2016/08/13
お盆休みを利用して、札幌に行く機会がありました。
その際、国内線第2ターミナル3Fにある「AIRPORT LOUNGE(北)」を利用してみましたので、そのレポートです。
<ご注意>
2018/11/15~2019/3/30の間、改装工事が行われ、2019/3/31より「POWER LOUNGE CENTRAL」としてリニューアルオープンしました。
そのため本記事は現況と異なります。
第2ターミナル内に3箇所ある「AIRPORT LOUNGE」のうち、この「北」ラウンジだけシャワーが装備されているとのこと(2016年8月現在)
以前から気になっていたのでした。
このラウンジは、出発ロビーの搭乗口Aの近くの一つ上の階にあります。
AIR DOやソラシドエアのカウンター、羽田エクセルホテル東急の近くです。
3箇所ある「AIRPORT LOUNGE」の中で唯一、保安検査前のエリアにあるラウンジです。
こちらがその入口。
第2ターミナル(ANA側)の出発ロビーの一つ上の階(3F)の端っこにあります。
近くにあるお店のカレーのいい匂いがします。
航空会社の上級会員でなくても、入場料を払えば入れます
この「AIRPORT LOUNGE」は、大人1名1030円を支払えば(航空会社の上級会員でなくても)入れるラウンジです。
ただし、ダイナースカードや、各種クレジットカードのゴールドメンバーな方等は、この入場料が無料になります。
1030円を払って利用する価値があるかどうかは微妙なので、ややお高い年会費を払っているカードの所有者の方が利用するのがメインかと思います。
営業時間は、6:00から20:00まで(2016/08現在)
利用条件などの詳細はこちらをどうぞ。
朝の8時半ごろに中に入ろうとしたところ・・・。
店内満席とのこと。
空席が出るまで、しばしカウンターの近くで待つことになりました。
お盆の繁忙期ですので、致し方ありません。
10分ほどで、ラウンジ内へ案内してもらえました。
ラウンジ内の様子
内部は、そんなに広くはありません。
こじんまりとしています。
マカオのリスボア・ホテルと同じ香水の香りがして、個人的にはテンション・アップ。
喫煙できるスペースは、別室になっています。
テレビがあるので、リオ・オリンピックの卓球の試合を見ながらダラダラできます。
テレビの下には、各種新聞・雑誌あり。
昨日のリオ五輪・水泳の金藤選手の金メダル獲得が一面トップです。
ソファで新聞を広げて寛ぎましょう。
窓際席に案内してもらえました。
なんとコンセントあり。
昔からあるラウンジなので、期待していなかっただけに、意外です。
窓から飛行機は見えませんが、出発ロビーを行き交う人々が眼下に眺められます。
上から人々の様子を観察するのは楽しい♪
パンの無料サービスもあるよ
飲食物コーナーへ。
クロワッサンの朝食無料サービスを発見。
ささやかではありますが、食べ物がゲットできるのはウレシイです。
ただし、お一人様2個まで、とのこと。
飲み物は、コーヒー、ジュース類など各種あり。
ビールは有料ですので、悪しからず。
ジュース類は種類が豊富です。
トマト、オレンジ、スポーツドリンク、アップルジュース、アイスコーヒー、アイスティー各種あり。
上限2個までパンを目いっぱい頂きます。
普通に美味しいです。
もっとガッツリとお食事がしたい方は、まわりのお店で空弁などを購入して持ち込むのが良いと思います。
ビジネスコーナーへ
ラウンジ内には、こんなような個室スペースが2箇所あり。
コンセントがあって、閉じこもってノートPCでお仕事が可能。
お盆だからか、使っている人はいませんでした。
机に傷がついていて、年季が入っています。
携帯ブースもあり。
お電話はこちらでどうぞ。
古めのコピー機。
USBメモリのpdfファイルの印刷などはできない、とのこと。
あまり使いませんが、このあたりの設備の古さがちょっと気になります。
シャワー室へ。頭上シャワーの不意打ちにご注意
では、お楽しみの?シャワー体験へ。
シャワーを使いたい旨を受付のスタッフーさんに申し出ます。
料金は、別途1030円を支払います。
羽田国際線2Fのシャワー室も1030円なので、空港としては標準的なお値段です。
「シャワー室の準備があるので、10分ほどお待ちください」とのこと。
こんなような札をもらって、席で待ちます。
時間になったら、スタッフーの方が席まで呼びにきてくれました。
スタッフーさん「シャワーのあと、また席に戻りますか?」
私「ハイ」
すると、座席の上に「シャワーご利用中」という札が置かれて、座席をキープして頂けました。
細かい気配りがウレシイです。
ラウンジの奥のシャワー室に案内されます。
シャワー室は2室のみ。
朝なので、利用している人はあまりいないようです。
シャワー室入り口は、一段高くなっています。
履物を脱いでから、お入りください、とのこと。
日本的ですねえ。
あと、内側から手動でカギをかけるのをお忘れなく。
内部の様子。
そこそこ広いです。
座る椅子がないのが、ちょっと残念なところ。
入って左手には、棚が2段もあって、衣服入れがあり。
日本の銭湯のようなカンジです。
大きいスーツケースを広げるのは、ややキビシイかもです。
アメニティ類。
歯ブラシセット、髭剃りセット、ヘアブラシがあり。
おじさんなら、これだけあれば十分なはず
ティッシュもあり。
コンセントもあるので、束の間のスマホ充電が可能です。
時計もあり。
シャワーのご利用時間は30分以内でお願いします、とのこと。
シャワーはホース式です。
頭上にもシャワーがあるので、警戒が必要です。
利用方法の説明があるものの・・。
字が小さいので、老眼だと読めませぬ・・・。
操作つまみ類。
とりあえず、左のノブを手前に引いてみると・・・。
私 「ヒェ!!!」
頭上から冷や水の不意打ちを喰らいました。
え?なんで?
こんなに警戒していたのに。
正解はこちら。
右手で中央のツマミを手前に引っ張りながら、左のレバーを手前にひねると、ハンドシャワーからお湯がでます。
中央のツマミを引っ張らないで、普通にお湯を出そうとすると、頭上から冷や水が落ちて来るというワナ。
このトラップに引っかかる人は多いのではないでしょうか・・・。
で、お湯の量は豊富。
水漏れなし。
排水も万全で問題なし。
このあたりの水回りの強さは、安心と信頼の日本のラウンジならではです。
シャワーの後は、ドライヤーで髪を乾かします。
ドライヤーはパナソニック製のEH-NE16。
業務用ではないので、パワーはそこそこです。
髪の長い方は、乾かすのに時間がかかるかも、です。
シャワーのあとは、再びソファに戻ります。
リオ五輪を見ながら、近くで買ってきた空弁などを頂いてダラダラ。
出発時間が近づいてきたので、ラウンジを後にしました。
というわけで、第2ターミナル、出発前エリアの「AIRPORT LOUNGE」のレポートでした。
あまり広くはないため混雑するものの、1030円を支払えば(該当クレジットカードを持っていない場合は総額2060円)、シャワー室が使えて快適でした。
出発前エリアにありますので、特に保安検査場が混雑しているときは、時間に余裕をもって利用されることをお勧めします。
その他の羽田空港内のシャワースポットはこちら
羽田空港でシャワーを浴びることができる場所