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羽田空港国際線・TIATラウンジ(本館)に初潜入して徹夜滞在の編

2018/03/20
春分の日の前日の夜のこと。
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2018年3月1日より運航を再開したキャセイドラゴン羽田発香港行きKA391便(2018/3/25からはKA397便)に搭乗する機会がありました。
その際に、羽田空港国際線の本館側TIATラウンジを初めて利用することができましたので、そのレポートです(やや長いです)。

自動チェックイン機で搭乗券を発券して保安エリアに入り(機内預け荷物はナシ)、出発日前日の夜10時ごろから翌朝の5時半ごろまでの徹夜滞在に挑戦してみました。

羽田発のキャセイドラゴン便が深夜発から早朝発に変更。指定ラウンジがTIATラウンジに

以前の羽田発キャセイドラゴン便は深夜0時~1時台発でしたが、2017/10/29~2018/2/28まで運休となっていました。

2018年3月から運航を再開したものの、何故か羽田6:25AM発(3/25からは6:35AM発)に変更。
それに伴って、指定ラウンジがキャセイラウンジからTIATラウンジに変更となりました。
3:00から6:30ぐらいの時間にキャセイラウンジを開けるわけにはいかなかった、ということなのでしょう。

そのため、キャセイラウンジの営業時間は・・・。
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7:30~17:00の昼間時間帯のみの営業となりました。

ゴージャスなキャセイラウンジが使えなくなったのは残念ではありますが、その代わり、まだ一度も入ったことがない「本館側TIATラウンジ」に入れる!ということで、一人でワクワク。

この「TIATラウンジ」の場所はこちら。
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国際線ターミナルの凸型に出っ張った部分の先端にあり、眺めが良さそうです。

この「TIATラウンジ」は、デルタ航空などのスカイチームな航空会社の一部や、中華系の航空会社のラウンジなので、ANAのSFC会員とJALのJGC会員を兼務している私でも入れないラウンジでなのでした。

それが、今回のキャセイドラゴンの指定ラウンジ変更により、JGC会員でもキャセイドラゴン便に乗るときはTIATラウンジを利用可能になった、というわけです。
羽田空港国際線は、SFC会員よりJGC会員のほうが色々なラウンジに入れますね・・・。

TIATラウンジ(本館)は中央出国審査場の先のエスカレータを上がった先に

では、いよいよTIATラウンジに突撃。
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保安エリア中央のエスカレータを上がった先に「TIAT LOUNGE」があります。

こちらがその入口。
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左側のカウンターにて、ラウンジのインビテーションを提出して受付を済ませます。
24時間営業なので、朝まで滞在可能なのがウレシイところ。
受付で再入場カードを貰えば、一時退室して再入場も可能です。

スタッフー「ご利用ありがとうございます。こちら(前方)へどうぞ」

この右側の「SKY LOUNGE」には何度か入ったことがあります。
ついに「直進」したところにある「TIAT LOUNGE」への進入が許可されたのでした。

そんなに広くはないが、人が少なくて快適な穴場ラウンジ

その、本館側TIATラウンジ内部の様子がこちら。
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シ~ン・・・。

夜10時半ごろに入ったところ、お客さんは数人のみで静まり返っていました。

それもそのはずで・・・。
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このラウンジを使っている航空会社で、深夜便を運航しているのは、

  • ハワイアン航空
  • 吉祥航空
  • 海南航空
  • 山東航空

という、ややマイナーな航空会社のみ。
中華系の航空会社は、夜2時台の出発の便が多いので、夜10時半ごろはまだ空いているというわけです。

私のように、荷物は機内持ち込みのみで、自動チェックイン機で搭乗券を発券して、出発8時間前にやってくる物好きな客は稀なのでしょう・・・。
この時間のANAラウンジは激混みなのに、人の少ない静かな空間で優雅に時間を過ごせるという穴場のラウンジなのでした。

夕食は「特製牛丼」「野菜カレー」など地味に充実

まだ晩御飯を食べてないので、ハラヘッタ。
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まずはお食事コーナーで腹ごしらえ。
ANAやJALほどの豪華さはないものの、お食事類は充実しています。

上段に枝豆、焼きそば、唐揚げ。
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下段には「ごろごろ野菜バジル風味」にパンが2種類。

右上に「久慈ファームのこだわりキッシュ」があり。
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ラップにくるまれた巻き寿司2種類、稲荷寿司が並びます。

銀色のホットミールは何かというと・・・
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「特製牛丼」とのこと。
お~、牛丼はANAやJALのラウンジにも無かったので、これは是非ゲットしなければ。

ご飯は、こちらの炊飯ジャーの中に。
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左の2つの円筒形は、オニオンスープとカレーです。

カレーは「香味野菜のカレー」。
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これも是非試してみなければ。
食べたいものが沢山ありすぎて、食べ過ぎてしまいそうだ・・・。

飲み物コーナーも充実。
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ANAやJALのラウンジにもある「生ビール自動注入器」があり。
銘柄はアサヒスーパードライでした。
冷蔵庫の中に、生ビール専用のグラスが冷却されています。
冷たいミルクやアイスコーヒーも冷えていました。

その他酒類も充実。
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出た!「純米吟醸羽田」。
別館側の「TIAT LOUNGE ANNEX」にもありましたね。
ウイスキーもあるので、ハイボールも自作可能です。

その他、ウォーターサーバーや・・・。
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ソフトドリンク各種、ホットコーヒーももちろんあります。

それでは、遅めの晩御飯を頂きまーす。
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牛丼はつゆだくな感じで美味しゅうございました。
ラップにくるまれた巻き寿司(カリフォルニアロール)はまあまあ。
焼きそばは冷えていましたが、濃厚なソース味が美味。
温野菜類も柔らかくて良かったです。

続いて「香味野菜のカレー」とオニオンスープ。
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カレーは、甘口で、やや野菜の酸味があり。
お肉の含有量は少な目でしたが、ヘルシーな感じで美味でした。
オニオンスープも普通に美味しいです。
右奥にあるデザートは「チーズムース」。
甘すぎず美味しゅうございました。

ラウンジ内各席には充電コンセント完備

一通りお腹を満たしたあとは、ラウンジ内を激しく物色。
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ビートたけし師匠の「反撃」がありました。
「SKY LOUNGE」にも置いてあったやつです。

窓際には、コンセント付きのカウンター席があり。
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その内側のソファは外の景色が見えるように配置されています。
ANAやJALのラウンジほどの広さはないものの、お隣の「SKY LOUNGE」のような窮屈感はなく、ゆっくりと寛げます。

窓の外には・・・。
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色とりどりの航空灯火の夜景が広がっていて、ろまんちっくな雰囲気となっています。
駐機場に飛び出た部分にあるものの、屋根が邪魔で近くの飛行機は良く見えません。
一つ上の展望デッキのほうが飛行機は見やすいです。

各席にはコンセントがあり。
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ソファ席には、サイドテーブルにコンセントが備え付けてあります。

丸テーブルの端っこにも・・・。
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コンセントがあり!
コンセント配備への異常なまでの執念が感じられます。

シャワー室は3室あり

TIATラウンジの見取り図によると・・・。
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シャワー室3室に着替え部屋が1室あるようです。

受付にてシャワーを使いたい旨を申し出ると・・・。
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スタッフーの女性がシャワー室まで案内してくれます。
お背中を流してくれるサービスはありません(って前にも使ったネタ)。
お客さんが少ないので、すぐに案内して頂けました。

では1号室に入室。
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内部は結構広く、30リットルのスーツケースも余裕で広げられました。
椅子はありませんので、立ちっぱなしになるのがやや残念なところ。

靴置きがあり。
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靴を脱いで、この箱に入れてくださいとのこと。
土足禁止なのは日本ならではですねえ。

脱いだ服を入れておくカゴもあり。
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服のみならず、スマホなどもここに入れるなどして、忘れ物しないように気を付けましょう。

こちらがシャワーブースの入口。
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足ふきタオル、バスタオル、ハンドタオルなど完備。
必要なものは一通り揃っています。

シャワーのお湯の出具合は全く問題なし。
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ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー3兄弟も完備。
水回りの強さにかけては、日本のラウンジが世界トップクラスです。

ドライヤーは、パナソニック製のイオニティEH-NE26。
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日本のラウンジで、パナソニック以外のドライヤーを見たことがないような・・・。

アメニティ類。
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歯ブラシセット、ヘアブラシ、綿棒、ティッシュなど。
最低限のものは揃っていました。
歯ブラシセットを頂いて、後で寝る前に歯磨きしました。

シャワーを浴びてサッパリした後は・・・。
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唐揚げ、焼きそばなどのおつまみ類と共に、スーパードライで乾杯!
いやー極上のひと時です。

本館側TIATラウンジは24時間営業で深夜滞在可能

夜12時を過ぎると、夜2時台の深夜便のお客さんで少しだけ賑わいましたが・・・
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夜2時を過ぎると誰もいなくなりました。
さびしー。

お食事コーナーも片づけるとのことなので・・・
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夜食用にお茶とスナック類をゲットしておきました。

ラウンジの端っこには・・・。
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どこかで見たことがあるような囲いに囲まれたエリアが2つだけあり。
ここで寝られるかな?

リクライニングチェアかと思いきや・・・。
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普通のソファでした。
単に仕切られているだけの空間でした。
プライベートな空間が欲しい方はどうぞ。

数種類あるソファの中で、一番寝やすかったのがコレ。
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横にはなれませんが、このソファが一番柔らかくて寝心地が良かったです。

夜3時を過ぎると、掃除のおじさんがやってきて、ラウンジ内の清掃が始まりました。
ラウンジが静かになるのは、深夜清掃が終わる3時半ごろから4時半ごろまでの1時間少々。

小一時間ほど目をつぶり、浅く睡眠するつもりが、やはりほとんど寝られませんでした。
うう、眠い・・・。
照明も明るいままなので、横になって寝たい方は、ラウンジの外の椅子かリクライニングチェアで寝たほうがよいでしょう。
朝6時台の羽田空港国際線・出発後エリアをウロウロするの編2017

なお、本館側TIATラウンジは24時間空いていますが、別館側のTIAT LOUNGE ANNEXは、7:00~25:00の営業とのことですのでご注意ください。

朝4時ごろに朝ごはん登場

朝4時を過ぎると、同じキャセイドラゴン便に乗ると思われるお客さんが少しずつ増え始めました。

お食事コーナーを再び偵察。
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朝ごはんのラインナップに変わっていました。
ホットミールはソーセージとハッシュドポテト。
卵焼きもあります。

パン類も色々あり。
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我が国ならではの「筑前煮」もありました。
朝メニューにカレーはないようです。

では各品少しずつ取ってきて、頂きます。
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筑前煮は味が良く染みていて美味しゅうございました。
ハッシュドポテト、ソーセージも安定した美味しさ。
でも飯食ったら、余計に眠いー。

朝5時を過ぎると・・・。
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お客さんがかなり増えてきました。
羽田空港国際線の長い一日のはじまりです。
この後はKA391便の搭乗開始時刻となり、ラウンジを後にしました。

まとめ

以下、本館側TIATラウンジの感想などまとめ。

  • 思ったより広くはなかったけど、人が少なくてのんびりできる
  • シャワー室もあり。人が少なくてすぐに使えたのが良かった。
  • ANAやJALのラウンジほど豪華ではないけど、美味しいラウンジ食にありつける
  • 生ビールサーバーの他、純米吟醸「羽田」など酒類も豊富
  • 深夜滞在は可能だが、横になりたい場合は、ラウンジの外の椅子かリクライニングチェアへ。

キャセイドラゴンの羽田発早朝便(KA397)ご利用の方のご参考になればと思います。

羽田空港内のその他のラウンジのレポートはこちら。
羽田空港のラウンジ体験記事の一覧

羽田空港国際線・夜の「TIAT LOUNGE ANNEX(別館)」に初潜入の編

2015/10/21
1泊3日の羽田発・弾丸香港旅を試みたこの日。
羽田空港国際線の本館とサテライトの間の建物の5Fにある謎のラウンジへ。
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その名も「TIAT LOUNGE ANNEX」。
「ANNEX」は「別館」の意味です。
羽田国際線の本館中央部のエスカレータを上った先にも、同じく「TIATラウンジ」があります。

どんな人々が使えるラウンジなのかというと・・・(クリックで拡大)
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デルタ、チャイナエアライン、ガルーダ・インドネシア航空といったスカイチーム陣営のラウンジのようです。
でも同じくスカイチームの大韓航空のお客さんは使えない?
なぜかスターアライアンスの中国国際航空、無所属のハワイアン航空のお客様も利用可能という地味ラウンジです。
私はスカイチームの上級会員ではないため、このラウンジには一生入ることはないと思っていました。

ところがこの日、ひょんなことから、このTIATラウンジに入る機会がありました。
以下は、そのいきさつについてです。

***
JGC(JAL Global Club)会員の身で、6Fのキャセイラウンジを利用していたときのこと。
シャワーを浴びたいと申し出てみたところ・・・

スタッフー 「ここキャセイのラウンジにはシャワー室はありませんで・・・」
私 「はあ」
スタッフー 「替わりに、5FのTIATラウンジのシャワーをお使いいただけます」
私 「をを!」
スタッフー「ただいま、TIATラウンジのインビテーション・カードを発行いたします」

まさか、こんな裏技があったとは。

・・・てなわけで、図らずもTIATラウンジのラウンジ券を激しく入手。
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キャセイ・ラウンジのインビテーションカードですが、これでTIATラウンジに入れてもらえるとのこと。

で、荷物を持って、同じ建物にある「TIAT LOUNGE ANNEX」の受付へ、というわけです。
以下はそのTIATラウンジのシャワー室体験記です。

***

私 「キャセイのラウンジからシャワーを浴びに来たんですが・・・」
スタッフー 「かしこまりました。ご案内いたします」

スタッフーの美人な女性に連れられてシャワー室へ。
一緒にシャワーでお背中を流してもらえるわけではありません(当然である)。
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シャワー室のカギを開けてくれるので、中へ。
結構広くて、かなり清潔です。

スタッフー「お脱ぎになった靴は、こちらにどうぞ」
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ふむふむ、土足禁止なのは日本ならではです。

室内にはトイレと洗面所もあり。
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椅子と荷物置き台がないのがちょっと残念。

洗濯物はこちらへ。
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荷物と衣服を入れるには、やや小さいかもです。

シャワーブース前には、足ふきタオルあり。
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シャワーブースの扉が内側に開くようになっているのは非常に重要。
海外のシャワー室の扉は外側に開く場合があります。
その場合、シャワーを浴びた後に扉の内側の水滴が垂れて、外の床がビショビショになってしまいます。
こういう何気ないところまで考えられているところが日本の良いところです。

トイレは、日本が世界に誇るシャワートイレ。
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英語の説明が少ないけど、海外のお客さんは使えるのだろうか・・・。

洗面台には、消毒液、アメニティ類、パナソニック社製のドライヤーあり。
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時計もあるので、搭乗時刻に乗り遅れないように気を付けることができます。

アメニティ類はそこそこ豊富。
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ティッシュ、綿棒、ヘアブラシ、歯ブラシセット、コップ、ハンドタオル。
これ以外のアメニティ(おじさんにはあまり縁のないシャワーキャップ等)があるかどうかは、受付に聞いてみましょう。

シャワーはホース式なので使いやすいです。
が、水の勢いが弱め・・・。
洗面台の自動水栓も水量が少ない上に、すぐに止まってしまうため、歯磨きして口をゆすぐのに苦労しました。
JALラウンジでもらったカミソリで髭を剃ったりして身なりを整えます。

シャワーを浴びたあとは、ラウンジ内を偵察させていただきます。
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キャセイのラウンジと似たような感じ。
が、キャセイラウンジには無かった「テレビ」があり、ややアットホームな雰囲気です。

窓際席からは、外に飛行機が眺められます。
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外国人のお客さんが多いです。
日本人にとってスカイチームはマイナーですから・・・。

窓際ソファーの正面にあるのは、テーブル?足置き?
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固そうなのでテーブルだと思いますが、皆さん足置きに使っている模様・・・。
この足置き兼テーブルにはコンセントがあって充電できます。

ビジネスコーナーもあり。
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デスクに座ってガッツリとお仕事したいという仕事好きな方はどうぞ。

もちろん、お食事コーナーもあります。
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JALラウンジほどではないですが、そこそこ充実した食事ができます。

こちらにはチキンカレーあり。
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JALカレーよりウマいかどうかは不明。
味噌スープもあります。

チキンのソテー的なものもあり。
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酒のツマミに良さそうです。

枝豆、梅干し、焼き魚、冷ややっこ、ひじきもあり。
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和食な晩御飯も頂くことができます。
量が少ないので、すぐに無くなってしまいそうな・・・。

フルーツポンチもあり。
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氷でキンキンに冷却されている模様。

お酒類の中に「純米吟醸・羽田」を発見。
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こんなお酒があったとは・・・。
羽田マニヤにはたまりません。
この他にも、もちろん各種ソフトドリンク類、ビール等飲み放題です。

スナック類などオツマミ類も充実しています。
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コーヒー用のミルクやシロップもこちらのコーナーで。

借りたシャワー室のカードを返却しないといけないので、見学はそこそこにしてラウンジを後にして、キャセイラウンジに戻りました。

以上、永久に中に入ることはできないと思っていた「TIAT LOUNGE ANNEX」の中を見ることができて楽しかったです。
羽田のキャセイ・ラウンジにお立ちよりの際は、是非とも「シャワー」をお試しくださいませ。

その他の羽田のラウンジ体験記はこちらへ
羽田空港のラウンジ記事一覧

羽田空港国際線・夜のキャセイラウンジに潜入するの編

2015/10/23
溜まっていたJALのマイルを消費すべく、金曜深夜25時45分・羽田発の香港ドラゴン航空を使って弾丸香港マカオ旅行を決行して参りました。
(そのときの旅行記は、メインの姉妹ブログにて後日掲載いたします)
その際に、羽田空港国際線の夜のキャセイラウンジを利用する機会がありましたので、そのレポートです。

夜の10時ごろ。
JALサクララウンジにて、晩御飯を頂いたあとのこと。
羽田空港国際線・制限エリアの本館とサテライト棟の間に立つ建物(別館)の最上階6Fへ。
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この「別館」は2014年3月のサテライト棟増築工事の完成と同時に運用が開始されました。
が、その当時は6Fはまだ工事中のまま。
しばらく何ができるのか気になって夜も眠れない状況でしたが、2014年12月にキャセイのラウンジが完成したのでした。
というわけで、まさに完成して1年も経過していない最新型のラウンジなわけです。

エレベータ横には、ANAとJALの営業時間案内の看板があるものの・・・。
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キャセイのラウンジの営業時間は掲載がなく不明。

JALサクララウンジ(本館)のスタッフーの女性に聞いたところによると、キャセイのラウンジは夜9時から夜の部がオープンするとのこと。
一方、JALサクララウンジ(別館)のスタッフーの女性によると、夜10時からオープンするとのこと。
どっちやねん?
後者(夜10時オープン)が正解でした(2015/10/23現在)。

で、こちらがキャセイ・ラウンジの入口。
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ダークな木目調のシックなデザインです。

航空券とラウンジ券を受付で提示して、夜22時のオープン間もない中へ。
ワンワールドのサファイヤ会員以上でワンワールド系の搭乗券があれば利用可能です。
お客さんがいなくて油断していたスタッフー達が、私に気づくや否や、

「い、いらっしゃいませ!(汗)」

と、急に業務用モードに切り替わりました。
こんな時間にやってくるお客さんは少ないのでしょう・・・。

ラウンジ内の様子。
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やや薄暗い落ち着いた空間が広がっています。
お客さんはまだ誰もおらず、貸し切り状態♪
しかしその替わり、スタッフーの皆さま全員にマークされてしまって写真が撮りづらい、という諸刃の剣。

ラウンジ内は、3つの空間に区切られていて、

  • サテライト側:担々麺やワンタンメン等がいただけるお食事ゾーン
  • 中央部:デザート類がいただけるカウンターゾーン
  • 本館側:ソファーやバーのあるくつろぎゾーン

に分かれています。
(各ゾーンの名称は筆者が勝手に命名)
上の写真は、「くつろぎゾーン」のものになります。
中央部の「カウンターゾーン」はスタッフーの皆さまが多数配備されているので、後ほどご紹介。

お食事ゾーンでは担々麺、ワンタン麺などオーダー可

まずは、サテライト側にある「お食事ゾーン」へ。
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ファミレスのようなボックス席が並んでいます。
窓の外には、空港の夜景が見えて、ろまんちっくな雰囲気です。

こんなようなカウンター席もあります。
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全体的に薄暗くて大人の雰囲気です。
JALラウンジのように、がっつりとお食事できるビュッフェ・コーナーはない様子。

カウンターの上にメニューあり(クリックで拡大)
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夜の部のメニューは下記の3種類。

  • 担々麺
  • ワンタン麺
  • チャーシュウまん

私がメニューの存在に気づくや否や、

「ワンタンメン、担々麺などございますが、いかがいたしましょう?」

と、スタッフーがすかさず声をかけてきます。

私「じゃあ、担々麺で・・・」
スタッフー「かしこまりました。テーブルにお持ちいたしますヨ」

待つこと数分で担々麺登場。
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濃厚なゴマ風味の甘辛スープ。
結構ドロっとしています。
量は少なめなので、お酒の後の〆にもちょうどよい感じです。
かなり本格的な味わいで大変美味しゅうございました。
もちろん、お食事ゾーン以外の場所でも飲食可です。

シャワー利用を試みると予想外の展開に

まだ出発まで時間があるので、シャワーでも浴びるか・・・。
と、ラウンジ内をウロウロしてみるも、シャワー室が見つかりません。

スタッフー 「何かお探しでしょうか?」
私 「シャワーを浴びたいのですが・・・」
スタッフー 「あいにくこのフロアにはシャワー室はございませんで」
私 「あら、そうなんですか」
スタッフー 「受付のほうにお問い合わせくださいませ」

なんとこれは予想外。
羽田キャセイラウンジにシャワー室ないのか。
JALサクララウンジに戻ってシャワー浴びるしかないかな・・・。
とりあえず受付に行ってみます。

受付「シャワー室ですが、これから5FのTIATラウンジのインビテーションカードを発行いたしますので、そちらでお願いできますでしょうか」
私「あ、はい。ワカリマシタ!」

同じワンワールドのJALサクララウンジのシャワー室に案内されるかと思いきや、これまた意外な展開。
ラウンジ券と荷物を持って、シャワー室のある別ラウンジへ移動開始。

スタッフー「いってらっしゃいませ」

ではちょっと、ひとっ風呂浴びてきますわー、みたいな展開です。

で、こちらが5FのTIATラウンジ入口。
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でもこれって、デルタやチャイナエアラインなどのスカイチーム陣営用のラウンジでは・・・。
当方はスカイチーム系の上級会員ではないので、一生利用することはないと思っていただけに、これはウレシイ展開です。
アライアンスの枠を超えて、シャワー室までもコードシェア?しているようです。
確かに、シャワー室を運営するには清掃スタッフーを雇ったりとコストがかかりますからねえ。
このTIATラウンジの使用レポートはまた後日に。

バーカウンターではカクテルも作ってもらえる

午後11時ごろ。
TIATラウンジでシャワーを小一時間ほど浴びて、キャセイラウンジに戻ってきました。

スタッフー「お帰りなさいませ」

少しはお客さんが増えてるかなー、と思いきや、まだお客さんは私ひとりの様子。
どんだけ利用客が少ないんですか・・・。

「くつろぎゾーン」(と私が勝手に命名)には、バーカウンターあり。
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カウンターに接近すると、スタッフーが移動してきてカウンターのバーテンダーになります。
カウンターから離れると、そのスタッフーは中央ゾーンに戻るという、まさにマン・ツー・マン・ディフェンス体制。
カウンターに行くふりをして、スタッフーをカウンターにおびき寄せ、素早く空いたスペースに移動して写真を撮る、などというしょうもない駆け引きを繰り広げます。

冷蔵庫の中にはペットボトルのお水あり。
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「Okura」と書かれています。
オクラ?
オクラの水なの?
・・・そんなワケはなくて、ホテル「オークラ」のお水でした。

バーの上にある飲み物メニュー。(クリックで拡大)
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各種ソフトドリンクの他、ジントニック、モスコミュールなどのカクテル類、ウイスキーなどなど発注可能です。
シャワーの後でサッパリしたいので?ジントニックを発注。

くつろぎゾーンには、こんなような足置きのある豪華ソファがところどころにあります。
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脚を伸ばして、ゆっくりしながら、ジントニックを頂きました。
うーん極楽。
寝過ごしてしまわないように気を付けなければ。

テーブルの引き出しを開けると、コンセントのみならず、USB電源もあり。
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USBケーブルを持ち込めば充電できて便利です。
さすが最新型のラウンジです。

それにしても、お客さんが来ない・・・。
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みんなお食事が充実しているサクララウンジに行ってしまうのだろうか・・・。

別館6Fからの眺め

窓の外には・・・
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美しい夜景をバックに本館前に駐機中のJALの機体を眺めることができます。
JALやANAのラウンジよりも高い6Fからの眺望。
遠くまで見渡すことができて素晴らしい眺めです。

サテライト棟の向こう側に、沖止めされている飛行機たちも眺めることができます。
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国際線の展望デッキからは死角になって見えない駐機場まで見えてしまう、6Fならではの眺めです。
室内の照明が反射して見にくいですが・・・。

本館側を見下ろすと・・・。
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24時間営業のフードコートのサンルーフが見えます。
その下で沢山のお客さんがお食事している様子が見えます。

午後11時半を過ぎると、少しづつこのラウンジにもお客さんがやってきました。
西洋人や香港人大富豪(と勝手に想像)が多いです。
これで、スタッフーの厳しいマークから外れることができそうです。

デザートはいろいろ充実

ラウンジ中央には、デザート類を提供するカウンターがあります。
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ショウウインドウの中には、フルーツ類やコーヒーゼリー、サツマイモのデザートなどあり。
ハムやチーズ類、ハーゲンダッツもあります。

一番のお勧めは、このフルーツ盛り合わせ。
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どの果物も甘くて美味しいです。
マンゴーもあるのがキャセイ(香港)っぽいです。
これを食べに来るだけでも、その価値ありです。

コーヒーゼリー。
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スッキリとした味わいで美味。

ハム・チーズ類も多少あり。
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各種ワインやスパークリング・ワインのお供にどうぞ。

ハーゲンダッツも4種類から選択可能。
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シンプルな「バニラ」を頂きました。

こんなようなカウンター席でいただくことができます。
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窓の外の夜景を眺めながらお食事可能。
もちろんコンセントもあります。

というわけで、2014年12月にオープンしたばかりのキャセイラウンジのレポートでした。
JALサクララウンジでガッツリと食事した後に、人の少ないキャセイラウンジでデザートや担々麺を頂く、という流れがおススメです。
あと、図らずもTIATラウンジの利用体験もできて楽しかったです。
JALサクララウンジに飽きた方や、出発までの時間に余裕のある方はぜひどうぞ。

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