2014/10/04
先月9/30に開業したロイヤルパークホテル・ザ羽田。
早速実際に宿泊してみるべく、羽田空港国際線にやって参りました。
まずは外観から。
奥のガラス張りの建物が国際線ターミナルで、白いビルがホテルです。
文字通り、国際線ターミナルと直結されています。
ホテルの看板も設置されました。
これで、当初予定されていた羽田空港国際線の拡張工事は一通り完成となりました。
ホテルの1Fからは入れないような雰囲気?
ビジネスジェットの利用者入口がこのあたりに新しくできていましたが、平民の私が利用することはないでしょう。
3Fの出発階に上がって、北側の保安検査場の奥からホテルに入ります。
周囲はガラス張りで開放感があります。
ホテル棟の一部がガラス張りになっています。
この部分にホテルのフロントがあります。
レストラン「TAIL WIND」の前には開業を祝う胡蝶蘭がまだ並んでいました。
胡蝶蘭マニヤにはたまりません。
ホテルのフロントに到着。
西洋人団体客がチェックイン中。
カウンターが横長でフロントの方も多くいるおかげで、待つことなく受付して頂けました。
今回ネットで予約しておいたお部屋は、最上階8F「プレミアムフロア」の飛行機が見える側のシングルルーム・朝食つきです。
公式サイトの60日前割引価格でも1泊2万1000円+宿泊税200円。
プレミアムフロアでない普通のシングルでも一番安くて1万円前後のようです。
チェックイン時にカードキーと朝食券を受け取ります。
あと、プレミアムフロアの特典で
- 出国後エリアのホテルラウンジ利用券またはレストランのコーヒー1杯テイクアウト券
- 2Fリフレッシュルーム1時間無料利用券 (2週間有効)
を1枚ずつ頂きました。
(2) は前回の記事でご紹介したリフレッシュルームの利用券です。
くー、ここで無料券をもらえるんだったら、今回の宿泊の後にレポートすればよかった・・・。
(1)は、宿泊後に海外に出発するお客さんで、ラウンジが使えない方にはメリットがありそうです。
フロントのロビーには、スタイリッシュなソファが置かれています。
外にはモノレールとか多摩川の景色を眺めることができて開放的。
エレベータで8Fに上がります。
前回のレポートでも書いたように、ルームカードキーをセンサーにかざさないと、目的の階に行けないようになっています。
エレベータで8F に到着。
Premium Floorとのこと。
高級感のある廊下を進んでいきます。
開業したてなので、新しくて清潔な雰囲気。
プレムアムフロアのシングルルームに入室。
第一印象は、思ったよりも狭い・・・。
ベッドで部屋の半分近くが占有されている感じです。
でも、調度品などは新しくてピカピカで高級感はあります。
ベッドの上の寝巻きは、ガウンではなく上下セパレートタイプの衣服でした。
この寝巻はプレミアムフロアのみのサービスとのこと。
ガウンとか浴衣のように、だらしなくはだけてしまうことがないのが実用的でよいです。
テレビとコーヒーメーカーと空気清浄機。
テレビは三菱製。
空気清浄器はパナソニック製。
コーヒーメーカーはキューリグ社製(有名らしい?)で、プレミアムフロアの特典で無料で使用可能とのこと。
テレビの地上波3チャンネルでは、国際線の出発便の案内を表示可能。
空港ならではの機能です。
ただし表示されるのは出発便のみで、到着便は見れません。
そりゃそうか。
無料のミネラルウォーターあり。
コーヒーとジャスミン茶を作れるカートリッジも無料。
ミネラルウォーターも、これでコーヒーを作るためのものの様子。
一応使い方の説明書があるものの、このコーヒーメーカーを使いこなすのに少し難儀しました・・・。
テレビの下の棚。
冷蔵庫、金庫、ティッシュ、ゴミ箱がコンパクトに収納されています。
冷蔵庫の中身は空っぽ。
自分で空港のコンビニなどで買ってきた飲み物を冷やせるので便利です。
各フロアに1か所ある自販機で、酒類などの飲み物を購入可能ですので、ミニバーは不要、ということでしょう。
ちなみにホテルの自販機では、クリスタルカイザー500mlが140円、350mlの缶ビールが290円、350mlの氷結は200円で販売中。
思ったよりも良心的なお値段です。
引き出しを開けると、電気ポットとかコップが入っていました。
コーヒーメーカーをどこかに撤去しないと、台の上に置くスペースがないのが悩ましいところ。
部屋の隅には、一応スーツケース置台もあります。
が、いかんせん広げるスペースがあまりなく、部屋の入口を塞ぐような形で置くしかなさそうです。
テーブルと椅子もあります。
テーブルの高さはやや低めなので、ノートPCを広げて長時間作業するのはちょっと疲れます。
これが椅子。
中に金銀財宝が入っていそうな雰囲気を醸し出していますが、さにあらず。
蓋は開きません。座るだけ。
テーブル。
リフレッシュルームにあったものよりは1回り大きいです。
ノートPCを置いても、マウスを走らせるスペースは十分あります。
が、コンセントから少し離れています。
左が部屋の出入り口のドア。
丸テーブル最寄りのコンセントは、このドアのすぐ近くにあります。
ただ、このコンセントにプラグを差すと、ドアを開け閉めするときに当たってしまいます。
プラグを抜かなければ部屋を出ることができません。
なので、部屋を出たときも充電したい時は、ベッドの向こう側にあるコンセントを使うの
がよいでしょう。
コンセントの取り回しはちょっと不便かもです。
枕元にはパナソニック製の加湿器もあり。
目覚まし時計もあります。
空調の操作パネル。
もちろん温度設定可能。
安心と信頼の日本製です。
23度が私にとってのマイ最適温度です。
ベッドの奥に、クローゼットを発見。
狭いスペースをできるだけ有効活用しています。
この中にスリッパあり。
靴からこのスリッパに履き替えて、楽になりましょう。
そして目玉は、飛行機が見えるお風呂場。
居室からお風呂とトイレがガラス張りで丸見えです。
一応、ブラインドを下ろして風呂場が見えないようにすることもできます。
まあ、シングルだから丸見えでも別に構いませんけど。
窓の外には,駐機場やA滑走路、その向こうに管制塔と国内線第1ターミナル(JAL)が見えます。
洗面台の鏡が窓の真ん中にあって、ちょっと外が見にくいです。
浴槽から窓の外から国際線の駐機場を眺めてみます。
国際線の制限エリアの建物の屋根が広がっています。
ボーディングブリッジのある駐機場の機体は、機体後部しか見えません。
沖どめの機体がよく見えます。
A滑走路に着陸してくる機体を眺めることも可能。
風呂に入りながら飛行機を眺められるというのが、この8Fがプレミアムフロアの特徴です。
7Fからだと、たぶん屋根が邪魔であまりよく飛行機が見えないかもです。
あと、同じ8Fでも反対側のお部屋は、多摩川とかモノレールが見える感じになると思います。
確実に駐機場が見えるお部屋を予約したい場合は、予約時に「プレミアムフロア」で「飛行機が見える云々」が記載されているお部屋のプランを選びましょう。
サテライト棟の向こうのB滑走路も、やや遠いですがギリギリ見えました。
この日は北風だったため、B滑走路に飛行機が着陸する様子は見れませんでした。
キャセイの747がプッシュバック中。
プッシュバック中の機体はよく見えます。
洗面台とトイレ。
新しくてピカピカです。
トイレはもちろんウォシュレットつきです。
ドライヤーやティッシュもあり。
アメニティ類。
歯ブラシセット、髭剃りセット、ヘアブラシ、おじさんにはあまり縁のないシャンプーハット、など。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープももちろん完備。
窓際に置いてあるので、飛行機ウォッチャーにはちょっとジャマかもです。
高級そうなTHE・タオル。
紫色なのがおしゃれな感じです。
というわけで、しばらくコーヒーメーカーでコーヒーを作ったり、ノートPCでブログを書いたり、ターミナルのおこのみ横丁に食料を買出しに行ったりして時間を過ごしました。
夜になると、滑走路や誘導路の灯火やライトアップされた機体がキレイです。
いい雰囲気です。
国際線ターミナル1Fには、24時間営業のコンビニ(Air Lowson)がありますし、同じく24時間営業の吉野家、モスカフェ、羽田食堂も近くにありますので、深夜でも飲み食いや生活必需品の買出しに困ることはありません。
24時間開いている国際線ターミナルの深夜がどうなっているのか、探検してみるのも面白いかもです(私だけ?)。
こうして(飛行機に乗らなくても)空港にお泊りするだけでも結構楽しいです。
長くなったので。次回は朝食バイキングの編。
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