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お盆の羽田空港いろいろ2016

2016/08/11
今年から新しく加わった休日「山の日」の今日、いよいよお盆休みがスタート。
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羽田空港国内線第1ターミナル・出発ロビーは沢山の帰省客で賑わっていました。

羽田発の国内線の便は、軒並み満席。
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航空各社の書き入れ時となっております。

出発ロビーの北ウイングと南ウイングには氷の塊が登場。
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子供たちに大人気です。
「ひゃ~冷たい~」
ベタベタ触られまくりで、すぐに溶けてしまいそうです。

氷の内部には、カラフルな飛行機が閉じ込められています、
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機材はボーイング747-400と思われる。

「空弁」も飛ぶように売れるので・・・。
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売り場に置ききれないぐらい大量入荷。
ガンガン売れて、ドンドン補充されていきます。

そんな中・・・。
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第1ターミナル搭乗口Bの脇に、鶴丸印の台の上に置かれた謎のスピーカーを発見。

これがソレ。
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これはサウンドファン(株)様が開発した「ミライスピーカ」なる特殊なスピーカーとのこと。
仕組みは難しくてよく分かりませんが、離れた場所でも難聴者によく聞こえる音を発せられるものなのだそうな。
私が見に行ったときには、通常のスピーカーからも館内アナウンスが流れていたので、このスピーカーが稼働していたのかどうか、良く分からず・・・。
詳細は、トラベルWatch様のこちらの記事をどうぞ。

続いて、第1ターミナル1F到着階へ。
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こちらは、そんなに混雑していない様子。

長らく工事中だった、到着階北ウイング側の「多目的レストルーム」が完成していました。
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茶色い円柱状の構造物が目印です。
以前にレポートした南ウイング側の多目的レストルームと同じ仕様のものになります。
広い障がい者用トイレの他に、着替え専用のスペースもあって便利です。
この改修工事の設備投資額は「4億円」とのこと(日本空港ビルディング・2016年3月期決算「プレゼンテーション資料」P.44より)。
4億円、と言われても、多いのか少ないのかよく分かりませんが。
清掃が行き届いていて非常にキレイなトイレですので、用を足すためにはるばるここにやってくる価値アリ?です。

***

続いて、お楽しみの国際線ターミナルへ移動。
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「江戸舞台」では、地元大田区出身の書家・金澤翔子さんによる、書道パフォーマンスがありました。

今年の文字は「平和の祈り」
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最近は物騒なニュースが多いので、平和な世の中であって欲しいです。

江戸小路の土産物屋「EDO食賓館」では・・・。
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店員のペッパー君が、人間関係に悩んでいました。
・・・というわけではなく、充電が切れてお休み中(たぶん)。

3F出発ロビー税関の「カスタム君」のチェックも忘れずに。
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夏祭りのはっぴを着用中(いつもは裸)。
こういう細かいネタを仕込んでくるので、要注意です。

夏祭りといえば・・・。
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今年の「夏だ!はねだ江戸まつり2016」は、8/26(金),8/27(土),8/28(日)に開催とのこと。
去年と同じく「はねだ江戸音頭」の盆踊りが実施されるとのこと。
「ハッ、ハッ♪ は~ねだ、江~戸まっつり~♪」の踊り方講座は、はねだ江戸まつり公式サイトからどうぞ。

羽田空港国際線・羽田に居ながらにしてフィリピンを体験。フィリピンフェア2016

2016/07/30
梅雨が明けて、いよいよ本格的な夏が到来した羽田空港。
この今月最後の週末に羽田空港国際線で開催されている催し物がこちら。

「フィリピンフェア」
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「TIAT WORLD CULTURE EVENT」の一環とのこと。

羽田空港国際線(TIAT)では、就航先の国を紹介するイベント「TIAT WORLD CULTURE EVENT」が、毎年地味に行われています。
私の知る範囲では・・・

が過去に行われました。
飛行機に乗らなくても、空港に行っただけで海外に行った気になれるという素敵な企画です。

今年はフィリピン国交正常化60周年ということで、フィリピンフェアが行われることになったのだとか。
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4F江戸小路から5Fにかけて、さまざまなアトラクションや展示が待ち構えています。
フィリピンにはまだ行ったことがないので、どんなところなのか興味深し。

まずは、アイスクリームのカラフルな屋台が登場。
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フィリピンでよく見かけるものなのだそうな。
インドネシアの移動式屋台「ワルン」に似ています。
こういう庶民的なモノがあると、グッと引き付けられます。

こんなような記念撮影コーナーもあり。
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フィリピンといえば、セブ島に代表される美しい海、ですよねえ。

フィリピンの観光PRの立て看板の数々。
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なぜか「Davao」推しです。

お好み横丁も「Davao」推しです。
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フィリピン・ダバオの美しい風景の写真が展示されています。

キレイな海だけではなく、山や渓流など色々な見どころがあるようです。
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いかん、だんだんフィリピンに行きたくなってきた・・・。

江戸舞台では、フィリピンのダンスや楽器演奏などなど。
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秋元才加さんのトークショーもあり。
お母さんがフィリピン人というつながりなのだそうな。
マニヤックなオススメ・スポットなどの情報があり、楽しめました。

「カダヤワン祭り」のフィエスタ・パレードもあり。
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ケチャケチャケチャ・・・♪
羽田日本橋をフィリピン衣装の人々が練り歩きました。

5Fお祭り広場では「バンブー・ダンス」体験が可能。
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ガチーンと、挟まれたら痛そうです。

その他に、お祭り広場近くでは、ささやかながらフィリピンの物産展も開催。
記念に筆者好物のマンゴージュースを購入。
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家に帰って、よく冷やしてから頂くことにします。
日本に輸入されているマンゴーの多くはフィリピン産なのだとか。

そして恒例の観光案内のブースもあり。
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フィリピン各地の観光案内パンフレットを入手可能。
フィリピンの観光関係っぽい方や、フィリピン人っぽい方もいらっしゃいました。
旅行ガイドブックには載っていないようなマニヤックな情報も入手できそうです。
フィリピン・マニヤには、たまりません。

フィリピン航空のBカウンターを何となく見に行ってみます。
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ちょうど15:20発のマニラ行きPR421便の搭乗手続きが行われていました。
フィリピンに行きたくなったら、ここで航空券を購入してマニラへどーぞ。

羽田からフィリピン・マニラへは所要約4時間30分で、

  • フィリピン航空が1日2便
  • ANAが1日1便

の合計1日3便が運航中です。(2016/07現在)

というわけで、飛行機に乗らなくてもフィリピンを体験してみたい、という方は羽田空港国際線へどうぞ。
この「フィリピン・フェア」は7/31(日)の19:00まで。

羽田空港国際線・「ほおずき」の後は「風鈴」大量発生中の編2016

2016/07/24
羽田空港国際線4F江戸小路にて。
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初夏を彩っていた「ほおずき」は撤収され・・・。

午後2時より、その「ほおずき」の無料配布が開始されました。
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TIAT様からの施しじゃ~。
というわけで、長蛇の列が出来ていました。

***

そしてその翌日。
日曜日の羽田空港国際線・展望デッキは、さわやかに快晴。
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夏休みが始まったこともあって、家族連れの姿が多く見られました。

心地よい海風が吹くたびに、チリン、チリンと涼しげな音色が聞こえてきます。
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その音色の発生元は、こちらの風鈴たち。
展望デッキへの左右の出入り口2箇所に設置されています。
これは昨年(2015年)には無かった趣向。

風鈴のために、専用の木枠が組まれています。
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1箇所に備え付けられている風鈴の個数は44個。
風鈴の風を受ける短冊1枚1枚が、きっちりとビニールでカバーされているので、雨水対策も万全です。

昨日まで「ほおずき」だった、4F江戸小路には・・・。
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おぉ~、壮観。
朝顔(造花)と風鈴が大量発生中。
これも昨年は無かった装飾です。

よくよく見ると、風鈴は一種類ではなく・・・。
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こちらは、ガラスの風鈴。

カゴのようなものに入った風鈴もあります。
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色あいも何種類かあるので、かなりの種類の風鈴がある模様。
風鈴マニヤにはたまりません。

軒先の朝顔にも、しっかりと風鈴が取り付けられています。
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この部分の風鈴は、昨年(2015)も取り付けられていました。
屋内は無風なので、これらの風鈴が音を奏でることは殆どありません。
それを受けて、「じゃ、今年はお外で風鈴の音を鳴らしてみようぜ!」
ということで、展望デッキの企画になったものと勝手に想像。

お好み横丁の「朝顔のついたて」にも・・・。
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沢山の風鈴が取り付けられています。
それにしても、スゴイ数の風鈴。
これ1個1個、手作業で取り付けたんでしょうけど・・・。
かなりの手間暇がかかったことでしょう。

MOS CAFE付近の端っこにある朝顔にも・・・。
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抜かりなく風鈴がついています。
あまり人目のつかない場所にある朝顔にも、漏れなく風鈴が取り付けられている様子。
さすが、プロですねえ。
というわけで、いよいよ本格的な夏に向けて準備が整った羽田空港国際線でした。

羽田空港国際線・本館側ANAラウンジのシャワーを利用するの編

2016/7/16
香港行きの深夜便に搭乗すべく、羽田空港国際線ANAラウンジに滞在中。
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今回(後編)は、本館側ANAラウンジのシャワー体験記などです。

前回のお食事編はこちら。
羽田空港国際線・久しぶりに本館側の国際線ANAラウンジの編

ちなみに、こちらが2016年7月現在のANAラウンジの営業時間の案内。
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羽田空港国際線には、2箇所のANAラウンジがあり、

  • 本館側(今回レポートしている方のラウンジ)の営業時間は5:00~25:00
  • 別館側ANAラウンジの営業時間は6:30~13:30

とのこと。
別館側(本館とサテライトの間にある建物)の4FにあるANAラウンジは午前中のみの営業。
なので夜の時間帯は、本館側のANAラウンジ一択です。
(ただし、今後のダイヤによっては、営業形態が変更される可能性あり)

一方のJAL(One world)陣営は、夜でも本館と別館両方のサクララウンジが使える上に、キャセイラウンジも使えます。
なのでJALラウンジのほうが、ANAラウンジよりも混雑度が低い印象です。
(しかし、JALは羽田発香港行きの深夜便を運航していない・・・)

話を戻して、金曜夜の21:30ごろ。
ANAラウンジの受付の方にシャワーを使いたい旨を申し出ると・・・。
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なんと20人待ちとのこと。
呼び出し機を渡されて、順番待ちを余儀なくされました。
搭乗便は1:25発で時間はたっぷりあるので問題ないですが。

シャワー待ちの間に・・・。
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ラウンジ内の複合機で、香港のホテルのバウチャーを印刷。
コンビニだと有料ですが、ラウンジだと無料で印刷できて助かります。
家で、あらかじめUSBメモリにPDFファイルを入れておくと、そのまま印刷できて便利です。

最も混雑する夜22時台のANAラウンジのお食事処は戦国時代。
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多くの旅客が利用するため、凄まじい勢いで食料が無くなっていきます。

ラウンジスタッフーさんも、忙しく補充するものの、間に合いません。
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こんなような状態。
夜24時を過ぎてお客さんの数が減ってくると、回復してきますが、一部品切れのものもありました。
ANAラウンジ食は、できるだけ早い時間に行っておくのが良さそうです。

23:30ごろ。
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2時間近く待って、ようやくシャワーの順番が回ってきました。

シャワー室は全7室。
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今回は1番ルームを利用。

受付のスタッフーの方からシャワー室のカードキーを受け取ります。
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カードキーと引き換えに、搭乗券を受付に預ける仕組み。
なので、カードキーは必ず受付に返却しましょう。

シャワールームは広々。
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洗面台にトイレもあり。
椅子もありますので、座って髪を乾かすことができます。
ただし、「混在しているので、1人20分程度のご利用でお願いします」とのこと。
うーん、私のようなオッサンなら20分でもギリギリいけますけど、女性の方だと辛いのでは?
まあ、20分を少しオーバーしたとしても、すぐに催促されることはないでしょうが。

かなり小型ではありますが、スーツケース台あり。
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機内に持ち込めるサイズのスーツケースが置けるので、これで十分なはず。

スリッパあり。
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やや薄めではありますが、靴を脱げるので助かります。

カゴの中には、フレッシュな各種タオル類。
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アメニティ類はメチャ充実しています。

アメニティ その1
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メイク落とし、化粧水、乳液、洗顔ミルク、シェービングクリーム。

アメニティ その2
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櫛、ヘアブラシ、歯ブラシセット、髭剃り、コットンセット、おじさんにはあまり縁のないシャワーキャップ。

アメニティ その3
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そして、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
ありとあらゆるアメニティ類がてんこ盛りです。

シャワーブースも広々で清潔。
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ホースタイプのシャワーと、頭上シャワーもあります。
ツマミの操作を誤ると、お約束の「頭上から冷や水」→「ドッヒャー」になりますので、気を付けましょう。
お湯の勢いは十分にあり、全く問題ありません。
日本のラウンジの水回りの強さは世界一と言っていいでしょう。

ドライヤーはパナソニックのEH-NA20。
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マイナスイオン発生器付きで、しっとりと髪を乾かすことができます。
業務用のドライヤーほど強力ではないので、髪の長い方は乾かすのに時間が掛かるかもしれません。

送風機も設置されています。
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湯上りの火照った体を冷ますのに便利です。

慌ただしくシャワーを済ませて、サッパリした後は・・・。
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生ビールをギュイーンと頂きます。
極上のひととき。

巻き寿司、オニギリは品切れになり・・・。
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焼きおにぎりに変わりました。
ビールのお供に最適です。

「御柱祭り」の特集番組に見入っている欧米人。
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興味深々に見入っている様子を、興味深く観察させていただきました。

そして、深夜0:45ごろ。
香港行きのANA深夜便、NH839の出発時刻1:25が迫ってきたので、ラウンジを後にしました。

というわけで、夜の羽田国際線ANAラウンジ(本館側)のレポートでした。
感想としては・・・。

  • ヌードルバーに「とんこつラーメン」が加わって、さらに充実。
  • 2014年3月の本館増床工事により、面積が約1.5倍に広くなってGOOD
  • お食事処も2箇所に増えてGOOD
  • しかし、それでも22:00~23:00台にかけては出発のピークのため、かなり混み合う。
  • シャワー室は夜9時以降は、約2時間待ちで飽和状態だった(金曜夜だから?)

ピーク時の混雑緩和が今後の課題でしょうかねえ。
2016年10月下旬から、昼間の米国枠の運航が始まれば、現在深夜発で運航している便の一部が昼間時間帯に移動するので、少しは混雑が解消されるかもしれません。

その他のラウンジの体験記はこちら
羽田空港のラウンジ体験記事の一覧

その他のシャワー設備の体験記はこちら
羽田空港でシャワーを浴びることができる場所

羽田空港国際線・久しぶりに本館側の国際線ANAラウンジの編

2016/7/16
深夜1:25発の香港行きのANA便に搭乗すべく、羽田空港国際線・出国エリアを探検中。
前編はこちら。
羽田空港国際線・出国エリア本館110番~105番ゲート付近をウロウロするの編2016

21:00ごろ。
お腹がペコペコなので、そろそろANAラウンジに入ることにします。
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最近はJAL利用が多かったので、久しぶりのANAラウンジにワクワク。
本館側のANAラウンジに入るのは、実に4年ぶり4回目。
2014年3月に国際線ターミナルが拡張されてから、初めての訪問になります。
内部がどのように変わったのが楽しみです。

受付で航空券を提示して、内部へ突入。
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おお~。
壁を這う青いラインがANAっぽいです。

そしてショウウインドウには・・・。
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絶賛コラボ中のスター・ウォーズのキャラが展示されています。
マニヤにはたまりません。

ラウンジ内部へ。
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柑橘系の心地よい香りが漂う快適空間。
2014年の拡張工事によって、入って左側の奥の空間が、さらに奥に広がった模様。

こんなような、和な感じのオブジェも登場。
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色々と変化点を見つけるのが楽しいです。

新しく出来た左奥のゾーンへ進みます。
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おっと、コンセント付のカウンター席が出来ている。

さらにお食事処も新設された模様。
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入って右のお食事処よりは規模は小さいものの、食品の種類はほぼ同じです。
多くのお客さんが、入って右にすぐ見えるお食事処に殺到してしまいます。
こちらのほうが人が少なくて快適です。
ただし「うどんバー」はこちら側にはありませんので悪しからず。

以前よりも、ラウンジ面積が1.5倍ほどに広がった印象。
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空いている時間は、広々としていて快適です。

しかしながら、夜の10時から11時にかけての最も混雑する時間帯は・・・。
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広いラウンジも、ほぼ満席になります。
羽田国際線発着枠がANAへ傾斜配分されたため、ANAの利用客が非常に多いのです。

まずは、ANAご自慢の「ヌードル・バー」へ。
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混雑しないうちに、一品頂いておきます。

こちらがそのメニュー。
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メニューのラインナップは・・・。

  • きつねうどん・そば
  • 山菜うどん・そば
  • かき揚げうどん・そば
  • カレーうどん・そば

そして・・・

ムムッ!新メニュー発見。
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ついに「とんこつラーメン」も提供開始、ですか。
外国人旅客様に人気、とのことで追加されたのでしょうかね。
これは試してみるしかありません。

激しく入手 (*゚∀゚)=3
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麺は、本格的な博多トンコツの極細麺ではなく、汎用的な中太麺ではありますが、マイルドなトンコツ風味でそこそこウマウマです。
これだけで満腹にならないように、小ぶりな器で提供されます。

では、メインのお食事コーナーへ。
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午後9時ごろなら、まだお客さんの数も少なくマッタリしています。
今がチャンス。

サラダバーは健在。
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忙しい時間帯になると、激しい争奪戦が繰り広げられ、あっという間に空になります。
早めに摂取しておきましょう。

海苔巻き、稲荷寿司、梅おにぎりもあり。
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スシは外国人旅客に人気です。

デザート系。
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フルーツポンチ、クッキーなどなど。

鶏のから揚げと、ジャーマン・ポテト。
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ビールのおつまみに最適です。
欧米ファミリーが、お皿に山盛りにして持って行ってしまったため、アッという間に枯渇(怒)。

その代わりに「チキンのクリーム煮」が登場。
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これもウマウマですが、から揚げのほうが好きかも・・・。

こちらは「野菜のオリーブ・オイル・ソテー」。
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やや薄味ですが、素材の味を引き出していてヘルシーな感じです。

「ANAカレー」もあります。
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JALサクララウンジのJALカレーは「高級店のカレー」な感じなのに対して、こちらのANAカレーは「家庭のカレー」な感じです。
大きなお肉やジャガイモなどの具材がゴロゴロ入っていて美味。

以上の他に、ソース焼きそば、パン類、オニオンスープ、サンドイッチなどもありました。

各種を少しずつゲットして、頂きま~す。
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極上の晩御飯(涙)。
この時のために、長くて辛くて苦しいお仕事を耐え忍んできた甲斐があったというものです。

長くなってしまったので、次回、シャワーその他設備編へ続く。

羽田空港国際線・出国エリア本館110番~105番ゲート付近をウロウロするの編2016

2016/07/16
海の日の3連休を利用して、羽田から香港に行ってきました。
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その際、羽田空港国際線の出国エリアを体験する機会に恵まれましたので、そのときのレポートです。

今回の重点攻略ポイントは

  1. 出国エリア本館側110番~105番ゲート付近の探索
  2. 久々に本館側ANAラウンジに潜入捜査

の2点。
まず本記事では(1)についてお届けしようと思います。

今回の探索ルートはこちら。
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中央出国保安検査場から入ります。
入ってすぐのところに、110番ゲートがあります。
ここから右手方向に進み、端っこの105番搭乗口まで探索します。

というわけで、金曜の夜19:30ごろ。
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仕事を早々に切り上げ、喜び勇んで羽田空港国際線へ。
速攻で出国審査を抜け、ヨダレを垂らしながら保安エリアにやってきました。
搭乗するANAの香港行き夜行便のNH839は深夜1:25発。
出発まであと6時間もありますワーイ。

夜7時台の出国エリアは、まだお客さんはまばら・・・。
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早く到着しすぎたかな。
イヤイヤ、こういう時間だからこそ、じっくりと保安エリアを堪能させて頂くことができます。

主力免税品店こと「TIAT DUTY FREE SHOP」
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香水のいい匂いが、旅行気分を盛り上げてくれます。
ただし当方は小市民のため、今までこの「免税品店」でお買い物をしたことは一度もありません。
お高いお酒やブランド物がメインで、庶民の私には手の届かないものばかり・・・。

でも、こういう空港直営の店舗って、儲かっているの?
(¬_¬) ← よく分かってない人

はい、ガッチリ儲かっているようです。
東京国際空港ターミナル(TIAT)公式サイトの「企業情報」に激しくアクセスしてみましょう。
最新の「第10期(2015年度)事業報告」のデータを基に、営業収入の内訳を円グラフにしてみます。
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2015年度の営業収益合計は708億円。
なんとその6割近く(422億円)が「商品売上収入」、つまり空港直営の物販店の売り上げで占められています。
2015年度は「爆買い」効果もあり、特に物販部門が好調だったとのこと。
航空券を買うときのドサクサに紛れて徴収される「施設利用料収入」をはるかに上回っています。
空港のメインの収入源って物販だったんですねえ。

それはさておき、出国エリア内の探索を続行。
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110番搭乗口では、ソウル金浦行きNH867便の最終の搭乗案内を致しております。
トランシーバーを持って走り回るANAの職員の方の姿もあり。
空港にキター感が感じられます。

飲食店「HOKKAIDO KITCHEN」
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店舗の外にもテーブルと椅子が設置されました。
利用者が増えて来て、混雑時はテーブルが足りなくなってきたんでしょうかね。

そこかしこにACコンセントが潤沢にあります。
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飛行機を待つ間、充電し放題で大変便利な神設備です。

「Udon」の文字を発見。
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うどん店「うららか」。
各種うどんの他に、親子丼、鳥そぼろ丼も取り扱っています。

うどん屋「うららか」の利用方法の説明書きあり。
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英語、中国語、ハングル、日本語の4か国語表記。
イラストつきで分かりやすいです。
食べ終わったら、自分で容器を返却口に持っていく、というのは日本独特。
海外のお客さんの扱いに慣れてきた様子です。

さらに奥へと進行。
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夜8時台は、まだ出発便の数が少ないため、お客さんの姿もまばら。

107番搭乗口を過ぎたところに・・・。
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最南端の売店「BOOKS AND DRUGS」あり。
この先に売店はないので、お買い物はここで済ませましょう。
店内には「地球の歩き方」など各種ガイドブックもあります。

そしてこの先は・・・。
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ひたすら椅子が並んでいます。
・・・と、思いきや。

ムムッ!(川平慈英風に)
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セパレートされた空間を2つ発見。

最近になって導入された「リクライニング・チェア」です。
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コンセントもあるので、仮眠しながら充電もできるという神設備。

少し離れたところに、もう2つあり。
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ということは、出国エリア内には、

  • 本館側106番ゲートと107番ゲートの間に、2脚 x 2箇所 = 4脚
  • フードコートとサテライト棟の間に9脚
  • サテライトの143番ゲート付近に4脚

の合計17脚のリクライニング・チェアが設置されていることが確認されました(2016/7/16)。
数はあまり多くはないものの、早朝便利用の方には便利かも、です。
ただし寝過ごさないようにご注意ください。

そして、ゴール地点の105番搭乗口に到達。
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特に何もありません。
どん詰まりまで行きつかないと気が済まない性格なもので・・・。

というわけで、羽田空港国際線・保安エリアの南半分(110~105番ゲート)の探索レポートでした。
少しずつコンセントの増設やリクライニング・チェアの設置など、成田に負けじと地味に施設が充実してきています。
今後ますます便利になってくれることに期待しましょう。

前回(2016/05)利用時の国際線出国エリアのレポート群はこちらをどうぞ。
羽田空港国際線・久しぶりに制限エリアを探索2016 その1
羽田空港国際線・久しぶりに制限エリアを探索2016 その2
羽田空港国際線・JALサクララウンジの朝メニューにも「JALカレー」登場したので実食
羽田空港国際線・朝のキャセイラウンジでフレンチトーストを実食してみるの編

羽田空港国際線・端っこのお店のその後の編

2016/07/16
今年の4月に羽田空港国際線の端っこに出来たお店の様子を、密かに経過観察するコーナーです。

ラーメンフードコート「品達羽田」

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こちらは出発階3Fの京急駅付近に、2016年4月にオープンしたラーメン・フードコート「品達羽田」。
中には3店のラーメン店舗が絶賛出店中です。

以前の記事でご紹介したように・・・。
shinatatsu
国際線の出発階3Fの端っこに位置しています。

モノレールや京急でやって来た多くのお客さんは、赤い矢印の導線に沿って移動するので・・・。
shinatatsu-dousen
導線から外れている「品達羽田」は、お客さんを集めるのが難しい場所にあります。
逆に言うと「江戸小路」のレストランが混雑していても空いている「穴場」でもあるわけです。

店頭では、中国語・英語の音声でお客さんを呼び込むために、秘密兵器「ラジカセ」を投入。
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お店の前を通りかかった外国人客を、少しでも振り向かせようとする作戦。
いろいろ考えますねえ。

開店から3カ月経過して、スーツケースを持ったお客さんが若干増えてきた印象。
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LINE@のアカウントも開設。
口コミやSNSなどで存在が少しずつ広まってきているようです。
LINEは中国本土では見れないので、WeChat(微信)のアカウントも作ったほうがよいかも、ですが。

Airビックカメラ

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こちらは、「品達羽田」とほぼ同時期に到着階2Fに登場した「Airビックカメラ」。

以前の記事でご紹介したように・・・。
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このお店も到着階2Fの端っこに位置しています。

海外から到着したお客さんの多くは、赤い導線に沿って移動して京急やモノレールに乗っていくので・・・。
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導線から外れている「Airビックカメラ」も、お客さんを集めるのが難しい場所にあります。

そんな場所的なハンデを克服すべく・・・。
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4F江戸小路には、広告用ディスプレイを2台も設置。
これから海外に出発するお客さんを、何とか2階に招こうとしています。

こちらは、JALの香港発羽田行きの便に乗ったときに、機内で配っていたビックカメラのチラシ。
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JAL便に乗ったお客様限定の12%ポイント還元サービス、とのこと(2016/5/5当時)。
あのJAL様とも結託して、盛んに営業活動している模様。

その甲斐もあってか?お昼頃のAirビックカメラは結構賑わっていました。
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そのほとんどが中国人旅客の模様。
お昼頃は、中国・台湾・香港からの到着便が集中する時間。
トイレに行く途中に、ついついお店に引き込まれるお客さんが多いようです。
日用品を大量に買い込んで、再び出発階に上って出国していく方々もいました。

お店側も、棚の向きを変えて、外から店内の様子をよく見えるようにしたりと、地味に工夫しています。
あとは、店頭でお菓子や割引クーポンを配ったり。
その結果、以前よりもお店に吸い込まれる人の割合が増えた印象。
うーん、さすがプロですね。

というわけで、今年4月にオープンした2つの「端っこのお店」のその後、でした。
開店当時は閑古鳥だった両店とも、少しずつお客さんを増やしつつあるように見えました。
今後の動向に要注目です。

羽田空港国際線・「ほおずき」と「朝顔」登場の編2016

2016/07/10
今年も「ほおずき」と「朝顔」の季節がやってきました。
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羽田空港国際線4Fの江戸小路では、先週までの七夕の飾りつけが一掃され、夏の装飾に変わりました。

去年(2015年)の様子はこちら。
羽田空港国際線・「ほおずき」と「朝顔」登場の編2015

軒先が「朝顔」になったのも、去年と同様。
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毎年、装飾の付け替え作業ご苦労様です。

今年の新規ポイントは「朝顔のついたて」の登場です。
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面上に、たっぷりと朝顔が絡まっていて華やか。

去年(2015年)との違いは以下の通り。
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棒状の朝顔だったのが面状になって、ボリュウム感UPです。

「はねだ日本橋」の登り口脇の装飾も・・・。
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2016年は、さらに朝顔が増量されました。
毎年、なにがしか少しずつバージョンアップしていきますねえ。

吉野家前のテイクアウト飲食コーナーにも・・・。
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朝顔の装飾が出現しました。
ここには去年何も無かったような。

5Fのお祭り広場にも「ほおずき」登場。
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こちらは、去年(2015年)と配置が変わっただけで、内容はほぼ同じでした。

というわけで、夏に向けて準備万端の羽田空港国際線でした。
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暑さをしのぎに、1日中涼しくて快適な羽田空港へどうぞ。

羽田空港国際線3F・出発ロビーの郵便ポストの数が2倍に増殖の編

2016/07/05
羽田空港国際線3F・出発階JALカウンター前に、今年の3月から設置された郵便ポスト

6/19(日)時点では・・・。
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1台しかありませんでした。

しかし、7/2(土)に来てみると・・・。
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えっ?2台?

何か違うのかな?と思って見比べてみても・・・。
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両方とも、左の投函口は「手紙・はがき」で、右は「大型郵便」で同じに見えます。
収集時刻も同じ模様。
一体、何が違うのか、気になって夜も眠れません。

強いて違いを挙げるとするならば・・・。
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左のポストのポスト番号が「906」。

右のポストは「907」 。
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だからどうなのかは、よく分かりませんが。

ポスト1台だとすぐ満杯になってしまうから、2台に増やしました、ということなんでしょうかねえ。
たしかに、ポストが設置されてから、特に海外の人々が郵便物を投函しているのを時々見かけます。

ひょっとして、消印が違うんじゃないの?
(¬_¬) ←誰?

実は、ヒコーキが乗っかっている方の郵便ポストは、ヒコーキの消印だったりするかなあ?

じゃあ、というわけで、両方のポストに実際に郵便物を投函して調べてみることにします。
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空港内のコンビニで、封筒と82円切手2枚を購入。
本当は、お安い官製ハガキのほうが良かったのですが、売っているところが見当たらず。
絵葉書はお高いので、空っぽの封筒のほうがトータルでは安上りになると判断。

「右」と目印をつけた空っぽの封筒を右のポストに投函。
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中身がカラッポの手紙を投函するのは、これが初めてです。

「左」と書いた封筒を左側へ。
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無事に家に届きますように、パンパン。

そして2日後・・・。
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2通とも、同時に届きました!
配達時間に差はないようです(そりゃそうか)。

で、注目の消印は・・・。
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やはり、両方とも同じでした。orz

結論:羽田空港国際線3F出発階に設置されている2台の郵便ポストは、両方とも同じ仕様である

羽田空港国際線・訪日外国人向けの秘密兵器その1 「クラウド通訳さん」

2016/07/04
とある夜の羽田空港国際線・到着ロビー(2F)の観光案内所にて。
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時刻は19時30分ごろ。
出国口を出てすぐ右側にある、東京メトロのカウンターです。
外国人用のお得なチケットを求めて、海外から到着したばかりの訪日客が沢山集まっています。
スタッフーの方も、英語が通じない中国人の対応で、ややこじれている様子。

注目は、白いシャツのスタッフーの男性が使っているタブレットです。
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タブレット画面には、別の場所でスタンバっている通訳さんが映っています。
お客さんの中国語を、画面の通訳さんに翻訳してもらって、やりとりをしているようです。
つまり、通訳さんを交えたテレビ電話会議。
これは、なかなか画期的なシステムです。

<会話例>
中国人客「&!%%&”!v?」
画面の通訳 「新橋に行きたいとおっしゃてます」
スタッフー「じゃあ、モノレール経由のほうが良いとお伝えください」
画面の通訳 「&%$&%!#(中国語)」

音声だけではなくて、画面で相手の表情を見てお話しできる、というのも話し易さに一役買っています。

そういえば、最近の2F到着階中央に移転した案内カウンターにも・・・。
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机の上の中央部をよく見ると・・・。

カメラつきのタブレット端末がいます。
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こちらはまだ稼働しているところを見たことがありません。
たぶん、先ほどと同じように「クラウド通訳さん」が使える仕組みと思われます?

※2015/7/6追記:手話通訳システムとのこと

レンタカーのカウンターにも同様なタブレットがありました。
でも美男美女の案内スタッフーの皆さんの語学スキルだけで、大半のご相談は解決してしまう様子。

ともあれ、外国人ビジター客向けに、ここまでのサービスを準備している空港は、世界でもまだ殆どないと思われます。
こういう実用的で先進的なサービスが話題になれば、さらに空港のランキングも上がってくるかも知れませんね。