羽田空港の空弁「鶏三昧・鶏そぼろと鶏照り重の弁当」

2018/05/30
今回ご紹介する羽田空港空弁は、第2ターミナルで入手したこちらの新作空弁です。

「鶏三昧・鶏そぼろと鶏照り重の弁当」820円(税込)
HND2018MAYG080R
製造元は、安心と信頼の日本エアポートデリカ様。
日本エアポートデリカ様製造のお弁当ということは「羽田空港ならではの限定空弁」である可能性が高いです。

今まで見かけなかった空弁なので、新作の空弁と思われます。
第2ターミナルのみならず、第1ターミナルの空弁屋さんでも売っていましたので、かなり流通量は多いようです。

では蓋をオープン。
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いわゆる「鶏そぼろ弁当」。
真ん中にメインの焼き鳥がドーンと乗せられていて、鶏そぼろと玉子そぼろのエリアを2分しています。

焼き鳥は甘辛く、しっかりと味がしみていて美味。
ほわーんとワインのような香りも漂ってきて上品な味わいです。
やや味が濃いめなので、飲み物も一緒に入手すると良いでしょう。

鶏そぼろ、卵そぼろも安定の美味しさで、ご飯がよく進みました。
ビールや日本酒にもよく合いそうです。

全体的に量は少な目でしたので、出発前にちょこっとお腹を満たしたい方にお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国際線・紫陽花の季節がやってきたの編2018

2018/05/27
こちらは羽田空港国際線4Fの広小路。
HND2018MAYG019R
今年も紫陽花(あじさい)の季節がやって参りました。
※この紫陽花の展示は2018/6/24(日)まで。

「茶寮・伊藤園」の入口も・・・。
HND2018MAYG026R
色とりどりの紫陽花が飾られています。
これらの紫陽花は造花ではなく、すべて鉢植えに植えられた生の紫陽花。
例年どおり、一足早く梅雨入りしたかのような雰囲気になっています。

去年(2017年)の様子はこちら。
羽田空港国際線・紫陽花(あじさい)登場の編2017

こちらは4Fの江戸小路。
HND2018MAYG035R
「江戸小路」の看板まわりが、紫陽花のデコレーションに変わりました。
これも例年通り。

江戸小路の道端にも・・・。
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立派な紫陽花の鉢植えが設置されています。

江戸舞台にも紫陽花の展示。
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今年は、鮮やかな和傘とのコラボレーションとなっています。
細かい装飾については、去年とやや異なっている部分があります。

4Fおこのみ横丁にも、紫陽花の鉢植えが登場。
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紫陽花を鑑賞しながら、お店で買ってきたお弁当を頂くことも可能です。

はねだ日本橋の登り口。
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両脇がガッチリと紫陽花で固められています。

この日は、4Fのイベントホール「TIAT SKY HALL」で何やらライブがあるらしく・・・。
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たくさんの入場待ちの人々で賑わっていました。
お隣のモスカフェや吉野家、羽田食堂にもかなりの経済効果をもたらしている様子。

はねだ日本橋を上った先の5F「お祭り広場」でも・・・。
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紫陽花+雨傘の装飾がありました。
記念写真を撮っている外国人観光客の皆様も多数。

この日の「お祭り広場」では・・・。
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「にっぽんは楽しいぞ!」なる国内の観光イベントが行われていました(5/27まで)。

鹿児島と奄美大島の焼酎の試飲コーナーもあり。
(*´﹃`*)

こういうイベントに遭遇すると、何か得した気になれます。

同じくお祭り広場の「木札自動販売機」。
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左の自販機で購入した木札に、願い事を書いて右のロープにお供えできるという、以前からあるコーナーです。

自販機が設置されたときの様子はこちら。
羽田空港国際線・お祭り広場に「願い事かなえ機」登場?

1か月ほど前は、こんなように大量の木札がたわわに実っていました。
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かなり売り上げましたねえ。

これ以上新しい木札を結びつけるところが無くなってきたので・・・。
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このたび下の3本のロープがリセットされました。
元の木札たちは、きっとご利益のあるどこかの場所に奉納されたのでしょう。
3年前に私が結び付けておいた木札は、とうの昔にどこかへ行ってしまいました・・・。

というわけで、紫陽花が満開を迎えて一足先に梅雨入り?の羽田空港国際線でした。

※紫陽花の展示は2018/6/24(日)まで。

羽田空港第2ターミナル国際線施設増設工事・いよいよ工事の仮囲いが登場の編

2018/5/26
こちらは羽田空港第2ターミナル(ANA側)の出発口「D」付近。
HND2018MAYE017R
おっ?
いつもよりなんか暗い・・・。
写真の奥の突き当りに壁が出来ているところに注目。

2週間ほど前は・・・。
HND2018MAY1030R
こんなようにガラス張りになっていた第2ターミナルの南端部分でしたが。

今回来てみると・・・。
HND2018MAYE005R
工事の仮囲いの壁に覆われていたのでした。
いよいよガラス張りの部分を除去して、奥に向かって建物を伸ばしていく工事に着手するものと思われます。
ついに本気を出してきましたか!
(今までも本気で工事していたと思いますが)

ちなみにこの壁の外側は・・・。
HND2018MAYF005R
こんなように、クレーン車が運び込まれて工事が行われています。
まだ増設部分の建物の骨格はよく見えません。

こちらは、第2ターミナル名物のキワモノ自販機コーナー。
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最近話題の「りんご自販機」や「インスタントラーメン自販機」「ふくしま名産自販機」付近にも工事が及んでいますが、自販機たちは健在です。

こちらは同じく第2ターミナルの地下の丸亀製麺付近。
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以前に「羽田空港国内線第2ターミナル地下に当面の間の工事区画登場の編」でご紹介した区画です。
このあたりのエスカレータが白い布に覆われており、工事が始まりました。
ここらへんも、国際線施設拡張工事の影響を受ける区画だったんですね。

さらに第2ターミナルの展望デッキにも変化が。
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こちらも工事現場に面している南側に「ついたて」が登場。
おかげでD滑走路方面が見えなくなってしまいましたが、我慢しましょう。

こちらが以前にもご紹介した完成予想図。
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完成予定の2020年3月ごろまで、工事の完成を楽しみに待つことにしましょう。

羽田空港国際線の空弁「だし場日本橋・二段弁当【牛すき焼き風】」

2018/05/23
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国際線ターミナル4Fおこのみ横丁で購入したこちらのお弁当です。

だし場日本橋・二段弁当【牛すき焼き風】650円(税込)
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国際線4F「おこのみ横丁」のテイクアウト専門店「だし場日本橋」で売っているお弁当です。

旅行者向けというよりは、空港に遊びに来たお客さんや、近くの「TIAT SKY HALL」のライブを見に来たお客さんに対して売り上げを伸ばしている印象。

以前からある「だし炊き込み二段弁当」に加えて、今回ご紹介する「牛すき焼き風」バージョンが加わった形です。

「二段弁当」なので・・・。
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こんなような感じで、上段がおかずの部、下段がご飯の部に分かれています。

こちらがご飯の部。
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白いご飯ではなく、だし炊き込みご飯になっています。
お出汁の味がじんわりと染みていて、ご飯だけでもドンドン食べられます。

こちらがおかずの部。
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煮物類と牛すき焼き、和菓子という構成。
牛すき焼きは、やや甘めに味付けされていて、炊き込みご飯との相性がよいです。
煮物も味がよく染みていて美味。

特筆すべきは税込みで650円というお値打ち価格。
空港で入手できるお弁当の中ではコストパフォーマンスが良いので、空港職員様がお買い上げになる姿を見かけることもしばしば。
国際線でお安く美味しいお弁当をサッと頂きたいという方にお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

天空橋付近の「羽田空港跡地第1ゾーン」に何ができる?の編

2018/05/19
こちらは羽田空港国際線ターミナルからモノレールで1駅の「天空橋駅」付近。
HND2018MAY1040R
地下駅の地上出口の周辺の広大な空き地が、工事の仮囲いに囲われています。
ここが「羽田空港跡地第1ゾーン」と呼ばれている羽田空港に隣接する再開発区域です。

工事中とは言っても・・・。
HND2018MAY1039R
2018年5月現在、建物らしきものはまだ見当たりません。

昔の羽田空港の旧滑走路の一部がまだ残っているらしく・・・
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その舗装板を除去して整地する作業をやっているっぽいです。

先日(5/10)、日本空港ビルヂング様の公式サイトに、この「第1ゾーン」に作られる予定の施設の完成予想図的なものが公開されました。

その資料(pdfファイル注意)によると・・・。
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こんなような建物群が出来るようです。
左上の灰色部分は、B滑走路の南端付近。

滑走路や駐機場の飛行機が良く見えそうな建物ですが、一般人が入れる場所があるかどうかはよく分からず・・・。

同pdf資料の説明書きによると、

  • 研究開発施設(ラボ・大規模オフィス)
  • 先端医療研究センター
  • 会議場
  • イベントホール
  • 日本文化体験施設
  • 飲食施設
  • 研究・研修滞在施設
  • 水素ステーション

等を中心とした複合施設がここにできるとのこと。
2018年秋に着工し、2020年に「まち開き」(先行施設開業)、2022年にグランドオープンする予定とのこと。
「飲食施設」があるということは、一部は一般の人も利用できる施設な感じがします(多分)。

同pdf資料に掲載されていた、もう一枚の絵。
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おお ( ゚д゚) ・・・

要するに、今は何もない天空橋駅の真上に色々な建物が出来て、雰囲気がガラっと変わる、ということのようです。
何か建物を建てるんだったら、飛行機がよく見える展望デッキとか温泉とかできないかな~(←脳天気な人)。

この「羽田空港跡地第1ゾーン」の位置図はこちら(同pdf資料より)。
image
この広大な空き地に一体何ができるのか、2020年の「まち開き」を楽しみに待つことにしましょう。

羽田空港の空弁「たいめいけん・洋食やのグリルポークジンジャー」

2018/05/16
今回ご紹介する羽田空港空弁は、第1ターミナルで入手したこちらのリニューアル版空弁です。

「たいめいけん・洋食やのグリルポークジンジャー」980円(税込)
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製造元は東京都中央区のたいめいけんHM様。
かなり前にご紹介した「たいめいけん・ポークジンジャー重」のリニューアル版と思われます。
パッケージのデザインがほとんど変わっていないので、今まで気が付きませんでした・・・。
お値段も税込980円で変わっていません。

では蓋をオープン。
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容器の形が横長のタイプに変わりました。
ポークジンジャー(要するに豚の生姜焼き)を中心に、コールスロー、ナポリタンスパゲッティという構成。

前作の「ポークジンジャー重(2013年12月購入)」からの主な違いは・・・

  • 豚肉にかける「ジンジャーソース」が追加された(上の写真右下の丸い小さな器)
  • 「卵焼き」が無くなって「コールスロー」に変更

と思われます。

ではその「ジンジャーソース」を全投入して、頂きまーす。
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豚肉は結構肉厚。冷めているのでちょっと固いです。
冷えていても美味しく頂けるように、やや濃いめの味付けになっており、ご飯が進みます。
サイドのナポリタンスパゲティも濃厚な味付けで美味。
サッパリしたコールスローが、箸休めに丁度いい感じでした。

羽田空港に居ながらにして、東京の老舗洋食屋の味を体験してみたい方は是非どうぞ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港・深夜の過ごし方2018 早朝6:35発のキャセイドラゴンKA397便に搭乗するの編

2018/04/28
ゴールデンウィークに羽田早朝6:25発のキャセイドラゴン便を利用した際、久しぶりに深夜の羽田空港国際線に徹夜滞在しました。
羽田空港国際線の深夜滞在レポートの2018年版をお送りします。

羽田空港・深夜滞在の基礎知識

  • 羽田空港国際線ターミナルそのものは24時間オープンしていて徹夜滞在可(第1/第2ターミナルは深夜は閉館するため、基本的には徹夜滞在不可)
  • ただし大部分のお店は閉店しており、オープンしているのは一部のお店のみ
  • 1Fに24時間営業のローソンがあり深夜でも食料など調達可
  • 椅子は各所にあるものの、徹夜滞在を目論む人の方が多いため、繁忙期は満席状態である場合が多い
  • 2016年末ごろから「アームレスト付きの椅子」が増えてきており、横になれる椅子の数が減っている
  • 充電できる椅子もあるが、数が少ないため競争率が高い

夜10時半ごろの羽田空港国際線に到着

羽田空港国際線ターミナルにやってきたのは、ゴールデンウィーク初日前夜の10時半頃。
HND2018APL0002R
羽田発の深夜便で海外へ出発する人々で賑わっています。

出発案内板によると・・・。
HND2018APL0004R
深夜の0時~1時台の出発する便が多くあるのが分かります。
昼間は国内線の便の発着がメインであるため、国際線は深夜発と午前発が多いのが羽田の特徴です。

2016年の年末ぐらいから登場したのが、こちらの「アームレスト付きの椅子」。
HND2018APL0011R
アームレストが邪魔で横になりにくいという強敵です。

ターミナル内の黒い椅子のうち、半分以上がこのタイプのものに置き換わりました。
やや残念ではありますが、深夜のお客さんの数が増えてきて、椅子が足りない状況になっている現在となっては、致し方がないことかもしれません。

では、このアームレスト付き椅子の配置状況を含めて、1Fから順に深夜の様子を見ていきましょう。

静かでコンビニがあり人気の1Fだが・・・

1Fには24時間営業のローソンあり。
HND2018APL0159R
食料や飲み物がお安く手に入るため、旅客のみならず空港関係者の方々でいつも賑わっています。

この日は夜11時時点で・・・。
HND2018APL0162R
既に1Fの椅子は9割ぐらい満席の状態でした。

1Fの椅子はすべてアームレスト付きのものになってしまいました。
それでも器用な体勢で強引に横になっている人もいますが・・・。

参考記事
羽田空港国際線に「アームレスト付き」の椅子が出現の編

シャワールームのある2Fへ

深夜の到着便で賑わう到着階2F。
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終電ギリギリの夜11時台でも多くの便が到着するため、その出迎えの人々等でごったがえしています。

夜11時台の到着ロビーは・・・。
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この日はまだ若干空き席がある模様。
ちなみに、このシャワールーム付近の椅子は今のところ(2018/05現在)、アームレストなしタイプの椅子です。
2Fは半分ぐらいアームレストありの椅子になってしまいましたが、まだアームレストなし椅子が残っています。

終電がなくなる深夜0時ごろになると、ほぼ席が埋まっていました。
ただし、その日の混雑具合は、繁忙期がどうかや遅延便の有無などによって変わるので、あくまでも参考程度ですが。

一応ガードマンや警察の方が一晩中巡回していて、治安は保たれていますが、荷物はくれぐれもお気をつけください。
気になる方は、コインロッカーに預けるか、24時間営業の荷物預け窓口へどうぞ。

この2F到着階の南端にあるのが「シャワールーム」。
HND2018APL0143R
24時間営業ですので、徹夜滞在派にはウレシイ施設です。
ただし1時間1030円とお高いです。

この日はここでシャワーを浴びてサッパリしました。
海外への出発前にリフレッシュできるのはありがたいです。

体験記はこちら。
羽田空港国際線2F到着階のシャワールームを久しぶりに利用するの編2018

シャワールームのお隣にあるタリーズコーヒーも24時間営業。
HND2018APL0141R
カウンター席に電源があり充電できます。
電源席は人気が高いため、こちらもすぐに満席になってしまいます。

意外とオススメの穴場は、バスのりばへ降りる前の2F通路付近の椅子。
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このあたりの黒い椅子には、白い棒のようなものがついています。

これがいわゆる「充電ポール」。
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USBポートとACコンセントがついており、ケーブルや充電器があればノートPCやスマホの充電ができます。
2017年から設置された非常にアリガタイ設備です。
しかしここも競争率が高い・・・

深夜の3F出発ロビーはいつも混雑

そして出発ロビーのある3Fへ。
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こちらは主にチェックイン待ちの人々でいつも満席状態。
やはりこれから出発する人にとっては、アナウンスが聞こえやすい出発ロビーで待ちたいというのが心情。

3Fの一部の椅子にも・・・
3fcs
「充電ポール」があるものの、数が少ないです(10本ぐらい?)
今後の増加に期待しましょう。

3Fのセブンイレブンは深夜23:30まで。
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深夜・早朝時間帯は1Fのローソンをご利用ください。

3Fに限った話ではありませんが・・・。
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「深夜清掃」の案内板が随所にあります。
清掃の際には「ゴォー」という音がしますのでご注意。

同じく出発階3Fは・・・。
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羽田空港国際線ターミナルに併設されている「ロイヤルパークホテル・ザ羽田」のフロント(4F)に直結しています。
宿泊費はかなりお高い(だいたい2万円以上)ですが、かなり稼働率が高いらしい。
ブルジョワな方はどうぞ。

ホテル完成直後に大枚をはたいて宿泊してみた体験記はこちら
羽田空港国際線・ロイヤルパークホテル・ザ羽田の飛行機が見えるプレミアムフロア宿泊体験記

4F江戸小路へ

1F~3Fを見て回って、居場所がなかった場合は4F、5Fを見て回りましょう。
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広々とはしているものの、椅子の数はあまり多くありません。

夜11時を過ぎると江戸小路は閑散。
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江戸小路の殆んどの飲食店は23時ぐらいには閉まります。

ただし最近になって・・・。
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「らーめん・せたが屋」が24時間営業になったようです。
深夜でも外国人の人々で賑わっていました。
ラーメンは世界的に人気のようですねえ。

江戸小路のお土産物屋は・・・。
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22:00でクローズしてしまいます。
他の階にある土産物屋も、23:00で閉まるところが多いです。

4F江戸小路にある赤い長椅子。
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非常に固くて寝にくいので、あまり人気がありません。
どうしようもない時はここで寝るしかないです。

こちらも24時間営業の「カフェ・カーディナル」
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夜でもカレーを頂くことが可能。

かつては店内の一角にフカフカの「ソファ」があり、一部の徹夜滞在マニヤ(?)に人気があったのですが・・・。
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最近になって「椅子とテーブル」に変わり「ソファ」は無くなりましたので悪しからず。
無くなったものはしょうがない。

「カフェ・カーディナル」の近くにある椅子。
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横にはなれますが、石で出来ているのでメチャクチャ硬くて冷たいです。
人通りが多い場所にあるので、ここで寝るのはちと恥ずかしい。

こちらは、柔らかめの椅子。
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幅も広いし、最も快適に寝られるオススメの椅子です。
しかしこのタイプの椅子は数が少なく競争率が高い・・・。

こちらも24時間営業の「茶寮・伊藤園」
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和な感じのテーブル席があり、24時間利用可能。

「ご案内」によると・・・。
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「カフェの利用がなくても、自由にご利用いただけます」
「お年寄りやお体の不自由な方に席をお譲りください」
とのこと。

4Fのおこのみ横丁とはねだ日本橋へ

続いて、2014年8月に拡張オープンした「おこのみ横丁」へ。
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こちらも、赤い固い椅子がちょこちょこあります。
ここも繁忙期の深夜になると満席になってしまいますが。

はねだ日本橋の下にも・・・。
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赤い固い椅子がいくつかあり。
まるで昔の人のように「橋の下で寝る」体験が可能。

こちらの椅子も、泣きたいぐらいに表面が固いものの・・・。
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横幅が広くて寝やすいので、意外と人気があります。
3F到着階が見渡せる場所なので館内アナウンスも聞こえます。
ただし、近くを歩く人々のスーツケースのガーガー音が耳障りかも。

さらにその奥には・・・。
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24時間営業の吉野家があり。
テイクアウトも可能。
深夜の牛丼の誘惑に負けてしまいそうになります。

お隣には24時間営業のモスカフェ。
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中央のカウンター席には電源があり、競争率が高いです。

さらに24時間営業の「羽田食堂」もあり。
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こちらも店内のカウンター席とボックス席に電源あります。
ボックス席付近にはテレビもあり。

以上の「24時間営業店舗3兄弟」の前には・・・。
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テーブル席があり、24時間自由に着席できるようになっています。
横になれる場所はありませんが、ここも穴場的な滞在場所。
いつも牛丼のいい匂いが漂っています(笑)

昼間は賑わっている「はねだ日本橋」も・・・。
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深夜になると閑散。
記念写真を撮り放題です。

橋の上からは・・・。
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ひっそりと静まり返った深夜の出発ロビー全体を見渡すことができました。

「はねだ日本橋」を登った先にも・・・。
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幅広の赤い固い椅子があり。
ここも、深夜になると人で埋まっていました。

展望デッキのある5Fへ

国際線の5Fの展望デッキは24時間オープンしています。
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展望デッキが24時間開いているというのは、世界的にも珍しいと思う。
この日はまだ寒く、さすがに屋外で寝ている強者はいませんでした。

深夜の出発を待つ飛行機たちが見えました。
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このあと深夜2時ごろになると、ほとんどの飛行機が出発していまい、閑散とすることになります。

同じく5Fの中央部には・・・。
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黒い椅子が多少あります。
2018/04現在、アームレストがついていないタイプの椅子なので、人気が高いです。

5Fの窓際には、円弧状の固い椅子があり。
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23時半ごろは、まだ若干座れる余地があったものの・・・。

夜2時を過ぎるとほぼ満席になりました。
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幅が狭くて寝にくい固い椅子ですが、強引に横になっている方もおられます。

5Fの物販店ゾーン付近。
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こんなような丸い椅子があるものの、横になると足が飛び出してしまいます。

この日はたまたま5Fの「Expasa Cafe羽田」が深夜特別営業中でした。
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いつもは22:00に閉店するのですが、ゴールデンウィークなどの繁忙期だけ深夜も営業してみているとのこと。
(ただし2:20~3:40は清掃のため閉店)
夜の滑走路の眺められるカウンター席もあるので、要チェックです。

関連記事:
羽田空港国際線5F「Expasa Cafe羽田」の深夜特別営業に遭遇の編

朝4時ごろにキャセイドラゴンの搭乗手続き開始

一通り深夜の館内を偵察し終わった後は・・・

  • 2Fのシャワールームでシャワーを浴びる (1:00ごろまで)
  • 5Fの「Expasa Cafe羽田」で夜食 (2:00ごろまで)
  • 4Fの吉野家前のテーブルに座ってPCを広げる (4:00ごろまで)

と過ごしている間に、あっという間に朝4時となりました。

夜って意外と短いのね・・・。

で、キャセイドラゴンKA397便の出発時刻6:35に対して2時間半前の4:05。
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ようやく搭乗手続きが始まりました。
ついにスーツケースを預けて身軽に!

3Fの中央保安検査場は、ほぼ24時間稼働しているようでした。
HND2018APL1386R
最近は、ピーチやタイガーエア台湾が「2:45AM発」や「5:00AM発」という弾丸深夜便を運航し始めたため、クローズしている時間がほどんどなくなりました。

ただし深夜はお客さんは少ないので、稼働している検査ゲートは2か所のみ。
夜遅くまで勤務ご苦労様です。

この後は保安エリアに滞在後、なんとか無事に香港へと旅立つことができました。HND2018APL1067R
もうメチャクチャ眠かったです・・・。
体力のある若い人向けのプランですかね。

なお、KA397便ご利用の方で、ラウンジが使えて機内預け荷物がない身軽な方は、保安エリア内の24時間営業のラウンジ「TIATラウンジ」で夜明かしするという荒業(?)もあります。

参考記事:
羽田空港国際線・TIATラウンジ(本館)に初潜入して徹夜滞在の編

24時間営業のお店

最後に国際線の出発前エリアで24時間営業しているお店や主な施設は以下の通り(2018/05現在)。

  • 1F ローソン(コンビニ)
  • 2F シャワールーム
  • 2F タリーズコーヒー(カフェ)
  • 4F カフェ・カーディナル(カフェ)
  • 4F 茶寮伊藤園(カフェ)
  • 4F せたが屋(ラーメン屋)
  • 4F すぎのこ(飲み屋)
  • 4F 羽田食堂(レストラン)
  • 4F 吉野家(牛丼屋)
  • 4F モスカフェ(カフェ)
  • 5F 展望デッキ

結構増えましたね。

なお各店舗の営業時間の最新情報は・・・。
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館内にあるこんなようなタッチパネル式の案内板からどうぞ。

なお、保安検査後の制限エリア内には、24時間営業のフードコートがあります。
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あの人気のつけ麺屋「六厘舎」も24時間営業。
深夜・早朝時間帯なら並ばずに頂けます。

キャセイドラゴン航空は、羽田空港の自動チェックイン機に対応しています。
預け入れ荷物がなければ、搭乗手続きを開始が待たずして、自分で搭乗券を発券し、保安エリアに入って夜明かしすることも可能です。

参考記事:
羽田空港国際線・TIATラウンジ(本館)に初潜入して徹夜滞在の編

やっぱりちゃんとしたホテルに泊まりたい方はこちら。
羽田空港周辺の宿泊施設の体験記

羽田への深夜早朝バスを活用してみよう!という方はこちら
羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法

羽田空港の空弁「崎陽軒・横濱チャーハン」

2018/05/09
今回ご紹介する羽田空港空弁は、第2ターミナル地下1階のANA FESTA様で購入した、こちらの有名空弁です。

崎陽軒・横濱チャーハン 630円(税込)
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製造元は横浜市西区の崎陽軒様。
朝の10時半ごろに購入したところ、まだ少し温かかったです。
崎陽軒のお弁当ですので、羽田空港のみならず、横浜や東京の駅やデパ地下などでも入手できます。
羽田空港第2ターミナルの出発前エリアでは、地下1FのANA FESTAで少しだけ売っていました。

同梱物。
HND2018BG028R
お箸はついておらず、プラスチック製の「先割れスプーン」がついてきます。
小学校の頃の給食を思い出す・・・。
ただお箸のほうが食べやすいと思うのが正直なところ。

ではフタをオープン。
HND2018BG027R
チャーハンはエビや卵焼き、叉焼、グリーンピースなど具沢山。
自慢のシュウマイ2個や鶏のチリソースあえなど、おかず類も充実しています。
蓋を開けるとチャーハンのいい匂いが周囲に広がるので、機内だと注目を浴びるかもしれません。

チャーハンはやや固めですが、味がしっかりとついていて、冷えていても美味しくいただけました。
シュウマイは文句なしのお味で安定感があります。
鶏のチリソースは、辛くはなく甘めの味付けでチャーハンとの相性が良かったです。

特筆すべきはお値段が「630円」と、空弁の中では非常にリーズナブルな点です。
コストパフォーマンス重視な方にお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国際線5F「Expasa Cafe羽田」の深夜特別営業に遭遇の編

2018/04/28
ゴールデンウィーク休みに、早朝便を利用すべく羽田空港国際線に徹夜滞在したときのこと。
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夜23時を過ぎると、4Fの江戸小路は閑散。
24時間営業のお店もありますが、多くのお店が閉店していまいます。

そんな深夜の国際線をウロウロしていると、4F江戸舞台の近くにこんなような立て看板を発見(クリックで拡大可)
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なんと、展望デッキのある5Fの「Expasa Cafe羽田」が、本日深夜特別営業を行っているとのこと。
これは珍しい。
いつもは22:00に閉店してしまうのですが。

深夜の24:30頃、早速行ってみました。
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おお!
確かにまだ営業しています。
これはありがたい!

店頭の表示によりますと・・・。
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2:20~3:40は清掃整備の為閉店するものの、それ以外の時間はオープンしているようです。
店員さん(店長さん?)によると、ゴールデンウィーク期間中などの繁忙期のみの特別営業とのこと。

最近の深夜・早朝時間帯の羽田空港国際線ターミナルは、お客さんが増えてきたことにより、朝まで居られる場所が少なくなりつつあります。
数少ない24時間営業のカフェ「タリーズ」や「モスカフェ」も、深夜になると夜明かしの人で一杯になってしまうこともしばしば。
なので、繁忙期だけでも深夜営業のお店が増えてくれるのは、利用者としては非常にありがたいところです。

ただし深夜なのでメニューは限られています。
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カレーやサンドイッチの他にも、おつまみ類などもありました。
もちろん各種ソフトドリンクやお酒もあるので、夜食メニューとしては十分に充実しています。

この時は、たまたまなのか、そんなに混んでいませんでした。
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羽田空港の夜景が見えるカウンター席がお勧めです。

6:35発のキャセイドラゴン香港行き KA397便のチェックインが始まるのは朝の4:00ごろ。
それまでずっとここに滞在することはできませんが、閉店時間まで居ることにしました。

先にお会計を済ませてカウンター席へ。
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百人一首の飾りつけなどがあって楽しい雰囲気。
外国人の方も楽しめそうです。

ミックスサンドとアイスティーのセット850円。
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サンドイッチはややひんやりとしていましたが、美味しく頂きました。
深夜の空港で頂く夜食は格別です。

窓の外には・・・。
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展望デッキごしに、深夜の羽田空港のA滑走路と誘導路の夜景を眺めることができます。
窓に店内の照明が反射して見にくいですが。

羽田の夜景を堪能したい方は・・・。
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お外のテーブル席でどうぞ。
この日はやや寒かったですが、夏場なら気持ちが良さそうです。

というわけで、普段は体験できない羽田空港国際線5F「Expasa Cafe羽田」のレアな深夜特別営業体験記でした。

夏のお盆の繁忙期も営業してくれるとよいな~(店員さんは大変でしょうけど)。
繁忙期に羽田空港国際線の深夜・早朝便をご利用の方は、是非チェックしてみてくださいませ。

羽田空港空弁に関するムダ知識「羽田空港ならでは」の空弁の選び方

2018/05/05
羽田空港の空弁を記録し続けて、はや5年以上が経過。
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これまでに食した空弁は実に250食以上となりました。

特に頑張ったわけではなく、羽田に行く度に違う種類の空弁を食べているうちに、こんなになっちゃったという感じです。

羽田空港の空弁は、およそ100~200種類ぐらいあると言われています。
中には期間限定の空弁だったり、古い商品が新しい商品に置き換わったりもしますので、いくら食べても食べても完全に制覇しきれない状況となっております。

これだけ色々な空弁を食べていると・・・

  • 「空弁は夕方になると売り切れが多くなってくるので、朝早い時間のほうが種類が充実しているね」
  • 「この空弁の煮物は、あの空弁と同じだね」
  • 「空弁を食べるなら、第2ターミナルのほうがテーブルが多くてイイよね」

などなど、空弁に関する無駄知識や無駄ノウハウがどんどん蓄積されてきます。

そこで今回は、これらの無駄知識を活用して、初めて空弁を購入する皆様に「空弁の選び方」について解説してみたいと思います。

「羽田空港ならでは」の空弁はどれ?

せっかく羽田空港に来たからには、羽田空港でしか手に入らない「羽田空港限定空弁」を食べてみたい、という方も多いのではないでしょうか。

その一方で、たとえば崎陽軒のシュウマイ弁当のように「羽田空港以外の場所でも売っているけど、羽田空港でも買える空弁」いわゆる「非限定空弁」もあります。

しかしながら、実際に空弁売り場に行ってみると・・・
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美味しそうな空弁が色々あって、どれを選べばよいのやら。

空弁売り場では「羽田空港限定空弁」とそうでない「非限定空弁」がごちゃまぜになって売られている状況です。
パッと見てどれが「羽田空港限定」なのかよく分かりません。
一体、どうやって見分ければよいのでしょう?

「羽田空港限定」と明記されている空弁を買う(当たり前)

まずはアルシンド並みにアタリマエな見分け方から。

例えばこちらの「羽田空港ひとくちおこわ」のように・・・。
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お弁当本体に「羽田空港」とか「羽田空港限定」と書かれていたり、シールが貼られたりしているものがあります。

もし「羽田空港限定」と書かれている商品を、羽田空港以外の場所で売っていた場合は・・・。

「限定してねーじゃん」

ということになるので、これは「羽田空港限定空弁」とみなしてよいでしょう。

ただし「羽田空港限定」と書かれている空弁はそんなに多くありません。
明記はされていないけど、実は羽田空港限定な空弁は沢山あります。
次は、そんな空弁の見分け方についてです。

製造ラベルをチェックする

例えばこちらのお弁当。
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どこにも「羽田空港限定」とは書かれていません。

そこで、お弁当に張り付けられているラベルを激しく確認します。
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例えばこんな感じ。

この中の「製造者」欄を見てみます。
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ここに「日本エアポートデリカ株式会社」と書かれていれば、基本的には「羽田空港限定空弁」と思ってよいでしょう。
(たまに都内のデパ地下などで売っていたりしますが)

日本エアポートデリカ様は羽田空港を中心とした食品販売を手掛けている会社。
空港以外への商品展開も行っているようですが、羽田空港の空弁で「日本エアポートデリカ様製造」であれば、ほぼ「羽田空港限定空弁」と思ってよいと思います。
(他の場所でも売ってたらごめんなさい)

私が空弁を買う時は、まずはこの製造ラベルを必ずチェックしています。
ただし、このラベルはお弁当の底面に貼ってあって見にくい場合もあり。
そんな時は、お弁当をひっくり返したりはせずに、そうっと持ち上げて、下から覗き込むようにしましょう。
(そういう仕草をしている時点で空弁マニヤであることがバレます)

店員さんに聞く

「羽田空港限定」空弁かどうかを、どうしても確認したい場合の最終手段としては、お店の人に聞いてみるのがよいでしょう(そりゃそうだ)。
詳しい店員さんだったら教えてもらえるはず(たぶん)。
私は店員さんに質問したことはありませんが・・・。

快適な空弁ライフを

というわけで、空弁選びに関する無駄知識のご紹介でした。
要するに「日本エアポートデリカ様の空弁に注目!」ということです(日本エアポートデリカ様の回し者ではありません)。
羽田空港をご利用の際に、空弁選びのご参考になればと思います。