「第2ソーン」タグアーカイブ

羽田空港跡地第2ゾーン改め「羽田エアポートガーデン」が出来るまで

2020/04/13
羽田空港第3ターミナル(国際線ターミナル)のお隣にて開発が行われている「羽田エアポートガーデン」。
しかしながら、当初は2020/04/21開業予定だったのが、公式サイトによると、新型コロナの影響により「2020年夏ごろ」に延期されたとのこと・・・。

そこで今回は、過去の膨大な写真データを掘り起こして「羽田エアポートガーデン」建設工事の総集編を作ってみました。

2016/07/10
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完成の4年ほど前の羽田エアポートガーデン(当時は羽田空港跡地第2ゾーン)の状況。
当時はまだ更地でした。

2018/10/27
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2018年ごろから地面を掘り起こして基礎工事が始まり・・・。

2018/11/23
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2018年11月ごろから、いよいよ地上部分の鉄骨の組み上げに着手。

2018/12/29
20181229_111053
2018年の年末から2019年春にかけて、凄い勢いで鉄骨が組みあがっていきます。

2019/02/03
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2019年2月には、多摩川が鉄骨で見えなくなってきます。

2019/03/17
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2019年3月に入ると、手前側の棟の鉄骨が成長を始めます。

2019/04/06
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2019年4月には手前側の棟の5階部分まで鉄骨が組みあがり・・・。

2019/05/11
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2019年のゴールデンウィーク明けには、9階部分まで鉄骨が完成。

2019/06/23
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6月に入ると、建物全体の鉄骨がほぼ完成。
外壁の貼り付けも始まりました。

2019/08/03
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2019年夏には、上層階以外の部分は外観上はほぼ完成な感じに。
これ以降は、あまり外観に変化が見られなくなるので、観察も飽きてきます。

2019/12/15
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2019年の年末には、国際線ターミナル(現・第3ターミナル)との連絡通路が接続されました。

2020/03/15
HNDZ2S1217R
そして2020年春に「羽田エアポートガーデン」が完成。

  • ホテルヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港(1557室の高級ホテル)
  • ホテルヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港(160室の超高級ホテル)
  • 天然温泉つきの温浴施設「泉天空の湯 羽田空港」
  • 飲食・商業施設いろいろ
  • バスターミナル
  • 巨大会議室「ベルサール羽田空港」

などを備えた巨大施設とのこと。
詳細は公式サイトをどうぞ。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大という想定外の緊急事態に見舞われ、2020/04/21の開業は、夏以降へと延期されることとなるのでした。

実は、私も開業直後に宿泊させて頂くべく予約を入れておりましたが、先日、ホテル側から開業延期の連絡があり、キャンセルすることになりました・・・。

早期のコロナの収束をお祈りいたします。

羽田空港国際線と「羽田エアポートガーデン」を結ぶ連絡橋がだいぶ出来上がってきたの編

2019/12/15
こちらは羽田空港国際線の隣接地とを結ぶ連絡橋の工事現場。
HND2019DECD057R
右の三角屋根の建物が、国際線ターミナル2F到着階とつながっている建物。
そこから、左方向に向かって「羽田空港跡地第2ゾーン」改め「羽田エアポートガーデン」へと接続する連絡橋の建設工事が進められています。

以前の記事はこちら。
羽田空港国際線増築工事・国内線乗り継ぎ用の保安検査場が地味に移転していたの編

以前は暫定の団体バス乗り場があった場所も・・・。
HND2019DECD054R
真新しいグレーの通路が、外観上はほぼ出来上がっていました。
まだ一部工事の足場が残っており、工事中のため内部には入れません。

そしてその左側には・・・。
HND2019DECD060R
ドーンと、巨大な建物が姿を現します。

これが、つい先日住友不動産様より発表された「羽田エアポートガーデン」。
以前まで「羽田空港跡地第2ゾーン」と呼ばれていたエリアです。

公式サイトの情報によると、主に以下の6つの施設からなるとのこと。

やはり、かなり巨大な施設のようです。
きっと「2020年春」に予定されているオープン当初は、マスコミに取り上げられたりなんかして、大いに混雑することでしょう。

個人的には24時間営業の「泉天空の湯」が期待大。
多摩川側を眺められる展望天然温泉や、4種類の内湯、3種の岩盤浴、2種類のサウナもあるとのこと!
(*゚∀゚)=3

おそらくは・・・。
HND2019DECD075R
上の写真の足場で囲われている部分(「ホテルヴィラフォンテーヌ・プレミア羽田空港」部分と思われる)の最上階の部分に、この温浴施設が出来るものと思われます。

北風運用時に、A滑走路(34L)に着陸してくる飛行機がギリギリ見える感じ?
天気が良ければ富士山が見えるだろうし、多摩川や川崎の工場地帯なども一望出来て、かなり眺めが良さそうです。

あと、24時間営業ということで、羽田の深夜早朝便利用時の仮眠・入浴スポットとしても使えそうです。
飛行機に乗らなくても、空港で飛行機を見て、温泉やサウナに入りにくるだけの人も増えそうですが。

気になるお値段についてはまだ明らかになっていませんが、ホテルよりはお安く利用できることに期待しましょう。

羽田エアポートガーデン(羽田空港直結複合開発プロジェクト)の公式サイトはこちらをどうぞ。

「羽田空港跡地第1ゾーン」改め「羽田イノベーションシティ」の工事が進んでいたの編2019/11

2019/11/09
こちらは羽田空港国際線ターミナルから、モノレールで1駅の天空橋駅。
HND2019NOVF094R
天空橋駅の地上出口付近は「羽田空港跡地第1ゾーン」と呼ばれ、2020年に向けて再開発が行われています。
既に、駅出口の向こう側に高い建物が出来ていました。
最近の建物は出来上がるのが早いですねえ。

ちなみに、この羽田空港跡地第1ゾーンは「HANEDA INNOVATION CITY」という名称になったとのこと。
公式サイトはこちら

さらにこの場所には、京急電鉄様が「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」なる新しいホテルを2020年夏に開業する予定とのこと。
プレスリリースはこちら

これで、京急EXインは、

  • 京急EXイン羽田空港(2017/10/27開業)
  • 京急EXイン羽田・穴守稲荷駅前(旧タマディアホテル)
  • 京急EXイン 羽田イノベーションシティ(2020年夏開業予定)

の3棟を羽田に構えることになります。
ホテルがどんどん増えていきますねえ。

で、天空橋駅前の通りには・・・。
HND2019NOVF098R
「あのときの、羽田」と題して、昔の羽田空港の写真の展示が行われていました。
1931年に開港した「東京飛行場」当時のターミナルの写真など、非常に興味深い写真が多数です。

さらに、空港ターミナルに向かって進むと・・・。
HND2019NOVF117R
5か月前は鉄骨が組まれただけだった建物が完成していました。

前回の様子はこちら。
羽田空港跡地第1ゾーンから羽田空港国際線まで歩いてみたの編

ただし・・・。
HND2019NOVF118R
周囲の建物はまだ足場が組まれて建築中の部分が多いです。

B滑走路の延長線上に近付くにつれて・・・
HND2019NOVF124R
建物の高さが低くなっていきます。
高さ制限があるような感じです。

というわけで・・・。
HND2019NOVF128R
ここ数カ月で、急速に建物の建設が進んできた「羽田空港跡地第1ゾーン」改め「羽田イノベーションシティ」の様子でした。
どんな風に完成するのか、楽しみに待つことにしましょう。

ここまで来たついでに・・・。
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2019年4月に出来たばかりの「ソラムナード羽田緑地」へ。

この季節になると・・・。
HND2019NOVF133R
北風運用の場合が多いので、B滑走路の離発着はほとんどありません。
公園内には、お散歩をする方々の姿がチラホラあるのみです。

遠くには・・・。
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2020年春に向けて、大絶賛建造中の羽田空港跡地第2ゾーンの巨大ホテル群が見えました。
あれが出来ると、このあたりも人々で賑わうことになるのだろーか。

多摩川には・・・。
HND2019NOVF146R
対岸の川崎市殿町地区とを結ぶ橋「羽田連絡道路」の建設中の様子が見えます。
一部、橋脚と橋脚を結ぶように道路部分が出来ていました。

ただし川崎市の発表によると、工事の完成時期は「2020年内」から「2020年度内」にずれ込む見込みとのこと。

こちらが橋の接続ポイント。
HND2019NOVF169R
橋の入口は高架になっているという変わった構造。
橋と接続される部分だけ、まだスキマが空いている状況でした。
この橋が完成すれば、対岸の川崎市も羽田空港にグッと近くなりますね。
(対岸は工場が多いけど・・・)
こちらも工事の完成が楽しみです。

その他の羽田空港拡張工事の情報は以下をどうぞ。
2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

羽田空港跡地第1ゾーンから羽田空港国際線まで歩いてみたの編

2019/06/08
やや曇りがちのこの日。
HND2019JUNB026R
羽田空港のお隣(というか空港敷地内?)の「天空橋駅」にやってきました。

今回は、ここ天空橋駅から・・・。
map-sanpo
国際線ターミナルまでお散歩してみよう、という企画です。

お散歩コースの道中にて・・・。

  • 羽田空港跡地・第1ゾーン(建設中)
  • ソラムナード羽田緑地
  • 羽田連絡道路(建設中)
  • 羽田空港跡地・第2ゾーン(建設中)

と、今一番ホットな工事中エリアを見学できるコースとなっております。

まずは、天空橋駅付近の「第1ゾーン」からスタート。
HND2019JUNB027R
広大な平地の中に、ポツンと鉄骨の構造物が出来ているのを発見。

近寄ってみると・・・。
HND2019JUNB032R
B滑走路がよく眺められそうな場所に、3階部分まで鉄骨が組まれています。
ようやく地上部分の建設が始まったようです。
どんな風に完成するのか楽しみです。

さらに多摩川沿いを歩いていくと・・・。
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2019/04にオープンしたばかりの「ソラムナード羽田緑地」に到着。

B滑走路を眺められる高台には・・・。
HND2019JUND011R
超望遠レンズをお持ちの方が2,3名ほどおられました。
徐々にマニヤの方にも知られつつあるようです。

この日は南風運用だったため・・・。
HND2019JUND003R
高台からは、B滑走路にひっきりなしに降りて来る飛行機を眺めることができました。
ただ、いかんせん遠いので、かなりの望遠(35mm換算で250mm以上?)が必要です。

この高台からは・・・。
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ゴール地点の国際線ターミナルを眺めることができます。
増築部分も、かなり出来上がってきましたねえ。

さらに、ソラムナードを多摩川沿いに進撃。
HND2019JUND009R
前方に「羽田空港跡地・第2ゾーン」の工事現場が見えてきました。

多摩川側から、絶賛建設中の巨大ホテル群を眺めてみると・・・。
HND2019JUNB071R
見た感じ、かなり出来上がってきているように見えます。
まるで巨大な豪華客船のような。

工事現場にある看板もリニューアルされていました。
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説明書きによると・・・。

  • ホテル1700室
  • バスターミナル
  • 天然温泉
  • イベントホール
  • 物販・飲食70店舗

ができるとのこと。

「ホテル1700室」て、凄いですね・・・。
今の羽田空港国際線併設のホテル「ザ・ロイヤルパーク東京羽田」が「313室」ですので、その5倍以上の規模のホテルが誕生することになります。
2020年に完成した暁には、一体どんなことになるのか、完成が待ち遠しいです。

多摩川方面を眺めてみると・・・。
HND2019JUNB073R
対岸の川崎市と橋で結ぶ「羽田連絡道路」の工事の様子を見ることができます。
ついに橋げたが姿を現していました。
この橋のことが知れ渡ったら、対岸の川崎市殿町地区の地価が上がるかも?

そして、ゴール地点の羽田空港国際線に到着。
HND2019JUNB079R
天空橋駅から、未来の羽田空港を妄想しながら、およそ40分ほどのお散歩でした。
物好きな方は、お天気のよい日に是非どうぞ。

その他の羽田空港拡張工事の情報は以下をどうぞ。
2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

羽田空港国際線再増築工事・ガラス窓の取り付け進行中の編

2019/05/11
こちらは絶賛再増築工事中の羽田空港国際線ターミナル。
HND2019MAYG053R
側壁部分の骨組みが組まれ、いよいよ窓ガラスの取り付けが行われています。
写真では分かりにくいですが、既に2階部分までのガラス窓が取り付けられていました。

前回の様子はこちら。
羽田空港国際線再増築工事・屋根の天窓部分を組み立て中の編

ただし、屋根の部分は・・・。
HND2019MAYG060R
既存の屋根との繫ぎ目の部分に、まだ少しスキマがあいています。
キレイにつなげるのに時間が掛かっている様子。

1Fの歩道部分の屋根も延長工事中。
HND2019MAYG061R
既に1区画目の工事は終わっていて、2区画目の工事に取り掛かっています。

歩道部分の屋根の新旧つなぎ目部分に注目してみると・・・。
FIN2019MAYJ050R
新しく増築された部分(左半分)が、既存の部分(右半分)よりも白いことが分かります。
さすがに、5年前に作られた部分との境界が分からないように作るのは難しいようです。

別の角度から、天窓部分を観察。
HND2019MAYG068R
大型クレーンよって、天窓のガラスの取り付けが進んでいるようです。
ガラスが途中までハメ込まれている状態が、いかにも建設中って感じ。
建設途中の空港ターミナルマニヤ(っているのかな)にはたまらない状態です。

こちらは、建設中の「第2ゾーン」との連絡通路部分。
HND2019MAYG069R
白い三角屋根が完成し、壁にも大きな窓が取り付けられています。
ただの連絡通路とは思えないオシャレな構造ですね。
一体、ここに何が出来るのだろーか。

そしてこちらが「羽田空港跡地第2ゾーン」の様子。
HND2019MAYG094R
手前のホテルの躯体部分が、9階部分まで出来上がってきました。
奥の建物の様子が見えなくなってしまった・・・。

一部、外壁部分の取り付けも始まったようで。
HND2019MAYG080R
少しずつホテルっぽい感じになって参りました。

さらに手前のラグジュアリーホテル部分。
HND2019MAYG107R
こちらはまだ5階部分までしか出来上がっていないようでした。
だんだん多摩川が見えなくなってきた・・・。

というわけで、全体的に基本的な構造部分が完成しつつある羽田空港国際線施設の増築工事の近況でした。
国際線ターミナルの増築工事は2019年12月末完成予定。
「羽田空港跡地第2ゾーン」のホテル群は2020年3月頃完成予定。
各施設が予定通り、無事完成しますことをお祈りいたします。

その他の2020年に向けた羽田空港の改造工事の全体像はこちら。
2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

羽田空港国際線再増築工事・屋根の天窓部分を組み立て中の編

2019/04/07
こちらは2020年に向けて絶賛増築工事中の羽田空港国際線ターミナル。
HND2019APLD200R
イイ感じに屋根が反りあがって来ましたね~。
屋根を支えていた仮設の櫓のようなものは除去されました。

前回の様子はこちら。
羽田空港国際線再増築工事・屋根が組みあがってきたの編

よーく見ると・・・。
HND2019APLD074R
屋根の一部にスキマがあいています。
そのスキマ部分を埋めるように、三角形の天窓を取り付けているようです。

別角度から見てみると・・・。
HND2019APLD058R
巨大クレーンでもって、白い三角形の枠をまとめて乗せている様子が見えました。
この後、この枠にガラスをはめ込んでいくものと思われます。
まさに建設途中の空港ターミナルマニヤにはたまらない光景。

さらに、地上部分では・・・。
HND2019APLD076R
歩道の屋根の部分の延長工事が始まりました。
確かに、ここも伸ばさないとね。

そのため・・・。
HND2019APLD077R
お外の歩道の一部が仮設通路になっていました。
工事が完成するまでの間は、気を付けて通行しましょう。

「サテライトのサテライト」増築工事

で、一方こちらは・・・。
HND2019APLD317R
国際線サテライトに増築中の「サテライトのサテライト」。
新たに2つのPBB(旅客搭乗橋)を設置しようとしています。
こちらも、かなり形が分かるようになってきました。
果たして、これらの搭乗口から乗らない人でも入れるエリアになるのかどうか、気になるところです。

ちなみに、この羽田空港「国際線ターミナル」は・・・。

令和2年(2020年)3月から「第3ターミナル」に改称されます!
(「令和」って言ってみたかっただけ)
まだ「令和」に慣れていないので、江戸時代のような感じがしますが・・・。

第2ゾーンとの連絡通路の工事状況

で、こちらは・・・。
HND2019APLD025R
国際線ターミナルと第2ゾーンのホテル群とを接続する連絡通路部分。
以前、団体バス乗り場があった場所です。
三角屋根の構造物の鉄骨の密度が出来上がってきました。

前回の様子はこちら。
羽田空港国際線・団体バス乗り場跡地に三角屋根の鉄骨が出現の編

まだ、それに続く連絡通路の組み立ては行われていないようでした。
HND2019APLD032R
近いうちに、このあたりを左右に往来できるよう、空中に通路が作られれるものと思われます。

羽田空港跡地「第2ゾーン」開発工事

さらに多摩川寄りのエリアの「第2ゾーン」の状況はこちら。
HND2019APLD039R
かなり出来上がってきました。
奥の建物の鉄骨はほぼ完成に近くなり、手前の建物の鉄骨の組み上げが行われています。
手前のは、かなり横に長~い建物です。
全体としては、V字型の建物になるようですね。

その「V字」の頂点の部分。
HND2019APLD055R
この部分も鉄骨を組み上げて建物を建設中。
完成予想図によると、この建物の屋上に「温浴施設」ができるように見えます。
こちらも完成が楽しみです。

第2ゾーンの工事の詳細はこちらをどうぞ(住友不動産様のサイト)
「羽田空港プロジェクト」のwebサイト

ホテル3棟や温浴施設の他、飲食店、バスターミナル、イベントホールなど様々な施設ができる予定。
これが完成すれば、深夜の国際線ターミナルのベンチの混雑が、少しは緩和されるかも?

というわけで、鉄骨の組み立てが進んで、徐々に工事の全体像が見えつつある羽田空港国際線ターミナルとその近辺の工事状況のレポートでした。
令和2年3月(←まだ言ってる)の完成を楽しみに待ちたいと思います。

羽田空港国際線・団体バス乗り場跡地に三角屋根の鉄骨が出現の編

2019/03/17
羽田空港国際線ターミナルのモノレール乗り場横の窓にて。
HND2019MAYJ047R
むむっ!(久しぶりに楽天カードマン風に)。
窓の外に謎の構造物を発見。
以前、団体バス乗り場があった辺りです。

国際線のバス乗り場に下りて眺めてみると・・・。
HND2019MAYJ099R
何やら三角形の鉄骨が組まれつつあります。
い、いつの間に・・・。

この謎建物の場所はこちら。
gateway
国際線ターミナルと、現在工事中の「第2ゾーン」とを結ぶ連絡通路のつなぎ目の部分です。

別の角度から眺めてみると・・・。
HND2019MAYJ055R
なるほど、こういう感じですか。
2Fの国際線到着から、真っ直ぐ進んだ突き当りに、なにやらオシャレな形の建物を継ぎ足そうとしているようです。
さらに写真左側方向に連絡通路を伸ばして、第2ゾーンと接続するものと思われます。

それにしても・・・。
HND2019MAYJ052R
なぜゆえに三角形の屋根なのかは不明。
普通に平らな屋根のまま、連絡通路が出来るものと思っていただけに、予想外の展開です。

住友不動産様のwebページの完成予想図によりますと・・・。
dai2zone
確かに、よーく見ると、何やら白い三角形の建物が描かれています。
何だろう?
気になって夜も眠れません(←すぐに眠れなくなる人)。
一体何ができるのか、2020年の完成を楽しみに待つことにしましょう。

2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

2019/03/08
来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港のあちらこちらで機能強化のための工事が行われています。
そんな羽田空港大改造工事の様子をまとめてみました。

2019年3月現在、以下の「4大工事エリア(←勝手に命名)」にて大規模な工事が行われています。

  1. 第2ターミナル国際線施設増設工事
  2. 国際線ターミナル増築工事
  3. 国際線ターミナル隣接地(羽田空港跡地・第2ゾーン)開発工事
  4. 天空橋駅周辺(羽田空港跡地・第1ゾーン)開発工事

では、順に見ていきましょう。

(1) 第2ターミナル国際線施設増設工事

こちらは現在ANAの国内線がメインで使用している第2ターミナルの南側。
HND2019FEBJ076R
大型クレーン車により、マニヤックな形状の白い鉄骨が組まれています(2019/03/02当時)。
羽田空港国際線の便数増に対応するため、第2ターミナルにも国際線施設を作ってしまおう、という大工事。
2020年3月頃供用開始予定とのこと。

本ブログの関連記事は以下をどうぞ。
羽田空港第2ターミナル国際線施設増築工事・ついに鉄骨が「XXXXX」まで完成の編
羽田空港第2ターミナルに新設される国際線施設の完成イメージ図登場の編

日本空港ビルデング様のサイト:
日本空港ビルデング・株主投資家情報の「2018(平成30)年3月期決算説明会」

(2) 国際線ターミナル増築工事

こちらは、国際線ターミナル。
HND2019MARA213R
ターミナル本館の増築工事が行われています(2019/03/02当時の様子)。
今後の利用者増に対応すべく、チェックインカウンターの数を増やすのが主目的とのことで、2019年12月末完成予定。
さらに、2020年3月からは「国際線ターミナル」から「第3ターミナル」に名称が変わる予定になっています。
完成後がどうなるのか楽しみです。

関連記事:
羽田空港国際線再増築工事・屋根が組みあがってきたの編

さらにさらに、国際線のサテライト棟では・・・。
HND2019MARA036R
PBB (Passenger Boarding Bridge 旅客搭乗橋)を2基増設する工事が行われています。
「サテライトのサテライト」的なスペースが出来そうな雰囲気です。

関連記事:
羽田空港国際線再増築工事・一般道を跨ぐ搭乗橋を建設中の編

(3) 国際線ターミナル隣接地(羽田空港跡地第2ゾーン)開発工事

こちらは国際線ターミナルのお隣の「第2ゾーン」。
HND2019FEBJ144R
多摩川に近いエリアに、巨大な建造物を建設中。
ホテル3棟(合計約1700室)の他、商業施設、会議場、天然温泉の温浴施設、バスターミナルなどが出来て、国際線(第3)ターミナルと直結されるのだそうな。
こちらの工事の主体は、日本空港ビルデング様ではなくて住友不動産様。
このホテルや温泉が完成すれば、羽田の深夜早朝便利用時の前泊・後泊に便利になりそうです。

関連記事:
羽田空港国際線の団体バス乗り場が移設。羽田に天然温泉?国際線隣接地の未来をアレコレ調べてみた

住友不動産のサイト:
「羽田空港プロジェクト」のwebサイト

さらに多摩川には・・・。
HND2019MARA246R
対岸の川崎市とを結ぶ「羽田連絡道路」なる橋を架ける工事が行われています。
この橋ができれば、今はのどかな川崎市殿町エリアからも、羽田空港へのアクセスが容易になります。

本ブログの関連記事:
多摩川に架かる「羽田連絡道路」の完成予想図を見つけたの編

川崎市のサイト:
羽田連絡道路整備事業について

(4) 天空橋駅周辺(羽田空港跡地第1ゾーン)開発工事

こちらは天空橋駅付近の空き地。
HND2019MARA010R
「羽田イノベーションシティ」と名付けられたとのこと。
「先端産業拠点」「クールジャパン発信拠点」の他、イベントホール「ZEPP HANEDA」、ホテル「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」など色々できるようです。

本ブログの関連記事
天空橋付近の「羽田空港跡地第1ゾーン」に何ができる?の編

大田区のページ:
「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)の整備・運営事業者による情報発信について」

鹿島建設のページ
鹿島の開発事業(下の方にスクロールすると、第1ゾーン開発計画の動画が見れます)

羽田イノベーションシティ公式サイト
Haneda Innovation City

2020年に向けての羽田国際線大増便関連の公式サイトは下記。

羽田空港広報協議会
「羽田国際線大増便!」特設サイト

というわけで、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港がどのように変わっていくのか、今後も要注目です。

羽田空港国際線再増築工事・屋根が組みあがってきたの編

2019/02/11
こちらは2020年に向けて絶賛増築工事中の羽田空港国際線ターミナル。
HMD2019FEBB155R
少しずつ曲面状の屋根が組み立てられつつあります(2019/02/03当時の状況)。
建設途中の旅客ターミナルマニヤ(っているのかな)にはたまらない状況となっています。

前回の工事のレポートはこちら。
羽田空港国際線再増築工事・マニヤックな足場が登場の編

櫓のような足場の上に・・・。
HMD2019FEBB165R
大型クレーンでもって曲面状の屋根のパーツを少しずつ置いて、支柱と繋ぎ合わせているようです。
ここ数カ月の工事で、かなり外形が分かる感じになってきました。

***

一方、こちらは・・・。
HMD2019FEBB126R
羽田空港国際線に隣接する「第2ゾーン」の工事状況。
ホテル棟と思われる鉄骨構造の組み立てが進んでいます。
8階部分?あたりまで組みあがり、だんだん多摩川が見えなくなってきました。

多摩川の対岸の川崎市とを結ぶ連絡橋は・・・。
HMD2019FEBB137R
まだ橋桁の部分のみの状況でした。
一体、どんな感じに出来上がるのか、2020年の完成が楽しみです。

羽田空港国際線再増築工事・マニヤックな足場が登場の編

2019/01/04
平成最後のお正月を迎えた羽田空港国際線ターミナルの増築工事状況は・・・。
HND2018DECQ221R2
マニヤックな形の櫓が登場。
曲面状の屋根を延長するための足場と思われます。
今年末の完成が楽しみです。

ついでに、2018年11月末に供用開始した「駐輪場」の様子を観察。
HND2018DECQ220R2
ほう・・・。
意外と自転車で溢れかえることなく、いい感じの稼働状況となっているようです。

こちらは国際線のサテライトに増設中の搭乗橋。
HND2018DECQ287R2
鉄骨がかなり組みあがってきました。

空港内無料循環バスに乗って近くから眺めると・・・。
HND2018DECQ274R2
一般道の上の空間に、鉄骨の橋が架けられている様子が分かります。
2層構造になっていますね。
おそらくは下段が到着側、上段が出発側になるものと思われます。

一方こちらは、羽田空港跡地第2ゾーンの工事状況。
HND2018DECQ121R2
鉄骨が3階部分にまで伸びてきました。
多摩川に架かる予定の橋は、まだ橋脚部分のみのようです。
こちらも完成が楽しみです。

こちらは国際線増築工事の建物内部の様子。
HND2018DECQ192R[3]
はねだ日本橋の片方が封鎖されて、その上の部分が工事の仮囲いで覆われ始めました。
今ガラスが見えている部分も、近いうちに囲いで覆われるものと思われます。

こちらは、4Fの吉野家前の空間。
HND2018DECQ204R[3]
おっと。
「吉野家前広場(←勝手に命名)」が復活!
広くなって良かったですねえ。

板張りになっている部分は、以前テーブルが置かれていたエリアです。
仮設の屋根を支えるための柱が沢山残っている状況のため、テイクアウトのお食事スペースは「はねだ日本橋」の下に移設したままのようです。

というわけで・・・。
HND2018DECQ194R[3]
平成最後の大改修工事中の羽田空港国際線の様子でした(2018年12月末の状況です)。
増築工事の完成予定は2019年12月とのこと。
果たして、拡張されたエリアには一体何ができるのか。
1年後の工事の完成が楽しみです。