羽田空港国際線・羽田に居ながらにしてフィリピンを体験。フィリピンフェア2016

2016/07/30
梅雨が明けて、いよいよ本格的な夏が到来した羽田空港。
この今月最後の週末に羽田空港国際線で開催されている催し物がこちら。

「フィリピンフェア」
image
「TIAT WORLD CULTURE EVENT」の一環とのこと。

羽田空港国際線(TIAT)では、就航先の国を紹介するイベント「TIAT WORLD CULTURE EVENT」が、毎年地味に行われています。
私の知る範囲では・・・

が過去に行われました。
飛行機に乗らなくても、空港に行っただけで海外に行った気になれるという素敵な企画です。

今年はフィリピン国交正常化60周年ということで、フィリピンフェアが行われることになったのだとか。
HND_201607030_RR6
4F江戸小路から5Fにかけて、さまざまなアトラクションや展示が待ち構えています。
フィリピンにはまだ行ったことがないので、どんなところなのか興味深し。

まずは、アイスクリームのカラフルな屋台が登場。
HND_201607044_RR6
フィリピンでよく見かけるものなのだそうな。
インドネシアの移動式屋台「ワルン」に似ています。
こういう庶民的なモノがあると、グッと引き付けられます。

こんなような記念撮影コーナーもあり。
HND_201607005_RR6
フィリピンといえば、セブ島に代表される美しい海、ですよねえ。

フィリピンの観光PRの立て看板の数々。
HND_201607007_RR6
なぜか「Davao」推しです。

お好み横丁も「Davao」推しです。
HND_201607013_RR6
フィリピン・ダバオの美しい風景の写真が展示されています。

キレイな海だけではなく、山や渓流など色々な見どころがあるようです。
HND_201607015_RR6
いかん、だんだんフィリピンに行きたくなってきた・・・。

江戸舞台では、フィリピンのダンスや楽器演奏などなど。
HND_201607029_RR6
秋元才加さんのトークショーもあり。
お母さんがフィリピン人というつながりなのだそうな。
マニヤックなオススメ・スポットなどの情報があり、楽しめました。

「カダヤワン祭り」のフィエスタ・パレードもあり。
HND_201607066_RR6
ケチャケチャケチャ・・・♪
羽田日本橋をフィリピン衣装の人々が練り歩きました。

5Fお祭り広場では「バンブー・ダンス」体験が可能。
HND_201607058_RR6
ガチーンと、挟まれたら痛そうです。

その他に、お祭り広場近くでは、ささやかながらフィリピンの物産展も開催。
記念に筆者好物のマンゴージュースを購入。
HND_201607054_RR6
家に帰って、よく冷やしてから頂くことにします。
日本に輸入されているマンゴーの多くはフィリピン産なのだとか。

そして恒例の観光案内のブースもあり。
HND_201607025_RR6
フィリピン各地の観光案内パンフレットを入手可能。
フィリピンの観光関係っぽい方や、フィリピン人っぽい方もいらっしゃいました。
旅行ガイドブックには載っていないようなマニヤックな情報も入手できそうです。
フィリピン・マニヤには、たまりません。

フィリピン航空のBカウンターを何となく見に行ってみます。
HND_201607031_RR6
ちょうど15:20発のマニラ行きPR421便の搭乗手続きが行われていました。
フィリピンに行きたくなったら、ここで航空券を購入してマニラへどーぞ。

羽田からフィリピン・マニラへは所要約4時間30分で、

  • フィリピン航空が1日2便
  • ANAが1日1便

の合計1日3便が運航中です。(2016/07現在)

というわけで、飛行機に乗らなくてもフィリピンを体験してみたい、という方は羽田空港国際線へどうぞ。
この「フィリピン・フェア」は7/31(日)の19:00まで。

羽田空港の空弁「元祖寿司・栄」

2016/07/28
今回ご紹介する羽田空港空弁は、いつもと少し趣向を変えて、空港の飲食店が直接販売している系の空弁です。

国内線第2ターミナル3Fのフードコート「UPPER DECK TOKYO」にある回転寿司店「元祖寿司」
HND_201607_007_RR
会計レジの横で、テイクアウトのお弁当を販売しています。

そのお弁当がこちらの「栄」 885円(税込)。
HND_201607_008_RR
回転寿司のお皿に換算すると、5.5皿分とのこと。
これで900円以下というのは、空港にしてはかなりコスパが良いです。

フタをオープン。
HND_201607_012_RR
お醤油は3袋つけてくれました。
マグロ、サーモン、イカ、タコ、イクラ、エビ、卵焼き、ネギトロ巻など・・・と盛り沢山です。
特にネギトロ巻の風味が豊かで美味しゅうございました。
その他の寿司ネタの鮮度は普通。
展望デッキなどで飛行機を見ながら、お値打ち価格でお寿司を食べたい、とい方にお勧めです。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国際線・「ほおずき」の後は「風鈴」大量発生中の編2016

2016/07/24
羽田空港国際線4F江戸小路にて。
HND_201607_037_RR
初夏を彩っていた「ほおずき」は撤収され・・・。

午後2時より、その「ほおずき」の無料配布が開始されました。
HND_201607_058_RR
TIAT様からの施しじゃ~。
というわけで、長蛇の列が出来ていました。

***

そしてその翌日。
日曜日の羽田空港国際線・展望デッキは、さわやかに快晴。
HND_201607038_RR4
夏休みが始まったこともあって、家族連れの姿が多く見られました。

心地よい海風が吹くたびに、チリン、チリンと涼しげな音色が聞こえてきます。
HND_201607011_RR4
その音色の発生元は、こちらの風鈴たち。
展望デッキへの左右の出入り口2箇所に設置されています。
これは昨年(2015年)には無かった趣向。

風鈴のために、専用の木枠が組まれています。
HND_201607006_RR4
1箇所に備え付けられている風鈴の個数は44個。
風鈴の風を受ける短冊1枚1枚が、きっちりとビニールでカバーされているので、雨水対策も万全です。

昨日まで「ほおずき」だった、4F江戸小路には・・・。
HND_201607020_RR4
おぉ~、壮観。
朝顔(造花)と風鈴が大量発生中。
これも昨年は無かった装飾です。

よくよく見ると、風鈴は一種類ではなく・・・。
HND_201607021_RR4
こちらは、ガラスの風鈴。

カゴのようなものに入った風鈴もあります。
HND_201607030_RR4
色あいも何種類かあるので、かなりの種類の風鈴がある模様。
風鈴マニヤにはたまりません。

軒先の朝顔にも、しっかりと風鈴が取り付けられています。
HND_201607025_RR4
この部分の風鈴は、昨年(2015)も取り付けられていました。
屋内は無風なので、これらの風鈴が音を奏でることは殆どありません。
それを受けて、「じゃ、今年はお外で風鈴の音を鳴らしてみようぜ!」
ということで、展望デッキの企画になったものと勝手に想像。

お好み横丁の「朝顔のついたて」にも・・・。
HND_201607028_RR4
沢山の風鈴が取り付けられています。
それにしても、スゴイ数の風鈴。
これ1個1個、手作業で取り付けたんでしょうけど・・・。
かなりの手間暇がかかったことでしょう。

MOS CAFE付近の端っこにある朝顔にも・・・。
HND_201607033_RR4
抜かりなく風鈴がついています。
あまり人目のつかない場所にある朝顔にも、漏れなく風鈴が取り付けられている様子。
さすが、プロですねえ。
というわけで、いよいよ本格的な夏に向けて準備が整った羽田空港国際線でした。

羽田空港国際線・本館側ANAラウンジのシャワーを利用するの編

2016/7/16
香港行きの深夜便に搭乗すべく、羽田空港国際線ANAラウンジに滞在中。
HKG_201607_080_R1
今回(後編)は、本館側ANAラウンジのシャワー体験記などです。

前回のお食事編はこちら。
羽田空港国際線・久しぶりに本館側の国際線ANAラウンジの編

ちなみに、こちらが2016年7月現在のANAラウンジの営業時間の案内。
HKG_201607_001_R2
羽田空港国際線には、2箇所のANAラウンジがあり、

  • 本館側(今回レポートしている方のラウンジ)の営業時間は5:00~25:00
  • 別館側ANAラウンジの営業時間は6:30~13:30

とのこと。
別館側(本館とサテライトの間にある建物)の4FにあるANAラウンジは午前中のみの営業。
なので夜の時間帯は、本館側のANAラウンジ一択です。
(ただし、今後のダイヤによっては、営業形態が変更される可能性あり)

一方のJAL(One world)陣営は、夜でも本館と別館両方のサクララウンジが使える上に、キャセイラウンジも使えます。
なのでJALラウンジのほうが、ANAラウンジよりも混雑度が低い印象です。
(しかし、JALは羽田発香港行きの深夜便を運航していない・・・)

話を戻して、金曜夜の21:30ごろ。
ANAラウンジの受付の方にシャワーを使いたい旨を申し出ると・・・。
HKG_201607_068_R1
なんと20人待ちとのこと。
呼び出し機を渡されて、順番待ちを余儀なくされました。
搭乗便は1:25発で時間はたっぷりあるので問題ないですが。

シャワー待ちの間に・・・。
HKG_201607_060_R1
ラウンジ内の複合機で、香港のホテルのバウチャーを印刷。
コンビニだと有料ですが、ラウンジだと無料で印刷できて助かります。
家で、あらかじめUSBメモリにPDFファイルを入れておくと、そのまま印刷できて便利です。

最も混雑する夜22時台のANAラウンジのお食事処は戦国時代。
HKG_201607_063_R1
多くの旅客が利用するため、凄まじい勢いで食料が無くなっていきます。

ラウンジスタッフーさんも、忙しく補充するものの、間に合いません。
HKG_201607_071_R1
こんなような状態。
夜24時を過ぎてお客さんの数が減ってくると、回復してきますが、一部品切れのものもありました。
ANAラウンジ食は、できるだけ早い時間に行っておくのが良さそうです。

23:30ごろ。
HKG_201607_087_s1
2時間近く待って、ようやくシャワーの順番が回ってきました。

シャワー室は全7室。
HKG_201607_069_R1
今回は1番ルームを利用。

受付のスタッフーの方からシャワー室のカードキーを受け取ります。
HKG_201607_070_R1
カードキーと引き換えに、搭乗券を受付に預ける仕組み。
なので、カードキーは必ず受付に返却しましょう。

シャワールームは広々。
HKG_201607_095_s1
洗面台にトイレもあり。
椅子もありますので、座って髪を乾かすことができます。
ただし、「混在しているので、1人20分程度のご利用でお願いします」とのこと。
うーん、私のようなオッサンなら20分でもギリギリいけますけど、女性の方だと辛いのでは?
まあ、20分を少しオーバーしたとしても、すぐに催促されることはないでしょうが。

かなり小型ではありますが、スーツケース台あり。
HKG_201607_096_s1
機内に持ち込めるサイズのスーツケースが置けるので、これで十分なはず。

スリッパあり。
HKG_201607_100_s1
やや薄めではありますが、靴を脱げるので助かります。

カゴの中には、フレッシュな各種タオル類。
HKG_201607_104_s1
アメニティ類はメチャ充実しています。

アメニティ その1
HKG_201607_106_s1
メイク落とし、化粧水、乳液、洗顔ミルク、シェービングクリーム。

アメニティ その2
HKG_201607_107_s1
櫛、ヘアブラシ、歯ブラシセット、髭剃り、コットンセット、おじさんにはあまり縁のないシャワーキャップ。

アメニティ その3
HKG_201607_108_s1
そして、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
ありとあらゆるアメニティ類がてんこ盛りです。

シャワーブースも広々で清潔。
HKG_201607_101_s1
ホースタイプのシャワーと、頭上シャワーもあります。
ツマミの操作を誤ると、お約束の「頭上から冷や水」→「ドッヒャー」になりますので、気を付けましょう。
お湯の勢いは十分にあり、全く問題ありません。
日本のラウンジの水回りの強さは世界一と言っていいでしょう。

ドライヤーはパナソニックのEH-NA20。
HKG_201607_109_s1
マイナスイオン発生器付きで、しっとりと髪を乾かすことができます。
業務用のドライヤーほど強力ではないので、髪の長い方は乾かすのに時間が掛かるかもしれません。

送風機も設置されています。
HKG_201607_099_s1
湯上りの火照った体を冷ますのに便利です。

慌ただしくシャワーを済ませて、サッパリした後は・・・。
HKG_201607_073_R1
生ビールをギュイーンと頂きます。
極上のひととき。

巻き寿司、オニギリは品切れになり・・・。
HKG_201607_075_R1
焼きおにぎりに変わりました。
ビールのお供に最適です。

「御柱祭り」の特集番組に見入っている欧米人。
HKG_201607_077_R1
興味深々に見入っている様子を、興味深く観察させていただきました。

そして、深夜0:45ごろ。
香港行きのANA深夜便、NH839の出発時刻1:25が迫ってきたので、ラウンジを後にしました。

というわけで、夜の羽田国際線ANAラウンジ(本館側)のレポートでした。
感想としては・・・。

  • ヌードルバーに「とんこつラーメン」が加わって、さらに充実。
  • 2014年3月の本館増床工事により、面積が約1.5倍に広くなってGOOD
  • お食事処も2箇所に増えてGOOD
  • しかし、それでも22:00~23:00台にかけては出発のピークのため、かなり混み合う。
  • シャワー室は夜9時以降は、約2時間待ちで飽和状態だった(金曜夜だから?)

ピーク時の混雑緩和が今後の課題でしょうかねえ。
2016年10月下旬から、昼間の米国枠の運航が始まれば、現在深夜発で運航している便の一部が昼間時間帯に移動するので、少しは混雑が解消されるかもしれません。

その他のラウンジの体験記はこちら
羽田空港のラウンジ体験記事の一覧

その他のシャワー設備の体験記はこちら
羽田空港でシャワーを浴びることができる場所

羽田空港国際線・久しぶりに本館側の国際線ANAラウンジの編

2016/7/16
深夜1:25発の香港行きのANA便に搭乗すべく、羽田空港国際線・出国エリアを探検中。
前編はこちら。
羽田空港国際線・出国エリア本館110番~105番ゲート付近をウロウロするの編2016

21:00ごろ。
お腹がペコペコなので、そろそろANAラウンジに入ることにします。
HKG_201607_082_s1
最近はJAL利用が多かったので、久しぶりのANAラウンジにワクワク。
本館側のANAラウンジに入るのは、実に4年ぶり4回目。
2014年3月に国際線ターミナルが拡張されてから、初めての訪問になります。
内部がどのように変わったのが楽しみです。

受付で航空券を提示して、内部へ突入。
HKG_201607_089_s1
おお~。
壁を這う青いラインがANAっぽいです。

そしてショウウインドウには・・・。
HKG_201607_090_s1
絶賛コラボ中のスター・ウォーズのキャラが展示されています。
マニヤにはたまりません。

ラウンジ内部へ。
HKG_201607_091_s1
柑橘系の心地よい香りが漂う快適空間。
2014年の拡張工事によって、入って左側の奥の空間が、さらに奥に広がった模様。

こんなような、和な感じのオブジェも登場。
HKG_201607_044_R1
色々と変化点を見つけるのが楽しいです。

新しく出来た左奥のゾーンへ進みます。
HKG_201607_056_R1
おっと、コンセント付のカウンター席が出来ている。

さらにお食事処も新設された模様。
HKG_201607_052_R1
入って右のお食事処よりは規模は小さいものの、食品の種類はほぼ同じです。
多くのお客さんが、入って右にすぐ見えるお食事処に殺到してしまいます。
こちらのほうが人が少なくて快適です。
ただし「うどんバー」はこちら側にはありませんので悪しからず。

以前よりも、ラウンジ面積が1.5倍ほどに広がった印象。
HKG_201607_048_R1
空いている時間は、広々としていて快適です。

しかしながら、夜の10時から11時にかけての最も混雑する時間帯は・・・。
HKG_201607_067_R1
広いラウンジも、ほぼ満席になります。
羽田国際線発着枠がANAへ傾斜配分されたため、ANAの利用客が非常に多いのです。

まずは、ANAご自慢の「ヌードル・バー」へ。
HKG_201607_024_R1
混雑しないうちに、一品頂いておきます。

こちらがそのメニュー。
HKG_201607_022_R1
メニューのラインナップは・・・。

  • きつねうどん・そば
  • 山菜うどん・そば
  • かき揚げうどん・そば
  • カレーうどん・そば

そして・・・

ムムッ!新メニュー発見。
image
ついに「とんこつラーメン」も提供開始、ですか。
外国人旅客様に人気、とのことで追加されたのでしょうかね。
これは試してみるしかありません。

激しく入手 (*゚∀゚)=3
HKG_201607_029_R1
麺は、本格的な博多トンコツの極細麺ではなく、汎用的な中太麺ではありますが、マイルドなトンコツ風味でそこそこウマウマです。
これだけで満腹にならないように、小ぶりな器で提供されます。

では、メインのお食事コーナーへ。
HKG_201607_027_R1
午後9時ごろなら、まだお客さんの数も少なくマッタリしています。
今がチャンス。

サラダバーは健在。
HKG_201607_018_R1
忙しい時間帯になると、激しい争奪戦が繰り広げられ、あっという間に空になります。
早めに摂取しておきましょう。

海苔巻き、稲荷寿司、梅おにぎりもあり。
HKG_201607_020_R1
スシは外国人旅客に人気です。

デザート系。
HKG_201607_025_R1
フルーツポンチ、クッキーなどなど。

鶏のから揚げと、ジャーマン・ポテト。
HKG_201607_033_R1
ビールのおつまみに最適です。
欧米ファミリーが、お皿に山盛りにして持って行ってしまったため、アッという間に枯渇(怒)。

その代わりに「チキンのクリーム煮」が登場。
HKG_201607_053_R1
これもウマウマですが、から揚げのほうが好きかも・・・。

こちらは「野菜のオリーブ・オイル・ソテー」。
HKG_201607_037_R1
やや薄味ですが、素材の味を引き出していてヘルシーな感じです。

「ANAカレー」もあります。
HKG_201607_035_R1
JALサクララウンジのJALカレーは「高級店のカレー」な感じなのに対して、こちらのANAカレーは「家庭のカレー」な感じです。
大きなお肉やジャガイモなどの具材がゴロゴロ入っていて美味。

以上の他に、ソース焼きそば、パン類、オニオンスープ、サンドイッチなどもありました。

各種を少しずつゲットして、頂きま~す。
HKG_201607_093_s1
極上の晩御飯(涙)。
この時のために、長くて辛くて苦しいお仕事を耐え忍んできた甲斐があったというものです。

長くなってしまったので、次回、シャワーその他設備編へ続く。

羽田空港国際線・出国エリア本館110番~105番ゲート付近をウロウロするの編2016

2016/07/16
海の日の3連休を利用して、羽田から香港に行ってきました。
HKG_201607_006_s1
その際、羽田空港国際線の出国エリアを体験する機会に恵まれましたので、そのときのレポートです。

今回の重点攻略ポイントは

  1. 出国エリア本館側110番~105番ゲート付近の探索
  2. 久々に本館側ANAラウンジに潜入捜査

の2点。
まず本記事では(1)についてお届けしようと思います。

今回の探索ルートはこちら。
image
中央出国保安検査場から入ります。
入ってすぐのところに、110番ゲートがあります。
ここから右手方向に進み、端っこの105番搭乗口まで探索します。

というわけで、金曜の夜19:30ごろ。
HKG_201607_011_s1
仕事を早々に切り上げ、喜び勇んで羽田空港国際線へ。
速攻で出国審査を抜け、ヨダレを垂らしながら保安エリアにやってきました。
搭乗するANAの香港行き夜行便のNH839は深夜1:25発。
出発まであと6時間もありますワーイ。

夜7時台の出国エリアは、まだお客さんはまばら・・・。
HKG_201607_013_s1
早く到着しすぎたかな。
イヤイヤ、こういう時間だからこそ、じっくりと保安エリアを堪能させて頂くことができます。

主力免税品店こと「TIAT DUTY FREE SHOP」
HKG_201607_012_s1
香水のいい匂いが、旅行気分を盛り上げてくれます。
ただし当方は小市民のため、今までこの「免税品店」でお買い物をしたことは一度もありません。
お高いお酒やブランド物がメインで、庶民の私には手の届かないものばかり・・・。

でも、こういう空港直営の店舗って、儲かっているの?
(¬_¬) ← よく分かってない人

はい、ガッチリ儲かっているようです。
東京国際空港ターミナル(TIAT)公式サイトの「企業情報」に激しくアクセスしてみましょう。
最新の「第10期(2015年度)事業報告」のデータを基に、営業収入の内訳を円グラフにしてみます。
image
2015年度の営業収益合計は708億円。
なんとその6割近く(422億円)が「商品売上収入」、つまり空港直営の物販店の売り上げで占められています。
2015年度は「爆買い」効果もあり、特に物販部門が好調だったとのこと。
航空券を買うときのドサクサに紛れて徴収される「施設利用料収入」をはるかに上回っています。
空港のメインの収入源って物販だったんですねえ。

それはさておき、出国エリア内の探索を続行。
HKG_201607_018_s1
110番搭乗口では、ソウル金浦行きNH867便の最終の搭乗案内を致しております。
トランシーバーを持って走り回るANAの職員の方の姿もあり。
空港にキター感が感じられます。

飲食店「HOKKAIDO KITCHEN」
HKG_201607_021_s1
店舗の外にもテーブルと椅子が設置されました。
利用者が増えて来て、混雑時はテーブルが足りなくなってきたんでしょうかね。

そこかしこにACコンセントが潤沢にあります。
HKG_201607_041_s1
飛行機を待つ間、充電し放題で大変便利な神設備です。

「Udon」の文字を発見。
HKG_201607_030_s1
うどん店「うららか」。
各種うどんの他に、親子丼、鳥そぼろ丼も取り扱っています。

うどん屋「うららか」の利用方法の説明書きあり。
HKG_201607_028_s1
英語、中国語、ハングル、日本語の4か国語表記。
イラストつきで分かりやすいです。
食べ終わったら、自分で容器を返却口に持っていく、というのは日本独特。
海外のお客さんの扱いに慣れてきた様子です。

さらに奥へと進行。
HKG_201607_036_s1
夜8時台は、まだ出発便の数が少ないため、お客さんの姿もまばら。

107番搭乗口を過ぎたところに・・・。
HKG_201607_037_s1
最南端の売店「BOOKS AND DRUGS」あり。
この先に売店はないので、お買い物はここで済ませましょう。
店内には「地球の歩き方」など各種ガイドブックもあります。

そしてこの先は・・・。
HKG_201607_040_s1
ひたすら椅子が並んでいます。
・・・と、思いきや。

ムムッ!(川平慈英風に)
HKG_201607_039_s1
セパレートされた空間を2つ発見。

最近になって導入された「リクライニング・チェア」です。
HKG_201607_044_s1
コンセントもあるので、仮眠しながら充電もできるという神設備。

少し離れたところに、もう2つあり。
HKG_201607_043_s1
ということは、出国エリア内には、

  • 本館側106番ゲートと107番ゲートの間に、2脚 x 2箇所 = 4脚
  • フードコートとサテライト棟の間に9脚
  • サテライトの143番ゲート付近に4脚

の合計17脚のリクライニング・チェアが設置されていることが確認されました(2016/7/16)。
数はあまり多くはないものの、早朝便利用の方には便利かも、です。
ただし寝過ごさないようにご注意ください。

そして、ゴール地点の105番搭乗口に到達。
HKG_201607_049_s1
特に何もありません。
どん詰まりまで行きつかないと気が済まない性格なもので・・・。

というわけで、羽田空港国際線・保安エリアの南半分(110~105番ゲート)の探索レポートでした。
少しずつコンセントの増設やリクライニング・チェアの設置など、成田に負けじと地味に施設が充実してきています。
今後ますます便利になってくれることに期待しましょう。

前回(2016/05)利用時の国際線出国エリアのレポート群はこちらをどうぞ。
羽田空港国際線・久しぶりに制限エリアを探索2016 その1
羽田空港国際線・久しぶりに制限エリアを探索2016 その2
羽田空港国際線・JALサクララウンジの朝メニューにも「JALカレー」登場したので実食
羽田空港国際線・朝のキャセイラウンジでフレンチトーストを実食してみるの編

羽田空港の空弁「羽田空港ひとくちおこわ・夏限定セット」

2016/07/20
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで入手した、こちらの夏限定空弁です。

「羽田空港ひとくちおこわ・夏限定セット」 720円(税込)
HND_2016JUN_015_S6
製造元は、寿徳庵・大森工場様。
羽田空港名物「羽田空港ひとくちおこわ」の夏限定バージョン、とのこと。
通常品の「羽田空港ひとくちおこわ」は「松坂牛おこわ」のみなのに対し、夏限定で「枝豆おこわ」が入っているというもの。

蓋をオープンしてみます。
HND_2016JUN_018_S6
枝豆おこわ2個と、松坂牛おこわ2個入りです。

では、早速「枝豆おこわ」から頂きまーす。
HND_2016JUN_019_S6
枝豆の風味とほのかな塩味が感じられる、サッパリ系。
夏らしいヘルシーな風味でした。

標準品の「松坂牛おこわ」も頂きます。
HND_2016JUN_020_S6
こちらは、しっかりとした味付けの甘辛い牛肉風味。
枝豆のサッパリ味と、松坂牛のしっかり味の2種類の風味が楽しめる、1箱で2度おいしい空弁でした。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国内線第1ターミナル・ヘルシー系飲食店「OCHAWAN」オープンしたので行ってみたの編

2016/07/17
羽田空港国内線・第1ターミナル(JAL側)に、新店舗がオープンしたとのことなので、早速行ってみることに。
2016JUL_003_R3
早速、到着階2Fのスカイマークのチェックインカウンターに近い「CHEF’S DECK」へ。

こちらが、2016/7/1に新しくオープンした「OCHAWAN」。
2016JUL_016_R3
エスカレータを上がった先の端っこにあります。
以前は「ハチミツCAFE」だった場所です。
いつの間にやら、私には内緒で(?)改装工事がなされていたようです。

店内は、テーブル席とカウンター席で、合計10席ほどです。
2016JUL_008_R2
お店の奥には、ソファーの席もありました。
全体としてはこじんまりとした感じです。
電源コンセントもありました。

店頭のメニュー。
2016JUL_001_R4
朝メニューは

  • 明太茶漬けのセット 680円
  • トマト茶漬けのセット 680円

の2択でした。(2016/7月現在)
お昼や夜は、別の定食メニュー等が提供されるとのこと。

このときは、朝メニューの「トマト茶漬けのセット 680円」を選択。
2016JUL_005_R2
トマト茶漬けってどんなだろう?
お茶漬けというよりは、ミネストローネのリゾットのような感じでした。
サッパリしながらも、トマトの旨みが存分に感じられて美味。
デザートの杏仁豆腐も濃厚で美味でした。

羽田空港第1ターミナルの端っこに出来た、穴場的なヘルシー系飲食店です。
スカイマークのカウンターに近いので、ご利用の際はぜひどうぞ。

羽田空港国際線・端っこのお店のその後の編

2016/07/16
今年の4月に羽田空港国際線の端っこに出来たお店の様子を、密かに経過観察するコーナーです。

ラーメンフードコート「品達羽田」

2016JUL_005_R1
こちらは出発階3Fの京急駅付近に、2016年4月にオープンしたラーメン・フードコート「品達羽田」。
中には3店のラーメン店舗が絶賛出店中です。

以前の記事でご紹介したように・・・。
shinatatsu
国際線の出発階3Fの端っこに位置しています。

モノレールや京急でやって来た多くのお客さんは、赤い矢印の導線に沿って移動するので・・・。
shinatatsu-dousen
導線から外れている「品達羽田」は、お客さんを集めるのが難しい場所にあります。
逆に言うと「江戸小路」のレストランが混雑していても空いている「穴場」でもあるわけです。

店頭では、中国語・英語の音声でお客さんを呼び込むために、秘密兵器「ラジカセ」を投入。
HND_2016JUN_012_S3
お店の前を通りかかった外国人客を、少しでも振り向かせようとする作戦。
いろいろ考えますねえ。

開店から3カ月経過して、スーツケースを持ったお客さんが若干増えてきた印象。
HND_2016JUN_020_S3
LINE@のアカウントも開設。
口コミやSNSなどで存在が少しずつ広まってきているようです。
LINEは中国本土では見れないので、WeChat(微信)のアカウントも作ったほうがよいかも、ですが。

Airビックカメラ

2016JUL_035_R1
こちらは、「品達羽田」とほぼ同時期に到着階2Fに登場した「Airビックカメラ」。

以前の記事でご紹介したように・・・。
AirBICCAMERA
このお店も到着階2Fの端っこに位置しています。

海外から到着したお客さんの多くは、赤い導線に沿って移動して京急やモノレールに乗っていくので・・・。
AirBICCAMERA.2jpg
導線から外れている「Airビックカメラ」も、お客さんを集めるのが難しい場所にあります。

そんな場所的なハンデを克服すべく・・・。
HND_2016MAY_019_sim2
4F江戸小路には、広告用ディスプレイを2台も設置。
これから海外に出発するお客さんを、何とか2階に招こうとしています。

こちらは、JALの香港発羽田行きの便に乗ったときに、機内で配っていたビックカメラのチラシ。
HND_2016MAY_003_gw
JAL便に乗ったお客様限定の12%ポイント還元サービス、とのこと(2016/5/5当時)。
あのJAL様とも結託して、盛んに営業活動している模様。

その甲斐もあってか?お昼頃のAirビックカメラは結構賑わっていました。
2016JUL_036_R1
そのほとんどが中国人旅客の模様。
お昼頃は、中国・台湾・香港からの到着便が集中する時間。
トイレに行く途中に、ついついお店に引き込まれるお客さんが多いようです。
日用品を大量に買い込んで、再び出発階に上って出国していく方々もいました。

お店側も、棚の向きを変えて、外から店内の様子をよく見えるようにしたりと、地味に工夫しています。
あとは、店頭でお菓子や割引クーポンを配ったり。
その結果、以前よりもお店に吸い込まれる人の割合が増えた印象。
うーん、さすがプロですね。

というわけで、今年4月にオープンした2つの「端っこのお店」のその後、でした。
開店当時は閑古鳥だった両店とも、少しずつお客さんを増やしつつあるように見えました。
今後の動向に要注目です。

羽田空港の空弁「5種の穴守おこわいなり」

2016/07/13
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで入手した、こちらの空弁。

5種の穴守おこわいなり 744円(税込)
HND_2016JUN_001_S2
製造元は、安心と信頼の日本エアポートデリカ様。
3年ほど前に「3種の穴守おこわいなり」はレポート済だったのですが、5種類バージョンは未レポートなのでした。
かなり長期間にわたって、羽田空港の空弁売り場で売られているロングラン空弁です。

蓋を開けてみます。
HND_2016JUN_003_S2
ミニな稲荷寿司5種類がそれぞれ2個ずつ、合計10個入りです。
「3種の~」には入って無かった2種類は、右から2つの「山菜おこわ」と「梅おこわ」です。
山菜おこわは、さっぱりとヘルシーな山菜風味。
梅おこわは、梅の酸味と、甘めのジューシーなお揚げの風味がよく合います。
各種2個ずつ入っているので、2人で仲良く1個ずつシェアするのにお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)