日露首脳会談が終わって、羽田空港からプーチン大統領御一行様撤収の編

2016/12/17
山口と東京で行われた日露首脳会談から、一夜明けた羽田空港。
プーチン大統領は、昨晩のうちに羽田からロシアへとお帰りになったのだとか。
お忙しいですねえ。

で、12/17(土)の朝の羽田空港には・・・。
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随伴機のロシアの機体が、まだいらっしゃいました。
展望デッキからは見えない駐機場なので、この写真を撮るために、羽田エクセルホテル東急のレストランでお食事してしまいました。
ロシアやアメリカのような大国の場合、大統領御大を乗せた機体以外にも、予備機やお連れの者(?)を乗せた機体が何機か飛来します。
その随伴機の1機が、まだ羽田に残っていたというわけです。

その後、第2ターミナルの展望デッキに行ってみると・・・。
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丁度、さっきの随伴機がお帰りになる場面に遭遇。
お~、ラッキーです。

メチャいい天気の中、離陸。
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機材はIL-96-300PU(RA-96018)。
旧ソ連のイリューシン設計局が設計した4発エンジンの機体です。
日本では滅多に見ることができないレア機材。
飛行機マニヤにはたまりません。

冬晴れの青空に向かって離陸していきました。
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思ったよりもエンジン音は静かでした。
また来てやー。

というわけで、ロシア訪日団の撤収完了。
将来、日本からロシアへもビザなしで気軽に行けるようになるといいですね。

羽田空港国際線の空弁「彩りだし御膳」

2016/12/14
今回ご紹介するのは、羽田空港国際線ターミナルのこちらのお店のお弁当です。

「だし場日本橋」
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4Fの「おこのみ横丁」にある、テイクアウトのお店です。
国際線において、お弁当を取り扱っている数少ないお店の一つです。

このお店のメインは・・・。
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自慢の「だし」を使った、お腹の底に染みわたる汁物類ですが・・・。

お昼前になると「彩りだし御膳 880円(税込)」なるお弁当が販売されます。
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数量限定とのこと。
近くの多目的ホール「TIAT SKY HALL」でライブやイベントがある日は、沢山のお客さんに買い求められて、すぐ品切れになることもしばしばです。

蓋をオープン。
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ホタテや鮭の他、煮物類や玉子焼きがギッシリ。
その名の通り彩り豊かです。
どのおかずも、ダシの味がよく染みていて美味。
おかずの下には、炊き込みご飯が敷き詰められていて、これもダシがよく染みています。
お弁当はやや小ぶりな大きさに見えますが、おかずと炊き込みご飯が高密度に詰まっていて、結構満腹になりました。
温かい汁物類と一緒に是非どうぞ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国際線「プロジェクション・マッピング」を駆使したご案内が地味に増殖の編

2016/12/12
お~、ようやくプロジェクション・マッピング稼働開始。
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ここは、羽田空港国際線2F到着階・インフォメーション・カウンター近く。
天井から吊るされたプロジェクターから、吹き抜けの壁に向かってご案内が投影され始めました。

そのご案内の内容は・・・。
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バスのチケット売り場のご案内のようです。
2F到着階の有人のバスチケット売り場でなくても、1Fのバス乗り場近くにもチケット券売機がありますよ、とのこと。
羽田国際線の利用客増加に伴って、有人のバスチケット売り場に長蛇の列が出来ることが多くなってきたため、お客さんを少しでも自動券売機に誘導しようという試みと思われます。
ただこの投影箇所、インフォメーション・カウンターの背後にあるため、目立つかどうかややビミョーな感じではありますが。

こちらが、天井に備え付けられたプロジェクター。
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かなり前からプロジェクターだけさりげなく設置されていたのですが、最近になって、ようやく稼働を始めた模様。
未稼働の間は、ずっと謎な状態だったのですが、ついにその役割が判明した、というわけです。

***

同様な仕組みのプロジェクター投影が、出発階3Fでも追加されました。
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今まで2箇所だった投影箇所が、4箇所に増殖。
最近になって「おこのみ横丁」付近と、「江戸前横丁」あたりの壁面にも投影が始まりました。
こちらは、中央の保安検査場に偏りがちなお客さんを、2014年に増設された北側の保安検査場に誘導するためのご案内です。
さすがに4箇所も投影されていれば、お客さんが目にする機会も増えるはず。

というわけで、混雑緩和のための様々な取り組みが地味に?行われている羽田空港国際線でした。




羽田空港国際線「Expasa Cafe羽田」で飛行機を見ながら500円モーニングセットの編

2016/12/10
羽田空港で朝ごはんシリーズ。
今回は国際線のこちらのお店です。

「Expasa Cafe羽田」
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国際線ターミナル5Fの展望デッキと同じ階にあります。
2014/03/01に開業して、はや2年と9カ月が経過。

  • 国際線の飛行機が見える
  • 美味しいメニュー色々
  • カウンター席にコンセントあり

ということで、旅行者のみならず空港に遊びに来る方にもお勧めのお店です。

今回の注目は、こちら。
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モーニングセット500円とのこと。

  • たまごドッグ
  • ピザトースト
  • ミックスサンド
  • ミネストごはん

の中から1品と、ドリンク、ヨーグルト付きで500円。
空港でこのお値段とは、かなりお得ですね。
う~、どれも美味しそうなので、どれにしようか迷う・・・。

今回は「ピザトースト」にしてみました。
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アツアツの濃厚チーズとベーコンが乗ったカリカリのトースト。
ホットコーヒーで、朝から頭スッキリです。
イチゴ味のヨーグルトも美味でした。
これで500円とは、かなりコスパ高いです。

カウンター席からは・・・。
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展望デッキごしではありますが、A滑走路を離発着する飛行機を眺めることができます。
飛行機を眺めながら、朝からのんびりと過ごしたい方にお勧めのモーニングセットです。
モーニングセットの提供時間は 8:00-10:00 とのこと。

羽田空港国際線で500円以下で朝食セットが頂ける、その他のお店の記事はこちら。




羽田空港の空弁「まい泉・ロースかつ弁当」

2016/12/07
今回ご紹介する羽田空港の空弁は、第2ターミナルの空弁工房様で入手した、こちら。

「まい泉・ロースかつ弁当」 864円(税込)
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製造元は、井筒まい泉高津工場様。
とんかつで有名な「まい泉」様のお弁当シリーズの1つです。
「まい泉」様のお弁当は、朝の仕入れのみのようで、お昼前には売り切れてしまいます。

早速、蓋をオープン。
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ロースかつには、ソースとからしが1袋ずつ付属。
きんぴらごぼう、玉子焼き、野沢菜、しそひじき。
おかず類も充実しています。

では、いただきまーす。
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肉厚のロースかつは、しっかりと豚肉ロースの風味が感じられ、冷えていても美味しく頂けます。
ソースとカラシとの相性もバツグンで、ゴハンがどんどんと進みました。
玉子焼きなどのおかず類も美味で、色々な味が楽しめました。
ボリュウムもありますので、朝からガッツリとエネルギーを補充したい方にオススメの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




羽田空港国際線・「キャセイドラゴン」に正式に切り替わるの編

2016/12/05
ついに登場。
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2016/11/21をもって、「香港ドラゴン航空」から「キャセイドラゴン(國泰港龍航空)」へのブランド名変更が実施されたとのこと。
キャセイドラゴン(旧・香港ドラゴン航空)は、キャセイ・パシフィック航空100%出資の子会社です。
LCCの「香港エクスプレス」と混同されがちですが、れっきとしたフルサービス・キャリアです。

その変更に伴って・・・。
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羽田空港国際線・展望デッキにある電子展示板(上の写真)の尾翼説明のロゴも変更されました、というのが冒頭の写真、というわけです。

それに先立って、羽田に就航しているA320型機の一部は、すでにキャセイドラゴン塗装のものが飛来していました、
羽田空港国際線「香港ドラゴン」から「キャセイドラゴン」への編

香港ドラゴン航空のチェックイン・カウンターの表示も刷新。
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従来の白地に黒のものから、赤地に白のデザインに変わりました。

そのロゴ表示を拡大。
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シンプルでカッコイイです。

チェックイン・カウンター前の立て看板も・・・。
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赤い「キャセイドラゴン」と緑の「キャセイパシフィック」。
赤いきつねと緑のたぬき的な。
同じ立て看板が「キャセイパシフィック」の搭乗手続き時にも使われていました。

さらに細かいですが・・・。
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出発案内板のロゴも変更されました。
小さいですが「CATHAY PACIFIC」「CATHAY DRAGON」と書かれています。
2レターコードは「KA」のままで変更なしです。

というわけで、名実共に「キャセイドラゴン」への切り替えが行われたのでした。
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これからは、「この間、キャセイで香港に行ったよー」と言っても、実は「キャセイドラゴン」の可能性もありますので、気を付けましょう(何を?)。

以前の「香港ドラゴン航空」時代に羽田深夜発の香港行きに乗ったときの搭乗記は、姉妹ブログの以下の記事をどうぞ。
香港マカオ2015/10 羽田発香港行き・香港ドラゴン航空KA397便・エコノミークラス搭乗記




羽田空港第2ターミナル「エアポートグリル&バール」で朝ごはんの編

2016/12/03
久しぶりに羽田空港の朝ごはんシリーズ(?)です。
今回訪問してみたのは、第2ターミナル(ANA側)4Fのこちらのお店。
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「エアポートグリル&バール」
お隣の「南国酒家」と同様に、窓から飛行機が見えるのがウリのお店です。

朝8:00~10:00の間はモーニング・メニューをご提供とのこと。
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モーニングプレートセットはA(6種類野菜と卵のオーブン焼き・843円)とB(エッグベネディクト・926円)の2種類。
他にトーストセット463円や、サンドイッチセット843円、カレー908円もあります。
(価格は税抜き)
今回は「モーニングプレートセットA」を頂くことに。

一人で店内に突撃して、窓際のカウンター席に着席。
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駐機場の機体や、C滑走路を離着陸する機体がよく見える特等席です。
第2ターミナルなので、ANAの機体だらけですが。

窓際には、ボックス席もあり。
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飛行機が見えるということで、朝から多くのお客さんで賑わっています。

まずはセット付属のホット・コーヒー。
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温かいコーヒーでスッキリと目を覚まします。

モーニングプレートセットA (843円・税抜)登場。
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「6種類の野菜と卵のオーブン焼き」は、いわゆるラタトゥイユ?
見た目ほど味は濃くはなく、野菜たっぷりでヘルシーな感じでした。
トーストがホカホカで美味しゅうございました。
サラダと、ブルーベリーヨーグルトも美味。

窓の外には・・・。
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朝の出発ラッシュで、ANAの機体が次々とプッシュバックして出発して行く様子が眺められます。
C滑走路の向こうには東京湾が広がっていて、非常に眺めが良いです。
ただし東側に面しているので、お天気がよい日の午前中は朝日が差し込んできて眩しいかもです。
午後になると順光になって、さらに良い眺めになりますが、お客さんも増えて入店待ちの行列ができることも。

この「エアポートグリル&バール」の営業時間は8:00~21:30(ラストオーダー21:00)。
飛行機を眺めながら、優雅に朝食を摂りたい方は是非どうぞ。




羽田空港の空弁「まい泉・いろどり弁当」

2016/11/30
今回ご紹介する羽田空港空弁は、第2ターミナルの「空弁工房」様で見つけたこちら。

「まい泉・いろどり弁当」 1036円
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製造元は、井筒まい泉・高津工場様。
以前にご紹介した「まい泉・ひれカツとコロッケ弁当」と同じシリーズです。
午後になると売り切れていることが多いので、確実に入手するには午前中の早い時間にどうぞ。
(たぶん空港以外でも売っているとは思いますが)

早速フタをオープン。
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下半分の豚そぼろ、卵そぼろ、鮭フレークの3食が鮮やかです。
もちろん、その下にはゴハンが埋まっています。
上半分には、メインのヒレかつ、海老クリームコロッケの他に煮物類もあり、色々な風味が楽しめます。
ヒレかつの下には、専用のとんかつソースと辛子が1袋ずつ付属しています。
どのおかずと一緒にゴハンを食べようか、アレコレ迷いながら食べるのがちょっと楽しかったりします。
ボリュウムもあるので、朝からガッツリと空弁でお腹を満たしたいかたにもオススメの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




羽田空港・第2ターミナルの一部を国際線に転用することを検討中らしいの編

2016/11/27
こちらは、羽田空港国内線・第2ターミナル(ANA側)の端っこの「出発口D」付近。
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学生さんの団体が集合中の様子。
修学旅行シーズンですねえ。
このあたりは普段は空きスペースになっているため、時々イベント会場に使われたりしています。

実はこのエリア、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国際線の発着ができるように改修が検討されているエリアなのだとか。
現在のところ羽田空港の第2ターミナルは、ANA陣営の国内線専用のターミナルなわけですが、増え続ける外国人旅客に対応するため、ここにも国際線を発着させちゃおう、という目論見のようです。
は~、そう来ましたか!
結構ビックリです。

この計画は、2016/9月ぐらいに報道され始め・・・。
羽田第2ターミナル 国際線活用へ協議(東京新聞)

最近の情報では、2020年3月までに運用を開始したい考えとのこと。
羽田第2ターミナルの国際線転用、20年3月までに実施 TIATが運用 (Aviation Wire)

現状の国際線ターミナルとの位置関係はこちら。
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一番上にある緑の建物が、現在の国際線ターミナル。
左下の黄色で囲った部分が、第2ターミナルで国際線への転用が予定されている部分です。
国際線と第2ターミナルの間は、歩いて移動は(物理的には可能らしいですが)現実的には無理ゲーなので、無料バスかモノレールか京急線かタクシーでの移動になります。

国際線ターミナルの周辺は有効な空き地が無いため、この場所に増設せざるをえないのだとか。
お客さんにとって、どれだけ分かり易くできるかがポイントになるでしょう・・・。

この「第2ターミナルの国際線」を利用する航空会社については、まだ未定のようですが、普通に考えたらANAですよねえ。
そうすると、国際線のANAラウンジも移転?などと、色々と妄想してしまいます。

***

では、工事が始まってしまう前に、現在の様子を記録しておきましょう。

第2ターミナルの端っこのガラス張りのところから、外を眺めてみると・・・。
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事務所?みたいな建物と街路樹が見えます。
まだ検討中の事案なので、工事は始まっていません。
このあたりにイミグレとか作っちゃうのでしょうかね?
ちょっとまだ想像できません。

以前、おしゃれな喫茶店があった空き区画。
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数年前に撤退してから、ずっと空きのままです。
最近になって、工事の仮囲いができて、少し雰囲気が変わりました。
一体ここに何ができるのかは不明・・・。

旧国際線ターミナルは、現在の国際線ターミナルが開港したのと同時に跡形もなく取り壊されて、現在は原っぱになっています。
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ひょっとして、あのプレハブ小屋の暫定ターミナル復活?
んなわけないか。
・・・というわけで、2020年に向けて、さらに目が離せなくなりそうな羽田空港でした。




羽田空港国際線・到着階2Fの一角を静かに工事中の編

2016/11/26
羽田空港国際線・2F到着ロビーにて・・・。
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ムムッ!(川平慈英風に)
バスの乗車券券売機の左横に、今月上旬から工事の仮囲いが出現。
写真右側の自動券売機も、今年(2016年)の春に登場したばかりのものです。
さらに券売機を増設するのか、はたまた別の施設ができるのか、内容は不明・・・。

3F出発階の吹き抜けから工事現場を見下ろして、中を覗いちゃおうと試みるも・・・
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上から見えないように、しっかりとガードされています。
うーむ。

最近の羽田空港国際線では、

などなど、地味に改修工事が続いています。
今回の到着階の工事も、増え続ける国際線の利用客の利便性を高める取り組みの一環と思われます。

工事地点は、このへん。
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2F到着階の京急のりば側の壁際です。
海外から到着したお客さんが、京急乗り場に向かう途中に目にすることになる重要エリアです。
果たして一体どんな便利施設が登場するのか、12月の工事の完成を楽しみに待つことにしましょう。




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