多摩川に架かる「羽田連絡道路」の完成予想図を見つけたの編

2018/09/09
羽田空港国際線ターミナルの立体駐車場から、大師橋方向を見てみると。
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「羽田空港跡地第2ゾーン」と呼ばれる国際線ターミナルの隣接地において、ホテルなどの複合施設の建設が進められている様子を見ることができます。
写真の左手側が多摩川を挟んで川崎市、右手側が空港の敷地になります。
2020年の東京五輪に向けた、空港機能強化のための工事の一環。

この工事の詳細はこちらの2年前の記事をどうぞ。
夏休み特別企画・羽田空港国際線のお隣に何が出来る?の編

多摩川に注目してみると・・・。
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川の中に橋脚のような構造物が出来ているのが見えます。
ここには、対岸の川崎市殿町地区とを結ぶ橋(羽田連絡道路・仮称)が架かる予定。

この橋が完成すれば、対岸の「キングスカイフロント川崎東急REIホテル」からのアクセスが容易になるため、羽田周辺ホテルの選択肢がさらに広がることでしょう。

この連絡橋の工事は一体どんな感じになっているのか・・・。
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国際線ターミナルから10分ほど歩いて見に行ってみました。

こちらが橋の根元の部分になると思われる場所。
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工事の仮囲いで道路の両サイドが囲われていて、工事の様子はよく分かりません。

工事の囲いに、橋の完成予想図の壁画がありました(クリックで拡大)。
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おー、なるほど。
こんな感じになるんですね。
羽田空港側の環状8号線ランプ部から、多摩川を渡って川崎の国道409号に接続するとのこと。
対岸の殿町地区は、関空の「りんくうタウン」みたいな感じになるのでしょうかね。

羽田空港側の橋の接続部分の図もありました。
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橋の根元の部分が、高架のT字路になっているという珍しい構造。
橋には、歩行者レーンや自転車レーンもあるように見えます。
川崎から徒歩や自転車で多摩川を渡って羽田空港に行けるようになるのかも?
2020年の完成を楽しみに待つことにしましょう。

工事の詳細はこちら(川崎市のサイトへ)