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羽田空港・深夜の過ごし方2018 早朝6:35発のキャセイドラゴンKA397便に搭乗するの編

2018/04/28
ゴールデンウィークに羽田早朝6:25発のキャセイドラゴン便を利用した際、久しぶりに深夜の羽田空港国際線に徹夜滞在しました。
羽田空港国際線の深夜滞在レポートの2018年版をお送りします。

羽田空港・深夜滞在の基礎知識

  • 羽田空港国際線ターミナルそのものは24時間オープンしていて徹夜滞在可(第1/第2ターミナルは深夜は閉館するため、基本的には徹夜滞在不可)
  • ただし大部分のお店は閉店しており、オープンしているのは一部のお店のみ
  • 1Fに24時間営業のローソンがあり深夜でも食料など調達可
  • 椅子は各所にあるものの、徹夜滞在を目論む人の方が多いため、繁忙期は満席状態である場合が多い
  • 2016年末ごろから「アームレスト付きの椅子」が増えてきており、横になれる椅子の数が減っている
  • 充電できる椅子もあるが、数が少ないため競争率が高い

夜10時半ごろの羽田空港国際線に到着

羽田空港国際線ターミナルにやってきたのは、ゴールデンウィーク初日前夜の10時半頃。
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羽田発の深夜便で海外へ出発する人々で賑わっています。

出発案内板によると・・・。
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深夜の0時~1時台の出発する便が多くあるのが分かります。
昼間は国内線の便の発着がメインであるため、国際線は深夜発と午前発が多いのが羽田の特徴です。

2016年の年末ぐらいから登場したのが、こちらの「アームレスト付きの椅子」。
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アームレストが邪魔で横になりにくいという強敵です。

ターミナル内の黒い椅子のうち、半分以上がこのタイプのものに置き換わりました。
やや残念ではありますが、深夜のお客さんの数が増えてきて、椅子が足りない状況になっている現在となっては、致し方がないことかもしれません。

では、このアームレスト付き椅子の配置状況を含めて、1Fから順に深夜の様子を見ていきましょう。

静かでコンビニがあり人気の1Fだが・・・

1Fには24時間営業のローソンあり。
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食料や飲み物がお安く手に入るため、旅客のみならず空港関係者の方々でいつも賑わっています。

この日は夜11時時点で・・・。
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既に1Fの椅子は9割ぐらい満席の状態でした。

1Fの椅子はすべてアームレスト付きのものになってしまいました。
それでも器用な体勢で強引に横になっている人もいますが・・・。

参考記事
羽田空港国際線に「アームレスト付き」の椅子が出現の編

シャワールームのある2Fへ

深夜の到着便で賑わう到着階2F。
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終電ギリギリの夜11時台でも多くの便が到着するため、その出迎えの人々等でごったがえしています。

夜11時台の到着ロビーは・・・。
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この日はまだ若干空き席がある模様。
ちなみに、このシャワールーム付近の椅子は今のところ(2018/05現在)、アームレストなしタイプの椅子です。
2Fは半分ぐらいアームレストありの椅子になってしまいましたが、まだアームレストなし椅子が残っています。

終電がなくなる深夜0時ごろになると、ほぼ席が埋まっていました。
ただし、その日の混雑具合は、繁忙期がどうかや遅延便の有無などによって変わるので、あくまでも参考程度ですが。

一応ガードマンや警察の方が一晩中巡回していて、治安は保たれていますが、荷物はくれぐれもお気をつけください。
気になる方は、コインロッカーに預けるか、24時間営業の荷物預け窓口へどうぞ。

この2F到着階の南端にあるのが「シャワールーム」。
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24時間営業ですので、徹夜滞在派にはウレシイ施設です。
ただし1時間1030円とお高いです。

この日はここでシャワーを浴びてサッパリしました。
海外への出発前にリフレッシュできるのはありがたいです。

体験記はこちら。
羽田空港国際線2F到着階のシャワールームを久しぶりに利用するの編2018

シャワールームのお隣にあるタリーズコーヒーも24時間営業。
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カウンター席に電源があり充電できます。
電源席は人気が高いため、こちらもすぐに満席になってしまいます。

意外とオススメの穴場は、バスのりばへ降りる前の2F通路付近の椅子。
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このあたりの黒い椅子には、白い棒のようなものがついています。

これがいわゆる「充電ポール」。
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USBポートとACコンセントがついており、ケーブルや充電器があればノートPCやスマホの充電ができます。
2017年から設置された非常にアリガタイ設備です。
しかしここも競争率が高い・・・

深夜の3F出発ロビーはいつも混雑

そして出発ロビーのある3Fへ。
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こちらは主にチェックイン待ちの人々でいつも満席状態。
やはりこれから出発する人にとっては、アナウンスが聞こえやすい出発ロビーで待ちたいというのが心情。

3Fの一部の椅子にも・・・
3fcs
「充電ポール」があるものの、数が少ないです(10本ぐらい?)
今後の増加に期待しましょう。

3Fのセブンイレブンは深夜23:30まで。
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深夜・早朝時間帯は1Fのローソンをご利用ください。

3Fに限った話ではありませんが・・・。
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「深夜清掃」の案内板が随所にあります。
清掃の際には「ゴォー」という音がしますのでご注意。

同じく出発階3Fは・・・。
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羽田空港国際線ターミナルに併設されている「ロイヤルパークホテル・ザ羽田」のフロント(4F)に直結しています。
宿泊費はかなりお高い(だいたい2万円以上)ですが、かなり稼働率が高いらしい。
ブルジョワな方はどうぞ。

ホテル完成直後に大枚をはたいて宿泊してみた体験記はこちら
羽田空港国際線・ロイヤルパークホテル・ザ羽田の飛行機が見えるプレミアムフロア宿泊体験記

4F江戸小路へ

1F~3Fを見て回って、居場所がなかった場合は4F、5Fを見て回りましょう。
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広々とはしているものの、椅子の数はあまり多くありません。

夜11時を過ぎると江戸小路は閑散。
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江戸小路の殆んどの飲食店は23時ぐらいには閉まります。

ただし最近になって・・・。
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「らーめん・せたが屋」が24時間営業になったようです。
深夜でも外国人の人々で賑わっていました。
ラーメンは世界的に人気のようですねえ。

江戸小路のお土産物屋は・・・。
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22:00でクローズしてしまいます。
他の階にある土産物屋も、23:00で閉まるところが多いです。

4F江戸小路にある赤い長椅子。
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非常に固くて寝にくいので、あまり人気がありません。
どうしようもない時はここで寝るしかないです。

こちらも24時間営業の「カフェ・カーディナル」
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夜でもカレーを頂くことが可能。

かつては店内の一角にフカフカの「ソファ」があり、一部の徹夜滞在マニヤ(?)に人気があったのですが・・・。
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最近になって「椅子とテーブル」に変わり「ソファ」は無くなりましたので悪しからず。
無くなったものはしょうがない。

「カフェ・カーディナル」の近くにある椅子。
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横にはなれますが、石で出来ているのでメチャクチャ硬くて冷たいです。
人通りが多い場所にあるので、ここで寝るのはちと恥ずかしい。

こちらは、柔らかめの椅子。
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幅も広いし、最も快適に寝られるオススメの椅子です。
しかしこのタイプの椅子は数が少なく競争率が高い・・・。

こちらも24時間営業の「茶寮・伊藤園」
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和な感じのテーブル席があり、24時間利用可能。

「ご案内」によると・・・。
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「カフェの利用がなくても、自由にご利用いただけます」
「お年寄りやお体の不自由な方に席をお譲りください」
とのこと。

4Fのおこのみ横丁とはねだ日本橋へ

続いて、2014年8月に拡張オープンした「おこのみ横丁」へ。
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こちらも、赤い固い椅子がちょこちょこあります。
ここも繁忙期の深夜になると満席になってしまいますが。

はねだ日本橋の下にも・・・。
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赤い固い椅子がいくつかあり。
まるで昔の人のように「橋の下で寝る」体験が可能。

こちらの椅子も、泣きたいぐらいに表面が固いものの・・・。
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横幅が広くて寝やすいので、意外と人気があります。
3F到着階が見渡せる場所なので館内アナウンスも聞こえます。
ただし、近くを歩く人々のスーツケースのガーガー音が耳障りかも。

さらにその奥には・・・。
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24時間営業の吉野家があり。
テイクアウトも可能。
深夜の牛丼の誘惑に負けてしまいそうになります。

お隣には24時間営業のモスカフェ。
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中央のカウンター席には電源があり、競争率が高いです。

さらに24時間営業の「羽田食堂」もあり。
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こちらも店内のカウンター席とボックス席に電源あります。
ボックス席付近にはテレビもあり。

以上の「24時間営業店舗3兄弟」の前には・・・。
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テーブル席があり、24時間自由に着席できるようになっています。
横になれる場所はありませんが、ここも穴場的な滞在場所。
いつも牛丼のいい匂いが漂っています(笑)

昼間は賑わっている「はねだ日本橋」も・・・。
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深夜になると閑散。
記念写真を撮り放題です。

橋の上からは・・・。
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ひっそりと静まり返った深夜の出発ロビー全体を見渡すことができました。

「はねだ日本橋」を登った先にも・・・。
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幅広の赤い固い椅子があり。
ここも、深夜になると人で埋まっていました。

展望デッキのある5Fへ

国際線の5Fの展望デッキは24時間オープンしています。
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展望デッキが24時間開いているというのは、世界的にも珍しいと思う。
この日はまだ寒く、さすがに屋外で寝ている強者はいませんでした。

深夜の出発を待つ飛行機たちが見えました。
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このあと深夜2時ごろになると、ほとんどの飛行機が出発していまい、閑散とすることになります。

同じく5Fの中央部には・・・。
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黒い椅子が多少あります。
2018/04現在、アームレストがついていないタイプの椅子なので、人気が高いです。

5Fの窓際には、円弧状の固い椅子があり。
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23時半ごろは、まだ若干座れる余地があったものの・・・。

夜2時を過ぎるとほぼ満席になりました。
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幅が狭くて寝にくい固い椅子ですが、強引に横になっている方もおられます。

5Fの物販店ゾーン付近。
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こんなような丸い椅子があるものの、横になると足が飛び出してしまいます。

この日はたまたま5Fの「Expasa Cafe羽田」が深夜特別営業中でした。
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いつもは22:00に閉店するのですが、ゴールデンウィークなどの繁忙期だけ深夜も営業してみているとのこと。
(ただし2:20~3:40は清掃のため閉店)
夜の滑走路の眺められるカウンター席もあるので、要チェックです。

関連記事:
羽田空港国際線5F「Expasa Cafe羽田」の深夜特別営業に遭遇の編

朝4時ごろにキャセイドラゴンの搭乗手続き開始

一通り深夜の館内を偵察し終わった後は・・・

  • 2Fのシャワールームでシャワーを浴びる (1:00ごろまで)
  • 5Fの「Expasa Cafe羽田」で夜食 (2:00ごろまで)
  • 4Fの吉野家前のテーブルに座ってPCを広げる (4:00ごろまで)

と過ごしている間に、あっという間に朝4時となりました。

夜って意外と短いのね・・・。

で、キャセイドラゴンKA397便の出発時刻6:35に対して2時間半前の4:05。
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ようやく搭乗手続きが始まりました。
ついにスーツケースを預けて身軽に!

3Fの中央保安検査場は、ほぼ24時間稼働しているようでした。
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最近は、ピーチやタイガーエア台湾が「2:45AM発」や「5:00AM発」という弾丸深夜便を運航し始めたため、クローズしている時間がほどんどなくなりました。

ただし深夜はお客さんは少ないので、稼働している検査ゲートは2か所のみ。
夜遅くまで勤務ご苦労様です。

この後は保安エリアに滞在後、なんとか無事に香港へと旅立つことができました。HND2018APL1067R
もうメチャクチャ眠かったです・・・。
体力のある若い人向けのプランですかね。

なお、KA397便ご利用の方で、ラウンジが使えて機内預け荷物がない身軽な方は、保安エリア内の24時間営業のラウンジ「TIATラウンジ」で夜明かしするという荒業(?)もあります。

参考記事:
羽田空港国際線・TIATラウンジ(本館)に初潜入して徹夜滞在の編

24時間営業のお店

最後に国際線の出発前エリアで24時間営業しているお店や主な施設は以下の通り(2018/05現在)。

  • 1F ローソン(コンビニ)
  • 2F シャワールーム
  • 2F タリーズコーヒー(カフェ)
  • 4F カフェ・カーディナル(カフェ)
  • 4F 茶寮伊藤園(カフェ)
  • 4F せたが屋(ラーメン屋)
  • 4F すぎのこ(飲み屋)
  • 4F 羽田食堂(レストラン)
  • 4F 吉野家(牛丼屋)
  • 4F モスカフェ(カフェ)
  • 5F 展望デッキ

結構増えましたね。

なお各店舗の営業時間の最新情報は・・・。
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館内にあるこんなようなタッチパネル式の案内板からどうぞ。

なお、保安検査後の制限エリア内には、24時間営業のフードコートがあります。
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あの人気のつけ麺屋「六厘舎」も24時間営業。
深夜・早朝時間帯なら並ばずに頂けます。

キャセイドラゴン航空は、羽田空港の自動チェックイン機に対応しています。
預け入れ荷物がなければ、搭乗手続きを開始が待たずして、自分で搭乗券を発券し、保安エリアに入って夜明かしすることも可能です。

参考記事:
羽田空港国際線・TIATラウンジ(本館)に初潜入して徹夜滞在の編

やっぱりちゃんとしたホテルに泊まりたい方はこちら。
羽田空港周辺の宿泊施設の体験記

羽田への深夜早朝バスを活用してみよう!という方はこちら
羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法

羽田空港国際線・TIATラウンジ(本館)に初潜入して徹夜滞在の編

2018/03/20
春分の日の前日の夜のこと。
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2018年3月1日より運航を再開したキャセイドラゴン羽田発香港行きKA391便(2018/3/25からはKA397便)に搭乗する機会がありました。
その際に、羽田空港国際線の本館側TIATラウンジを初めて利用することができましたので、そのレポートです(やや長いです)。

自動チェックイン機で搭乗券を発券して保安エリアに入り(機内預け荷物はナシ)、出発日前日の夜10時ごろから翌朝の5時半ごろまでの徹夜滞在に挑戦してみました。

羽田発のキャセイドラゴン便が深夜発から早朝発に変更。指定ラウンジがTIATラウンジに

以前の羽田発キャセイドラゴン便は深夜0時~1時台発でしたが、2017/10/29~2018/2/28まで運休となっていました。

2018年3月から運航を再開したものの、何故か羽田6:25AM発(3/25からは6:35AM発)に変更。
それに伴って、指定ラウンジがキャセイラウンジからTIATラウンジに変更となりました。
3:00から6:30ぐらいの時間にキャセイラウンジを開けるわけにはいかなかった、ということなのでしょう。

そのため、キャセイラウンジの営業時間は・・・。
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7:30~17:00の昼間時間帯のみの営業となりました。

ゴージャスなキャセイラウンジが使えなくなったのは残念ではありますが、その代わり、まだ一度も入ったことがない「本館側TIATラウンジ」に入れる!ということで、一人でワクワク。

この「TIATラウンジ」の場所はこちら。
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国際線ターミナルの凸型に出っ張った部分の先端にあり、眺めが良さそうです。

この「TIATラウンジ」は、デルタ航空などのスカイチームな航空会社の一部や、中華系の航空会社のラウンジなので、ANAのSFC会員とJALのJGC会員を兼務している私でも入れないラウンジでなのでした。

それが、今回のキャセイドラゴンの指定ラウンジ変更により、JGC会員でもキャセイドラゴン便に乗るときはTIATラウンジを利用可能になった、というわけです。
羽田空港国際線は、SFC会員よりJGC会員のほうが色々なラウンジに入れますね・・・。

TIATラウンジ(本館)は中央出国審査場の先のエスカレータを上がった先に

では、いよいよTIATラウンジに突撃。
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保安エリア中央のエスカレータを上がった先に「TIAT LOUNGE」があります。

こちらがその入口。
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左側のカウンターにて、ラウンジのインビテーションを提出して受付を済ませます。
24時間営業なので、朝まで滞在可能なのがウレシイところ。
受付で再入場カードを貰えば、一時退室して再入場も可能です。

スタッフー「ご利用ありがとうございます。こちら(前方)へどうぞ」

この右側の「SKY LOUNGE」には何度か入ったことがあります。
ついに「直進」したところにある「TIAT LOUNGE」への進入が許可されたのでした。

そんなに広くはないが、人が少なくて快適な穴場ラウンジ

その、本館側TIATラウンジ内部の様子がこちら。
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シ~ン・・・。

夜10時半ごろに入ったところ、お客さんは数人のみで静まり返っていました。

それもそのはずで・・・。
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このラウンジを使っている航空会社で、深夜便を運航しているのは、

  • ハワイアン航空
  • 吉祥航空
  • 海南航空
  • 山東航空

という、ややマイナーな航空会社のみ。
中華系の航空会社は、夜2時台の出発の便が多いので、夜10時半ごろはまだ空いているというわけです。

私のように、荷物は機内持ち込みのみで、自動チェックイン機で搭乗券を発券して、出発8時間前にやってくる物好きな客は稀なのでしょう・・・。
この時間のANAラウンジは激混みなのに、人の少ない静かな空間で優雅に時間を過ごせるという穴場のラウンジなのでした。

夕食は「特製牛丼」「野菜カレー」など地味に充実

まだ晩御飯を食べてないので、ハラヘッタ。
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まずはお食事コーナーで腹ごしらえ。
ANAやJALほどの豪華さはないものの、お食事類は充実しています。

上段に枝豆、焼きそば、唐揚げ。
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下段には「ごろごろ野菜バジル風味」にパンが2種類。

右上に「久慈ファームのこだわりキッシュ」があり。
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ラップにくるまれた巻き寿司2種類、稲荷寿司が並びます。

銀色のホットミールは何かというと・・・
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「特製牛丼」とのこと。
お~、牛丼はANAやJALのラウンジにも無かったので、これは是非ゲットしなければ。

ご飯は、こちらの炊飯ジャーの中に。
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左の2つの円筒形は、オニオンスープとカレーです。

カレーは「香味野菜のカレー」。
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これも是非試してみなければ。
食べたいものが沢山ありすぎて、食べ過ぎてしまいそうだ・・・。

飲み物コーナーも充実。
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ANAやJALのラウンジにもある「生ビール自動注入器」があり。
銘柄はアサヒスーパードライでした。
冷蔵庫の中に、生ビール専用のグラスが冷却されています。
冷たいミルクやアイスコーヒーも冷えていました。

その他酒類も充実。
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出た!「純米吟醸羽田」。
別館側の「TIAT LOUNGE ANNEX」にもありましたね。
ウイスキーもあるので、ハイボールも自作可能です。

その他、ウォーターサーバーや・・・。
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ソフトドリンク各種、ホットコーヒーももちろんあります。

それでは、遅めの晩御飯を頂きまーす。
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牛丼はつゆだくな感じで美味しゅうございました。
ラップにくるまれた巻き寿司(カリフォルニアロール)はまあまあ。
焼きそばは冷えていましたが、濃厚なソース味が美味。
温野菜類も柔らかくて良かったです。

続いて「香味野菜のカレー」とオニオンスープ。
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カレーは、甘口で、やや野菜の酸味があり。
お肉の含有量は少な目でしたが、ヘルシーな感じで美味でした。
オニオンスープも普通に美味しいです。
右奥にあるデザートは「チーズムース」。
甘すぎず美味しゅうございました。

ラウンジ内各席には充電コンセント完備

一通りお腹を満たしたあとは、ラウンジ内を激しく物色。
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ビートたけし師匠の「反撃」がありました。
「SKY LOUNGE」にも置いてあったやつです。

窓際には、コンセント付きのカウンター席があり。
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その内側のソファは外の景色が見えるように配置されています。
ANAやJALのラウンジほどの広さはないものの、お隣の「SKY LOUNGE」のような窮屈感はなく、ゆっくりと寛げます。

窓の外には・・・。
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色とりどりの航空灯火の夜景が広がっていて、ろまんちっくな雰囲気となっています。
駐機場に飛び出た部分にあるものの、屋根が邪魔で近くの飛行機は良く見えません。
一つ上の展望デッキのほうが飛行機は見やすいです。

各席にはコンセントがあり。
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ソファ席には、サイドテーブルにコンセントが備え付けてあります。

丸テーブルの端っこにも・・・。
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コンセントがあり!
コンセント配備への異常なまでの執念が感じられます。

シャワー室は3室あり

TIATラウンジの見取り図によると・・・。
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シャワー室3室に着替え部屋が1室あるようです。

受付にてシャワーを使いたい旨を申し出ると・・・。
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スタッフーの女性がシャワー室まで案内してくれます。
お背中を流してくれるサービスはありません(って前にも使ったネタ)。
お客さんが少ないので、すぐに案内して頂けました。

では1号室に入室。
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内部は結構広く、30リットルのスーツケースも余裕で広げられました。
椅子はありませんので、立ちっぱなしになるのがやや残念なところ。

靴置きがあり。
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靴を脱いで、この箱に入れてくださいとのこと。
土足禁止なのは日本ならではですねえ。

脱いだ服を入れておくカゴもあり。
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服のみならず、スマホなどもここに入れるなどして、忘れ物しないように気を付けましょう。

こちらがシャワーブースの入口。
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足ふきタオル、バスタオル、ハンドタオルなど完備。
必要なものは一通り揃っています。

シャワーのお湯の出具合は全く問題なし。
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ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー3兄弟も完備。
水回りの強さにかけては、日本のラウンジが世界トップクラスです。

ドライヤーは、パナソニック製のイオニティEH-NE26。
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日本のラウンジで、パナソニック以外のドライヤーを見たことがないような・・・。

アメニティ類。
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歯ブラシセット、ヘアブラシ、綿棒、ティッシュなど。
最低限のものは揃っていました。
歯ブラシセットを頂いて、後で寝る前に歯磨きしました。

シャワーを浴びてサッパリした後は・・・。
HND2018MARY102R
唐揚げ、焼きそばなどのおつまみ類と共に、スーパードライで乾杯!
いやー極上のひと時です。

本館側TIATラウンジは24時間営業で深夜滞在可能

夜12時を過ぎると、夜2時台の深夜便のお客さんで少しだけ賑わいましたが・・・
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夜2時を過ぎると誰もいなくなりました。
さびしー。

お食事コーナーも片づけるとのことなので・・・
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夜食用にお茶とスナック類をゲットしておきました。

ラウンジの端っこには・・・。
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どこかで見たことがあるような囲いに囲まれたエリアが2つだけあり。
ここで寝られるかな?

リクライニングチェアかと思いきや・・・。
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普通のソファでした。
単に仕切られているだけの空間でした。
プライベートな空間が欲しい方はどうぞ。

数種類あるソファの中で、一番寝やすかったのがコレ。
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横にはなれませんが、このソファが一番柔らかくて寝心地が良かったです。

夜3時を過ぎると、掃除のおじさんがやってきて、ラウンジ内の清掃が始まりました。
ラウンジが静かになるのは、深夜清掃が終わる3時半ごろから4時半ごろまでの1時間少々。

小一時間ほど目をつぶり、浅く睡眠するつもりが、やはりほとんど寝られませんでした。
うう、眠い・・・。
照明も明るいままなので、横になって寝たい方は、ラウンジの外の椅子かリクライニングチェアで寝たほうがよいでしょう。
朝6時台の羽田空港国際線・出発後エリアをウロウロするの編2017

なお、本館側TIATラウンジは24時間空いていますが、別館側のTIAT LOUNGE ANNEXは、7:00~25:00の営業とのことですのでご注意ください。

朝4時ごろに朝ごはん登場

朝4時を過ぎると、同じキャセイドラゴン便に乗ると思われるお客さんが少しずつ増え始めました。

お食事コーナーを再び偵察。
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朝ごはんのラインナップに変わっていました。
ホットミールはソーセージとハッシュドポテト。
卵焼きもあります。

パン類も色々あり。
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我が国ならではの「筑前煮」もありました。
朝メニューにカレーはないようです。

では各品少しずつ取ってきて、頂きます。
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筑前煮は味が良く染みていて美味しゅうございました。
ハッシュドポテト、ソーセージも安定した美味しさ。
でも飯食ったら、余計に眠いー。

朝5時を過ぎると・・・。
HND2018MARY023R
お客さんがかなり増えてきました。
羽田空港国際線の長い一日のはじまりです。
この後はKA391便の搭乗開始時刻となり、ラウンジを後にしました。

まとめ

以下、本館側TIATラウンジの感想などまとめ。

  • 思ったより広くはなかったけど、人が少なくてのんびりできる
  • シャワー室もあり。人が少なくてすぐに使えたのが良かった。
  • ANAやJALのラウンジほど豪華ではないけど、美味しいラウンジ食にありつける
  • 生ビールサーバーの他、純米吟醸「羽田」など酒類も豊富
  • 深夜滞在は可能だが、横になりたい場合は、ラウンジの外の椅子かリクライニングチェアへ。

キャセイドラゴンの羽田発早朝便(KA397)ご利用の方のご参考になればと思います。

羽田空港内のその他のラウンジのレポートはこちら。
羽田空港のラウンジ体験記事の一覧

羽田空港国際線・香港ドラゴン航空の深夜便就航の編

2015/04/03
先月末より、香港ドラゴン航空の深夜便が羽田に就航したとのことで、早速会社帰りに羽田に見に行ってみました。

夜10時ごろ、羽田空港国際線出発ロビーに到着。
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香港ドラゴン航空のカウンターはLカウンター。
まだ搭乗手続きは始まっていない様子。

出発案内板。
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1:45発・香港行きの香港ドラゴン航空KA397便が加わりました。
羽田出発時刻が最も遅い最終便。
香港エクスプレスのUO623便、ANAのNH839便(土日月)に次ぐ3社目の香港行き深夜便になります。
競争が激しくなってきました。
この便を使えば、金曜の夜に出発し、土日をフルに使って香港に滞在し、日曜の深夜に戻ることも可能。

KA397便の出発時刻1:45に対して、チェックイン・カウンターは23:15より開始とのこと。
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搭乗時刻の2時間半前からオープン、ということのようです。

香港ドラゴン航空も自動チェックイン機に対応している模様。
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預け荷物がなければ、カウンターがオープンしていなくても、これでチェックインして出国エリアに入れるはず。
香港ドラゴン航空はone worldなので、JALの上級会員ならJALラウンジも使用可能です。
ビジネスクラス搭乗者は、羽田に最近できたばかりのキャセイのラウンジを使えるとのこと。
いつかは私も利用してみたい・・・。

国際線5Fの「AIRLINE’S AIRPLANE」 ギャラリーへ。
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羽田に定期便運航中の航空各社の航空機の模型が展示されています。

航空会社名のアルファベット順に展示されているのですが・・・。
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デルタ航空の次がエミレーツになっており、香港ドラゴン航空の模型の姿はまだ見当たらず。
発注中?

こちらは深夜の展望デッキ。
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航空機の垂直安定板に書かれた航空会社のマークの説明があります。

こちらには、めでたく香港ドラゴン航空が追加されました。
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27社目の就航になります。
残る枠はあと1つ!?

23:15前。
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Lカウンターにて、香港ドラゴン航空・香港行きKA397の搭乗手続き開始。
この日(4/3)は、中華圏は「清明節」でお休みということもあってか、普通語を話す中国人富裕層の姿が多く見られました。

こちらはライバルの香港エクスプレス航空のカウンター。
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こちらのほうはお客さんが少ないような・・・。
閑散期のせいかもしれませんが、深夜の香港便もやや供給過多になってきた感じです。

到着階2Fに下りてみます、
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こちらは深夜着便のお迎えの人々で混雑中。

到着案内板。
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今宵の香港ドラゴン航空KA396は、23:15羽田着に対して、1時間以上遅れて0:19着予定とのこと。
ありゃー、これじゃ終電にも間に合いませんねえ。
実際はもっと遅れて0:30ごろに羽田に到着していました。
これだと、1:00発の深夜バスにも間に合わないので、乗客の皆様におかれましては羽田での夜更かしを余儀なくされた方もいたことでしょう・・・。

23:30ごろ。
香港ドラゴン航空のA320の到着を出迎えるべく、展望デッキへ。
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深夜出発便ラッシュのため、駐機場は満杯です。

香港ドラゴン航空の駐機場はサテライトの145番スポット。
残念ながら、展望デッキからはサテライトの駐機場(141~148番スポット)は見えません。
が、この日は深夜の南風運用のため、D滑走路(RWY23)に着陸するはず。
ということは、着陸後、国際線の展望デッキから見て右手から左手に向かってタキシングしていくはず。
この瞬間を狙うしかありません。

そして深夜の0:30ごろ。
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定刻よりも1時間以上遅れて、香港から到着の香港ドラゴン航空KA397便・A320(B-HSL)到着。
狙い通りの動きで、暗闇の中のA320を撮影することに成功しました。
が、私も終電を逃してしまった・・・(泣)。

というわけで、羽田深夜着の対処法はこちらをどうぞ。
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ

また羽田発着の深夜バスの(2015/04時点での)最新情報はこちらをどうぞ・・・。
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大