羽田空港国際線・天津航空の天津-羽田深夜便就航の編

2015/08/16
8月に入ってから、羽田の深夜早朝枠を使った新規就航が相次いでいる羽田空港国際線。
この日の深夜は、羽田国際線通算32社目の定期便就航となる、中国の天津航空の初便が就航する日となっております。

■ダイヤ
GS7562 羽田発1:30→天津着3:50 (火水金日)
GS7561 天津発20:35→羽田着0:30 (火水金日)
最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと

天津航空は中国・海南航空のグループ会社。
日本ではマイナーな感じですが、既に那覇、静岡、関空、千歳、函館に就航しているのだとか。

でも、そもそも天津ってどこ?という方は、こちらの地図をどうぞ。
天津
北京の近くの港町です。
近く、と言っても、北京からは80キロぐらい離れていますが・・・。

8/17(土)の午後11時ごろ。
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この日は出発ロビー端っこのLカウンターにて、羽田発天津行きGS7562便の初便の搭乗手続き開始。
ご注意:2015/08/16時点の情報です。航空会社の搭乗カウンターの位置は日々変わりますので、当日空港の案内板をご確認ください
やはりお客さんは、爆買い系中国人ファミリー中心。
でもお客さんが少ないような・・・。
ざっと数えて20~30人ぐらいしか並んでいない様子。

20分後。
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・・・。

この日の搭乗ゲートは本館側の109番ゲート。
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AM1:00台は深夜便の多くが出発した後なので、保安検査場に近いゲートも使いたい放題です。
ご注意:2015/08/16時点の情報です。航空会社の搭乗ゲートの位置は日々変わりますので、当日空港の案内板をご確認ください

お迎えの天津発羽田行きGS7561初便は、定刻0:30着に対して0:40ごろに到着。
折り返しの羽田発天津行きGS7562初便は、ほぼ定刻(AM1:30)に出発しました。
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機材はエアバスA320-200 (B-1658)。
海南航空グループなので、海南航空な感じの?赤い塗装です。
これからもっとお客さんが増えてくることを期待しましょう。

羽田空港国際線の深夜の過ごし方関連はこちらをどうぞ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ

羽田空港国際線・吉祥航空の上海-羽田深夜便就航の編

2015/08/13
以前の記事「羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編」でもお伝えしましたように、8/7から中国の吉祥航空が上海-羽田の深夜便の運航を開始しています。
ウィキペディア先生によると、吉祥航空(HO)とは上海浦東国際空港をハブ空港とする航空会社で、日本へは既に関空、沖縄、福岡に上海浦東便を就航させているとのこと。

■ダイヤ(2015/08現在)
HO1386 羽田発1:50 →上海浦東着4:00 (月水金)
HO1385 上海浦東発20:50 →羽田着1:00 (月水金)
最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと

月水金の週3便の深夜運航のため、なかなか機体を目撃するのが難しいです。
が、今日はお盆休みを利用して就航の様子を見に行くことができました。

羽田発AM1:50に対して、2時間30分前のPM11:20ごろ。
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出発階のKカウンターにて搭乗手続きが開始されました。
炊飯器などのお土産を満載した爆買いの訪日中国人達で行列しています。
家族連れが多い印象。
日本人旅客はほとんどいない模様です。

こちらはAM1:10ごろの到着ロビーの様子。
HO1385便で上海から羽田にやってきた中国の旅客の方々が続々と到着。
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長旅お疲れ様です。
しかし残念ながら、既に終電は終わっています。
深夜バスもAM1:00ごろ発が最終ですので、残された交通手段はタクシーのみ。
多くの人々はターミナル内に宿泊し始発を待つことになるでしょう・・・。
AM2:00台羽田発の深夜バスの登場が望まれます。

・・・と思ったら。
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しっかりとバスをチャーターしている団体客あり。
パックツアーか何かでしょうか。

駐車場へと向かう人々あり。
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日本に知り合いがいる人々は、迎えに来てもらうことができます。

タクシーに向かう人々も結構沢山います。
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午後10時~朝5時の間は深夜料金が加算されます。

到着した人々を観察していると、到着後の交通手段がないことは織り込み済の様子。
案内カウンターに詰め寄る人もいなくて、皆さん淡々としています。

AM1:40ごろ。
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折り返しの吉祥航空・羽田発上海浦東行きHO1386便は、定刻よりも10分ほど早く出発。
機材はA320-200 (B-1871)。
使用ゲートは本館側の113番ゲートだったため、国際線の展望デッキから初めて吉祥航空の機体を間近に見ることができました。

中国との新路線の増加によって、今後さらに訪日客を増やしてくれることを期待しましょう。

羽田空港国際線の深夜の過ごし方関連はこちらをどうぞ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ

羽田空港の空弁「アベ鳥取堂・うなぎ弁当」

2015/08/08
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第1ターミナルの空弁工房で購入した、こちらの新作空弁です。

「アベ鳥取堂・うなぎ弁当」 1400円
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製造元は、「かに寿司」で有名なアベ鳥取堂様。
鳥取県のお弁当業者ですが、なぜかここ羽田空港まで進出しています。
最近価格が高騰しているうなぎのお弁当なだけあって、お高いです。

蓋をオープン。
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うなぎは3切れ。
ワサビ漬けがついていて、アクセントになります。
うなぎのタレは濃厚で甘辛く、これだけでもご飯が進みます。
うなぎそのものは冷えているので若干固めですが、香ばしくて味はよいです。
連日続く猛暑に負けないように、うなぎを食べて精力をつけましょう。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




羽田空港国際線から見る東京湾大華火祭2015

2015/08/08
毎年東京・晴美埠頭沖で行われている東京湾大華火祭。
今年は8/8(日)の夜に行われました。

羽田空港国際線の展望デッキからも、ささやかながら遥か遠方に見ることができます。
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これだけを目当てに国際線に来るのはちょっと物足りない感じです。
花火の炸裂音は、たまに大きいのが上がると「どーん」と聞こえる程度で、殆ど聞こえません。

それでも国際線の展望デッキはカップルで賑わっています。
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超望遠レンズで花火を撮影している人もたくさんいました。

クライマックスは大玉の連発。
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展望デッキの人々からも、「おお~」と歓声が上がっていました。
前日までの猛暑が一段落して、涼しい夜風に吹かれながら快適に花火を楽しむことができました。

展望デッキ併設の「Expasa Cafe羽田」では、ビールやおつまみも販売中。
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ビール片手に花火見物できて満足です。
展望デッキはそんなに混み合っていないので、花火大会会場の雑踏が苦手な方には良いかもしれません。




羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編

2015/08/08
前回の記事でもお伝えしたように、8月に入ってから新規航空会社による羽田の深夜・早朝便の就航が相次いでいます。
その中でも最も日本のメディアに注目されているのが、業績好調で人気のある国内のLCC(ロー・コスト・キャリア)ピーチの羽田-台北桃園線の深夜便です。

しかしながら、本来の予定では8月8日のAM0:30に台北桃園を出発し、AM4:45に羽田に到着するはずのMM1028便の初便が、台湾に接近中の台風13号の影響で出発が大幅に遅延するというハプニングが発生。
そのMM1028便は11時間45分遅れの20:15に台北発となりました。

その影響で、折り返し運航するはずだったAM5:55羽田発のMM1029便の初便は、MM1028便の到着を待つのを断念。
急きょ代替の機体を関西空港からフェリーして10時間30分遅れの16:25羽田発となりました。
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記念すべき初便がまさかの大幅遅延です。
が、同日の関空発の台北桃園行きMM23便は欠航していたことを考えると、「絶対に羽田の初便は欠航させない!(マスコミが取材に来るし)」という執念が感じられます。

というわけで、8/8の13:53ごろ(出発予定時刻の2時間30分前)。
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一番端っこのLカウンターにて、ピーチMM1029便・羽田発台北桃園行き・初便の搭乗手続き開始。
お客さんは半分以上は日本人(だと思う)。
家族連れはほとんどいなくて、旅慣れた感じの若いお客さんが多いです。

マス・コミュニケーションの皆様が沢山来ていました。
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民放各局のクルーや「ZIP!」の取材班など、取材陣だけでも総勢50人ぐらいはいました。
ピーチの注目度の高さが伺えます。
台風で遅延したことで、かえって話題性が高まったような印象も。
あと、お客さんの中には、桃のコスプレ?をしたピーチ・ファンの方もいて、マスコミの格好の取材対象になっていました。

午後3時半ごろ。
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関空から急きょフェリーされて来た代替機(JA806P)が、関空の空気を乗せて羽田に到着。
通常は深夜便のため、昼間の羽田でピーチの機体が見れるのはレアケースです。
この日の搭乗ゲートはサテライト側の141番ゲートを使用。
建物の陰になるため、国際線の展望デッキからは駐機中のピーチの機体を見ることはできません。

そして午後4時半ごろ。
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定刻から10時間30分ほど遅れて、MM1029の初便が羽田を出発。
機材はエアバスA320-200(JA806P)。
派手目なカラーリングが特徴的です。
遅延したお陰で、昼間に機体を撮影することに成功しました。

この日の羽田空港は北東の風で比較的暑さが和らいでおり、滑走路は北風運用。
D滑走路(RWY05)から台北に向けて飛び立っていきました。

ピーチは私も以前に1度だけ香港→関西空港線を利用したことがあります。
当時の搭乗レポートはこちら
香港マカオ旅2014/07 香港昼発のピーチで関西空港に戻るの編

ピーチはWebの予約システムがしっかりしていて利用しやすかった印象です。
通常の予約はもちろん、便の変更や運賃の差額の精算などもweb上で簡単にできて便利でした。
(海外のLCCだとWebでチケットの予約・購入はできても、キャンセルや変更する場合は電話だったりとかします)
今回のピーチ羽田就航で、より安くお手軽に台湾に行けるようになったのは嬉しい限りです。

ピーチ以外の航空各社の8月新規就航に関する記事は以下
羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編
羽田空港国際線・カンタス航空、羽田就航の編

AM5:55発のピーチに乗るにはどうやって羽田に行けばいいの?という方は以下の記事をご参考にどうぞ。
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ




羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編

2015/08/08
先週のオーストラリア・カンタス航空の羽田就航に続いて、8月に入ってから中国の航空会社による羽田の深夜便の新規就航が始まりました。
それに負けじとわが国のLCCピーチも羽田-台北桃園線の運航を開始しています。

羽田の深夜発着枠の中でも、特に午後11時をすぎて羽田に到着する時間帯は、その後の交通の便が悪いため、ここしばらく不人気でした。
また、同様に羽田の早朝出発枠、特に朝6時台までに羽田を出発する便も、周辺ホテルまたは国際線ターミナル内で前泊する必要があるため、まだまだ発着枠に余裕がある状態でした。
この時間帯は今までは香港エクスプレスが運航している程度だったのが、8月からは、春秋航空、上海航空、吉祥航空、ピーチアビエーション、天津航空の5社がこの時間帯への参入を開始するとのこと。
特に中国系航空会社の進出が目立ちますねえ。
これで羽田国際線に定期便を運航する航空会社は全部で32社に膨れ上がります。

そこで今回は、8/7金曜夜の会社帰りに羽田空港国際線に寄ってみて、これらの深夜便の就航の様子を探ってみることに・・・。

春秋航空

■ダイヤ(2015/08現在)
9C8516 羽田発1:30→上海浦東着3:30 (月火木土・8/6から運行)
9C8515 上海浦東発18:30→羽田着23:00(月水金日・8/5から運行)
(最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと)

茨城空港などに就航している中国のLCC春秋航空が、ついに羽田にも新規参入。
上海虹橋ではなくて、上海浦東行きなのでご注意を。
夜行便なので土日を利用した弾丸旅行に使えそうですが、上海着3:30がちょっと早すぎる感があります。
あと23:00羽田着というのも終電に不安が残ります。
羽田到着後は近辺のホテルに宿泊してから出勤、という感じになりそうです。

この日(2015/08/07)の春秋航空の受付カウンターはCカウンター。
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1:30発に対して22:50ごろに搭乗手続きが開始されました。
お客さんはほとんどが中国系の人々の様子。
電化製品等のお土産を満載した「爆買い」の人々で一杯です。
日本旅行の人気ぶりが伺えます。

この日(2015/08/07)の9C8515便は、23:00羽田着予定に対して0:44着に遅延。
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それでも折り返しの9C8516便はほぼ定刻通り1:30ごろに羽田を出発。
結構無理している感じがしますが・・・。
機材はでっかいウイングレット付きのエアバスA320-200(B-9928)。
到着スポットは124番の沖止めでした。

上海航空

■ダイヤ(2015/08現在)
FM836 羽田発1:30 →上海浦東着4:00(月木土・8/5から運行)
FM835 上海発20:00→羽田着:23:55(水金日・8/5から運行)
(最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと)

こちらも春秋航空とほぼ同様のダイヤ。
週3便というのがちょっと使いにくいかもです。
あと、羽田着が遅いので終電も厳しいです。
上海航空は昼間も上海線を以前から運航しています。

この日(2015/08/07)の上海航空・深夜便のカウンターはGカウンター。
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こちらも中国系のお客さんが大半です。
こちらはフルサービスキャリアなだけのことはあって、お金持ちで落ち着いた感じのお客さんが多いように感じました。

使用スポットは沖止め。
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使用機材はボーイング737-800(B-5545)でした。
さすがに深夜便だと小型機にせざるを得ないようです。

吉祥航空

■ダイヤ(2015/08現在)
HO1386 羽田発1:50 →上海浦東着4:00 (月水金・8/7から運航)
HO1385 上海浦東発20:50 →羽田着1:00 (月水金・8/7羽田着から運航)
(最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと)

土日運航しない&羽田着後の終電はおろか深夜バス(AM1:00ごろ最終)にも間に合わない、実に使いにくいマニヤックな便です。
この日(8/7夜)は運航日ではなかったため、取材はまた後日に・・・。

その後日の取材の記事はこちら
羽田空港国際線・吉祥航空の上海-羽田深夜便就航の編

天津航空

GS7562 羽田発1:30→天津着3:50 (火水金日・8/16から運航)
GS7561 天津発20:35→羽田着0:30 (火水金日・8/16羽田着から運航)
(最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと)

これも羽田着後終電に間に合わない系のダイヤです。
天津航空ってあまり耳慣れない・・・と思いきや、日本へはすでに札幌や函館など多くの路線を運航しているのだとか。
こちらの就航は来週から。
今後、羽田国際線で夜明かしする中国系の人々が増えそうです。

ピーチアビエーション

■ダイヤ(2015/08現在)
MM1029 羽田発5:55 →台北桃園着8:30(月水木金土日・8/8から運航)
MM1028 台北桃園発0:30 →羽田着4:45(月水木金土日・8/8から運航)
(最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと)

日本のLCC初の羽田国際線就航です。
羽田早朝5:55発がキビシイです。

  • 羽田国際線ターミナルに前日入りしてそのまま夜明かし
  • 蒲田のホテル or 漫画喫茶 or スパに滞在して、3:20蒲田駅発の深夜バスに乗って羽田へ

というパターンになりそうです。

この日の初便(8/8早朝4:45羽田着)を待ち構えていたものの・・・。
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残念、台風13号が台湾に接近のため、5:55羽田発だったMM1029便が16:25発に遅延するとのこと。
初便から10時間以上遅延、という波乱の船出となりました。
ううう、このピーチの初便が見たくてわざわざ空港にお泊りしたのに・・・。
もう眠いので始発の電車で帰宅して寝るです。

あくる日の午後の初便就航の様子はこちらの記事をどうぞ
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編




羽田空港の空弁「焦がし焼豚弁当」

2015/08/05
今回ご紹介する空弁は、国内線第2ターミナルで購入したこちらの新作空弁。

「焦がし焼豚弁当」 790円(税込)
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製造元は、地元大田区の仕出しお弁当業者・グローバルサンドカンパニー様。

早速、蓋をオープン。
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ご飯の上に焼き豚が5枚。
冷えていても柔らかくて美味です。
甘辛いタレと相まってご飯が進みます。
量は少な目ですが、税込で790円と、空弁の中ではお値段も抑えめです。
お肉系弁当好きな方におすすめの一品です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




羽田空港国際線・カンタス航空、羽田就航の編

2015/08/01
オーストラリアのカンタス航空が羽田-シドニー線の定期便の運航を開始しました。
これで羽田に定期便を運航する航空会社は28社目になります。
カンタス航空ウェブサイトによると、2015年8月時点での運航スケジュールは以下のとおり。

QF26 東京(羽田)発 22:00 → シドニー着 08:30 (翌日)
QF25 シドニー発 20:40 → 東京(羽田)着 05:30 (翌日)
(QF26は2015/10/2, QF25は2015/10/3までのダイヤ)

週7便、つまり毎日1往復を運航。
往路も復路も夜行便なので、お金と気力さえあれば、金曜夜に出発して月曜の朝に帰ってくるという1泊4日の「弾丸オーストラリア旅行」も可能になりました。

今回の羽田就航を記念して、羽田空港国際線ターミナルでは「オーストラリアフェア」が行われたのは、前回の記事でお伝えしたとおりです。
羽田空港国際線「オーストラリアフェア」開催の編

では、就航開始当日の様子を。
残念ながら、8/1(土)朝5:00到着のシドニー発QF25初便の羽田到着は筆者都合により目撃することはできず。

同日のPM7:00(出発時刻の3時間前)からシドニー行きQF26初便の搭乗手続きが開始されました。
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カンタスはワンワールド陣営であるにも関わらず、使用カウンターはスターアライアンス側のCカウンターでした。
初めてのオセアニア方面就航ということで、マスコミも多数来ている様子。
大型機ボーイング747-400での運航のため、沢山のお客さんが並んでいます。
日本人比率はだいたい6割ぐらい?
2015/08/01現在、自動チェックイン機には非対応。

この日のQF26便の搭乗ゲートはサテライト側の147番。
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141~148番はサテライト棟の陰になってしまうため、国際線の展望デッキから駐機中の機体を見ることができません。

ならば、モノレールで天空橋に移動して、サテライト棟の向こう側に回り込みます。
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遠方にかろうじてカンタス航空ボーイング747-400型機の機体を見ることができました。

再び国際線ターミナルに戻って、PM10:00ごろ。
ほぼ定刻でQF26の初便が出発した模様。
しかーし、離陸滑走路は無情にも16L(C滑走路)。
国際線の展望デッキからは、遠くてほとんど見えません・・・。
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かろうじてカンガルーマークが見えました。
一番機はワンワールド塗装だったんですね。
いってらっしゃーい。

QF26初便の出発を見送った後、空港内のモデルプレーン展示コーナーを見学。
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しかしまだカンタス航空のモデルプレーンは展示されていない様子。
発注中?
そのうち「Philippines」と「Qatar」の間に「Qantas」のモデルプレーンが登場することでしょう。

PM11:00ごろ。
一旦ここで蒲田のスパ施設「和(なごみ)」に撤収。
天然温泉で汗を流して2時間ほど仮眠を取ります。
明朝AM5:00到着のカンタス航空QF25便を目撃すべく、AM3:20蒲田発の深夜バスに乗って再び羽田国際線へ。
(このあたりの深夜滞在記はまた別記事にて)

AM4:30ごろ、外が明るくなってきました。
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うー実に眠い。

AM5:00ごろ。
シドニー発羽田行きのQF25便は、無情にもC滑走路(34R)に着陸。
C滑走路はANAのターミナルの向こう側なので、国際線からは着陸の様子もほとんど見えず。
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さらに悪いことに、到着時も駐機場はサテライト側。
またしても、間近に機体を見ることはできませんでした・・・。

ならば、始発のモノレールで天空橋に移動して、サテライト棟の向こう側に回り込みます。
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フェンスが邪魔・・・。
かろうじて機体番号が「VH-OEB」であることを確認できました。

お客さんを降ろした後の機体は、B滑走路脇の旧整備場付近にトーイングされます。
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夜22:00の出発までこのままお昼寝・・・。
なんかちょっと勿体ない感じですが、成田-シドニー線のときと同様の2機体制での運用です。

というわけで、結局キレイな機体の写真を撮影できずに終わった羽田のカンタス航空追跡レポートでした。




羽田空港国際線「オーストラリアフェア」開催の編

2015/08/01
連日暑い日が続く今日この頃。
羽田空港国際線では、8/1(土)から8/2(日)の2日間、「オーストラリア・フェア」が行われています。
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ちょうど1年ほど前に行われた「ベトナムフェア」のオーストラリア版、といった感じです。

昨年の「ベトナムフェア」の様子はこちら
ベトナムフェア2014 in 羽田空港国際線

まず、国際線ターミナル出発階中央のエスカレータを上がったところでは、オーストラリア政府観光局やカンタス航空のブースがあり。
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現地の観光情報などが展示されていて、オーストラリア気分が盛り上がります。

今回羽田で「オーストラリア・フェア」が行われるキッカケになったのが、こちら。
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本日8/1からカンタス航空の羽田-シドニー線(QF25/QF26)の定期便運航開始!
それに伴い、同航空の成田-シドニー線(QF21/QF22)は昨日7/31を持って運航を終了。
代わりに成田-ブリスベン線(QF61/QF62)の運航が開始されるとのこと。

江戸舞台では様々なステージイベントを開催。
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「ディジュリドゥ」なるアポリジニの伝統楽器の演奏や、オーストラリアの景品が当たるクイズ大会などあり。

羽田空港国際線併設の「ロイヤルパークホテル・ザ羽田」内のレストラン「TAIL WIND」でも、関連イベントを実施中。
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イベント期間限定の特別メニュー「オーストラリアビーフ・ステーキランチ 1500円(税込)」とのこと。
お腹がすいたので、早速突入。

まずはオーストラリア・ワインから。
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赤と白が選べて、白を選択。
やや辛口で芳醇な味わい。
これも1500円に含まれますのでお得です。

スープとサラダ付き。
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これもランチセットに含まれます。

メインのステーキ&ライス登場。
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お肉が柔らかく、ほどよく香ばしく焼かれていてウマイです。
ただこれ、以前に頂いたことがある通常メニューの「ステーキランチ」と同じような・・・。
(いつもとお肉の種類が違うのかどうかは不明・・・。)
通常メニューの「ステーキランチ」と同じ価格(1500円)で、オーストラリアワインがついてくる、というのが今回の特別メニューの趣旨のようです。

食後のコーヒーもあり。
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コーヒーのお替わりは無料で可能。
ただしワインのお替わりは有料(700円)。
1500円でいろいろついてくるのでお得なランチだと思います。

こちらは、国際線ターミナル内の吉野屋の近くにある多目的ホール「TIAT SKY HALL」。
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「TROPFEST IN JAPAN」なる、ショートフィルムの無料上映会を実施中。

「TROPFEST」は、シドニーで毎年行われている世界最大のショートフィルムの上映イベントとのこと。
私は行ったことありませんが、広大な公園を使って飲食しながらピクニック気分で短編作品を観覧できるイベントなのだとか。

今回のオーストラリアフェアでは、これのミニ版をTIAT SKY HALLで開催してみよう、という企画のようです。
会場入り口では、ピクニック用のシートが配られていて、ホール内の床の上に敷いて座って観ることができます。
(ちょっとお尻が痛いですが)
もちろん椅子も20席ほど用意されていますので、普通に椅子に座って見ることもできます。
また、オーストラリアのコーヒーの試飲も同時にやっていて、コーヒーを飲んだり、飲食しながら映画を楽しむことができます。

上映作品は、本場オーストラリアのTROPFEST上映された優秀作品の8作品。
短編作品なので、1作品の上演時間は約6~7分です。
長時間拘束されることがないので、気軽に作品を楽しむことができるのがイイです。
1時間で全8作品を鑑賞しました。
コミカルな作品、ちょっとイイ話などいろいろな作品を楽しめて良かったです。

その他、アポリジニの芸術作品の展示コーナーなどもあり。
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最近は猛暑が続いているので、一日中空調が効いて涼しい羽田空港のターミナルで一日を過ごしてみるのもよいでしょう。

このオーストラリアフェアは2015/8/2(日)まで。




羽田空港の空弁「金沢発・穴子棒寿司」

2015/07/29
本日ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルの「アーツ・デリ」で購入したこちらの押し寿司系空弁。

「金沢発・穴子棒寿司」 870円(税込)
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製造元は金沢市の(株)芝寿し様。
ご察しのこととは思いますが、金沢の名産品を羽田で売っている、というものです。
羽田の地元の空弁メーカー(日本エアポートデリカ様やマコト様)の空弁はあらかた制覇してしまったので、現在は「羽田で売ってたら羽田の空弁」という方針で活動を進めております。

で、今回の棒寿司のメーカーである(株)芝寿し様は、北陸新幹線で話題の金沢のお寿司メーカーの一つで、「笹寿司」で有名なのだとか。
会社ホームページによると、もともと東芝のショールームを経営していた創業者が、当時まだ珍しかった電気炊飯器を使ってお米を炊く実演販売をやっていたところ、余ったご飯をどうしようか、ということになって考え出されたのが「笹寿司」なのだという。
こういう創業のエピソードを調べてみるのも、色々面白いです。

今回ご紹介するのは、その(株)芝寿し様の製品の一つの「穴子棒寿司」です。
側面のシールを剥がして蓋をオープン。
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このように、横に引き出す形で中身とお手拭き、お箸、ショウガの袋を取り出します。

注意書きが入っています。
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「あなごは良質で大きめのものを使用しております。まれに小骨が残っている場合がありますので、お召し上がりの際にはご注意ください」
とのこと。
親切ですねえ。
海外の食べ物だと、骨入りまくりでも普通ですけど。

同梱物。
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お寿司本体は厳重にパッキングされています。
早く食べたいけど、お寿司系空弁は包装を解除するのがいつも面倒・・・。

お寿司本体の透明なビニールを破って中を取り出します。
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するとさらにまた何かに包まれています・・・。
ただ、これは簡単に包んであるだけなので、すぐにお寿司本体にアクセスすることができます。
が、慣れていないと、ここでお寿司本体に触れたりして手が汚れることになるのでご注意。

ようやく穴子棒寿司本体に到達。
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「棒寿司」というだけあって、細長いです。
8つにカットされており、ちょうどひと口サイズで食べやすいです。

その一切れをお箸でリフトアップ。
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ご飯の層は、白い酢飯と茶色い炊き込みご飯の2層構造になっています。
そのため、お酢の味はほんのりと控えめで優しい味に仕上がっています。
甘辛い穴子は冷えていても柔らかく香り豊か。
炊き込みご飯も味わい深く、穴子とよく合います。

思った以上に、これはかなり高評価。
この手のお寿司はお酢の味が強かったりして、あまり沢山食べられなかったりするのですが、このお寿司は飽きの来ない優しい味付けのため、何本でも食べられそうです。
包装を破るのにやや四苦八苦しましたが、お寿司の美味しさに救われました。
沢山乱立している押し寿司系空弁の中でも、お勧めの1品です。

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