羽田空港国際線・出国エリア本館110番~105番ゲート付近をウロウロするの編2016

2016/07/16
海の日の3連休を利用して、羽田から香港に行ってきました。
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その際、羽田空港国際線の出国エリアを体験する機会に恵まれましたので、そのときのレポートです。

今回の重点攻略ポイントは

  1. 出国エリア本館側110番~105番ゲート付近の探索
  2. 久々に本館側ANAラウンジに潜入捜査

の2点。
まず本記事では(1)についてお届けしようと思います。

今回の探索ルートはこちら。
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中央出国保安検査場から入ります。
入ってすぐのところに、110番ゲートがあります。
ここから右手方向に進み、端っこの105番搭乗口まで探索します。

というわけで、金曜の夜19:30ごろ。
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仕事を早々に切り上げ、喜び勇んで羽田空港国際線へ。
速攻で出国審査を抜け、ヨダレを垂らしながら保安エリアにやってきました。
搭乗するANAの香港行き夜行便のNH839は深夜1:25発。
出発まであと6時間もありますワーイ。

夜7時台の出国エリアは、まだお客さんはまばら・・・。
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早く到着しすぎたかな。
イヤイヤ、こういう時間だからこそ、じっくりと保安エリアを堪能させて頂くことができます。

主力免税品店こと「TIAT DUTY FREE SHOP」
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香水のいい匂いが、旅行気分を盛り上げてくれます。
ただし当方は小市民のため、今までこの「免税品店」でお買い物をしたことは一度もありません。
お高いお酒やブランド物がメインで、庶民の私には手の届かないものばかり・・・。

でも、こういう空港直営の店舗って、儲かっているの?
(¬_¬) ← よく分かってない人

はい、ガッチリ儲かっているようです。
東京国際空港ターミナル(TIAT)公式サイトの「企業情報」に激しくアクセスしてみましょう。
最新の「第10期(2015年度)事業報告」のデータを基に、営業収入の内訳を円グラフにしてみます。
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2015年度の営業収益合計は708億円。
なんとその6割近く(422億円)が「商品売上収入」、つまり空港直営の物販店の売り上げで占められています。
2015年度は「爆買い」効果もあり、特に物販部門が好調だったとのこと。
航空券を買うときのドサクサに紛れて徴収される「施設利用料収入」をはるかに上回っています。
空港のメインの収入源って物販だったんですねえ。

それはさておき、出国エリア内の探索を続行。
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110番搭乗口では、ソウル金浦行きNH867便の最終の搭乗案内を致しております。
トランシーバーを持って走り回るANAの職員の方の姿もあり。
空港にキター感が感じられます。

飲食店「HOKKAIDO KITCHEN」
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店舗の外にもテーブルと椅子が設置されました。
利用者が増えて来て、混雑時はテーブルが足りなくなってきたんでしょうかね。

そこかしこにACコンセントが潤沢にあります。
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飛行機を待つ間、充電し放題で大変便利な神設備です。

「Udon」の文字を発見。
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うどん店「うららか」。
各種うどんの他に、親子丼、鳥そぼろ丼も取り扱っています。

うどん屋「うららか」の利用方法の説明書きあり。
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英語、中国語、ハングル、日本語の4か国語表記。
イラストつきで分かりやすいです。
食べ終わったら、自分で容器を返却口に持っていく、というのは日本独特。
海外のお客さんの扱いに慣れてきた様子です。

さらに奥へと進行。
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夜8時台は、まだ出発便の数が少ないため、お客さんの姿もまばら。

107番搭乗口を過ぎたところに・・・。
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最南端の売店「BOOKS AND DRUGS」あり。
この先に売店はないので、お買い物はここで済ませましょう。
店内には「地球の歩き方」など各種ガイドブックもあります。

そしてこの先は・・・。
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ひたすら椅子が並んでいます。
・・・と、思いきや。

ムムッ!(川平慈英風に)
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セパレートされた空間を2つ発見。

最近になって導入された「リクライニング・チェア」です。
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コンセントもあるので、仮眠しながら充電もできるという神設備。

少し離れたところに、もう2つあり。
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ということは、出国エリア内には、

  • 本館側106番ゲートと107番ゲートの間に、2脚 x 2箇所 = 4脚
  • フードコートとサテライト棟の間に9脚
  • サテライトの143番ゲート付近に4脚

の合計17脚のリクライニング・チェアが設置されていることが確認されました(2016/7/16)。
数はあまり多くはないものの、早朝便利用の方には便利かも、です。
ただし寝過ごさないようにご注意ください。

そして、ゴール地点の105番搭乗口に到達。
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特に何もありません。
どん詰まりまで行きつかないと気が済まない性格なもので・・・。

というわけで、羽田空港国際線・保安エリアの南半分(110~105番ゲート)の探索レポートでした。
少しずつコンセントの増設やリクライニング・チェアの設置など、成田に負けじと地味に施設が充実してきています。
今後ますます便利になってくれることに期待しましょう。

前回(2016/05)利用時の国際線出国エリアのレポート群はこちらをどうぞ。
羽田空港国際線・久しぶりに制限エリアを探索2016 その1
羽田空港国際線・久しぶりに制限エリアを探索2016 その2
羽田空港国際線・JALサクララウンジの朝メニューにも「JALカレー」登場したので実食
羽田空港国際線・朝のキャセイラウンジでフレンチトーストを実食してみるの編

羽田空港の空弁「羽田空港ひとくちおこわ・夏限定セット」

2016/07/20
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで入手した、こちらの夏限定空弁です。

「羽田空港ひとくちおこわ・夏限定セット」 720円(税込)
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製造元は、寿徳庵・大森工場様。
羽田空港名物「羽田空港ひとくちおこわ」の夏限定バージョン、とのこと。
通常品の「羽田空港ひとくちおこわ」は「松坂牛おこわ」のみなのに対し、夏限定で「枝豆おこわ」が入っているというもの。

蓋をオープンしてみます。
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枝豆おこわ2個と、松坂牛おこわ2個入りです。

では、早速「枝豆おこわ」から頂きまーす。
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枝豆の風味とほのかな塩味が感じられる、サッパリ系。
夏らしいヘルシーな風味でした。

標準品の「松坂牛おこわ」も頂きます。
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こちらは、しっかりとした味付けの甘辛い牛肉風味。
枝豆のサッパリ味と、松坂牛のしっかり味の2種類の風味が楽しめる、1箱で2度おいしい空弁でした。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国内線第1ターミナル・ヘルシー系飲食店「OCHAWAN」オープンしたので行ってみたの編

2016/07/17
羽田空港国内線・第1ターミナル(JAL側)に、新店舗がオープンしたとのことなので、早速行ってみることに。
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早速、到着階2Fのスカイマークのチェックインカウンターに近い「CHEF’S DECK」へ。

こちらが、2016/7/1に新しくオープンした「OCHAWAN」。
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エスカレータを上がった先の端っこにあります。
以前は「ハチミツCAFE」だった場所です。
いつの間にやら、私には内緒で(?)改装工事がなされていたようです。

店内は、テーブル席とカウンター席で、合計10席ほどです。
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お店の奥には、ソファーの席もありました。
全体としてはこじんまりとした感じです。
電源コンセントもありました。

店頭のメニュー。
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朝メニューは

  • 明太茶漬けのセット 680円
  • トマト茶漬けのセット 680円

の2択でした。(2016/7月現在)
お昼や夜は、別の定食メニュー等が提供されるとのこと。

このときは、朝メニューの「トマト茶漬けのセット 680円」を選択。
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トマト茶漬けってどんなだろう?
お茶漬けというよりは、ミネストローネのリゾットのような感じでした。
サッパリしながらも、トマトの旨みが存分に感じられて美味。
デザートの杏仁豆腐も濃厚で美味でした。

羽田空港第1ターミナルの端っこに出来た、穴場的なヘルシー系飲食店です。
スカイマークのカウンターに近いので、ご利用の際はぜひどうぞ。




羽田空港国際線・端っこのお店のその後の編

2016/07/16
今年の4月に羽田空港国際線の端っこに出来たお店の様子を、密かに経過観察するコーナーです。

ラーメンフードコート「品達羽田」

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こちらは出発階3Fの京急駅付近に、2016年4月にオープンしたラーメン・フードコート「品達羽田」。
中には3店のラーメン店舗が絶賛出店中です。

以前の記事でご紹介したように・・・。
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国際線の出発階3Fの端っこに位置しています。

モノレールや京急でやって来た多くのお客さんは、赤い矢印の導線に沿って移動するので・・・。
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導線から外れている「品達羽田」は、お客さんを集めるのが難しい場所にあります。
逆に言うと「江戸小路」のレストランが混雑していても空いている「穴場」でもあるわけです。

店頭では、中国語・英語の音声でお客さんを呼び込むために、秘密兵器「ラジカセ」を投入。
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お店の前を通りかかった外国人客を、少しでも振り向かせようとする作戦。
いろいろ考えますねえ。

開店から3カ月経過して、スーツケースを持ったお客さんが若干増えてきた印象。
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LINE@のアカウントも開設。
口コミやSNSなどで存在が少しずつ広まってきているようです。
LINEは中国本土では見れないので、WeChat(微信)のアカウントも作ったほうがよいかも、ですが。

Airビックカメラ

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こちらは、「品達羽田」とほぼ同時期に到着階2Fに登場した「Airビックカメラ」。

以前の記事でご紹介したように・・・。
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このお店も到着階2Fの端っこに位置しています。

海外から到着したお客さんの多くは、赤い導線に沿って移動して京急やモノレールに乗っていくので・・・。
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導線から外れている「Airビックカメラ」も、お客さんを集めるのが難しい場所にあります。

そんな場所的なハンデを克服すべく・・・。
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4F江戸小路には、広告用ディスプレイを2台も設置。
これから海外に出発するお客さんを、何とか2階に招こうとしています。

こちらは、JALの香港発羽田行きの便に乗ったときに、機内で配っていたビックカメラのチラシ。
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JAL便に乗ったお客様限定の12%ポイント還元サービス、とのこと(2016/5/5当時)。
あのJAL様とも結託して、盛んに営業活動している模様。

その甲斐もあってか?お昼頃のAirビックカメラは結構賑わっていました。
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そのほとんどが中国人旅客の模様。
お昼頃は、中国・台湾・香港からの到着便が集中する時間。
トイレに行く途中に、ついついお店に引き込まれるお客さんが多いようです。
日用品を大量に買い込んで、再び出発階に上って出国していく方々もいました。

お店側も、棚の向きを変えて、外から店内の様子をよく見えるようにしたりと、地味に工夫しています。
あとは、店頭でお菓子や割引クーポンを配ったり。
その結果、以前よりもお店に吸い込まれる人の割合が増えた印象。
うーん、さすがプロですね。

というわけで、今年4月にオープンした2つの「端っこのお店」のその後、でした。
開店当時は閑古鳥だった両店とも、少しずつお客さんを増やしつつあるように見えました。
今後の動向に要注目です。




羽田空港の空弁「5種の穴守おこわいなり」

2016/07/13
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで入手した、こちらの空弁。

5種の穴守おこわいなり 744円(税込)
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製造元は、安心と信頼の日本エアポートデリカ様。
3年ほど前に「3種の穴守おこわいなり」はレポート済だったのですが、5種類バージョンは未レポートなのでした。
かなり長期間にわたって、羽田空港の空弁売り場で売られているロングラン空弁です。

蓋を開けてみます。
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ミニな稲荷寿司5種類がそれぞれ2個ずつ、合計10個入りです。
「3種の~」には入って無かった2種類は、右から2つの「山菜おこわ」と「梅おこわ」です。
山菜おこわは、さっぱりとヘルシーな山菜風味。
梅おこわは、梅の酸味と、甘めのジューシーなお揚げの風味がよく合います。
各種2個ずつ入っているので、2人で仲良く1個ずつシェアするのにお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




羽田空港国際線・「ほおずき」と「朝顔」登場の編2016

2016/07/10
今年も「ほおずき」と「朝顔」の季節がやってきました。
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羽田空港国際線4Fの江戸小路では、先週までの七夕の飾りつけが一掃され、夏の装飾に変わりました。

去年(2015年)の様子はこちら。
羽田空港国際線・「ほおずき」と「朝顔」登場の編2015

軒先が「朝顔」になったのも、去年と同様。
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毎年、装飾の付け替え作業ご苦労様です。

今年の新規ポイントは「朝顔のついたて」の登場です。
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面上に、たっぷりと朝顔が絡まっていて華やか。

去年(2015年)との違いは以下の通り。
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棒状の朝顔だったのが面状になって、ボリュウム感UPです。

「はねだ日本橋」の登り口脇の装飾も・・・。
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2016年は、さらに朝顔が増量されました。
毎年、なにがしか少しずつバージョンアップしていきますねえ。

吉野家前のテイクアウト飲食コーナーにも・・・。
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朝顔の装飾が出現しました。
ここには去年何も無かったような。

5Fのお祭り広場にも「ほおずき」登場。
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こちらは、去年(2015年)と配置が変わっただけで、内容はほぼ同じでした。

というわけで、夏に向けて準備万端の羽田空港国際線でした。
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暑さをしのぎに、1日中涼しくて快適な羽田空港へどうぞ。




羽田空港の空弁「プチむすび(A)」

2016/07/07
本日ご紹介する羽田空港の空弁は、国内線第2ターミナルで入手した、こちらの小型空弁。

プチむすび(A) 540円
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製造元は、地元大田区のお弁当業者マコト様。
以前にご紹介した、プチむすび(B)の姉妹商品です。
見た目は地味。

蓋をオープン。
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右から順に

  • 鶏そぼろ
  • 赤飯
  • ちりめん佃煮

の、おにぎりとなっています。
鶏そぼろの香ばしい味わい、赤飯の小豆の風味、佃煮の甘辛くすっきりした旨味。
優しい味わいで地味に美味でした。
ちょこっと美味しいものをツマみたいときにお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




羽田空港国際線3F・出発ロビーの郵便ポストの数が2倍に増殖の編

2016/07/05
羽田空港国際線3F・出発階JALカウンター前に、今年の3月から設置された郵便ポスト

6/19(日)時点では・・・。
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1台しかありませんでした。

しかし、7/2(土)に来てみると・・・。
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えっ?2台?

何か違うのかな?と思って見比べてみても・・・。
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両方とも、左の投函口は「手紙・はがき」で、右は「大型郵便」で同じに見えます。
収集時刻も同じ模様。
一体、何が違うのか、気になって夜も眠れません。

強いて違いを挙げるとするならば・・・。
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左のポストのポスト番号が「906」。

右のポストは「907」 。
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だからどうなのかは、よく分かりませんが。

ポスト1台だとすぐ満杯になってしまうから、2台に増やしました、ということなんでしょうかねえ。
たしかに、ポストが設置されてから、特に海外の人々が郵便物を投函しているのを時々見かけます。

ひょっとして、消印が違うんじゃないの?
(¬_¬) ←誰?

実は、ヒコーキが乗っかっている方の郵便ポストは、ヒコーキの消印だったりするかなあ?

じゃあ、というわけで、両方のポストに実際に郵便物を投函して調べてみることにします。
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空港内のコンビニで、封筒と82円切手2枚を購入。
本当は、お安い官製ハガキのほうが良かったのですが、売っているところが見当たらず。
絵葉書はお高いので、空っぽの封筒のほうがトータルでは安上りになると判断。

「右」と目印をつけた空っぽの封筒を右のポストに投函。
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中身がカラッポの手紙を投函するのは、これが初めてです。

「左」と書いた封筒を左側へ。
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無事に家に届きますように、パンパン。

そして2日後・・・。
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2通とも、同時に届きました!
配達時間に差はないようです(そりゃそうか)。

で、注目の消印は・・・。
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やはり、両方とも同じでした。orz

結論:羽田空港国際線3F出発階に設置されている2台の郵便ポストは、両方とも同じ仕様である




羽田空港国際線・訪日外国人向けの秘密兵器その1 「クラウド通訳さん」

2016/07/04
とある夜の羽田空港国際線・到着ロビー(2F)の観光案内所にて。
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時刻は19時30分ごろ。
出国口を出てすぐ右側にある、東京メトロのカウンターです。
外国人用のお得なチケットを求めて、海外から到着したばかりの訪日客が沢山集まっています。
スタッフーの方も、英語が通じない中国人の対応で、ややこじれている様子。

注目は、白いシャツのスタッフーの男性が使っているタブレットです。
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タブレット画面には、別の場所でスタンバっている通訳さんが映っています。
お客さんの中国語を、画面の通訳さんに翻訳してもらって、やりとりをしているようです。
つまり、通訳さんを交えたテレビ電話会議。
これは、なかなか画期的なシステムです。

<会話例>
中国人客「&!%%&”!v?」
画面の通訳 「新橋に行きたいとおっしゃてます」
スタッフー「じゃあ、モノレール経由のほうが良いとお伝えください」
画面の通訳 「&%$&%!#(中国語)」

音声だけではなくて、画面で相手の表情を見てお話しできる、というのも話し易さに一役買っています。

そういえば、最近の2F到着階中央に移転した案内カウンターにも・・・。
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机の上の中央部をよく見ると・・・。

カメラつきのタブレット端末がいます。
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こちらはまだ稼働しているところを見たことがありません。
たぶん、先ほどと同じように「クラウド通訳さん」が使える仕組みと思われます?

※2015/7/6追記:手話通訳システムとのこと

レンタカーのカウンターにも同様なタブレットがありました。
でも美男美女の案内スタッフーの皆さんの語学スキルだけで、大半のご相談は解決してしまう様子。

ともあれ、外国人ビジター客向けに、ここまでのサービスを準備している空港は、世界でもまだ殆どないと思われます。
こういう実用的で先進的なサービスが話題になれば、さらに空港のランキングも上がってくるかも知れませんね。




羽田空港国際線の七夕とTEDx Haneda 2016の編

2016/07/02
先週の日曜に、国際線ターミナル4F江戸小路を彩っていた紫陽花は撤去されて・・・
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来場者の方々にプレゼントされました。
あっという間に品切れ。

早速、七夕の笹が設置されました。
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もう1年の半分が終わってしまいましたねえ。

願い事の筆記用デスクも設置されました。
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皆で短冊に願い事を書きましょう。
短冊は、国宝仙台大崎八幡宮に奉納されるのだとか。

で、笹が設置されてから、1週間後。
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願い事の短冊がたわわに実りました。
日本語のみならず、中国語、英語、ハングル語など各国の願い事がしたためられています。
織姫・彦星様におかれましては、各国語を解釈せねばならず大変です。

展望デッキのある5Fにも笹の葉が登場。
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こちらにも、沢山の願い事が書かれています。

7/2(土)は、それに加えて「TEDx Haneda2016」イベントが開催されていました。
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「TED」は、世界的に有名な英語のプレゼン・イベントです。
英語のリスニング・スピーキングのお勉強に使っている方も多いのだとか。
詳細は公式サイトへ。

そのTEDが、2016/7/2の羽田空港国際線の「TIAT SKY HALL」で開催されました。
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会場に入れるのは、招待券を持った方のみ。
中の様子を伺っていると、ブロックされます。
ぐすん。

でも、5Fにライブ・ビューイング会場が設置されていました。
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会場の中の様子が生中継されており、無料で鑑賞可能。
ごろ寝ソファも設置されていて、自由な感じです。
日本語字幕がないので、半分ぐらい意味が分かりませんでしたが・・・。

お祭り広場にも、スクリーン設置。
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しかしスクリーンに直射日光が当たってしまい、映像がよく見えない・・・。

こちらが、今流行りのVR(Virtual Reality, 仮想現実)コーナー。
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ゴーグルを装着すると、TED会場舞台の袖にいるロボットのカメラ視点からの映像が3Dで映し出される、というもの。
慶応大学の学生さんにご説明頂き、実際に体験させてもらいました。
首を上下左右に動かすと、現場にいるロボットの首も連動して動くので、あたかも会場にいるかのような体験ができます。
ただし、ネット経由で映像を伝送するため、遅延があるのがやや違和感。
でも臨場感があって、おおっ!という感じは体験できます。
最近色々なVRが流行ってますねえ。

このTEDイベントは7/2(土)のみの開催。
七夕イベントは7/7(木)まで
七夕の気分を味わいたい方は、24時間涼しくて快適な羽田空港国際線へどうぞ。

ちなみに、去年(2015年)の七夕の様子はこちら。
2015年7月の羽田空港いろいろ




羽田空港に関するお役立ち情報、ラウンジ情報、空弁実食情報、深夜の過ごし方など