「羽田空港・関連情報」カテゴリーアーカイブ

ゴールデンウィークの羽田空港あれこれ2016

2016/05/01
いよいよゴールデンウィーク(GW)に突入した羽田空港。
GWの羽田空港の状況とともに、いろいろと溜まってきた小ネタを一挙にご紹介することにします。

第1ターミナル到着階に「多目的レストルーム」登場

まずは、羽田空港国内線第1ターミナルの到着階へ。
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巨大な茶色い円柱がいきなり登場。
今まで、工事の白い仮囲いに覆われていた区画でした。

これは、ただの円柱ではなくて「多目的レストルーム」(2016/3/31から供用開始)
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男子トイレ、女子トイレの他に、キッズトイレ、補助犬トイレまであります。
「ユニバーサル・デザイン」に対応した多目的トイレです。

トイレの入口にある水飲み場。
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高い台と低い台があります。
高い台は、背の低い子供には使えません。
低い台だけだと普通の大人が使いにくくなってしまうため、両方が設置されています。
このように万人にとって使いやすい設計にすることが「ユニバーサル・デザイン」の概念とのこと(by ウィキペディア)。

内部に潜入。
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清掃が行き届いていて、メチャキレイです。
スーツケースを置いてもジャマにならないように、通路のスペースも広くなっています。

注目はこちら。
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黄色で囲ったハンガーマークの区画。

お着換えができる、ドレッシング・ルームです。
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洋服店の着替えルームのような空間です。
これは(・∀・)イイ。
第2ターミナルや国際線にも作ってほしいです(でも場所がナイ?)

個室も2部屋ほどあり(この写真だと何だかよく分かりませんが)
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スーツケースを広げて着替えるのに十分なスペースがありました。
たとえば、冠婚葬祭のために飛行機に乗って羽田に来たときに、ここで礼服や着物に着替える、なんてなことが可能。

ちなみに、日本空港ビルディング様の発表資料によると・・・。
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椅子に座って身なりを整えられる「パウダーコーナー」があるとのこと。
が、男子トイレにはありませんでした。
女子トイレにだけあるのかな?
(当方、男のため確認できず)

国内線第2ターミナル(ANA側)へ

続いて、国内線第2ターミナル・3Fのフードコート「UPPER DECK TOKYO」へ。
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うおー満席。
家族連れが多いです。

こちらは第2ターミナルの展望デッキ。
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良い天気なので、多くの人々が飛行機見学中。
ああ、昼間からビール飲みたい・・・。

出発階2Fの「荷物自動預け機」。
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こちらも行列ができています。
皆様、マシーンの使い方に苦慮されているご様子・・・。

ちなみに、このANA国内線のカウンターは・・・。
ANA_counter
この春から、青いオシャレな感じのデザインに変わりました。

そして、同じく2F到着階の中央部には・・・
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大型の案内モニタが登場。

今まで工事中だった、ターミナル中央部分の区画の工事が完成しました。
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「SPECIAL ASSISTANCE お手伝いが必要なお客様」専用のカウンターが登場。
小さなお子様を連れ用の搭乗カウンターと、お体の不自由な方用のカウンターがあり。
お子様連れ用カウンターは、有人のカウンターでチェックインのほかに荷物の預け入れも可能。
これは便利かも、ですが、いかんせんGWは子連れのお客さんが多くて待ち時間が長そうでした・・・。

こちらは、お体の不自由な方用のカウンター。
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右に少し見える机が「遠隔手話サービス」のできる有人カウンター。
タブレット端末の映像ごしに、手話通訳を受けながらチェックインできるというものです。
写真中央に小さく映っているのが、金属探知機に引っかからない樹脂製の車椅子。
自分の車椅子を預け入れた後に、この樹脂製の車椅子に乗り換えて保安検査を抜けて飛行機まで移動できる、というわけです。なるほどー。
写真に写っている白い入口が、専用の保安検査場の入口です。
このように第2ターミナルでも、障がいを持った方への対応が進んでいます。
その他の詳細はこちらの記事をどうぞ。

国際線ターミナルへ

最後に国際線ターミナル3F・出発ロビーへ。
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朝の出発ラッシュの時間がすでに終わっていたため、そんなに混雑はしていない様子。

ムムッ!(川平慈英風に)
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お土産物屋の上の壁面に注目。

最近流行りの「プロジェクション・マッピング」?
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「中央検査場は混むので、北側の検査場もご利用くださーい」を呼びかける映像が壁面に投影されています。
保安検査場の混雑を少しでも和らげようという対策の一環。

以前から、カウンターの屋根の上に、高そうな業務用プロジェクターが設置されていたのが気になってはいたのですが。
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こういう用途だったのですね。
私としたことが、今まで気づかなかった・・・。

ANAのカウンターの上にもあります。
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ナイスアイデアですが、いかんせん昼間は日光で明るくて気づきにくいです・・・。
夜の出発ラッシュ時には効果を発揮してくれることでしょう。

お天気が良いので、国際線5Fの展望デッキへ。
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最近設置されたタッチパネル式のハイテク案内板。

以前の記事でご紹介したように、航空各社の垂直尾翼のマークが解説さ・・・
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ムムムッ!(しつこくてすみません)
ホーム画面が変わって、コンテンツが追加されている!

追加コンテンツその1・展望デッキからの景色の解説
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東京スカイツリーや、新・旧管制塔などの解説あり。
日本語のみならず、中国語・英語・韓国語にも対応。

追加コンテンツその2・空港で働く車両の解説
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トーイング・トラクターやローダーなど、展望デッキから見える車両が動画つきで解説されています。
結構凝ってますねえ。

きっとそのうち、「次に着陸する飛行機は、ANAのボーイング777-300です」とか教えてくれるようになるに違いない。
今後の展開が楽しみです。
昼間は日光が明るくて見にくいので、このハイテク案内板をいぢり倒してみたい方は夕方以降がおすすめです。

ゴールデンウィークの羽田空港はイベント盛り沢山

羽田空港国際線の恒例行事になりつつある「はねだ江戸まつり」。
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今年は5/3, 5/4, 5/5の3日間の開催、とのこと。
今回も江戸時代からタイムスリップしてきた江戸の町人達と「ごさる調」で会話できます。
はねだ江戸まつり公式Webサイトによると、今回は館内の飲食店にて、期間限定の江戸風メニューが登場する、とのこと。
いろいろ考えますねえ。
最新情報は、はねだ江戸まつり公式Facebookページもご参照のこと。

一方の羽田空港国内線でも、ゴールデンウィークのイベントが沢山。
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「~KIDS SPORTS WEEK 2016~ GWは羽田空港で遊ぼう!」とのこと。
こちらも5/3, 5/4, 5/5の3日間、第1ターミナル6階ギャラクシーホールと第2ターミナル5階フライトデッキ・トーキョーをメイン会場として開催。
詳細は以下をご参照のこと。
羽田空港国内線公式サイトの告知(pdfファイル注意)

ゴールデンウィークは、飛行機に乗らない人も羽田空港へどうぞ。


羽田空港国際線から「バスタ新宿」へ。リムジンバスに乗ってみた2016

2016/04/23
今月4日から新宿・新南口に開業した高速バスターミナル「バスタ新宿」。
バスターミナルだから「バスタ」。
誰もが1度は口に出してみたくなる「バスタ」。
今回は実際に羽田空港国際線から「バスタ新宿」行きのバスに乗ってみたレポートです。

まずは羽田空港国際線2Fに新しくできたばかりの自動券売機で、「新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)」へのバス乗車券を購入。
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昼間は大人1名1230円なり。
「バスタ新宿」の英語表記は「SHINJUKU EXPWY. BUSTERMINAL」とのこと。
「バスタ」は日本人専用の呼び名のようです。
新宿方面行きのバスはすべて、今まで通り新宿駅西口にも停車します。
が、すべてが「バスタ新宿」行きなわけではなく、新宿駅西口を出発した後、「バスタ新宿」には寄らずに周辺のホテルに向かうバスもあるようです。
バスのチケット書かれている出発時刻と乗り場に従えば、迷うことはないでしょう。

国際線の新宿方面行き乗り場は3番のりば(2016/4月現在)。
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他の路線のリムジンバス同様、トランク内にスーツケースを格納できます。
荷物を預ける場合、どこで降車するかを係員に伝えましょう。
乗り換えなしで、座って新宿まで行けるので快適。

座席配置は2-2。車内はキレイです。
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モニター画面と車内アナウンスでは、日本語と英語の案内あり。

羽田空港国際線を出発した後、国内線第2ターミナルと国内線第1ターミナルに立ち寄り、さらにお客さんを搭載。
その後首都高湾岸線から、中央環状線の地下トンネル経由で一路新宿へと向かいます。

特に渋滞が無ければ30分ほどで、今まで通り新宿駅西口に停車します。
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ほとんどの人はここで降ります。
新南口からJRに乗りたい人と、「バスタ」に行ってみたい人は引き続きこのまま乗車。

新宿駅西口から「バスタ新宿」へは、駅前でUターンして、甲州街道に入って、右折入場の信号待ち・・・なので12分ぐらいかかります。
急ぐ場合は西口で降りてしまったほうがよいでしょう。

甲州街道を右折して、「バスタ」内部へと突入。
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ここの右折信号待ちが長かったです。

できたてホヤホヤの「バスタ新宿」の3Fで降車。
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降車場所は、4Fにあるバスのりばの一つ下の階になります。
ここからエスカレータで2Fに降りれば、JR新宿駅・新南口改札。
が、小田急線や丸の内線、西武新宿線等をご利用の方は、甲州街道を横断して、さらに人の多いところを歩くことになりますので、さっきの新宿駅西口で降りるのが良いでしょう。

降車場所の目の前には観光案内所あり。
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スタッフの数が多く、結構お金が掛かっているカンジです。

4/15からは、2Fの飲食エリアも開業しました。
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「TORAYA CAFE」「VERVE」と言った、話題のコーヒー屋が立ち並んでいます。

同じく2Fに「オイスター・バー」を擁する「FOOD HALL」も開業。
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こちらは7:00AM~4:00AMまで営業。
バスのりばからは少し離れていますが、深夜バス利用時の休憩場所として使えそうです。
まだ開業間もないこともあってか、この日は沢山のお客さんで賑わっていました。

というわけで、「バスタ新宿」開業後の羽田空港から新宿までリムジンバス乗車レポートでした。
羽田から新宿に向かう場合は、今までどおり新宿駅西口にも停車しますので、特に使い勝手に影響はない感じです。
ただし、新宿から羽田に向かう場合、ほとんどの便がバスタ新宿出発となり、新宿駅西口からは乗車できません(一部例外あり)のでご注意ください。

「バスタ新宿」開業当日のレポートはこちら
新宿発・羽田空港行きバス乗り場が、新南口にオープンした「バスタ新宿」に移転。早速見に行ってきたの編

時刻表などの詳細はこちら
リムジンバス(東京空港交通)


新宿発・羽田空港行きバス乗り場が、新南口にオープンした「バスタ新宿」に移転。早速見に行ってきたの編

2016/04/04
本日、新宿駅新南口に開業した、巨大バスターミナル「バスタ新宿」
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「バスターミナル」だから「バスタ」。
安易なネーミングですが、かえって覚えやすいです。
ちなみに「バスタード(bastard)」だと「くそったれ!」の意味のスラングになりますので、欧米人に対して「ユー、バスター!」とか言わないようにしましょう。

場所はどこにあるの?

会社を早めに抜け出し、本日オープンしたばかりの「バスタ新宿」に寄ってみました。
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JR新宿駅南口の甲州街道を挟んだ対面(新南口)にあります。

地図的にはこのへん。
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今まで新宿駅周辺に散らばっていた、日本各地へ向かう高速バス乗り場を、この1か所に集約しましたーというもの。
その運行本数たるや、なんと1日1600便以上。
まさにここから日本全国津々浦々に行ける、巨大ハブ・バスターミナルが誕生したのです。
西口や東口からはやや遠い場所にあるので、賛否両論あるところでしょう。

羽田行きはほぼ全便が「バスタ新宿」に移転。一部例外に注意

これまで新宿駅西口から発着していた羽田空港行きのリムジンバス乗り場も、基本的には、この「バスタ新宿」に移転されます。
だからと言って、今までの新宿駅西口24番バスのりばが廃止されるのかというと、そうではありません。
チラシによると、23時台に新宿を出発する一部の便は、今まで通り、西口24番のりば出発になるとのこと。
また、羽田空港国際線を深夜1:00/1:40/2:20に出発する深夜バスも、西口24番のりばを経由してバスタ新宿にまで乗り入れるようになるとのこと。
ただし、新宿を4:00に出発する羽田空港行きの早朝バスは、バスタ新宿に停留所が変更になるため、西口24番のりばには立ち寄らなくなるとのこと。
ややこしいですねえ。

バスターミナルは4階に

バスターミナルへの入口は四方八方にあります。
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新南口改札の目の前にあるエスカレータだと、一気にバスターミナルのある4Fまで上がれるのでオススメです。
もちろん、甲州街道側からもエスカレータ、エレベータもあり。

4Fに到着。
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こちらが、バスターミナルの入り口。
お~、思ったよりも明るい雰囲気ではないですか。
出来立てのビルの匂い?がして、ワクワク感が高まります。

中に入ると、すぐに案内カウンターがあり。
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明るくてオシャレな感じ。
今までの、暗くてどんよりした感じの「昭和のバスターミナル」の雰囲気とは全く違って、近代的です。
なかなかイイ感じではないですか。

マスコミ様の姿もあり。
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この開業当時の様子は、各種メディアで多数報道されました。

待合室へ突入。
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えらい沢山の人々で満杯です。
利用者の数に対して、待合室が狭すぎるような。
今ですらこんな状態だとすると、ゴールデンウィークはどうなってしまうのか・・・。

出発案内版。
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ひっきりなしにバスが出発していきます。
尋常じゃない本数です。
ここから日本中のいろいろな場所に行けるんだー、と思うと何だかワクワクしてきました。

バスの乗車券売り場。
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今まで、バス会社ごとにあちこちに分散していたチケット売り場が統合されて、便利になりました。
これによって、かなり乗り継ぎが楽になります。
たとえば

  • 日本各地から、深夜バスでバスタ新宿へ行き、羽田空港から海外へ
  • 海外のお客さんだったら、羽田からバスタ新宿へ行き、夜行バスで宿代を浮かせつつ地方へ移動

などなど、使い方は色々で夢が広がります。

自動券売機もあり。
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英語、繁体字、簡体字、ハングルにも対応。

買わないけと、券売機をいぢってみる。
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予約した乗車券の受け取りや、翌日以降の乗車券も買えるというスグレモノです。

こんなように、日本全国へのバスのチケットが買えるみたい。
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「信長の野望」みたいな画面。
すべてのバス会社のものが買えるのかどうかは不明・・・。
ともあれ、沢山の会社の購入システムを統合したのは素晴らしいです。

ただし羽田・成田空港行きの自動券売機は別になっています。
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窓口でも購入可能。

4Fの案内図。
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緑色の部分が待合室。
左の灰色の広い区画がバスの停車場です。
右の青い部分は「ニュウマン(Nowoman)」という商業施設。

もちろんトイレあり。
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出来立てなので、ホテルなみにメチャキレイです。

自販機はあるので、飲み物は調達可能。
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でも、近くにコンビニやカフェがないのが不便・・・。

2016/11/19追記:
コンビニ(Family Mart)がオープンしたとのこと

コインロッカーもあります。
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あと、身支度を整えられる着替えルームとかもあったらいいのになー。

窓の外には、JRの線路が広がっています。
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鉄道マニヤにはたまりません。

では、バス乗り場へ。
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バス停の数は全部で12箇所 (A1~A3, B1~B3, C1~C3, D1~D3)。
いろいろな会社のバスが、ひっきりなしにドンドンやってきます。
バスマニヤにはたまりません。

羽田空港行きは、「A1」乗り場 (2016/4/4時点)
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A1は、羽田行き専用というわけではなくて、館山、青森県・弘前、盛岡、金沢行きなどなど、色々な行き先のバスが約10分毎に出ています。
近くにはバスの管制室があり、無線でドライバーさんに忙しく指示を出していました。
これだけ沢山のバスを、滞りなく発着させているのはスゴいことです。

各バス停の天井には、大型の液晶案内ディスプレイあり。
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各国語対応で分かりやすいです。
ちゃんと屋根があるので、雨の日でも濡れずにバスに乗れるようになりました。
ここから羽田空港までは22km、渋滞が無ければ所要約30分。
運賃は大人1230円(小人620円)。
深夜早朝便は大人2000円(小人1000円)です。

ついでにバスターミナル周辺も偵察

バスターミナルに隣接して「Newoman(ニューマン)」なるオシャレなお店が併設されています。
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女性向けな服飾店が主です。
高速バスのお客さん向けのコンビニとかお土産物屋とかはない・・・。

Newomanの店内のご案内板。
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英語表記のみで、何を売っているのかよく分からない・・・。
(たぶん服)

あまり面白くないので、バスターミナルの一つ上の階(5F)に上がってみることに。
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オフィスビルの入口っぽいとこから、さらに上に向かうエスカレータあり。

上った先の6Fにオシャレなレストラン発見。
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ROSEMARY’Sというお店。
パスタもあり。
「バスタ」で「パスタ」が食べられます(爆笑)。

今度はバスターミナルの一つ下の階(3F)へ下りてみる。
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タクシー乗り場あり。
こちらは人が少なくて閑散としています。

同じく3Fには観光案内所もあり。
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大型ディスプレイやipadを使った観光案内など、かなり立派な設備が充実しています。
無料WiFiや、両替、荷物の配送サービスなどもあり。
着物を着用している係員さんもいて、結構お金がかかっている感じです。
でも、バスターミナルから離れている&宣伝不足のためか、利用者の姿は少ないです。
モッタイナイ。

2Fの甲州街道に面した部分の飲食店(FOOD HALL)はまだ工事中。
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4/15(金)オープンとのこと。

隣接する商業施設「Newoman(ニューマン)」の1Fへ。
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今話題の「ブルーボトルコーヒー」がありました。
真ん中のカウンターで、店員さんがサイフォンを使って咖啡を抽出しています。
このときも20人ぐらいの行列ができていました。
人気なんですねえ。
営業時間は8:00-22:00とのこと。

こちらは2F甲州街道に面している、バスの出入口。
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ここから4Fのバス乗り場まで、複雑な建物内をバスが上り下りしています。
一般車両は進入禁止。

対面のミロードには、バスタ新宿の開業を祝うメッセージが掲げられていました。
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「ミライナタワーとバスタ新宿開業おめでとう!新しくなったミロードにも遊びにきてね!」
とのこと。
というわけで、以上、新宿新南口に新たにオープンした巨大バスターミナル「バスタ新宿」のレポートでした。

簡単にまとめ

<良い点>

  • 新宿駅周辺に散らばっていた高速バス乗り場が1箇所に統合されて、特に空港への乗り継ぎが便利に
  • チケット売り場も統合されて分かりやすくなった
  • 待合所に屋根があって雨の日も安心
  • 出来立ての最新設備でキレイ
  • 新宿駅新南口から直結で近くて便利

<イマイチな点>

  • 待合室が狭い(そこそこ広いけど、利用者が多すぎるので)
  • 新宿駅西口・東口から遠い(なおかつ道中混雑している)
  • 近くにコンビニや時間をつぶせるカフェがない(もちろん街中にはあるが、デカイ荷物を持ってウロウロできないし)
  • 隣の「Newoman」がオシャレすぎて、高速バスターミナルのニーズとマッチしていない感じ

ということで、画期的な施設ではあるものの、マイナス点もいくつか見受けられ「惜しい!」といった感じです。
今後どのように発展していくのか、期待したいと思います。

オマケ情報

「バスタ新宿」発着の深夜・早朝バスをご利用の方にオススメ宿泊施設のご紹介です。
この「バスタ新宿」から1Fに降りて、東へ徒歩2分程度の場所にあるこちらのカプセルホテル。

豪華カプセルホテル 安心お宿プレミア新宿駅前店(楽天トラベル)
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バスタ新宿からほど近く、1泊約5480~6180円で泊まれるプレミアムなカプセルホテルとのこと。
ただし男性専用・・・。
本ブログでも、後日、その使用感をレポートしてみたいと思います。

詳細はこちら
豪華カプセルホテル 安心お宿プレミア新宿駅前店(楽天トラベル)




東京駅の羽田空港行きリムジンバス乗り場が移転したの編

2016/03/05
2月某日の羽田空港のリムジンバス乗り場にて、こんなようなチラシを発見。
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おおっと、移転ですか?

チラシによると・・・。
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2016/03/01から、東京駅・八重洲口北口近くの「鉄鋼ビルディング」に、JR東京駅発・羽田空港行きの京急リムジンバス乗り場が移転したとのこと。
「鉄鋼ビルディング」て。
強そうな感じですね。
鉄骨が剥き出しのビルなのかな・・・。

ではでは、早速視察させて頂きに、JR東京駅へ。
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とりあえず、案内板に従って「八重洲中央口」へ。
「八重洲北口」から出ると、さらに近道です。
間違えて「丸の内出口」側に出るとハマりますので気を付けましょう。

改札口を出たら、とにかく外に出て、道路は渡らずに左へ。
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羽田空港行きのリムジンバス乗り場への案内表示は何もありません。
不親切この上なし。
なぜなら、このバスはJR東日本が運行しているものではないからです(「東京空港交通」と「京急バス」が運行しています)。
あえて商売敵に塩を送るような案内板をJRの駅構内には設置しない、というセコい戦略なのか、それとも単に設置し忘れているだけなのかは不明。

駅前に、周辺地図があるにはあります。
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が、しかし・・・。

「鉄鋼ビルディング」の場所が工事中になっていて、その表記がありません。(2016/03/05現在)
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これでは「鉄鋼ビルディング」と言われても、ドコか分からんではないか・・・。
地図が新しく更新されるのが待たれます。

ずーっと、東京駅八重洲口前の道路沿いを北へ歩いていくと、バスの車止めのあるビルが見えてきます。
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これが「鉄鋼ビルディング」らしい。
鉄骨が剥き出しなわけもなく、至って普通の地味なビルです。
このようにバスが止まっていると分かりやすいですが、バスがいないと分かりにくいかもです。

一応こんなような案内表示板があるものの・・・。
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字が小さいので、ほとんど目立ちません。

てなわけで、JR東京駅の八重洲中央口から徒歩5分ほどで、新しい羽田行きのリムジンバス乗り場に到着。
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ここから羽田空港行きリムジンバスに乗れば、大人930円(深夜・早朝便は1860円)で羽田空港までノンストップで到着できて便利です。
係員さんがいて、大きな荷物は貨物室に積んで頂けます。
以前の乗り場に比べると・・・。

  • 八重洲口の駅前の道路を横断しなくて良くなった
  • 屋根がある場所でバスを待てるので雨の日も安心(以前の乗り場にも屋根はあったけど狭かった)

というわけで、利便性は良くなった印象です。

バス停の立て看板。
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屋内なのに何故か太陽電池パネルが(笑)。
時刻表の他、現在の運行状況も小さなディスプレイで表示されています。
もし事故などで時間がかかりそうな場合は、JRで浜松町経由で羽田に行くのがよいでしょう。

すぐ近くには、成田空港行きのリムジンバス乗り場もあります。
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間違えて乗らないように、気を付けましょう。
係員さんにバスの行き先を確認するのが確実かと思います。

ちなみに、この「鉄鋼ビルディング」。
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最近リニューアル工事が終わったばかりとのことで、キレイなお店が沢山あります。
バスの出発まで、すぐ近くのタリーズ・コーヒーで一服するもよしです。

***

ちなみに、こちらが旧・羽田空港行きのバス乗り場。
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駅から道路を渡った遠い場所(地下通路経由)にあるので、メチャクチャ分かりにくかったです。

今はこんなように「移転しました」の案内が貼られています。
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わざわざここまで重い荷物を持って来てから「移転された」と言われても、ご無体な感じです。
くれぐれも、間違ってここに来ないようにご注意ください。

移転前と移転後の位置関係は下記のとおり。
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駅からの距離はあまり変わりませんが、地下街経由で道路(外堀通り)を横断しなくて良くなったので、利便性は良くなったと思います。

というわけで、新しい場所に移転した、東京駅の羽田空港行きリムジンバス乗り場のご紹介でした。
新幹線から乗り継ぐ場合や、大きな荷物を持っていて浜松町でモノレールに乗り換えるのがダルい場合などに便利な選択肢かと思います。
駅周辺には乗り場への案内板がありませんでした(2016/3/5現在)ので、本記事をご参考にどうぞ。

リムジンバスの公式サイトはこちら




羽田空港国内線のお土産・純米吟醸「羽田」を購入してみたの編

2016/01/31
以前から気になっていた、羽田空港ならではのお土産を買ってみたレポートです。

こちらは羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)。
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1番時計付近のお土産物店「東京食賓館」に、それはあります。

お酒コーナーに「羽田」の文字が。
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これが日本酒「純米吟醸・羽田」。
以前に、羽田空港国際線のTIATラウンジを利用したときに見つけて気になっていたのでした。

おつまみのサンマ缶と共に購入。
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純米吟醸羽田(150ml)は581円(税込)
720ml版・2160円(税込)もあります。
そんなに大酒飲みではないので、私的には150mlで十分です。
醸造元は、東京都東村山市の豊島屋酒造様。

お酒のお味は中辛。
フルーティな感じというよりは、日本酒特有の爽やかで芳醇な香りがホワーンと口の中に広がる感じです。
魚料理にも肉料理にも合いそうな風味です。
羽田国内線第1ターミナルの出発階のお土産店でも取り扱っています。
羽田のお土産に是非どうぞ。

あと、さんま缶も何気にウマイ・・・。
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三陸沖で水揚げされたサンマを使ったとのこと。
日本酒のおつまみに最適です。




羽田空港国内線・寒波襲来で空のダイヤ乱れる・2016/01/24

2016/01/24
「数十年に一度」と呼ばれる大寒波に見舞われている日本列島ですが・・・。
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羽田空港は快晴。
でも気温はかなり低く、寒いです。

国内線第2ターミナル(ANA)側は心なしか人が少ない・・・。
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構内のアナウンスでは、遅延や欠航のお知らせが流れています。

国内線の出発案内板。
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九州への便の一部が欠航になっている模様。
東京は無事でも、西日本を中心に積雪となっているとのこと。

鹿児島空港が「雪のため」欠航になっているのは初めてみました。
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影響を受けた方々はさぞ大変だったことでしょう・・・。
足止めを食らって空港内で待機をしている修学旅行生のご一行様もおられました。
一刻も早く通常運航に戻ることをお祈りいたします。




羽田空港のあちらこちらでペッパー君が労働中の編

2016/01/04
2015年末の羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)の荷物自動預け機付近にて・・・
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ロボットのペッパー氏が、荷物自動預けマシーンの使い方を熱心に説明中のご様子。
もの珍しさもあって、人々の注目を集めています。

このペッパー氏、ANAのターミナルだけではなく、羽田空港のいろいろなところに出没します。
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少し前までは、国際線のLAOXでアルバイトしていました。
ペッパー氏は語学堪能で英語・中国語もペラペラです。
爆買い中国人訪日客の皆様のお相手をすることも可能。

京急国際線ターミナル駅の改札付近にもいました。
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食事中(充電中)でいないときもあります。
この時は一人でポツンと放置されていて寂しそうでした。

でも、このペッパー君って一体おいくらぐらいのものなの?
という、どうでもいい疑問が・・・。

所変わって、去る2015年12月5日のお台場・東京ビックリサイト
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2年に1度開催される「2015国際ロボット展」なる展示会に興味本位で行ってきました。

ソフトバンクのブースの主役はもちろん「ペッパー氏」
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たくさんのペッパー氏が色々な芸を披露していました。

その時にもらったチラシがこちら。
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なんと月額5.5万円×36カ月でレンタル可能、とのこと。
レンタル品だったのか・・・。
「x 36カ月」というのは3年縛り、ということなのだろーか。
携帯会社らしい料金プランです。
人間を雇うよりはお安いですよー、ということのようですが、いろいろオプションをつけるともっとお高くなると思われます。

色々な「ロボアプリ」をダウンロードできるのだとか。
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用途によって色々な芸をさせることができます。
まあ、それができないと不便ですよね。

で、驚きの機能はこちら。
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なんと、近づいてきたお客さんの接客回数、性別、年齢、感情のデータを収集できるのだとか。
(((((( ;゚Д゚))))))
「ペッパー氏の相手してあげようかなー」と思って近づいた時に、実は逆に容姿を分析されてデータ収集されてしまうこともありうるわけです。
羽田空港で働いているペッパー氏が、この機能を搭載しているのかどうかは不明ですが、そら恐ろしい世の中になったものです・・・。




年末特別企画・羽田空港今年の重大ニュース2015

2015/12/27
クリスマスも終わり、2015年も残すところあと僅かとなりました。
時間が経つのは早いものですねえ。
さて、今回は年末特別企画として、本ブログが勝手に選定した「羽田空港・今年の5大ニュース」をお送りします。
羽田空港の出来事を通して、2015年がどんな年だったかを振り返ってみたいと思います。

第1位・訪日外国人客の爆増

2015年の流行語にもなった「爆買い」に代表される訪日客の急増。
日本の玄関口の1つである羽田空港は重要な役割を担うことになりました。

2015年の1年間で、新規に7社の航空会社が羽田国際線に定期便を就航開始。
羽田空港国際線・香港ドラゴン航空の深夜便就航の編
羽田空港国際線・カンタス航空、羽田就航の編
羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編(春秋航空)
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編
羽田空港国際線・天津航空の天津-羽田深夜便就航の編
羽田空港国際線・吉祥航空の上海-羽田深夜便就航の編
羽田空港国際線・中国南方航空の羽田-広州線就航の編

2015年12月現在で合計33社が羽田空港国際線に就航しています。
その結果、羽田空港は沢山の訪日外国人で大賑わい。
かつては、中国人・韓国人が殆どだったのが、欧米系・アラブ系など多種多様な訪日外国人の姿を見ることが多くなりました。
また、繁忙期には出発ロビーに保安検査待ちの大行列ができることもしばしばです。
羽田空港国際線・朝8時から9時にかけての保安検査場の混雑状況2015年2月
金曜夜の羽田空港国際線の保安検査場の混雑具合を考察するの編

その所謂「インバウンド需要」を享受しようと、国際線ターミナル内には家電量販店「ラオックス」や「マツモトキヨシ」の免税品店が進出。
祝・羽田空港国際線開業5周年「ガチャポン・トラベルチャンス」と、ラオックス・マツキヨが開店の編

到着ロビーには、パナソニックの炊飯器のショールームが期間限定で出現したりもしました。
羽田空港国際線・到着ロビー中央にPanasonicの「おどり炊き」登場の編

この訪日外国人ブーム、果たして2016年も続くのかどうか・・・?

第2位・LCCピーチの羽田-台北桃園線の就航

日本で最も繁盛しているLCC (Low Cost Carrior 格安航空会社)ピーチアビエーション。
日本のLCCとしては初めて羽田国際線~台北桃園空港の夜行定期便を就航開始しました。
この初便の運航の様子は、各種マスコミに取り上げられて話題になりました。

金曜夜の会社帰りに羽田を出発し、月曜の早朝に羽田に戻ってくるという「週末弾丸台湾」や、「日帰り台湾旅行」がお手頃な価格で可能に。
「ちょっと小籠包食いに台湾いってくるわー」みたいに、国内旅行感覚で海外旅行に行ける時代になりました。
さらに2016年2月からは、羽田-ソウル線の運航も開始するとのこと。
2016年は、羽田からさらにLCCで行ける場所が増えると良いな~。
羽田空港国際線・ピーチの羽田-台北桃園深夜便就航の編

第3位・羽田空港深夜アクセスバスの増便

発着枠の限界が囁かれている羽田空港ですが、深夜早朝時間帯の発着枠はまだ余裕があります。
その理由の一つが、深夜になると電車やバスなどの公共交通機関が運行されなくなるため、とされています。
その状況を打破すべく、国土交通省は2015年4月と10月に羽田空港と横浜・新宿・渋谷等主要都市間を結ぶ深夜バスの増便を主導。
これにより終電後に羽田に到着する便の利用者の利便性が向上しました。
国土交通省、久しぶりにGood Jobです、というか、やっと諸外国の空港に追いついてきた感じです。
2016年は、さらに羽田への深夜便の就航を開始する航空会社が増えるかも?です。
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大
2015冬ダイヤに合わせて羽田空港の深夜バスがさらに増便の編
羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法

第4位・ANAの「荷物自動預け機」導入開始

2015年7月、国内線第2ターミナル(ANA)に突如出現したANAの「荷物自動預け機」。
その近未来的な外観にビックリして第4位に認定しました。
一方JALは「人海戦術」で対抗?
2016年の展開が楽しみです。
羽田空港国内線第2ターミナル・出発階にANAの荷物自動預け機が登場の編
羽田空港国内線・ANAとJALの「手荷物預けサービス」合戦の編

第5位・「はねだ江戸祭り」定着?

2014年8月の国際線「はねだ日本橋」商業ゾーンの開業と共に、第1回が行われた「はねだ江戸まつり」。
2015年は、お正月、ゴールデンウィーク、お盆の合計3回の「はねだ江戸祭り」が行われ、大盛況でした。
江戸の町人に扮する劇団員さんの盛り上げや、華やかな「花魁道中」が楽しいイベントです。
羽田空港国際線・夏だ!はねだ江戸祭り2015に行ってみようの編

2016年はマンネリ化しないように継続できるかどうかが課題です。
2016年のお正月も1月1日から3日まで実施予定。
お正月は羽田空港国際線に初詣?

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というわけで、2015年・羽田空港重大ニュースでした。
2013年の国際線拡張工事の完成、2014年の「はねだ日本橋」ゾーンの完成に比べると、空港施設そのもののにあまり大きな変化はない一年でした。
そのかわり、訪日客の急増やLCCの台頭など、羽田を取り巻く環境が大きく変わった一年となりました。




羽田空港のクリスマス2015

2015/12/23
あっという間に、もうクリスマス。
羽田空港・国内線と国際線では、様々なクリスマスイベントを開催中です。
昨年のクリスマスの模様の記事を、つい最近書いたばかりのような気がしますが・・・。
羽田空港のクリスマス2014@国内線第2ターミナル

羽田空港国内線第1・第2ターミナルではサンタクロースとサンタ・ガールズが激しく徘徊。
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お菓子がもらえたり、一緒に記念撮影もできます(無料)。

第2ターミナルの5Fでは、ステージ上で色々なイベントを開催。
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バラの花束を10名様にプレゼントする企画をやっていました。
ただし、ステージ上でインタビューされたりしていじられます。
「明石家サンタ」みたいに、ウケを取れなくても貰えます。
バラの花束は、その場でもらえるわけではなく郵送とのこと。

今年(2015年)の注目ポイントその1は、「サンタガール」なる6人組の女性グループのご活躍。
(上の写真の白い衣装を着た女性たち)
イベントのMCをしたり、ターミナル内をサンタと一緒に歩いたりして盛り上げてくれます。

そして今年の注目ポイントその2は・・・
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青い国内線第2ターミナル(ANA側)内を、赤いJALの制服の方々が闊歩。
普段はあまり見られない貴重な光景です。

毎年恒例のJALの合唱団の方々の演奏が、今年はANA側の第2ターミナルでも開催されました。
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逆に、明日(12/24)はANAのオーケストラの皆さまが、JAL側の第1ターミナルで演奏するという趣向もあり。
これは昨年は無かった企画です。
指揮者の方はサイバーダインの社長に似ている。
今年も沢山の人々で盛り上がりました。。

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一方、こちらは国際線ターミナル。
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メイン会場の4F江戸舞台では、プロのアーティストによるクリスマス・コンサートを開催中。
キレイな歌声に癒されます。

コンサートの合間には、羽田空港ゆかりのマスコット・キャラ撮影会もありました。
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こちらも盛況です。
登場キャラは以下。

  • 警視庁の「ピーポくん」
  • 東京モノレールの「モノルン」
  • 京急の「けいきゅん」
  • 羽田国際線のプラネタリウムがあるカフェの「スターリー」

これは??
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検疫探知犬イメージキャラクターの「クンくん」
初めて見ました。
「クンくん」て。
ズルいネーミングだな~。

国際線ターミナルでは、国際線仕様のサンタさん&サンタガールが徘徊中。
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国内線のサンタさんは無口でしたが、国際線のサンタさんは「メリー・クリスマース!」と話しかけてきたりして積極的です。
お菓子も貰えます(無料)。

4Fの「TIAT SKY HALL」では・・・。
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昨年と同様に「氷を使わないスケートリンク」を開催。
大人1名500円。ただし2015/12/23まで。
ここも家族連れで賑わっていました。

というわけで、クリスマスムード一色の羽田空港国内線・国際線でした。

なせか国内線と国際線で別々になっている羽田空港クリスマス・イベント情報はこちら。
毎年恒例のハンドベル演奏、オーケストラもあります。
羽田空港国内線ターミナル Facebookページ
羽田空港国際線ターミナル Facebookページ




羽田空港国内線・ANAとJALの「手荷物預けサービス」合戦の編

2015/12/06
年末年始の帰省ラッシュを控えて、閑散期の羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)。
ここ1カ月ぐらい工事中だった出発ゲートB付近のエリアにて「15連装」の荷物自走預け機の稼働が始まりました。

スラリと並んだマシーンがこちら。
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「15連装」は羽田空港第2ターミナルで最大規模。
かなり壮観です。
これで合計38台の荷物自動預け機が稼働中となりました。

これで工事終了かと思いきや・・・。
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搭乗口Bから中央部にかけてのエリアの工事が新たに始まった様子。
まだ増やすのかな?
もしくは新型の自動チェックイン機の導入工事かもしれません。
いずれにしても、ANAは最近羽田の設備への投資が盛んですねえ。

一方、羽田空港国内線第1ターミナル(JAL側)では・・・。
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こちらには、ANAのような荷物自動預け機はありません。
基本的には従来通りの有人カウンターのみです。

ANAに対抗してJALが推進しているのは「JALエクスプレスタグ・サービス」
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有人カウンターの手前に設置されているのが、預け荷物につけるタグを発券するマシーン。
お客さん自身でタグを印刷し荷物に取り付けることによって、素早く荷物をチェックインできるというシステムとのこと。
ただ、JALの熟練のスタッフさんが横についていて手伝ってくれるので、お客さん自身はほとんど作業していない感じです。
そのため手荷物預け作業は、ANAの自動化マシーンに比べると非常にスピーディです。
ANAが最新のマシーンの導入で人件費を抑えようとする一方で、JALは人海戦術?でサービスの質の向上を図っている様子。
ANAとJALの戦いというよりは、最近台頭してきている「Peach」などのLCC(Low Cost Carrier)にどう対抗するかを模索している感じかもしれません。
今までほぼ横並びだった両社のサービスの方向性に少しずつ違いが出てきて面白くなってきました。