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羽田空港国際線のMOS CAFEが改装されて電源席の数が4倍に増加の編

2017/03/05
先月(2017/02)下旬の羽田空港国際線4Fの「MOS CAFE」。
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密かに(?)改装工事を行うとのことで、閉店していました。
「2/28(火)にリニューアル・オープン」とのこと。

そして、リニューアル後のMOS CAFEはこちら。
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店内のレイアウトが大幅に変わり、お店の中央に8人掛けの大きなテーブルが2台設置されました。
通路の幅が広くなり、広々とした感じがします。
おそらくはスーツケースを持った旅行者が出入りしやいように配慮したものと想像。

木目調の暖かみを感じる中央の8人掛けのテーブルの上には・・・。
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対面の人が気にならないように、目隠しのための鉢植えが配置されています。

そして、この大きなテーブルの縁の部分には・・・。
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各席に1つずつコンセントを装備。\(^o^)/
8人掛けのテーブル x 2台 で、合計16席の電源席が利用可能になりました。
改修工事前の電源席は4席のみだったので、実に4倍に激増したことになります。
(中央のカウンター席以外のテーブル席にはコンセントはないようです)
これで少しでも「スマホの充電がヤバイ難民」の方々が救われるとよいですね。

今回のMOS CAFEのリニューアル工事に合わせて、本ブログの下記の記事もリニューアルしておきました。
羽田空港国際線でPCやスマホを充電できる場所まとめ

羽田空港国際線・到着ロビーに登場した「ポケット・チェンジ」を使ってみたの編

2017/03/04
羽田空港国際線・2F到着階に彗星の如く登場した緑のマシーン。
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「ポケット・チェンジ」という、海外で余った外貨を、Edyなどの電子マネーにチャージできるという画期的なマシーンです。
紙幣のみならず硬貨も対応しているので、細かいお金も余すところなくチャージできるのが特徴。
羽田空港国際線の到着口から出て右に進み、ビッグカメラに向かう途中にあります。

2017/03現在、対応している外貨は・・・。
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日本円(JPY) 、USドル(USD)、ユーロ(EUR)、人民元(CNY)、韓国ウォン(KRW)の5種類とのこと。

大昔にアメリカに出張したときの余りコインが、自宅に大量に保管されているので・・・。
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試しにこれらのコインを電子マネーEdyに換えてみることにします。

  • 25セントコイン x5
  • 10セントコイン x27
  • 5セントコインA x 11
  • 5セントコインB x 3
  • 1セントコイン x 16

全62枚、合計4ドル81セントあります。
米ドルはどのコインが何セントなのか分かりにくいから、つい貯まっちゃうんですよね・・・。
それにしてもマシーンは1セントコインまで、本当に対応しているのだろうか?

では、操作開始。
HND_201702PC_039_R1
最初に自分の国を選びます。

選んだ国によって、変換先の電子マネーの種類が異なる模様。
HND_201702PC_040_R1
日本の場合は、楽天Edy、iTunes、LINEギフトコード、Amazonギフト券、Unicefへ寄付、JCVへ寄付から選べます。
残念ながら、SuicaやPasmoにはまだ対応していないようです(2017/03現在)。

今回は空港内の多くのお店で使える「楽天Edy」を選択。
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コイン入れがパカッと開きました。
1度に投入できるコインは20枚まで、と書かれています。

まずは様子見で、5種類のコインを各1個ずつ、状態の良いものを選抜して投入(合計46セント)。
コインの後に、紙幣も入れることができますが、今回は持ち合わせていないのでコインのみ。

コイン入れの蓋を閉めると、機械の中でガチャガチャ・・・。
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「0.46ドル」と出ました。
おお!
ちゃんと1セントコインまで認識しています。
素晴らしい。
これなら文字通り、余すところなくコインを電子マネーに変換することができそうです。

ただし、日本円換算では「44円」とのこと・・・。
この日の為替レートは1ドル=112円でしたが、このマシーンでは1ドル=約96円。
この差額の一部が、ポケットチェンジ社への手数料になるというビジネスモデルのようです。
なのでレートはあまり良くないようですが、眠っていたお金が少しでも電子マネーに交換できるわけなので、ヨシとしましょう。

で、あとはEdyのICカードを読み取り機にかざして・・・。
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シャリーン♪となってチャージ完了です。
操作がカンタンなのが好印象。

ちゃんとレシートが印刷されます。
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レシートには変換レートなどの記載はなく、単にEdyにいくらチャージされて、残高がいくらになったかだけが書かれています。
ともあれ、少額ではありますが、無事に「44円」がEdyカードにチャージされました。

じゃあ、次は20枚の10セントコインをたっぷり投入♪
HND_201702PC_007_R1
蓋を閉めてガチャガチャ・・・。

しかしながら、今回は「コイン計算中」の表示のまま、長考に入ってしまいました。
「1.9ドル」と表示されているので、最後の1枚を認識するのに苦戦しているようです。

5分ほど待って・・・。
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(ノ∀`) あら、ギブアップですか・・・。
ちょっと無理でしたかねえ。
ここで「はい」を選ぶと、投入した20枚の10セントコインがすべて吐き出されて戻ってきました。
うう、これだとどれが怪しいコインだったのか分からないけど・・・。

この後、キレイなコインを自分で選別するなどして何回かトライしてみました。
沢山コインを入れると「出来の悪いコイン」にヒットする率が上がるので、少しずつ投入して、こまめにチャージしたほうが良さそうです。

公式サイトによると「交換先(のサービス)は順次拡大予定」とのこと。
今後のバージョンアップにも期待したいと思います。

羽田空港国際線に早くも「桜」が登場して、3Fの改修工事進行中の編

2017/02/26
まだ肌寒さが残るものの、羽田空港国際線は快晴。
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展望デッキは沢山の家族連れで賑わっていました。

そんな中、4Fおこのみ横丁には・・・。
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もう「桜(造花)」がお目見えです。
早っ!

はねだ日本橋の階段両脇にも、しっかりと配備。
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「ひな祭り」よりも一足お先に「桜」の登場です。

橋の下には、造花ではない本物の桜がライトアップされています。
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例年どおり見ごたえがあります。

まだ「桜」への切り替え作業は途中のようで・・・。
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一部「梅」が残っているところもありました。
今後、順次置き換わっていくことでしょう。

***

一方、出発階3Fでは・・・。
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以前の記事でもご紹介したように、年度末恒例?のプチ改修工事が赤丸で示した2箇所で行われています。

B,Cカウンター近くの工事は終わった模様。
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以前は仮囲いだったところが「普通の壁」になり、何事もなかったかのようにキレイになりました。

一方のみずほ銀行両替所横の区画は・・・。
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まだ工事中でした(2/26)。

一体何ができるのかな。
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3Fの案内図をよーく見てみると・・・。

工事中の場所に「改装中」のシールが貼られています。
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ビミョーに「海外旅行保険」の文字が透けて見えるような、見えないような。
( ´艸`)

中央出発口の近くにある「海外旅行保険カウンター」の場所にもシールが貼られているということは・・・。
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なるほど!
黄色の矢印のように海外旅行保険のカウンターを移転させて、保安検査待ちのお客さんが並ぶスペースを作ろう、という狙い?
分かり易いヒントありがとうございます。

というわけで、少しでも利便性を高めるべく、地味に改装工事が進行中の羽田空港国際線でした。

羽田空港国際線のインナー・ブランディングのイベントに招待されるという新展開の編

2017/02/24
この日は会社を早めに抜けだして、羽田空港国際線の多目的ホール「TIAT SKY HALL」にやって参りました。
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ここで、国際線ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)様による従業員交流イベント「Be a Team!」が開催されるとのこと。

***

実は、この1カ月ほど前。
TIATの中の方から本ブログ宛にメッセージを頂いておりました。
本ブログを毎回楽しみに見てます(・∀・)とのこと。
あ、ありがとうございます(汗)。
そして何と、このTIATの従業員向けのイベントに特別にご招待いただけるとのこと。
えっ?
私、空港と旅行が好きなだけの、ただの一般ピープルですけど、ホントにいいんですかね?
はい、是非どうぞ(・∀・)とのことなので、お言葉に甘えて参加させて頂くことにしたのでした。

***

というわけで、TIAT SKY HALLの前にて担当者様と合流し、ご挨拶して会場内へ。
いやー緊張しますね~。
ご説明によると、このイベントは

  • TIATのインナーブランディング・プロジェクト「WE ARE TOKYO」の活動の一環
  • 空港で働く様々な業種の人々が一致団結して、よりよい空港を目指すための従業員交流イベント
  • 各業種の業務内容や制服を紹介するカタログが完成したので、そのお披露目会
  • ブログに掲載して頂いてもいいですよ(・∀・)

とのこと。
多種多様な業種の方々で支え合っている空港だからこそ、こうした組織の活性化のための取り組みが重要、ということなのでしょうねえ。

会場の入口にて、そのカタログを頂きました。
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結構分厚いです。

その中身は名刺入れのような感じになっていて・・・。
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エアラインのスタッフの方々のみならず、空港のイミグレ・売店や裏方の方まで、空港に関連するありとあらゆる業種の方々の制服のカードが94枚収納されています。
カードの裏には、その方の仕事道具や業務内容が紹介されています。
業務で工夫している点に他にも、空港の裏話的な内容も盛り沢山で、マニヤのみならず社会人としても参考になります。

イベント参加者の皆様は写真を撮影。
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この後の交流イベント用のカードを作ります。
このカードをお互いに交換して交流を深めましょう、という趣向。
かなり凝ってます。
しばらくすると、エアラインのCA様も来られて華やかな雰囲気になりました。

会場内のパネルには・・・。
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これまでの「WE ARE TOKYO」の活動の紹介などがあり。
過去にはクルーズ船貸し切りイベントもあったりと、かなり力が入っているようです。

「顔の部分が鏡になっている顔はめパネル」もあり。
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左下のパネルは、フィッティングの難易度がかなり高そうですが・・・。

会場内には軽食類や飲み物もご用意。
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ありがたき幸せ。
参加者の皆様も、飲食しながら楽しくご歓談されていました。

ステージ上では、シルエット・クイズなどのイベントあり。
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シルエットだけだと、誰なのか殆んど分かりません(笑)。
こちらも盛り上がっていました。

この後の「交流イベント」で、何名かの方とお話をさせて頂きました。
本ブログをご覧になっているTIATの方も沢山いらっしゃるとのことで、嬉しいような恥ずかしいような・・・。

イベント終了後には、参加者にオリジナルTシャツをプレゼント。
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これはメチャ嬉しいです。
白・黒の2種類があり、それぞれS,M,L,XLの4サイズが選べるという親切。
丁度、自宅で寝巻に使っていたTシャツがヨレヨレになっていたところなので、ありがたく使わせて頂きます。

1時間半ほどのイベントでしたが、日常では経験できない貴重な体験ができて、とてもよい刺激を受けることができました。
TIATスタッフの皆様には、親切なご説明や色々なお心遣いを頂き感謝です。
今後とも本ブログは、引き続き今まで通りマイペースで続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

羽田空港国際線・早くもひな人形が登場して銭湯イベントの編2017

2017/02/18
仕事で疲れた心を癒しに羽田空港国際線へ。
おっ。
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もうですか。

到着階3F中央に、「人形の久月~♪」様のご提供によるひな人形が登場。
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展示位置が去年よりも少し多摩川寄りになりましたが、ひな人形は去年と同じもののようです。

ちなみに去年(2016年)のひな人形展示の様子はこちら。
羽田空港国際線・ルフトハンザのボーイング747-8が2機の編

4Fの江戸舞台にも・・・。
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見事なひな人形が登場。
つい最近、年が明けたばかりだというのに、もうひな祭りの季節なんですねえ。

イルミネーションは、2/14(火)を持って点灯終了となりましたが・・・。
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まだ設備は残っていました。
近いうちに撤収されるものと思われます。
イルミネーション点灯最終日(2/14)には、バレンタイン・コンサートが行われたようですが、お仕事で見ることが叶わず・・・。

と、はっぴを来たスタッフーさんから、チラシを頂きました。
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「羽田空港から銭湯文化を世界に発信!」
とのこと。
5Fお祭り広場で「全国公衆浴場組合連合会」様主催によるイベントをやっている模様。

チラシの裏面は、英語表記。
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果たして訪日外国人様を集客することができるのだろうか。

会場に到着。
HND-2017FEB-042_R31
メイン舞台では、銭湯紙芝居やトークショーを開催。
そういえば、先週もここで紙芝居をやっていたような。
で、銭湯紙芝居は、なんと英語と日本語のバイリンガル対応でした。
ただ、午後のお昼の時間帯は海外のお客さんが少ない時間帯・・・。
日本人のお客さんがほとんどでした。

銭湯グッズの展示や販売もあり。
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レトロな雰囲気で、銭湯マニヤにはたまりません。
銭湯に行きたくなってきました。

喉が渇いたので、アンケートに答えてガラポン抽選会に挑戦。
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「ポカリスエット」か「おーいお茶」が当たりますように、パンパン。

ガラガラ・・・。
「白玉」で「ゆっぽくんティッシュ」でした。ざんねん。

他にも「銭湯画教室」などが開催され、ささやかに盛り上がっていました。
というわけで、最近色々なイベントが多くなってきた気がする羽田空港国際線でした。

羽田空港国際線・毎年2月中旬に見られる大行列の謎に迫るの編

2017/02/12
日曜日の朝9:00ごろの羽田空港国際線・出発ロビーにて。

「混雑度6」
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「中央」と「北」の2か所の保安検査場が両方とも「混雑度6」を記録しています。
「混雑度7」まであるようですが、「7」はまだ見たことがありません。

中央保安検査場の「混雑度6」の大行列がこちら。
HND-2017FEB-025_R12
特に毎年2月中旬の午前9時ごろは、異常に出発保安検査場が混雑することが多いです。

2015年2月に観測された長蛇の列の状況はこちら。
羽田空港国際線・朝8時から9時にかけての保安検査場の混雑状況2015年2月

普段の日曜の朝はそんなに混雑はしないのに。
一体なぜ、いつもこの時期(2月中旬)に混雑するのだろーか。

その考察のために羽田空港国際線・出発便数の時間分布をグラフ化してみます(毎年恒例)。
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横軸が時刻、縦軸がその時刻の1時間の間に出発する便数(国際線のみ)です。
朝10時と、深夜0時に出発便のピークが現れる傾向は去年と同様。
海外に出発するお客さんの多くは出発時刻の約2時間前に保安検査場を通るので、朝8時~9時台が最も混雑する時間になるというわけです。

しかし、これだけだと「なぜ2月中旬の朝は異常に混雑するのか」が説明できません。

そこで登場するのが、次のグラフ。
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さっきのグラフに対して、「春節(2017年は2/4だった)がお休みの国に向かう便」を赤色にしてみました。
(「春節がお休みで羽田から直行便が就航している国と地域=中国・香港・台湾・韓国・ベトナム・マレーシア・シンガポール・インドネシア」としています)

で、上のグラフによると、午前のラッシュ時の便の多くが「春節がお休みの国行き」であることが分かります。
つまり、2月中旬の春節が終わる頃になると・・・。

  • 春節休みを終えて帰国する訪日外国人客
  • 春節明けから仕事(出張)を開始する日本人ビジネスマン
  • 台湾へ「ランタン・フェスティバル=春節の2週間後」を見に行く絶景マニヤ

で赤色の便の搭乗率が増加し、朝の空港の出発ロビーが大混雑になっているものと思われます。
それに対して深夜のピーク時間帯は、欧米やタイ行きの便(青色)が多いので、さほど大行列にはならないわけです。
なあるほど~。

まあ、「謎」というほどの大袈裟なものではありませんが。
自分なりに謎を解明できて自己満足です。

***

ちなみに、こちらは国際線の「到着」便数の時間分布。
ついでに同様な感じでグラフ化してみました。
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到着ロビー側は・・・。

  • 早朝(朝5時~6時)に、欧米・東南アジアからの到着便で中混雑
  • 午前中は閑散
  • お昼ごろになると、朝イチで出発した中華系のお客さんが到着して賑わい始める
  • 午後2時ごろになると、欧米系、東南アジア系のお客さんが増加
  • 夜になると、再び中華系のお客さんで大混雑

というパターンになります。
(悪天候などでダイヤが乱れると、この限りではありません)
特に羽田夜着の場合は、入国のイミグレが混雑すると思われますので、時間に余裕を持って行動するのが良さそうです。
少しでも混雑を避けたい場合は、出入国自動化ゲートの利用者登録をしておくとよいでしょう。

2017年1月タクシー運賃改訂後、羽田空港国際線からJR蒲田駅まで深夜タクシーで行ってみたの編

2017/02/12
去る2017年1月30日より、東京23区、武蔵野市および三鷹市のタクシーの初乗り運賃が410円に値下げされました。

各メディアでも報道されているので、ご存知の方も多いことでしょう。

じゃあ、深夜着の便で羽田空港国際線に到着して終電を逃してしまった場合、タクシーで蒲田までいくらかかるようになったのか。
値下げ?それとも、値上げ?
早速、実際に乗ってみて調査して参りました。

結論から言ってしまうと・・・
羽田空港国際線からJR蒲田駅東口まで(深夜割増料金)

  • 以前(2013年)は2600円ぐらいだった
  • 料金改訂後(今回)は2970円かかった

というわけで、今回は以前より300円以上多めにかかりました(涙)。
乗車中はメーターがどんどん上がって、一体いくらになるのかドキドキしました。
ただし、料金は道路状況や信号待ち時間によって変動しますので、あくまでもご参考程度で。

というわけで、以下その体験記です。

まずは土曜深夜の羽田空港国際線の到着ロビーへ。
HND_midnight_R13
実際は自宅からやってきたわけですが、この時は国際線で今日本に帰国したばかり、という設定で。
到着ロビーは、既に夜明かしの人々でいっぱいでした。

さて、深夜0時ごろ・・・。
いよいよタクシーで蒲田のホテルに向かうことにします。
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タクシー乗り場のある1Fへ。

タクシー料金の変更の説明用立て看板を発見。
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「タクシーご利用の皆様へ」とのこと。
英語の説明もあります。

新しい料金体系の説明もあり(クリックで拡大)
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折角なので、タクシーの新しい料金システムをしっかりと予習していきましょう。

2017/01からどのようにタクシー運賃が変わったかは、以下のとおり。

(1) 初乗り料金
[改訂前] 2000mまで730円
[改訂後] 1052mまで410円

(2) 加算運賃
[改訂前] 280mごとに90円ずつ加算
[改訂後] 237mごと80円ずつ加算

(3) 時速10km以下の場合 (信号待ちや渋滞の場合)
[改訂前] 1分45秒ごとに90円加算
[改訂後] 1分30秒ごと80円加算

深夜割増料金 (10:00PM-5:00AM) は「2割増」のまま変わらず、です。

一見値下げに見えるけど(青字)、初乗り以降加算されるまでの距離や時間が短くなっている(赤字)・・・。
これだけだと、トータルで値上げなのか値下げなのかよく分かりません。

一番分かり易いトラベルWatch様の記事によると・・・

  • 約2kmまでの運賃は値下げ
  • 約2km~約6.5kmは値下げになる場合と、値上げになる場合がある
  • 約6.5km以上は値上げ

になるとのこと(時速10km以下の場合の時間加算は考慮していません)。

ちなみに羽田空港国際線~JR蒲田駅東口の距離は・・・。
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Google Map様の計測によると「6.2km」とのこと。
ちょうど「値上げになる場合と、値下げになる場合がある」距離に該当します。
うーん、ビミョーな距離。
ちなみに国際線から2km以内はほぼ何も無いので「初乗り運賃値下げ」の恩恵を受けることは無さそうです・・・。

では百聞は一見に如かず、ということで、実際に深夜タクシーに乗ってみることにします。

ちなみに、以前にこの記事を書いたとき(2013年)は、国際線からJR蒲田駅東口まで約2600円でした。
さて、今回はいくらになるのか・・・。

タクシー乗り場に行くと、係の人に行き先を訊かれました。

係員 「どちらまで行きますかー?」
私 「蒲田駅まで」
係員 「こちらにどうぞ~」

行先によって、タクシー乗り場が異なるようです。

羽田から乗る場合、行先によっては「羽田空港定額タクシー料金」が適用されるため、と思われます。
「羽田空港定額タクシー料金」の詳細は、こちら(東京都内)やこちら(神奈川県)をどうぞ。
残念ながら、蒲田(大田区)は定額運賃のエリアではないので、普通にメーター料金になります。

タクシーの写真を撮る間もなく、車内へと促され・・・。

運ちゃん 「どちらまで?」
私 「JR蒲田駅の東口までお願いします」
運ちゃん 「JRの蒲田駅ですね。かしこまりました」

というわけで、賃走開始。
初乗り運賃は「410円」でした。
メーターには「割増」の表示があったので、深夜割増料金が適用されているようです。
が、初乗り運賃は2割増にはならないようです。

やがてタクシーは国際線を出て、立体駐車場の横をぐるっと回って、国際線ターミナル近くの最初の信号に差し掛かったとき・・・。
メーターのカウントアップが始まりました。
え?もう増え始めるの(汗)?

410円→490円→570円・・・と、メーターは80円ずつ増えてきます。
あれ?2割増じゃないの?と思いきや、運転手氏によると、2割増になるように加算される距離が短くなっているのだとか。
なので、深夜だとメーターは約190メートル毎にどんどん増えていきます。
蒲田までいくらかかるんだろう・・・。
料金メーターから目が離せません。

やがてタクシーは、天空橋を過ぎて、穴守稲荷のホテルエリアへ。
ホテルマイステイズ前:1290円
ホテルJALシティ前:1370円
東横イン羽田空港前:1690円
でした。
もうこの時点で、前回(2013年)よりも少し割高なのですが・・・。

そして、約20分ほどでJR蒲田駅東口に到着。
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飲み会帰りの酔っ払いが沢山・・・。

そしてタクシーのお値段は・・・。

2970円」でした。
高っ! (><)

料金改定前の前回は2600円程度でしたので、300円以上高くなったことになります。
乗っていて気付いたのですが、信号待ちの時に何度か「時速10km以下の場合、1分30秒ごとに80円加算」されていた気がします。

赤信号のかなり手前で「時速10km以下」に減速していたような・・・。
(¬_¬) ←疑い深い人

ちなみに、JR蒲田駅までの深夜バスの料金は1人560円ですので、3~4人の場合でも料金的にはバスに乗ったほうがお得です。
ただし本数は少ないです(蒲田行きの深夜バスの時刻表はこちら)。
せめて、深夜タクシーで1500円ぐらいになれば、3人なら深夜バスよりお得になるんですけどねえ。

結論:
2017/1/30のタクシー料金改訂で、羽田空港国際線からJR蒲田駅東口まで(約6.2km)の深夜料金は、3000円近くかかるようになった(以前は2600円ぐらいだった)。
※ただし道路状況によって運賃は変わります。

というわけで、この時すでに自宅への終電が終わっていたので、あらかじめ予約しておいた蒲田駅近くのホテルに宿泊・・・。

[終了] 羽田空港国際線に「成城石井」が登場の編

2017/02/05
羽田空港国際線4F・江戸小路にて。
HND-2017FEB-004_R31
いきなり「成城石井」が登場。

2022/11/30追記
期間限定のイベントだったため、現在はありません

沢山の人々で賑わっています。
ここは、改造社書店横の小さなスペースで、いつも期間限定の店舗が出店している場所。
今回の「成城石井」も常設店ではなく、おそらくは期間限定の店舗と思われます。

小さなお店の中央にうず高く積まれた、美味しそうなお弁当類。
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夜の8時半ごろに行ってみたところ、500円前後のお弁当に「半額」のシールが貼られていました。
てことは、250円?
メチャ安っ!
夜10時の閉店に向けて、この時はたまたま激安価格になっていたようです。
ちょっと沢山仕入れ過ぎましたかねえ。

電子レンジが設置されていて、あたためも可。
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お弁当の他にも、成城石井名物のチーズケーキやおにぎり、パン類やお菓子など色々あり。
「機内食まで待てない!」と言いながら、のり巻きをお買い上げになる方もいました。
出発までの時間に、小腹を満たしたい方は是非どうぞ。

羽田空港国際線に「ソラシドエア」初登場の編

2017年1月某日の夜・・・。
羽田空港国際線のBカウンターに、見慣れなぬロゴが登場。
HND-2017FEB-025_R22
カマキリのような緑色のロゴ。
春秋航空やエバー航空では無さそうです。

その正体は・・・。
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ソラシドエア(6J)でした。
1/26~1/31にかけて、羽田-ソウル仁川のチャーター便を4往復運航するのだとか。
普段は国内線でしか見ることができないソラシドエアが、ついに国際線デビュー、というわけです。

この、羽田(HND)-ソウル仁川(ICN)チャーター便のダイヤは以下の通り
6J9167 : HND 22:30 → ICN 1:10+1(1/26、1/27、1/29、1/30)
6J9168 : ICN 2:10 → HND 4:15 (1/27、1/28、1/30、1/31)

ソウル仁川に1:10AMに到着して、その先の交通手段があるかどうかは不明・・・。
お客さんは、若い個人客が多かったです。
韓国人なのか日本人なのかを見分けるのは難しく・・・。

セロテープを用いて製作された、手作り感あふれる案内板。
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エコノミーのみの1クラス構成です。
そもそも国内線用の機材しか保有していないので、ビジネスクラスはありません。

この日の搭乗ゲートは136番。
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バスで行く沖止めのスポットです。
さすがに新参者のチャーター便では、ボーディング・ブリッジは使わせてもらえないようです?

PM9:20ごろ。
寒空の国際線展望デッキにて・・・。
solaseed1
ソラシドエアのボーイング737-800が、トーイングカーに引っ張られて登場。
夜陰に紛れて、ひっそりと国際線に姿を現しました。

JALのお隣の沖止めスポットに到着。
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国際線なのにソラシドエアがいるよ~!
・・・という貴重な光景をカメラに収めることができて自己満足です。

***

おまけ情報。
HND-2017FEB-019_R23
2/3(金)に、国際線ターミナルで「TIAT節分祭2017」が開催されるのだとか。
去年はこんなイベントは無かったような?

  • 「江戸里神楽(って何?)」の上演の後、年男・年女の空港スタッフ様による豆まきあり
  • 鬼の面作りコーナーあり
  • けんちん汁無料配布あり

と、イベント盛りだくさんとのこと。
いいな~。
けんちん汁食べたいです。
日本ならではの伝統行事「SETSUBUN」を世界に発信、というわけですね。
訪日外国人の皆様におかれましては「Why Japanese people!? なんで豆まいてるの?」と興味津々なことでしょう。
私はお仕事で行けませんが、大いに盛り上がりますようお祈り申し上げます。

羽田空港国際線に「アームレスト付き」の椅子が出現の編

2017/01/30
先月(2016/12月)ぐらいから気付いていたのですが・・・。
HND_2017JAN-001_R18
羽田空港国際線の出発前エリアにある椅子たちの一部に異変が。

この部分に注目。
HND_2017JAN-001_R18-2
木製チックなデザインのアームレスト付きのイスが出現しました。

これだと、アームレストが邪魔になって、椅子の上で寝にくい感じです。

椅子の端っこまでアームレストがかかっていないので、片足だけなら何とか伸ばせそうです。

なお、すべての椅子がアームレスト付きになったわけではないので、ご安心ください。
HND_2017JAN-002_R18
今のところ、ほとんどの椅子は、上の写真のような従来通りの「アームレストがないタイプ」の椅子のままなので、特に大きな影響はない感じです。
個人的には、アームレスト無しのほうがイイ気がしますけどね・・・。

で、この「アームレストつきの椅子」の数を数えてみたところ(←暇な人)

  • 2F到着階 : 14脚 (全186脚中)
  • 3F出発階 : 25脚 (全96脚中)
  • 1Fと5Fはすべてアームレスト「無し」の椅子のまま変わらず

でした(2017年1月某日現在。目視で数えたので漏れがあるかも)。
出発階3Fを中心に、比較的人が多く集まる場所に配備されている印象です。
まずは、ちょっとだけアームレスト付きの椅子にしてみて、様子を見てみよう、ということでしょうかねえ。

本ブログでも何度か取り上げていますように、最近の羽田国際線では、特に繁忙期の深夜になると、椅子の上に横になって夜明かしするお客さんで、満席になってしまうことが多くなりました。

この状況において、空港側としては・・・。

  • 少しでも多くのお客さんが「着席」できるように、アームレスト付きの椅子にするべきか
  • 深夜滞在の人が「横になって寝やすい」ように、アームレスト無しの椅子にするべきか

考えた末の苦渋の決断?だったのではないかと、勝手に想像しております。

ただ幸いにも、アームレスト(黄色の部分)の数が「2つ」なので・・・。
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こんな感じで、たくましく寝ているお客さんもいます。
(ヘタクソな絵で失礼・・・)

スーツケースを駆使して、こんな感じで寝ている人も。
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腰がやられそうですが・・・。

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ちなみに、こちらは香港国際空港の出国エリア内で見かけた椅子の写真(2016/12/30撮影)。
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ただの偶然かもしれませんが、似たような位置にアームレストがついています。
このタイプの椅子が、実は業界の流行り?だったりするんでしょうかね。

というわけで、果たしてこの先、この「アームレスト付きの椅子」が増えていくのかどうか、今後の動きに注目してみたいと思います。