2017/03/04
羽田空港国際線・2F到着階に彗星の如く登場した緑のマシーン。
「ポケット・チェンジ」という、海外で余った外貨を、Edyなどの電子マネーにチャージできるという画期的なマシーンです。
紙幣のみならず硬貨も対応しているので、細かいお金も余すところなくチャージできるのが特徴。
羽田空港国際線の到着口から出て右に進み、ビッグカメラに向かう途中にあります。
2017/03現在、対応している外貨は・・・。
日本円(JPY) 、USドル(USD)、ユーロ(EUR)、人民元(CNY)、韓国ウォン(KRW)の5種類とのこと。
大昔にアメリカに出張したときの余りコインが、自宅に大量に保管されているので・・・。
試しにこれらのコインを電子マネーEdyに換えてみることにします。
- 25セントコイン x5
- 10セントコイン x27
- 5セントコインA x 11
- 5セントコインB x 3
- 1セントコイン x 16
全62枚、合計4ドル81セントあります。
米ドルはどのコインが何セントなのか分かりにくいから、つい貯まっちゃうんですよね・・・。
それにしてもマシーンは1セントコインまで、本当に対応しているのだろうか?
では、操作開始。
最初に自分の国を選びます。
選んだ国によって、変換先の電子マネーの種類が異なる模様。
日本の場合は、楽天Edy、iTunes、LINEギフトコード、Amazonギフト券、Unicefへ寄付、JCVへ寄付から選べます。
残念ながら、SuicaやPasmoにはまだ対応していないようです(2017/03現在)。
今回は空港内の多くのお店で使える「楽天Edy」を選択。
コイン入れがパカッと開きました。
1度に投入できるコインは20枚まで、と書かれています。
まずは様子見で、5種類のコインを各1個ずつ、状態の良いものを選抜して投入(合計46セント)。
コインの後に、紙幣も入れることができますが、今回は持ち合わせていないのでコインのみ。
コイン入れの蓋を閉めると、機械の中でガチャガチャ・・・。
「0.46ドル」と出ました。
おお!
ちゃんと1セントコインまで認識しています。
素晴らしい。
これなら文字通り、余すところなくコインを電子マネーに変換することができそうです。
ただし、日本円換算では「44円」とのこと・・・。
この日の為替レートは1ドル=112円でしたが、このマシーンでは1ドル=約96円。
この差額の一部が、ポケットチェンジ社への手数料になるというビジネスモデルのようです。
なのでレートはあまり良くないようですが、眠っていたお金が少しでも電子マネーに交換できるわけなので、ヨシとしましょう。
で、あとはEdyのICカードを読み取り機にかざして・・・。
シャリーン♪となってチャージ完了です。
操作がカンタンなのが好印象。
ちゃんとレシートが印刷されます。
レシートには変換レートなどの記載はなく、単にEdyにいくらチャージされて、残高がいくらになったかだけが書かれています。
ともあれ、少額ではありますが、無事に「44円」がEdyカードにチャージされました。
じゃあ、次は20枚の10セントコインをたっぷり投入♪
蓋を閉めてガチャガチャ・・・。
しかしながら、今回は「コイン計算中」の表示のまま、長考に入ってしまいました。
「1.9ドル」と表示されているので、最後の1枚を認識するのに苦戦しているようです。
5分ほど待って・・・。
(ノ∀`) あら、ギブアップですか・・・。
ちょっと無理でしたかねえ。
ここで「はい」を選ぶと、投入した20枚の10セントコインがすべて吐き出されて戻ってきました。
うう、これだとどれが怪しいコインだったのか分からないけど・・・。
この後、キレイなコインを自分で選別するなどして何回かトライしてみました。
沢山コインを入れると「出来の悪いコイン」にヒットする率が上がるので、少しずつ投入して、こまめにチャージしたほうが良さそうです。
公式サイトによると「交換先(のサービス)は順次拡大予定」とのこと。
今後のバージョンアップにも期待したいと思います。