羽田空港国際線・レトロ塗装のルフトハンザ・ボーイング747-8(D-ABYT)飛来の編

2015/04/25
やや曇りがちの羽田空港国際線の展望デッキにて。

航空マニヤが多数ひしめいております。
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何事がありけん。

む、これか・・・。
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107番スポットに駐機中のルフトハンザの最新鋭機「ボーイング747-8インターコンチネンタル」の塗装がいつもと違います。
なんかレトロな感じ。

出発案内板によると・・。
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ルフトハンザ・フランクフルト行きLH717便は、14:05発とのこと。
駐機中は機体の一部が隠れて見えないので、マニヤの皆様はこのプッシュバックの時間を待っているというわけです。
(私もその一人なわけですが)

てなわけで、14:05ごろ、ほぼ定刻通りにプッシュバック開始。
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おおー、20世紀な感じの塗装ですねえ。
カメラのシャッター音が鳴り響きます。
このように、障害物に遮られることなく真横から撮影できる瞬間を皆様待ち構えているというわけです。

「え?通常とドコが違うの?」という方のために、通常の塗装はこちら
羽田空港国際線・ルフトハンザのB747-8を地味に見に行くの編

このように、鼻の部分が黒いのがお茶目です。
D-ABYT-Head
この黒い部分は「レドーム」と呼ばれていて、各種アンテナ類が格納されているのだそうな。

機体のお尻の部分に書かれている機体番号(登録記号)は・・・。
D-ABYT
「D-ABYT」
手持ちのスマホで「D-ABYT」をGoogleで検索したところによると、この機体はルフトハンザ航空60周年を記念して、歴代のレトロな塗装を施したものとのこと。
実は先週の土曜日(2015/04/18)にも羽田に飛来していたらしい。

このように、登録記号(シップ・レジストレーション=自動車でいうところのプレートナンバー)を控えておくと、後でその機体の素性を調べることができます。

多くの航空マニヤ様の目的は、まさにこの登録記号をゲット(撮影)すること。
なので飛行機の写真を撮るときは、この登録記号が判読できるように真横から撮るのが基本です。
登録記号が他の障害物に隠れて写っていなかったりすると、かなりの敗北感を味わうことになります。
(もちろん、これとは別に芸術的な航空機写真を撮ることが目的の方もいらっしゃいます)

また欧米には「メモ派」と呼ばれる航空マニヤ(スポッター)が沢山いらっしゃいます。
彼らは写真を撮るのではなく、巨大な双眼鏡を持っていて、目撃した飛行機の登録記号をメモ帳に控えていきます。
「おっ、これは新造機の登録記号だな!」
「めずらしい機体の登録記号をゲットしたぜ!」
「これで○○航空の全機体をコンプリートしたぜ!」
みたいな感じの、ディープな世界。
たまーに羽田空港の展望デッキで見かけることがあります。

いってらっしゃーい。
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多くの航空ファンに見守られて、レトロ塗装の747-8はフランクフルトに向けて旅立っていきました。

羽田空港の空弁「とり唐小結び」

2015/04./18
本日ご紹介する羽田空港の空弁は、国内線第2ターミナルの「空弁工房」さんで入手した、こちら。

「とり唐小結び」 699円(税込)
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製造元は、安心と信頼の日本エアポートデリカ様。
あまり流通していないようで、今まで存在に気が付きませんでした。

蓋をオープン。
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小ぶりだけど、一口でなんとか食べられるぐらいの大きさのおにぎり5個入りです。
各おにぎりには、「秘伝のタレ」が使われた鶏の唐揚げが搭載されています。
「秘伝」なだけあって、冷えていても香ばしくて美味しく頂けます。
量は少ないですが、旅先の美味しいもののためにお腹のスペースを空けておきたいときにお勧めのお弁当です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国内線で「羽田劇場」開催?

2015/04/19
お昼の2時ごろの羽田空港国内線第2ターミナルにて・・・。

♪♪♪~
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おう?

「武富士」を彷彿させるキレッキレッのダンス。
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旅客の皆様の注目を集めています。

パフォーマンスは5分ほどで終了。
でも現場には特に説明がないので、急になんか始まったぞ?的な微妙な空気に包まれておりました・・・。

羽田空港国内線ターミナルBIG BIRDの公式サイトによると・・・。
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2015/04/18(土)~4/24(金)の14:00-17:00の時間帯に「羽田劇場」と称して、第1,第2ターミナルの出発階にて、ミニ・ミュージカルやパフォーマンスが行われているとのこと。
このイベントの一環ということのようです。

足の長~いお姉さんも登場。
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小さな子供が怯えて号泣していました・・・(ノ∀`)

ただこのパフォーマンス、14:00-17:00の一部の時間だけ、広~い出発階のどこかでゲリラ的に行われるため、目撃するのが結構大変です。
ミニ・ミュージカルも見てみたかったけど、いつどこでやるのか分からないため断念しました。
羽田空港を盛り上げよう、という活動の一環と思われますが、やや地味な感じのイベントでした。

あとは余談。
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広島空港行きの便はアシアナ航空の事故と悪天候の影響で、本日は全便欠航とのこと・・・。
事故原因の究明と空港機能の早期回復が待たれます。




羽田空港国際線のお土産物屋「EDO食賓館」で空弁販売再開

2015/04/18
桜も散って、だんだん暖かくなってきましたね。
羽田空港の展望デッキでは、飛行機を見ながらお弁当を食べているファミリーの姿が多く見られるようになってきました。

で、こちらは羽田空港国際線・4F江戸小路にある土産物屋「EDO食賓館」。
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2010年の開港当時から営業を続けています。
たまには、お土産物屋にも注目してみよう、という今回の企画。

外国人旅行客の皆様は、たくさんお買い物をすると消費税が免除される制度のご案内。
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いいなー。
私も外国人になりたい。

店内にはJAPANならではのお土産がいろいろです。
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こちらは「富士山キットカット(ストロベリー・レアチーズ風味)」
キットカット・マニヤにはたまりません。

こちらは、以前の記事でご紹介した「羽田空港国際線ターミナル限定・バター&チョコクッキー」
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京急線近くのセブンイレブンだけでなく、ここでも販売していたんですね。
しかも20枚入り(500円)だけでなく、42枚入り(1000円)のビッグサイズも絶賛販売中。

で、今回の注目はこちら。
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ここ数年、国際線では販売されなくなっていた「空弁」の販売が復活しました。
さすがに国内線ほど種類は多彩ではありませんが。

かつて2010年の国際線ターミナルオープン当初、国際線でも国内線と同じように空弁を販売していました。
当時は完成したばかりのターミナルが多くのメディアで取り上げられたため、多くの「見物客」による空弁需要があったのでしょう。
が、そんな国際線ターミナルも、時間が経つにつれて、次第に見物客の足が遠のいてくることになります。
見物客ではなく、ガチで国際線に乗る人にとっては、国内線よりも厳しい手荷物検査があるし、荷物は多いし、機内食が出たりするので空弁の需要が少ないわけです。
そのため、ここ数年の間、国際線ターミナルでは空弁は販売されなくなってしまったのでした。

そんな中、突然の空弁販売の復活。
なぜゆえに?
たぶんですが、「気候が温かくなってきて国際線の展望デッキでお弁当を食べる人が増えてきた」ということなんでしょうかねえ。
あと最近は、2014年3月にオープンした国際線の多目的ホールでコンサートなどが行われたりして、飛行機に乗る以外の目的で空港を訪れる人々が増えている印象を受けます。
そんな人々の空弁需要が高まってきたのかもしれません。
(個人的には香港エクスプレス航空のような機内食が出ないLCCの搭乗口近くで空弁を販売してほしいです・・・)

以上、羽田国際線と空弁に関するどうでもいい考察でした。




羽田空港国際線・充電デスクに充電用のUSBコネクタ登場

2015/04/11
細かいスキマ情報ネタです。
羽田空港国際線ターミナルの、そこかしこにある充電コーナー。
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特に深夜になると、充電をしながら時間をつぶす人々で賑わいます。

以前は2つ穴のACコンセントが2口だったのが、USB1口とACコンセント1口に変わりました。
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こんな感じ。
充電スペックは5V・2Aまでなので、最近普及しつつあるタブレットや大容量モバイルバッテリも充電可能です。

試しに、実際に充電してみます。
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充電するのに2Aが必要な、cheeroの13000mAhモバイルバッテリーも元気に充電できました。
スマホ充電器を忘れた場合orスーツケースに入れてしまったときに便利な感じがします・・・が、充電するにはUSBケーブルが必要。
でもUSBケーブルを持ってるぐらいなら、一緒に充電器も持っていそうな気がしますので、正直微妙な感じがします。
が、時代の変化に合わせて色々とリニューアルされていくのは喜ばしいことだと思いました。

羽田空港国際線ターミナルで充電できる場所の情報は以下の記事をどうぞ。
羽田空港国際線でPCやスマホを充電できる場所まとめ




羽田空港の空弁「ハラルsora弁・シシケバブチキン弁当」

2015/04/11
栄えある通算100食目となる記念すべき羽田空港の空弁は、羽田空港国内線第2ターミナル・出発エリア3Fのこちらのお店で購入。

「ミセス・イスタンブール」
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フードコート「UPPER DECK TOKYO」の一角にある、トルコ料理のお店です。
のびーるアイス「どんどるまん」のパフォーマンスが有名です。

店頭の掲示で以前から気になっていたのが、こちらの空弁。
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なんと「ハラルsora弁・シシケバブチキン弁当」とのこと。
国内線なのにハラル食(イスラムの戒律を守った料理)ときましたか。
なぜゆえに「sora」弁、と「空」だけがアルファベットになっているのか、気になって夜も眠れません。

お店のレジにて、「ハラル空弁」を購入したい旨を申し出ます。
店員さんによると、シシケバブチキン以外のメニューもすべてハラル食でお弁当にできるとのこと。
でも当方、あまりトルコ料理の知識がないため、そのまま「シシケバブチキン弁当」にしました。
先にレジで料金を支払って、出来上がるまで7~10分ほど待ちます。

できあがったお弁当がこちら。
シシケバブチキン弁当・1620円
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アツアツの作り立てです。
トルコ・イスパルタ産のミネラルウォーター「aysu(アイス)」つきです。

フタをオープン。
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鶏肉のグリルや、ピラフ、サラダ類などなど、本場のトルコ料理が色々詰まっています。
左上のピラフは、一見普通の白い御飯に見えますが、香ばしい香りのピラフです。
トルコ独特のスパイスを使った香ばしいチキンのグリルとよく合います。
右上の区画にあるのが、日本人にはあまり馴染みのない、マニヤックなトルコ料理の数々です。

  1. 葉っぱにくるまったご飯(ネットで調べたところ「ヤプラック・サルマス」であると推測)
  2. サモサのように見えるけど実は甘いパイ生地のお菓子(バクラバ)
  3. やたら辛い赤いペースト状のもの

の3品。
1.の付属物として、レモンがついてきますが、葉っぱの中身はやや酸味のあるピラフという感じであまり口にあわず。
2.はサモサのようなカレー味かと思いきや、メチャメチャ甘くてビックリ。
3.はかなり辛いので、単品で頂くことは不可能。
たぶんピラフかチキンと一緒に頂くものと思われます。
が、3.の存在に気付いたときには、既にピラフもチキンも大半を実食した後だったため、残さざるをえないという悲劇が発生。
というわけで、初めて食べる本場のトルコ料理の味に翻弄されるのでした・・・。
お値段はやや高めですが、トルコマニヤの方には(たぶん)オススメの空弁だと思います。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




2015年4月の羽田空港いろいろ

2015/04/11
4月上旬の週末の羽田空港国内線第2ターミナル。
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ガラーンとしています。
4月から新しい年度が始まったばかりだったり、ゴールデンウィーク前ということで、旅行に出かける人が少ない模様。

いつも出発待ちの多くの人々で賑わっているフードコート「UPPER DECK TOKYO」も・・・
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やはり人が少ない様子。
ここで空弁のお昼ごはんを頂いた後、無料バスに乗って国際線の様子を見に行ってみることに。

こちらは羽田空港国際線ターミナル。
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桜が撤去されて、今度は「藤棚」の造花が登場。

土産物屋の軒先にも藤棚で飾られています。
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さりげなく四季に合わせて小まめに装飾を変えるとは、粋なことをしますねえ。

はねだ日本橋の両サイドにも藤棚が登場。
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藤のように上から垂れ下がるタイプのお花は、ツルを絡ませるために枠を組まなければいけないので難しそうです。

ロイヤルパークホテル・ザ羽田のレストランのあたりからチョキチョキと音が聞こえてきました。
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上から覗いてみると、桜の木(本物)の撤去作業が進められていました。
桜の季節も、もう終わりですか・・・。

はねだ日本橋を上った先にある国際線5F「おまつり広場」
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以前にお伝えした木札の自販機の出現により、願い事を書かれたお札が着実に増殖中。

ずいぶん増えましたねえ。
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「エミレーツのパイロットになれますように」
→ANAやJALではなくて、エミレーツがいいんですね?
「エリックと仲良くいられますように」
→エリックって誰?

・・・などと願い事にしょうもない突っ込みを入れてもしょうがないので、そのお隣のAIRLINE’S AIRPLANEのコーナーへ。
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現在羽田に定期便を就航中の各航空会社のモデルプレーンを展示中。
しかし、先月末に就航した香港ドラゴン航空のモデルプレーンはまだ登場せず。
展示場所がいっぱいだからかな?
少しずつ詰めれば、あと2~3機ぐらいは追加できそうな気もしますが。
8月にはカンタス航空も就航予定なので、なんとか空きスペースを作りたいところです(余計なお世話)。

4F江戸舞台では、来る端午の節句に向けてゴージャスな兜を展示中。
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いい仕事してますねえ。

こちらは国際線2F到着階の京急の案内カウンター。
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京急のゆるキャラ「けいきゅん」も兜をかぶっています。

というわけで、取り止めもなく小ネタいろいろの羽田空港でした。




羽田空港国際線・3F出発階の手荷物預けカウンター移転&増設された祈祷室稼動開始など

2015/04/08
本日、成田空港のLCC用第3ターミナルが開業したとのことで、話題になっていますね。
羽田空港国際線も、地味にあちこちプチリニューアル中です。

出発階3Fの謎工事の後に出来た店舗スペースの正体が判明しました。
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手荷物一時預かり場、とのこと・・・。
うーむ地味。
充電できるカフェとか欲しかったなあ。

以前は、同じ出発階3Fの別の場所にあったのですが、こちらに移転してきたことになります。
おそらく前店舗ではスペース的に手狭なのと、場所的に分かりにくいところにあったから移転したのだと思われます。

ちなみに預かり料金は以下の通り。
コート:200円
Sサイズ:300円
Mサイズ:500円
Lサイズ:800円
営業時間は24時間です。
コインロッカーに入らない大きな荷物を預けたい場合や、コインロッカーが既に満杯な時などに便利です。

さらに・・・。
その近辺にある、増設された祈祷室も営業を開始しました。
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左が新・祈祷室で、右が従来からある祈祷室。
新のほうが若干広いです。
私が覗くときは、なぜかいつも未使用状態なのですが、増設するということはそれなりに需要があるということなんでしょうねえ。

ますます羽田空港が便利になっていくことを期待したいです。




羽田空港国際線・江戸小路の「シエル・エ・テール」が閉店

2015/04/04
羽田空港国際線・4F江戸小路を歩いていると・・・。
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なんとフレンチ・レストラン「シエル・エ・テール(Ciel et Terre)」が閉店していました。
以前にここでお肉のディナーを頂いたことがあり、とても美味しかった記憶があるだけに残念。

当時の記事はこちら。
羽田食 シエル・エ・テール@羽田空港国際線ターミナル

これまで4F江戸小路の店舗はすべて、2010年の開港以来営業を続けていたのですが、その中で初の撤退店舗ということになります。
羽田国際線ターミナルとしては、R-BURGER(現・Expasa Cafe羽田)、富士屋レストランOn The Toast(現・空きスペース)に次ぐ3店目の飲食店の閉店です。

例によって、店頭の貼り紙をチェック。
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本文は以下の通り。

=====
シエル・エ・テール閉店のお知らせ
平成22年10月21日の国際線ターミナルの開港以来ご愛顧いただいてまいりましたが、諸般の事情により閉店させていただくこととなりました。
皆様の長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げるとともに、突然の閉店にご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げる次第でございます。
平成27年4月2日
=====

ここ最近は、はねだ日本橋付近に「吉野家」「モスカフェ」「羽田食堂」などの価格競争力のあるライバル店や出現したり、制限エリア内にも魅力的なフードコートができたため、出発前エリアの既存のお店の経営が苦しくなりつつあるのかも知れません。
次なる挑戦者に期待しましょう・・・。




羽田空港国際線・終電を逃してAM1:00発の深夜バスに乗って横浜万葉倶楽部に宿泊してみたの編

2015/04/04
前回の記事で、深夜の羽田空港国際線にて就航したばかりの香港ドラゴン航空の機体を追いかけていたところ・・・。

終電を逃しました。
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まあ、そういうこともあろうて。

終電が無くなった0:25ごろの2F到着ロビーの様子。
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結構多くの人々で賑わっています。

なぜなら、今夜は終電に間に合わなかった遅延便が2便あるためです。
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クアラルンプールからのエアアジアX(D7・522便)が、22:30着予定だったのが0:32着。
香港からの香港ドラゴン航空KA396便が、23:15着予定だったのが0:36着。
これらの便を使う予定のある方は要注意ですねえ。

タクシー乗り場は外国人の人々で賑わっています。
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もう電車がないし、バスも不案内なので、お金にモノを言わせてタクシーで、という作戦。

そんな中、今回私が利用したのが、京急リムジンバス・横浜行きの深夜バス。
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羽田空港国際線をAM1:00出発し、横浜駅東口YCATを経由して、みなとみらいのホテル地区と横浜のスパ施設「万葉倶楽部」行きです。
料金は1030円。
時刻表はこちら
京浜急行バスのページ

「万葉倶楽部」は、横浜のみなとみらい地区にある簡易宿泊が可能な24時間営業のスパ施設です。
取りあえず深夜バスで空港を脱出して、横浜のスパに一泊して帰ろう、というわけです。

チケットは、到着階のカウンターでも買えますし、バスのりばの自動券売機でも購入できます。
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深夜料金のため、お値段は通常料金の2倍。

横浜行きのバスのりばは7番。
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お客さんもそこそこいて、大体15人前後でした。
お客さんの数は深夜の遅延便の便数次第、といったところでしょうか。

AM0:55ごろ。
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横浜方面行きの深夜バスが到着。
荷物をトランクルームに預けることが可能。
荷物を預ける場合は、係のおじさんに行き先を根掘り葉掘り聞かれます。
(行先によって、荷物を格納するトランクが異なるため)
万葉倶楽部まで行く場合は、「カップヌードル・ミュージアム前まで!」と告げればOKです。
「万葉倶楽部」というバス停ではないのでお気を付けくださいませ。

AM1:00ごろ。
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十数名のお客さんを乗せて、羽田空港国際線を出発~。

同時刻に、品川行き、豊洲・一之江行き、渋谷・二子玉川行きのバスも出発します。
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それぞれのバスがぞれぞれの目的地を目指して、深夜の都内を疾走します。

深夜の羽田空港・B滑走路付近。
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沢山のお泊り飛行機が絶賛駐機中。

横浜方面行き深夜バスは、湾岸線経由ではなくて、首都高横羽線経由で横浜に向かいます。
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国内線には寄らないので、こっち経由のほうが早いのだろうか。

およそ30分ほどで、横浜駅東口(YCAT)に到着。
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ここで降りて、「スカイスパYOKOHAMA」とかマンガ喫茶で夜を明かすという手もありますが、キャパが小さい&混雑しているのであまりオススメしません。

当時の体験記はこちら
羽田空港国際線から横浜行きの深夜バス最終便に乗ってみたの編2014

昼間の横浜行きバスはここYCATが終点ですが、この深夜バスはこの後さらに、
・JR桜木町駅
・ロイヤルパークホテル
・横浜ベイホテル東急
・ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(パシフィコ横浜)
・国際橋・カップヌードルミュージアム前(横浜みなとみらい万葉倶楽部)
にまで行きます。
万葉倶楽部へは終点まで乗ればOK。

AM1:45ごろ。
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終点のカップヌードルミュージアム前に到着。
ここで降車したのは、私の他に老夫婦1組のみ。

当然、深夜なのでカップヌードル・ミュージアムは絶賛閉館中。
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目的地はここではありません。

道路を渡った向かい側に「横浜みなとみらい万葉倶楽部」があります。
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カップヌードル・ミュージアムからだと、それと分かる看板が見えないので、やや分かりにくいかも。

こんなような和風なデザインの柱に「万葉の湯」と書かれているのが目印。
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深夜なので、ひっそりと静まり返っています。

こちらが入口。
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フロントはエレベータで上がって7Fにあります。

入館料は大人2500円+深夜3時以降滞在で1600円追加で4100円です。(2015/04現在)
朝9時以降滞在の場合は、1時間あたり190円追加とのこと。
翌朝10時以降12時まで滞在したい場合は、「オーバーナイトAプラン」を選べば合計4300円になります。
(上記とは別に消費税と入湯税100円がかかります)
ホテルに宿泊するよりは安上がりです。
館内着・タオル・バスタオル付きですので、スーツケースの中をゴソゴソする必要もありません。

受付で館内の利用方法の説明を受けて、ロッカーキーを受け取り中へ。
男女別のロッカールームの手前で、館内着の甚兵衛or浴衣を選び、自分のロッカーに持ち込みます。
タオル&バスタオルは、ロッカールーム内に大量に積まれていますので、自分で自由に持っていきます。
まずは自分のロッカーで服を脱いで浴室へ行き、露天風呂などに浸かって疲れを落としましょう。
大江戸温泉のような天然温泉はありませんが、湯河原の温泉水を強引にタンクローリーで運搬してきたという露天風呂や、サウナ風呂があります。

風呂上り後は、お食事処(男女共通)で激しくビール可能。
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ぶふぁー。
このお食事処、24時間営業なのがありがたいです。
もちろん朝は朝食もやっています。

夜3時半ごろ。
酔っ払って激しい睡魔に襲われましたので、そのまま大量のテレビ付きリクライニング・チェアが並ぶリラクゼーション・ルームへ。
かなり大きな施設なので、金曜の夜でも空席が潤沢にあり、余裕で寝床を確保できました。
カプセルルームや客室もあり(使ったことありませんが)。
イビキでウルサイおっさんの近くは避けて、できるだけ静かな一角のリクライニング・チェアにて就寝。
なお館内はWifiも使用可能です(パスワードはスタッフーに)。

というわけで、羽田で終電を逃した後の万葉倶楽部宿泊レポートでした。
横浜YCATにあるスカイスパYOKOHAMAは駅に近い&狭いこともあって、祝前日は人で一杯になってしまうのに対して、万葉倶楽部は駅から遠い&広いので、楽々と寝床を確保できるのがポイント高いです。
あと、ファミリーで利用できるのも利点の一つかと思います。
羽田国際線AM1:00発の深夜バスに間に合えば、このような選択肢もアリかと思います。

ちなみに屋上の展望足湯からは、目の前にランドマークタワーや大観覧車が見られて眺めもよいです。
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深夜なので、ライトアップは終わっていますが・・・。

詳細はこちら。
横浜みなとみらい万葉倶楽部・公式サイト
横浜みなとみらい万葉倶楽部・楽天トラベル(口コミ、客室予約など)

羽田の深夜バスの情報はこちら
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大




羽田空港に関するお役立ち情報、ラウンジ情報、空弁実食情報、深夜の過ごし方など