「第1ゾーン」タグアーカイブ

ソラムナード羽田緑地にて新飛行経路の南風運用を眺めるの編

2020/06/21
この日は、「ソラムナード羽田緑地」へ飛行機を見に行くべく「天空橋駅」へ。
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天空橋付近の「羽田空港跡地第1ゾーン」改め「羽田イノベーションシティ」では、いくつかの建物が出来上がっていました。
新ホテル「京急EXイン羽田イノベーションシティ」も出来たようですが、開業日は未定とのこと・・・(2020/06/24現在)

環八通り沿いには・・・。
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窓のない、研究施設っぽい建物が出来ているのを見ることができました。
飛行機が見えるところはあるのかな?

これらの建物の周りには・・・。
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未開発の土地が広がっていました。
まだまだ開発の余地があるように見えます。

そんな羽田イノベーションシティの対面には・・・。
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B滑走路と駐機場を眺めることができます。
多くの便が運休中のため、お休み中の飛行機がいっぱい並んでいました。

そのB滑走路(RWY22)からは・・・。
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離陸機を眺めることができました。
2020年3月末から始まった新飛行経路の南風運用です。
15:00~19:00の南風時限定。

天空橋から徒歩10分ほどの公園「ソラムナード羽田緑地」へ。
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この高台からなら、フェンスに邪魔されずにB滑走路の様子を眺めることができます。
お天気がよい南風ということで、カメラの人がやや多めでした。

第3ターミナルのサテライトには・・・。
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ルフトハンザの他、デルタ航空がいました。
便数はかなり減ったものの、海外の航空会社の機体も時々見かけます。

B滑走路からの離陸シーン。
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APS-C デジカメの210mm望遠+2倍デジタルズーム(最大望遠)でこれぐらいの大きさで撮れました。
離陸地点はかなり遠い・・・。

離陸した飛行機は・・・。
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ソラムナード羽田緑地のほぼ真上を上昇していきます。
ランディング・ギアが収納される様子が良くみえました。
迫力はあるものの、灰色の腹の部分しか見えないので、飛行機写真としてはイマイチな感じです。

さらに遠目に・・・。
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A滑走路(RWY16R)への着陸機(B767)が見えました。
最大望遠(APS-C 210mm望遠+2倍デジタルズーム)でもこれぐらいしか寄れません。
かなりキビシイです。

さらにさらに遠目には・・・。
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C滑走路(RWY16L)へ着陸機が見えます。
1つ上の写真と同じ種類の機体を同じ画角で撮影。
遠すぎて機体番号の判読は不可能でした。

ちなみに、C滑走路とA滑走路のアプローチコースは平行なので・・・。
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タイミングが良ければ、ANA機の頭の上に小さなJAL機がちょこんと乗っている、という変態写真を撮影することもできます(笑)。

というわけで、マニア向けな(?)撮影ポイント「ソラムナード羽田緑地」からの眺めのご紹介でした。

「羽田空港跡地第1ゾーン」改め「羽田イノベーションシティ」の工事が進んでいたの編2019/11

2019/11/09
こちらは羽田空港国際線ターミナルから、モノレールで1駅の天空橋駅。
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天空橋駅の地上出口付近は「羽田空港跡地第1ゾーン」と呼ばれ、2020年に向けて再開発が行われています。
既に、駅出口の向こう側に高い建物が出来ていました。
最近の建物は出来上がるのが早いですねえ。

ちなみに、この羽田空港跡地第1ゾーンは「HANEDA INNOVATION CITY」という名称になったとのこと。
公式サイトはこちら

さらにこの場所には、京急電鉄様が「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」なる新しいホテルを2020年夏に開業する予定とのこと。
プレスリリースはこちら

これで、京急EXインは、

  • 京急EXイン羽田空港(2017/10/27開業)
  • 京急EXイン羽田・穴守稲荷駅前(旧タマディアホテル)
  • 京急EXイン 羽田イノベーションシティ(2020年夏開業予定)

の3棟を羽田に構えることになります。
ホテルがどんどん増えていきますねえ。

で、天空橋駅前の通りには・・・。
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「あのときの、羽田」と題して、昔の羽田空港の写真の展示が行われていました。
1931年に開港した「東京飛行場」当時のターミナルの写真など、非常に興味深い写真が多数です。

さらに、空港ターミナルに向かって進むと・・・。
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5か月前は鉄骨が組まれただけだった建物が完成していました。

前回の様子はこちら。
羽田空港跡地第1ゾーンから羽田空港国際線まで歩いてみたの編

ただし・・・。
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周囲の建物はまだ足場が組まれて建築中の部分が多いです。

B滑走路の延長線上に近付くにつれて・・・
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建物の高さが低くなっていきます。
高さ制限があるような感じです。

というわけで・・・。
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ここ数カ月で、急速に建物の建設が進んできた「羽田空港跡地第1ゾーン」改め「羽田イノベーションシティ」の様子でした。
どんな風に完成するのか、楽しみに待つことにしましょう。

ここまで来たついでに・・・。
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2019年4月に出来たばかりの「ソラムナード羽田緑地」へ。

この季節になると・・・。
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北風運用の場合が多いので、B滑走路の離発着はほとんどありません。
公園内には、お散歩をする方々の姿がチラホラあるのみです。

遠くには・・・。
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2020年春に向けて、大絶賛建造中の羽田空港跡地第2ゾーンの巨大ホテル群が見えました。
あれが出来ると、このあたりも人々で賑わうことになるのだろーか。

多摩川には・・・。
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対岸の川崎市殿町地区とを結ぶ橋「羽田連絡道路」の建設中の様子が見えます。
一部、橋脚と橋脚を結ぶように道路部分が出来ていました。

ただし川崎市の発表によると、工事の完成時期は「2020年内」から「2020年度内」にずれ込む見込みとのこと。

こちらが橋の接続ポイント。
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橋の入口は高架になっているという変わった構造。
橋と接続される部分だけ、まだスキマが空いている状況でした。
この橋が完成すれば、対岸の川崎市も羽田空港にグッと近くなりますね。
(対岸は工場が多いけど・・・)
こちらも工事の完成が楽しみです。

その他の羽田空港拡張工事の情報は以下をどうぞ。
2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

羽田空港跡地第1ゾーンから羽田空港国際線まで歩いてみたの編

2019/06/08
やや曇りがちのこの日。
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羽田空港のお隣(というか空港敷地内?)の「天空橋駅」にやってきました。

今回は、ここ天空橋駅から・・・。
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国際線ターミナルまでお散歩してみよう、という企画です。

お散歩コースの道中にて・・・。

  • 羽田空港跡地・第1ゾーン(建設中)
  • ソラムナード羽田緑地
  • 羽田連絡道路(建設中)
  • 羽田空港跡地・第2ゾーン(建設中)

と、今一番ホットな工事中エリアを見学できるコースとなっております。

まずは、天空橋駅付近の「第1ゾーン」からスタート。
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広大な平地の中に、ポツンと鉄骨の構造物が出来ているのを発見。

近寄ってみると・・・。
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B滑走路がよく眺められそうな場所に、3階部分まで鉄骨が組まれています。
ようやく地上部分の建設が始まったようです。
どんな風に完成するのか楽しみです。

さらに多摩川沿いを歩いていくと・・・。
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2019/04にオープンしたばかりの「ソラムナード羽田緑地」に到着。

B滑走路を眺められる高台には・・・。
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超望遠レンズをお持ちの方が2,3名ほどおられました。
徐々にマニヤの方にも知られつつあるようです。

この日は南風運用だったため・・・。
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高台からは、B滑走路にひっきりなしに降りて来る飛行機を眺めることができました。
ただ、いかんせん遠いので、かなりの望遠(35mm換算で250mm以上?)が必要です。

この高台からは・・・。
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ゴール地点の国際線ターミナルを眺めることができます。
増築部分も、かなり出来上がってきましたねえ。

さらに、ソラムナードを多摩川沿いに進撃。
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前方に「羽田空港跡地・第2ゾーン」の工事現場が見えてきました。

多摩川側から、絶賛建設中の巨大ホテル群を眺めてみると・・・。
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見た感じ、かなり出来上がってきているように見えます。
まるで巨大な豪華客船のような。

工事現場にある看板もリニューアルされていました。
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説明書きによると・・・。

  • ホテル1700室
  • バスターミナル
  • 天然温泉
  • イベントホール
  • 物販・飲食70店舗

ができるとのこと。

「ホテル1700室」て、凄いですね・・・。
今の羽田空港国際線併設のホテル「ザ・ロイヤルパーク東京羽田」が「313室」ですので、その5倍以上の規模のホテルが誕生することになります。
2020年に完成した暁には、一体どんなことになるのか、完成が待ち遠しいです。

多摩川方面を眺めてみると・・・。
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対岸の川崎市と橋で結ぶ「羽田連絡道路」の工事の様子を見ることができます。
ついに橋げたが姿を現していました。
この橋のことが知れ渡ったら、対岸の川崎市殿町地区の地価が上がるかも?

そして、ゴール地点の羽田空港国際線に到着。
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天空橋駅から、未来の羽田空港を妄想しながら、およそ40分ほどのお散歩でした。
物好きな方は、お天気のよい日に是非どうぞ。

その他の羽田空港拡張工事の情報は以下をどうぞ。
2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

2019/03/08
来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港のあちらこちらで機能強化のための工事が行われています。
そんな羽田空港大改造工事の様子をまとめてみました。

2019年3月現在、以下の「4大工事エリア(←勝手に命名)」にて大規模な工事が行われています。

  1. 第2ターミナル国際線施設増設工事
  2. 国際線ターミナル増築工事
  3. 国際線ターミナル隣接地(羽田空港跡地・第2ゾーン)開発工事
  4. 天空橋駅周辺(羽田空港跡地・第1ゾーン)開発工事

では、順に見ていきましょう。

(1) 第2ターミナル国際線施設増設工事

こちらは現在ANAの国内線がメインで使用している第2ターミナルの南側。
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大型クレーン車により、マニヤックな形状の白い鉄骨が組まれています(2019/03/02当時)。
羽田空港国際線の便数増に対応するため、第2ターミナルにも国際線施設を作ってしまおう、という大工事。
2020年3月頃供用開始予定とのこと。

本ブログの関連記事は以下をどうぞ。
羽田空港第2ターミナル国際線施設増築工事・ついに鉄骨が「XXXXX」まで完成の編
羽田空港第2ターミナルに新設される国際線施設の完成イメージ図登場の編

日本空港ビルデング様のサイト:
日本空港ビルデング・株主投資家情報の「2018(平成30)年3月期決算説明会」

(2) 国際線ターミナル増築工事

こちらは、国際線ターミナル。
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ターミナル本館の増築工事が行われています(2019/03/02当時の様子)。
今後の利用者増に対応すべく、チェックインカウンターの数を増やすのが主目的とのことで、2019年12月末完成予定。
さらに、2020年3月からは「国際線ターミナル」から「第3ターミナル」に名称が変わる予定になっています。
完成後がどうなるのか楽しみです。

関連記事:
羽田空港国際線再増築工事・屋根が組みあがってきたの編

さらにさらに、国際線のサテライト棟では・・・。
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PBB (Passenger Boarding Bridge 旅客搭乗橋)を2基増設する工事が行われています。
「サテライトのサテライト」的なスペースが出来そうな雰囲気です。

関連記事:
羽田空港国際線再増築工事・一般道を跨ぐ搭乗橋を建設中の編

(3) 国際線ターミナル隣接地(羽田空港跡地第2ゾーン)開発工事

こちらは国際線ターミナルのお隣の「第2ゾーン」。
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多摩川に近いエリアに、巨大な建造物を建設中。
ホテル3棟(合計約1700室)の他、商業施設、会議場、天然温泉の温浴施設、バスターミナルなどが出来て、国際線(第3)ターミナルと直結されるのだそうな。
こちらの工事の主体は、日本空港ビルデング様ではなくて住友不動産様。
このホテルや温泉が完成すれば、羽田の深夜早朝便利用時の前泊・後泊に便利になりそうです。

関連記事:
羽田空港国際線の団体バス乗り場が移設。羽田に天然温泉?国際線隣接地の未来をアレコレ調べてみた

住友不動産のサイト:
「羽田空港プロジェクト」のwebサイト

さらに多摩川には・・・。
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対岸の川崎市とを結ぶ「羽田連絡道路」なる橋を架ける工事が行われています。
この橋ができれば、今はのどかな川崎市殿町エリアからも、羽田空港へのアクセスが容易になります。

本ブログの関連記事:
多摩川に架かる「羽田連絡道路」の完成予想図を見つけたの編

川崎市のサイト:
羽田連絡道路整備事業について

(4) 天空橋駅周辺(羽田空港跡地第1ゾーン)開発工事

こちらは天空橋駅付近の空き地。
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「羽田イノベーションシティ」と名付けられたとのこと。
「先端産業拠点」「クールジャパン発信拠点」の他、イベントホール「ZEPP HANEDA」、ホテル「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」など色々できるようです。

本ブログの関連記事
天空橋付近の「羽田空港跡地第1ゾーン」に何ができる?の編

大田区のページ:
「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)の整備・運営事業者による情報発信について」

鹿島建設のページ
鹿島の開発事業(下の方にスクロールすると、第1ゾーン開発計画の動画が見れます)

羽田イノベーションシティ公式サイト
Haneda Innovation City

2020年に向けての羽田国際線大増便関連の公式サイトは下記。

羽田空港広報協議会
「羽田国際線大増便!」特設サイト

というわけで、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港がどのように変わっていくのか、今後も要注目です。

天空橋付近の「羽田空港跡地第1ゾーン」に何ができる?の編

2018/05/19
こちらは羽田空港国際線ターミナルからモノレールで1駅の「天空橋駅」付近。
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地下駅の地上出口の周辺の広大な空き地が、工事の仮囲いに囲われています。
ここが「羽田空港跡地第1ゾーン」と呼ばれている羽田空港に隣接する再開発区域です。

工事中とは言っても・・・。
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2018年5月現在、建物らしきものはまだ見当たりません。

昔の羽田空港の旧滑走路の一部がまだ残っているらしく・・・
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その舗装板を除去して整地する作業をやっているっぽいです。

先日(5/10)、日本空港ビルヂング様の公式サイトに、この「第1ゾーン」に作られる予定の施設の完成予想図的なものが公開されました。

その資料(pdfファイル注意)によると・・・。
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こんなような建物群が出来るようです。
左上の灰色部分は、B滑走路の南端付近。

滑走路や駐機場の飛行機が良く見えそうな建物ですが、一般人が入れる場所があるかどうかはよく分からず・・・。

同pdf資料の説明書きによると、

  • 研究開発施設(ラボ・大規模オフィス)
  • 先端医療研究センター
  • 会議場
  • イベントホール
  • 日本文化体験施設
  • 飲食施設
  • 研究・研修滞在施設
  • 水素ステーション

等を中心とした複合施設がここにできるとのこと。
2018年秋に着工し、2020年に「まち開き」(先行施設開業)、2022年にグランドオープンする予定とのこと。
「飲食施設」があるということは、一部は一般の人も利用できる施設な感じがします(多分)。

同pdf資料に掲載されていた、もう一枚の絵。
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おお ( ゚д゚) ・・・

要するに、今は何もない天空橋駅の真上に色々な建物が出来て、雰囲気がガラっと変わる、ということのようです。
何か建物を建てるんだったら、飛行機がよく見える展望デッキとか温泉とかできないかな~(←脳天気な人)。

この「羽田空港跡地第1ゾーン」の位置図はこちら(同pdf資料より)。
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この広大な空き地に一体何ができるのか、2020年の「まち開き」を楽しみに待つことにしましょう。