2016/7/16
香港行きの深夜便に搭乗すべく、羽田空港国際線ANAラウンジに滞在中。
今回(後編)は、本館側ANAラウンジのシャワー体験記などです。
前回のお食事編はこちら。
羽田空港国際線・久しぶりに本館側の国際線ANAラウンジの編
ちなみに、こちらが2016年7月現在のANAラウンジの営業時間の案内。
羽田空港国際線には、2箇所のANAラウンジがあり、
- 本館側(今回レポートしている方のラウンジ)の営業時間は5:00~25:00
- 別館側ANAラウンジの営業時間は6:30~13:30
とのこと。
別館側(本館とサテライトの間にある建物)の4FにあるANAラウンジは午前中のみの営業。
なので夜の時間帯は、本館側のANAラウンジ一択です。
(ただし、今後のダイヤによっては、営業形態が変更される可能性あり)
一方のJAL(One world)陣営は、夜でも本館と別館両方のサクララウンジが使える上に、キャセイラウンジも使えます。
なのでJALラウンジのほうが、ANAラウンジよりも混雑度が低い印象です。
(しかし、JALは羽田発香港行きの深夜便を運航していない・・・)
話を戻して、金曜夜の21:30ごろ。
ANAラウンジの受付の方にシャワーを使いたい旨を申し出ると・・・。
なんと20人待ちとのこと。
呼び出し機を渡されて、順番待ちを余儀なくされました。
搭乗便は1:25発で時間はたっぷりあるので問題ないですが。
シャワー待ちの間に・・・。
ラウンジ内の複合機で、香港のホテルのバウチャーを印刷。
コンビニだと有料ですが、ラウンジだと無料で印刷できて助かります。
家で、あらかじめUSBメモリにPDFファイルを入れておくと、そのまま印刷できて便利です。
最も混雑する夜22時台のANAラウンジのお食事処は戦国時代。
多くの旅客が利用するため、凄まじい勢いで食料が無くなっていきます。
ラウンジスタッフーさんも、忙しく補充するものの、間に合いません。
こんなような状態。
夜24時を過ぎてお客さんの数が減ってくると、回復してきますが、一部品切れのものもありました。
ANAラウンジ食は、できるだけ早い時間に行っておくのが良さそうです。
23:30ごろ。
2時間近く待って、ようやくシャワーの順番が回ってきました。
シャワー室は全7室。
今回は1番ルームを利用。
受付のスタッフーの方からシャワー室のカードキーを受け取ります。
カードキーと引き換えに、搭乗券を受付に預ける仕組み。
なので、カードキーは必ず受付に返却しましょう。
シャワールームは広々。
洗面台にトイレもあり。
椅子もありますので、座って髪を乾かすことができます。
ただし、「混在しているので、1人20分程度のご利用でお願いします」とのこと。
うーん、私のようなオッサンなら20分でもギリギリいけますけど、女性の方だと辛いのでは?
まあ、20分を少しオーバーしたとしても、すぐに催促されることはないでしょうが。
かなり小型ではありますが、スーツケース台あり。
機内に持ち込めるサイズのスーツケースが置けるので、これで十分なはず。
スリッパあり。
やや薄めではありますが、靴を脱げるので助かります。
カゴの中には、フレッシュな各種タオル類。
アメニティ類はメチャ充実しています。
アメニティ その1
メイク落とし、化粧水、乳液、洗顔ミルク、シェービングクリーム。
アメニティ その2
櫛、ヘアブラシ、歯ブラシセット、髭剃り、コットンセット、おじさんにはあまり縁のないシャワーキャップ。
アメニティ その3
そして、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
ありとあらゆるアメニティ類がてんこ盛りです。
シャワーブースも広々で清潔。
ホースタイプのシャワーと、頭上シャワーもあります。
ツマミの操作を誤ると、お約束の「頭上から冷や水」→「ドッヒャー」になりますので、気を付けましょう。
お湯の勢いは十分にあり、全く問題ありません。
日本のラウンジの水回りの強さは世界一と言っていいでしょう。
ドライヤーはパナソニックのEH-NA20。
マイナスイオン発生器付きで、しっとりと髪を乾かすことができます。
業務用のドライヤーほど強力ではないので、髪の長い方は乾かすのに時間が掛かるかもしれません。
送風機も設置されています。
湯上りの火照った体を冷ますのに便利です。
慌ただしくシャワーを済ませて、サッパリした後は・・・。
生ビールをギュイーンと頂きます。
極上のひととき。
巻き寿司、オニギリは品切れになり・・・。
焼きおにぎりに変わりました。
ビールのお供に最適です。
「御柱祭り」の特集番組に見入っている欧米人。
興味深々に見入っている様子を、興味深く観察させていただきました。
そして、深夜0:45ごろ。
香港行きのANA深夜便、NH839の出発時刻1:25が迫ってきたので、ラウンジを後にしました。
というわけで、夜の羽田国際線ANAラウンジ(本館側)のレポートでした。
感想としては・・・。
- ヌードルバーに「とんこつラーメン」が加わって、さらに充実。
- 2014年3月の本館増床工事により、面積が約1.5倍に広くなってGOOD
- お食事処も2箇所に増えてGOOD
- しかし、それでも22:00~23:00台にかけては出発のピークのため、かなり混み合う。
- シャワー室は夜9時以降は、約2時間待ちで飽和状態だった(金曜夜だから?)
ピーク時の混雑緩和が今後の課題でしょうかねえ。
2016年10月下旬から、昼間の米国枠の運航が始まれば、現在深夜発で運航している便の一部が昼間時間帯に移動するので、少しは混雑が解消されるかもしれません。
その他のラウンジの体験記はこちら
羽田空港のラウンジ体験記事の一覧
その他のシャワー設備の体験記はこちら
羽田空港でシャワーを浴びることができる場所