、近くにコンビニやカフェがないのが不便・・・。

2016/11/19追記:
コンビニ(Family Mart)がオープンしたとのこと

コインロッカーもあります。
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あと、身支度を整えられる着替えルームとかもあったらいいのになー。

窓の外には、JRの線路が広がっています。
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鉄道マニヤにはたまりません。

では、バス乗り場へ。
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バス停の数は全部で12箇所 (A1~A3, B1~B3, C1~C3, D1~D3)。
いろいろな会社のバスが、ひっきりなしにドンドンやってきます。
バスマニヤにはたまりません。

羽田空港行きは、「A1」乗り場 (2016/4/4時点)
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A1は、羽田行き専用というわけではなくて、館山、青森県・弘前、盛岡、金沢行きなどなど、色々な行き先のバスが約10分毎に出ています。
近くにはバスの管制室があり、無線でドライバーさんに忙しく指示を出していました。
これだけ沢山のバスを、滞りなく発着させているのはスゴいことです。

各バス停の天井には、大型の液晶案内ディスプレイあり。
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各国語対応で分かりやすいです。
ちゃんと屋根があるので、雨の日でも濡れずにバスに乗れるようになりました。
ここから羽田空港までは22km、渋滞が無ければ所要約30分。
運賃は大人1230円(小人620円)。
深夜早朝便は大人2000円(小人1000円)です。

ついでにバスターミナル周辺も偵察

バスターミナルに隣接して「Newoman(ニューマン)」なるオシャレなお店が併設されています。
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女性向けな服飾店が主です。
高速バスのお客さん向けのコンビニとかお土産物屋とかはない・・・。

Newomanの店内のご案内板。
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英語表記のみで、何を売っているのかよく分からない・・・。
(たぶん服)

あまり面白くないので、バスターミナルの一つ上の階(5F)に上がってみることに。
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オフィスビルの入口っぽいとこから、さらに上に向かうエスカレータあり。

上った先の6Fにオシャレなレストラン発見。
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ROSEMARY’Sというお店。
パスタもあり。
「バスタ」で「パスタ」が食べられます(爆笑)。

今度はバスターミナルの一つ下の階(3F)へ下りてみる。
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タクシー乗り場あり。
こちらは人が少なくて閑散としています。

同じく3Fには観光案内所もあり。
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大型ディスプレイやipadを使った観光案内など、かなり立派な設備が充実しています。
無料WiFiや、両替、荷物の配送サービスなどもあり。
着物を着用している係員さんもいて、結構お金がかかっている感じです。
でも、バスターミナルから離れている&宣伝不足のためか、利用者の姿は少ないです。
モッタイナイ。

2Fの甲州街道に面した部分の飲食店(FOOD HALL)はまだ工事中。
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4/15(金)オープンとのこと。

隣接する商業施設「Newoman(ニューマン)」の1Fへ。
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今話題の「ブルーボトルコーヒー」がありました。
真ん中のカウンターで、店員さんがサイフォンを使って咖啡を抽出しています。
このときも20人ぐらいの行列ができていました。
人気なんですねえ。
営業時間は8:00-22:00とのこと。

こちらは2F甲州街道に面している、バスの出入口。
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ここから4Fのバス乗り場まで、複雑な建物内をバスが上り下りしています。
一般車両は進入禁止。

対面のミロードには、バスタ新宿の開業を祝うメッセージが掲げられていました。
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「ミライナタワーとバスタ新宿開業おめでとう!新しくなったミロードにも遊びにきてね!」
とのこと。
というわけで、以上、新宿新南口に新たにオープンした巨大バスターミナル「バスタ新宿」のレポートでした。

簡単にまとめ

<良い点>

  • 新宿駅周辺に散らばっていた高速バス乗り場が1箇所に統合されて、特に空港への乗り継ぎが便利に
  • チケット売り場も統合されて分かりやすくなった
  • 待合所に屋根があって雨の日も安心
  • 出来立ての最新設備でキレイ
  • 新宿駅新南口から直結で近くて便利

<イマイチな点>

  • 待合室が狭い(そこそこ広いけど、利用者が多すぎるので)
  • 新宿駅西口・東口から遠い(なおかつ道中混雑している)
  • 近くにコンビニや時間をつぶせるカフェがない(もちろん街中にはあるが、デカイ荷物を持ってウロウロできないし)
  • 隣の「Newoman」がオシャレすぎて、高速バスターミナルのニーズとマッチしていない感じ

ということで、画期的な施設ではあるものの、マイナス点もいくつか見受けられ「惜しい!」といった感じです。
今後どのように発展していくのか、期待したいと思います。

オマケ情報

「バスタ新宿」発着の深夜・早朝バスをご利用の方にオススメ宿泊施設のご紹介です。
この「バスタ新宿」から1Fに降りて、東へ徒歩2分程度の場所にあるこちらのカプセルホテル。

豪華カプセルホテル 安心お宿プレミア新宿駅前店(楽天トラベル)
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バスタ新宿からほど近く、1泊約5480~6180円で泊まれるプレミアムなカプセルホテルとのこと。
ただし男性専用・・・。
本ブログでも、後日、その使用感をレポートしてみたいと思います。

詳細はこちら
豪華カプセルホテル 安心お宿プレミア新宿駅前店(楽天トラベル)

年末特別企画・羽田空港今年の重大ニュース2015

2015/12/27
クリスマスも終わり、2015年も残すところあと僅かとなりました。
時間が経つのは早いものですねえ。
さて、今回は年末特別企画として、本ブログが勝手に選定した「羽田空港・今年の5大ニュース」をお送りします。
羽田空港の出来事を通して、2015年がどんな年だったかを振り返ってみたいと思います。

第1位・訪日外国人客の爆増

2015年の流行語にもなった「爆買い」に代表される訪日客の急増。
日本の玄関口の1つである羽田空港は重要な役割を担うことになりました。

2015年の1年間で、新規に7社の航空会社が羽田国際線に定期便を就航開始。
羽田空港国際線・香港ドラゴン航空の深夜便就航の編
羽田空港国際線・カンタス航空、羽田就航の編
羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編(春秋航空)
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編
羽田空港国際線・天津航空の天津-羽田深夜便就航の編
羽田空港国際線・吉祥航空の上海-羽田深夜便就航の編
羽田空港国際線・中国南方航空の羽田-広州線就航の編

2015年12月現在で合計33社が羽田空港国際線に就航しています。
その結果、羽田空港は沢山の訪日外国人で大賑わい。
かつては、中国人・韓国人が殆どだったのが、欧米系・アラブ系など多種多様な訪日外国人の姿を見ることが多くなりました。
また、繁忙期には出発ロビーに保安検査待ちの大行列ができることもしばしばです。
羽田空港国際線・朝8時から9時にかけての保安検査場の混雑状況2015年2月
金曜夜の羽田空港国際線の保安検査場の混雑具合を考察するの編

その所謂「インバウンド需要」を享受しようと、国際線ターミナル内には家電量販店「ラオックス」や「マツモトキヨシ」の免税品店が進出。
祝・羽田空港国際線開業5周年「ガチャポン・トラベルチャンス」と、ラオックス・マツキヨが開店の編

到着ロビーには、パナソニックの炊飯器のショールームが期間限定で出現したりもしました。
羽田空港国際線・到着ロビー中央にPanasonicの「おどり炊き」登場の編

この訪日外国人ブーム、果たして2016年も続くのかどうか・・・?

第2位・LCCピーチの羽田-台北桃園線の就航

日本で最も繁盛しているLCC (Low Cost Carrior 格安航空会社)ピーチアビエーション。
日本のLCCとしては初めて羽田国際線~台北桃園空港の夜行定期便を就航開始しました。
この初便の運航の様子は、各種マスコミに取り上げられて話題になりました。

金曜夜の会社帰りに羽田を出発し、月曜の早朝に羽田に戻ってくるという「週末弾丸台湾」や、「日帰り台湾旅行」がお手頃な価格で可能に。
「ちょっと小籠包食いに台湾いってくるわー」みたいに、国内旅行感覚で海外旅行に行ける時代になりました。
さらに2016年2月からは、羽田-ソウル線の運航も開始するとのこと。
2016年は、羽田からさらにLCCで行ける場所が増えると良いな~。
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編

第3位・羽田空港深夜アクセスバスの増便

発着枠の限界が囁かれている羽田空港ですが、深夜早朝時間帯の発着枠はまだ余裕があります。
その理由の一つが、深夜になると電車やバスなどの公共交通機関が運行されなくなるため、とされています。
その状況を打破すべく、国土交通省は2015年4月と10月に羽田空港と横浜・新宿・渋谷等主要都市間を結ぶ深夜バスの増便を主導。
これにより終電後に羽田に到着する便の利用者の利便性が向上しました。
国土交通省、久しぶりにGood Jobです、というか、やっと諸外国の空港に追いついてきた感じです。
2016年は、さらに羽田への深夜便の就航を開始する航空会社が増えるかも?です。
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大
2015冬ダイヤに合わせて羽田空港の深夜バスがさらに増便の編
羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法

第4位・ANAの「荷物自動預け機」導入開始

2015年7月、国内線第2ターミナル(ANA)に突如出現したANAの「荷物自動預け機」。
その近未来的な外観にビックリして第4位に認定しました。
一方JALは「人海戦術」で対抗?
2016年の展開が楽しみです。
羽田空港国内線第2ターミナル・出発階にANAの荷物自動預け機が登場の編
羽田空港国内線・ANAとJALの「手荷物預けサービス」合戦の編

第5位・「はねだ江戸祭り」定着?

2014年8月の国際線「はねだ日本橋」商業ゾーンの開業と共に、第1回が行われた「はねだ江戸まつり」。
2015年は、お正月、ゴールデンウィーク、お盆の合計3回の「はねだ江戸祭り」が行われ、大盛況でした。
江戸の町人に扮する劇団員さんの盛り上げや、華やかな「花魁道中」が楽しいイベントです。
羽田空港国際線・夏だ!はねだ江戸祭り2015に行ってみようの編

2016年はマンネリ化しないように継続できるかどうかが課題です。
2016年のお正月も1月1日から3日まで実施予定。
お正月は羽田空港国際線に初詣?

***

というわけで、2015年・羽田空港重大ニュースでした。
2013年の国際線拡張工事の完成、2014年の「はねだ日本橋」ゾーンの完成に比べると、空港施設そのもののにあまり大きな変化はない一年でした。
そのかわり、訪日客の急増やLCCの台頭など、羽田を取り巻く環境が大きく変わった一年となりました。

羽田空港周辺のホテル建設計画いろいろ

2015/12/05
最近の訪日外国人客の増加に伴い、深夜・早朝便の就航が増えている羽田空港国際線。
羽田空港周辺のホテルの稼働率も高く、特に休前日などは満室になっているケースが多くなっています。
そんな中、羽田周辺では密かに?ホテルの建設計画が進行中。

ホテル建設予定地その1が、こちら。
HND_2015NOV_048_R30
穴森橋を渡ったところにある、京急バス羽田第2車庫(地図は後述)。
ここに全313室の「京急EXイン 羽田(仮称)」が2017年度にオープンするのだとか。
プレスリリースはこちら

一応、京急バスの駐車場になっていますが、人はあまりいないようです。
HND_2015NOV_050_R30
まだ工事が始まっている感じはありませんが・・・。
本当にここにホテルができるのだろうか?
上の写真の駐車場の奥の方は、運河を挟んですぐ羽田空港の敷地となっています。
でも確かにここにホテルが出来れば、羽田空港国際線へも車で5分ぐらいで到着できて便利そうです。
完成すれば、以前にレポートした「ホテルマイステイズ羽田」を抜いて(空港併設のホテル以外で)ダントツで羽田空港に近いホテルになります。

もう1箇所のホテル建設予定地その2はこちら。
HND_2015NOV_053_R30
こちらはすでに鉄骨が組まれて建設が進行中の様子。
ホテルJALシティ羽田東京から50メートルほど蒲田よりの土地です(地図は後述)

ここには「羽田旭町ホテル(仮称)」が、全103室で2016年9月に開業予定とのこと。
プレスリリース(pdfファイル)はこちら
HND_2015NOV_006_R30
工事現場の掲示によると、鉄骨造・地上8階・地下1階建てとのこと。
土地があまり広くないので、ややこじんまりとした感じです。
以前はペットショップのような建物があった場所ですが、倉庫のような古い建物が残ったまま売りに出されていた土地でした。
現在の所有者は「空港施設株式会社」で、これを「オリックス不動産」が貸借しホテルを運営するとのこと。
オリックス不動産は、お隣の「ホテルJALシティ東京羽田」も運営しています。
ここの場所も羽田空港へは車で10分ほどで行ける場所なので、深夜早朝便の前泊・後泊の需要が見込めそうです。
この訪日ブームが末永く続くよう、平和な世の中であり続けてほしいものです。

各ホテル建設予定地の場所の地図はこちら。
羽田ホテル
A : 京急EXイン 羽田(仮称) 建設予定地
B:羽田旭町ホテル(仮称)建設予定地
J:ホテルJALシティ東京羽田
M:ホテルマイステイズ羽田
H:羽田空港国際線ターミナル

羽田周辺のホテル宿泊体験記はこちらをどうぞ。
羽田空港内の宿泊施設の体験記

羽田空港の今昔・ターミナル開館60周年記念写真展開催中

2015/05/24
羽田空港国内線第1・第2ターミナルの出発ロビーでは、昔の羽田のレトロな写真を絶賛展示中。
HND_2015MAY_DSC08758_R
先日の2015/05/20に、羽田空港はターミナル開館60周年を迎えたとのこと。
その記念イベントとして写真展が地味に行われています。

第2ターミナルでは、中央の吹き抜けの2F/3Fの手すりの部分にも写真が展示されています。
HND_2015MAY_DSC08748_R
全て異なる写真、というわけではなく、チェックインカウンターの上にデカデカと掲示されているものと同じ写真が吹き抜けにもあったりします。

お気に入りの1枚。
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昼間っから飛行機を見ながらビール!
今も昔も人々がやっていることは変わりません。

第2ターミナルの2F吹き抜け部分では、時系列に写真が展示されているのでお勧めです。
HND_2015MAY_DSC08778_R
1955年の羽田空港ターミナル開館当時の写真もあり。
まだ一部がアメリカ軍の占領下だった当時の様子がしのばれます。

ウィキペディア先生によると、今の羽田空港が民間航空専用空港の「東京飛行場(羽田飛行場)」として正式に「開港」したのは、戦前の1931年8月25日とのこと。
その後の1955年5月、戦後の日本の経済発展と共に航空旅客需要が増大したため、今の国際線ターミナル西側のB滑走路南端付近に初代の旅客ターミナルが「開館」したとのこと。
今回の写真展は、この初代旅客ターミナル「開館」の60周年を記念してのイベントということになります。

1960年台の出発ロビーにあったらしい「別れの窓」
HND_2015MAY_DSC08780_R
ガラス越しにお話しができるように穴が空いています。
私はまだこの世に存在していない時のこと。
こんな時代があったんですねえ。

1980年台になると、カラーの写真が多くなってきます。
HND_2015MAY_DSC08783_R
エールフランスのコンコルドとか、何もかもみな懐かしい(実物は見たことがありませんが・・・)。
私が生まれて初めて羽田空港に訪れたのはたぶんこの頃。
が、当時の記憶はほとんどありません。

到着階に向かうエスカレータの両脇にも展示されています。
HND_2015MAY_DSC08789_R
第1ターミナル側も、ほぼ同様な展示内容となっています。

最近の羽田は国際線の増便などで注目されていますが、それは羽田の歴史のほんの1ページに過ぎず、私が生まれる前から深い歴史を歩んできたのだということを改めて感じさせられました。

羽田空港国際線のお土産物屋「EDO食賓館」で空弁販売再開

2015/04/18
桜も散って、だんだん暖かくなってきましたね。
羽田空港の展望デッキでは、飛行機を見ながらお弁当を食べているファミリーの姿が多く見られるようになってきました。

で、こちらは羽田空港国際線・4F江戸小路にある土産物屋「EDO食賓館」。
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2010年の開港当時から営業を続けています。
たまには、お土産物屋にも注目してみよう、という今回の企画。

外国人旅行客の皆様は、たくさんお買い物をすると消費税が免除される制度のご案内。
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いいなー。
私も外国人になりたい。

店内にはJAPANならではのお土産がいろいろです。
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こちらは「富士山キットカット(ストロベリー・レアチーズ風味)」
キットカット・マニヤにはたまりません。

こちらは、以前の記事でご紹介した「羽田空港国際線ターミナル限定・バター&チョコクッキー」
HND_2015APL_DSC06906_R
京急線近くのセブンイレブンだけでなく、ここでも販売していたんですね。
しかも20枚入り(500円)だけでなく、42枚入り(1000円)のビッグサイズも絶賛販売中。

で、今回の注目はこちら。
HND_2015APL_DSC06907_R
ここ数年、国際線では販売されなくなっていた「空弁」の販売が復活しました。
さすがに国内線ほど種類は多彩ではありませんが。

かつて2010年の国際線ターミナルオープン当初、国際線でも国内線と同じように空弁を販売していました。
当時は完成したばかりのターミナルが多くのメディアで取り上げられたため、多くの「見物客」による空弁需要があったのでしょう。
が、そんな国際線ターミナルも、時間が経つにつれて、次第に見物客の足が遠のいてくることになります。
見物客ではなく、ガチで国際線に乗る人にとっては、国内線よりも厳しい手荷物検査があるし、荷物は多いし、機内食が出たりするので空弁の需要が少ないわけです。
そのため、ここ数年の間、国際線ターミナルでは空弁は販売されなくなってしまったのでした。

そんな中、突然の空弁販売の復活。
なぜゆえに?
たぶんですが、「気候が温かくなってきて国際線の展望デッキでお弁当を食べる人が増えてきた」ということなんでしょうかねえ。
あと最近は、2014年3月にオープンした国際線の多目的ホールでコンサートなどが行われたりして、飛行機に乗る以外の目的で空港を訪れる人々が増えている印象を受けます。
そんな人々の空弁需要が高まってきたのかもしれません。
(個人的には香港エクスプレス航空のような機内食が出ないLCCの搭乗口近くで空弁を販売してほしいです・・・)

以上、羽田国際線と空弁に関するどうでもいい考察でした。

羽田空港国際線・終電を逃してAM1:00発の深夜バスに乗って横浜万葉倶楽部に宿泊してみたの編

2015/04/04
前回の記事で、深夜の羽田空港国際線にて就航したばかりの香港ドラゴン航空の機体を追いかけていたところ・・・。

終電を逃しました。
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まあ、そういうこともあろうて。

終電が無くなった0:25ごろの2F到着ロビーの様子。
HND_2015APL_DSC06733_R
結構多くの人々で賑わっています。

なぜなら、今夜は終電に間に合わなかった遅延便が2便あるためです。
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クアラルンプールからのエアアジアX(D7・522便)が、22:30着予定だったのが0:32着。
香港からの香港ドラゴン航空KA396便が、23:15着予定だったのが0:36着。
これらの便を使う予定のある方は要注意ですねえ。

タクシー乗り場は外国人の人々で賑わっています。
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もう電車がないし、バスも不案内なので、お金にモノを言わせてタクシーで、という作戦。

そんな中、今回私が利用したのが、京急リムジンバス・横浜行きの深夜バス。
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羽田空港国際線をAM1:00出発し、横浜駅東口YCATを経由して、みなとみらいのホテル地区と横浜のスパ施設「万葉倶楽部」行きです。
料金は1030円。
時刻表はこちら
京浜急行バスのページ

「万葉倶楽部」は、横浜のみなとみらい地区にある簡易宿泊が可能な24時間営業のスパ施設です。
取りあえず深夜バスで空港を脱出して、横浜のスパに一泊して帰ろう、というわけです。

チケットは、到着階のカウンターでも買えますし、バスのりばの自動券売機でも購入できます。
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深夜料金のため、お値段は通常料金の2倍。

横浜行きのバスのりばは7番。
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お客さんもそこそこいて、大体15人前後でした。
お客さんの数は深夜の遅延便の便数次第、といったところでしょうか。

AM0:55ごろ。
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横浜方面行きの深夜バスが到着。
荷物をトランクルームに預けることが可能。
荷物を預ける場合は、係のおじさんに行き先を根掘り葉掘り聞かれます。
(行先によって、荷物を格納するトランクが異なるため)
万葉倶楽部まで行く場合は、「カップヌードル・ミュージアム前まで!」と告げればOKです。
「万葉倶楽部」というバス停ではないのでお気を付けくださいませ。

AM1:00ごろ。
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十数名のお客さんを乗せて、羽田空港国際線を出発~。

同時刻に、品川行き、豊洲・一之江行き、渋谷・二子玉川行きのバスも出発します。
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それぞれのバスがぞれぞれの目的地を目指して、深夜の都内を疾走します。

深夜の羽田空港・B滑走路付近。
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沢山のお泊り飛行機が絶賛駐機中。

横浜方面行き深夜バスは、湾岸線経由ではなくて、首都高横羽線経由で横浜に向かいます。
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国内線には寄らないので、こっち経由のほうが早いのだろうか。

およそ30分ほどで、横浜駅東口(YCAT)に到着。
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ここで降りて、「スカイスパYOKOHAMA」とかマンガ喫茶で夜を明かすという手もありますが、キャパが小さい&混雑しているのであまりオススメしません。

当時の体験記はこちら
羽田空港国際線から横浜行きの深夜バス最終便に乗ってみたの編2014

昼間の横浜行きバスはここYCATが終点ですが、この深夜バスはこの後さらに、
・JR桜木町駅
・ロイヤルパークホテル
・横浜ベイホテル東急
・ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(パシフィコ横浜)
・国際橋・カップヌードルミュージアム前(横浜みなとみらい万葉倶楽部)
にまで行きます。
万葉倶楽部へは終点まで乗ればOK。

AM1:45ごろ。
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終点のカップヌードルミュージアム前に到着。
ここで降車したのは、私の他に老夫婦1組のみ。

当然、深夜なのでカップヌードル・ミュージアムは絶賛閉館中。
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目的地はここではありません。

道路を渡った向かい側に「横浜みなとみらい万葉倶楽部」があります。
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カップヌードル・ミュージアムからだと、それと分かる看板が見えないので、やや分かりにくいかも。

こんなような和風なデザインの柱に「万葉の湯」と書かれているのが目印。
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深夜なので、ひっそりと静まり返っています。

こちらが入口。
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フロントはエレベータで上がって7Fにあります。

入館料は大人2500円+深夜3時以降滞在で1600円追加で4100円です。(2015/04現在)
朝9時以降滞在の場合は、1時間あたり190円追加とのこと。
翌朝10時以降12時まで滞在したい場合は、「オーバーナイトAプラン」を選べば合計4300円になります。
(上記とは別に消費税と入湯税100円がかかります)
ホテルに宿泊するよりは安上がりです。
館内着・タオル・バスタオル付きですので、スーツケースの中をゴソゴソする必要もありません。

受付で館内の利用方法の説明を受けて、ロッカーキーを受け取り中へ。
男女別のロッカールームの手前で、館内着の甚兵衛or浴衣を選び、自分のロッカーに持ち込みます。
タオル&バスタオルは、ロッカールーム内に大量に積まれていますので、自分で自由に持っていきます。
まずは自分のロッカーで服を脱いで浴室へ行き、露天風呂などに浸かって疲れを落としましょう。
大江戸温泉のような天然温泉はありませんが、湯河原の温泉水を強引にタンクローリーで運搬してきたという露天風呂や、サウナ風呂があります。

風呂上り後は、お食事処(男女共通)で激しくビール可能。
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ぶふぁー。
このお食事処、24時間営業なのがありがたいです。
もちろん朝は朝食もやっています。

夜3時半ごろ。
酔っ払って激しい睡魔に襲われましたので、そのまま大量のテレビ付きリクライニング・チェアが並ぶリラクゼーション・ルームへ。
かなり大きな施設なので、金曜の夜でも空席が潤沢にあり、余裕で寝床を確保できました。
カプセルルームや客室もあり(使ったことありませんが)。
イビキでウルサイおっさんの近くは避けて、できるだけ静かな一角のリクライニング・チェアにて就寝。
なお館内はWifiも使用可能です(パスワードはスタッフーに)。

というわけで、羽田で終電を逃した後の万葉倶楽部宿泊レポートでした。
横浜YCATにあるスカイスパYOKOHAMAは駅に近い&狭いこともあって、祝前日は人で一杯になってしまうのに対して、万葉倶楽部は駅から遠い&広いので、楽々と寝床を確保できるのがポイント高いです。
あと、ファミリーで利用できるのも利点の一つかと思います。
羽田国際線AM1:00発の深夜バスに間に合えば、このような選択肢もアリかと思います。

ちなみに屋上の展望足湯からは、目の前にランドマークタワーや大観覧車が見られて眺めもよいです。
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深夜なので、ライトアップは終わっていますが・・・。

詳細はこちら。
横浜みなとみらい万葉倶楽部・公式サイト
横浜みなとみらい万葉倶楽部・楽天トラベル(口コミ、客室予約など)

羽田の深夜バスの情報はこちら
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大

羽田空港国際線・香港ドラゴン航空の深夜便就航の編

2015/04/03
先月末より、香港ドラゴン航空の深夜便が羽田に就航したとのことで、早速会社帰りに羽田に見に行ってみました。

夜10時ごろ、羽田空港国際線出発ロビーに到着。
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香港ドラゴン航空のカウンターはLカウンター。
まだ搭乗手続きは始まっていない様子。

出発案内板。
HND_2015APL_DSC06607_R
1:45発・香港行きの香港ドラゴン航空KA397便が加わりました。
羽田出発時刻が最も遅い最終便。
香港エクスプレスのUO623便、ANAのNH839便(土日月)に次ぐ3社目の香港行き深夜便になります。
競争が激しくなってきました。
この便を使えば、金曜の夜に出発し、土日をフルに使って香港に滞在し、日曜の深夜に戻ることも可能。

KA397便の出発時刻1:45に対して、チェックイン・カウンターは23:15より開始とのこと。
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搭乗時刻の2時間半前からオープン、ということのようです。

香港ドラゴン航空も自動チェックイン機に対応している模様。
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預け荷物がなければ、カウンターがオープンしていなくても、これでチェックインして出国エリアに入れるはず。
香港ドラゴン航空はone worldなので、JALの上級会員ならJALラウンジも使用可能です。
ビジネスクラス搭乗者は、羽田に最近できたばかりのキャセイのラウンジを使えるとのこと。
いつかは私も利用してみたい・・・。

国際線5Fの「AIRLINE’S AIRPLANE」 ギャラリーへ。
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羽田に定期便運航中の航空各社の航空機の模型が展示されています。

航空会社名のアルファベット順に展示されているのですが・・・。
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デルタ航空の次がエミレーツになっており、香港ドラゴン航空の模型の姿はまだ見当たらず。
発注中?

こちらは深夜の展望デッキ。
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航空機の垂直安定板に書かれた航空会社のマークの説明があります。

こちらには、めでたく香港ドラゴン航空が追加されました。
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27社目の就航になります。
残る枠はあと1つ!?

23:15前。
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Lカウンターにて、香港ドラゴン航空・香港行きKA397の搭乗手続き開始。
この日(4/3)は、中華圏は「清明節」でお休みということもあってか、普通語を話す中国人富裕層の姿が多く見られました。

こちらはライバルの香港エクスプレス航空のカウンター。
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こちらのほうはお客さんが少ないような・・・。
閑散期のせいかもしれませんが、深夜の香港便もやや供給過多になってきた感じです。

到着階2Fに下りてみます、
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こちらは深夜着便のお迎えの人々で混雑中。

到着案内板。
HND_2015APL_DSC06653_R
今宵の香港ドラゴン航空KA396は、23:15羽田着に対して、1時間以上遅れて0:19着予定とのこと。
ありゃー、これじゃ終電にも間に合いませんねえ。
実際はもっと遅れて0:30ごろに羽田に到着していました。
これだと、1:00発の深夜バスにも間に合わないので、乗客の皆様におかれましては羽田での夜更かしを余儀なくされた方もいたことでしょう・・・。

23:30ごろ。
香港ドラゴン航空のA320の到着を出迎えるべく、展望デッキへ。
HND_2015APL_DSC06657_R
深夜出発便ラッシュのため、駐機場は満杯です。

香港ドラゴン航空の駐機場はサテライトの145番スポット。
残念ながら、展望デッキからはサテライトの駐機場(141~148番スポット)は見えません。
が、この日は深夜の南風運用のため、D滑走路(RWY23)に着陸するはず。
ということは、着陸後、国際線の展望デッキから見て右手から左手に向かってタキシングしていくはず。
この瞬間を狙うしかありません。

そして深夜の0:30ごろ。
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定刻よりも1時間以上遅れて、香港から到着の香港ドラゴン航空KA397便・A320(B-HSL)到着。
狙い通りの動きで、暗闇の中のA320を撮影することに成功しました。
が、私も終電を逃してしまった・・・(泣)。

というわけで、羽田深夜着の対処法はこちらをどうぞ。
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ

また羽田発着の深夜バスの(2015/04時点での)最新情報はこちらをどうぞ・・・。
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大