終電後に羽田国際線から蒲田のスパに移動して宿泊してみた

2013/06/09
深夜の羽田国際線に、エミレーツとデルタ・シアトル線の就航を見に行ったこの日。
(この日の記事は、こちら
特に用もなく、エミレーツの羽田到着(深夜0:20ごろ)を見守ったこの日。
帰国した人々が帰宅困難になるんじゃないかと心配した、この日。
私自身が、帰宅困難者となりました(汗)。
その後どう夜を凌いだかをレポートします。

すでに終電・終バスも終わって、羽田国際線に取り残された深夜の2時半ごろのこと。
そろそろ眠くなってきたので、蒲田近辺の宿泊施設にでもいくかー、と決意しました。
羽田国際線のベンチも空いていましたが、たまには別の深夜の過ごし方も試してみたい。

でなわけで、1Fのタクシー乗り場へ。
もちろん、深夜でもタクシーは24時間スタンバっています。
タクシー乗り場に近づくと、早速案内の?おじさんが声をかけてきました。

おじ「どちらまでいかれますか?」
私 「えーと、JR蒲田まで」
おじ「ではこちらのタクシーにどうぞ」
私 「JR蒲田まで、おいくらぐらいですかね?」
おじ「さぁー、ドライバーさんに確認してみてください」
私 「・・・。」

行き先によってタクシーが異なるのかよく分かりませんが、とにかく促されたとおりにタクシーに乗り込みます。
「チェッカーグループ」なるタクシー会社のタクシーでした。
タクシー会社にはあまり詳しくないので、いいタクシーなのかどうかはよく分かりません。

私 「JR蒲田駅の東口まで」
ドラ「分かりました」

というわけで、早速賃走開始。
初乗り運賃は710円でした。
料金メーターをドキドキしながら凝視します。
一体、いくらかかるのだろう・・・。
タクシーは羽田空港を出て、穴守稲荷のホテルJALシティ羽田空港の前を通過。
このときメーターはすでに1250円。
そしてすぐに、東横イン羽田空港前を通過。
このときメーターは1430円。
東横イン宿泊の場合にホテルの送迎バスを逃してタクシーで向かうと、これぐらいのお値段になるわけですね。

羽田国際線を出発して15分弱ほどで、JR蒲田東口に到着しました。
なにぶん深夜なので、交通量はほとんどなく、すべるようにドンドン走って到着。
お値段は・・・2600円でした。(※2013/06/09当時)
一人だと割高ですが、4人で乗れば一人あたり650円でまあまあいいかもです。
深夜のJR蒲田駅付近は、24時間営業の吉野家とか飲み屋とかが営業していて明るいです。
24時間営業のネットカフェもありました。

でも、もう少し快適に過ごしてみたい、というわけで、今回選んだ宿泊先は、こちら。

蒲田駅の東口からは、線路をくぐる地価通路を進んだ西口のほうにあります。
基本はスパ施設です。
個室もありますが、予約していないのと、少しお高いので普通にスパを利用することにします。

深夜の3時ごろ。
スパのあるビルのエレベータに乗り込み、フロントのある4階へ上がります。
靴を下駄箱に入れて、鍵をかけます。
その鍵を持ってフロントへ。

私 「1名ですが・・・」
フロ「今からですと、朝9時までのご滞在で3000円のコース料金がございます」
私 「じゃあ、それで」
プロ「かしこまりました」

基本料金は5時間利用で平日2300円・休日2600円で、1時間延長する毎に300円追加、深夜割増料金1050円です。
なので、朝までいる場合は3000円コースのほうが割安になります。
単にお風呂だけサッと入りたいだけの人用には、1時間1200円ぐらい?の別コースがあるようです。
もちろん宿泊したいので、朝までの3000円のコースを選択。

ロッカーの鍵をもらって男女別のロッカールームへ。
ロッカーに荷物を入れて、服を脱いで、大浴場(男湯)に向かいます。
さすがに夜中の3時なので、利用者は私とあと1名のみでした。
蒲田特有の天然温泉「黒湯」が楽しめます。
あまり広くはないですが、サウナや露天風呂もあります。
風呂でサッパリしたあとは、ドライヤーなどで髪を乾かし、サッパリします。

残念ながら館内のお食事処は深夜0時までの営業で、すでにcloseしていました。
ううう、風呂あがりにビールが飲みたい・・・。
フロントの階に戻ると、自販機でビールを販売しているのを発見。
おつまみがないですが、とりあえずビールのみ頂きました。
深夜に何か食べたい場合は、先に近くの吉野家などで夜食を食べてから入館するのがよいでしょう。

ちょっとほろ酔い気分になってきたところで、そろそろ寝るか、というわけで、ロッカールームの先にあるリラクゼーションルームへ向かいます。
リクライニングシートが20個ぐらいあって、仮眠をとることができます。
ここも男女別ですので、ファミリーとかカップルでの利用はあまりオススメできません。
すでに7割ぐらい埋まっていましたが、空席を見つけて席を確保します。
シートには、個別にテレビが付いているし、新聞とかも読めます。
体にかけておくタオルケットもありますが、空調が少しきつめかもです。
あと、ここで席が埋まっていると、寝るところがなくてキツいかもしれませんね。
入館する前にフロントで、寝るところが埋まっていないか確認するのもよいかもしれません。
個室ではないので、すでに爆音のイビキをかいて寝ているオッサンとかいました。
こういうこともあろうかと、耳栓を持参してきててよかった・・・。
タブレットのケースの隙間に、耳栓をペシャンコにして挟んでおいたのをそのまま持ち込んでみました。
タブレットをいじっているうちに、眠くなり、そのまま爆睡・・・。

ふと気がつくと、朝8時でした。
すでに外は明るく、チェックアウトして帰宅・・・。
というわけで、思ったよりも快適に夜を越せました。

天然温泉でサッパリできて、リクライニングチェアでリラックスできるので割りとよいと思います。
ただし、あまり大きな施設ではないので、席が満席になっているかもしれないリスクがあります。
あとリラクゼーションルームは、個室ではないので周囲のイビキの音とかに敏感な方は眠れないかもしれません。
あとは、深夜のタクシー代2600円と、スパ代金3000円をどう見るか、ですかね。

以上、JR蒲田駅にほど近いスパ施設「和(なごみ)」での宿泊レポートでした。
羽田に深夜着の便を利用予定の方で、家まで帰れない方の参考になればと思います。
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その他の深夜の過ごし方は下記の記事をご参考にどうぞ。
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ