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羽田空港国際線・深夜滞在派の方はご注意。アームレスト付きの椅子が増殖中の編

2017/08/05
こちらは国際線ターミナルの1F。
HND2017JUL-011_FR1
ついに、この時がやってきてしまいましたか・・・。

1Fにある全ての座椅子がアームレスト付きのものに変わりました。
HND2017JUL-010_FR1
今まではアームレストがないタイプの椅子だったので、横にゴロンと寝転がることができたのですが。
このタイプだと、かなり寝にくいです。

このアームレスト付きの椅子は去年(2016年)の年末あたりから出現し始めていました。
羽田空港国際線に「アームレスト付き」の椅子が出現の編

当時は、国際線ターミナル全体の椅子の1割程の設置に留まっており、今までずっとその状態が続いていました。
しかしながら、今年の7月下旬ごろ、再び「アームレスト付き」の椅子の勢力が拡大。
その結果、2017年8月上旬現在の「アームレスト付き」椅子の設置状況は下記のようになりました。

  • 1Fはすべての椅子がアームレスト付きのものに変更
  • 2Fは半数以上がアームレスト付きのものに変更。シャワールーム側の椅子群はアームレストなし。
  • 3Fはほぼすべてアームレスト付きのものに変更
  • 5F展望デッキ付近の椅子はアームレストなしのまま

というわけで、国際線ターミナル内の大半の椅子が「アームレスト付き」に置き換わってしまいました。

24時間営業の羽田空港国際線ターミナルでは、最近の深夜・早朝便の増加により、徹夜滞在の利用者が増加しています。
そのため、深夜のターミナル内では、椅子の上に横になって仮眠をとるお客さんで一杯になることが多くなりました。
首尾よく自分の椅子を確保できたお客さんにとってはハッピーなのですが、本来3~4人で座れるはずだった椅子が、1名によって占有されてしまうことになります。

きっと、
「アイツが横になって1人で椅子を占有しているせいで、俺らが座れないじゃないか!」
というお客さんが増えてきたのでしょう・・・。
そこで「アームレスト付き」椅子に置き換えることによって、少しでも椅子の上で寝る人を少なくしよう、という苦肉の策に出たものと推測されます。
なかなか難しい問題ですねえ・・・。

こちらは2F到着階。
HND2017JUL-003_FR1
この4人掛けタイプの椅子のアームレスト付きは今回初登場です。
今までは、3人掛けタイプのアームレスト付きしか無かったはず(どーでもよいことですが)。

2F国内線乗り継ぎカウンターがある辺りの端っこには・・・。
HND2017JUL-006_FR1
辛うじてアームレスト無しタイプが残っていました。
でも、夜間は早々に埋まってしまうことでしょう・・・。

というわけで、国際線で深夜滞在を画策している方は要注意ください。
特に夏休みや年末年始期間中、ターミナル内は混雑しますので、深夜・早朝便ご利用の際は、空港の近隣のホテルを確保しておくことをお勧めします。
(すでに満室なことも多いですが・・・)
羽田空港周辺の宿泊施設の体験記

羽田空港・深夜滞在関連のご参考記事
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ
羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法

羽田空港国際線に「アームレスト付き」の椅子が出現の編

2017/01/30
先月(2016/12月)ぐらいから気付いていたのですが・・・。
HND_2017JAN-001_R18
羽田空港国際線の出発前エリアにある椅子たちの一部に異変が。

この部分に注目。
HND_2017JAN-001_R18-2
木製チックなデザインのアームレスト付きのイスが出現しました。

これだと、アームレストが邪魔になって、椅子の上で寝にくい感じです。

椅子の端っこまでアームレストがかかっていないので、片足だけなら何とか伸ばせそうです。

なお、すべての椅子がアームレスト付きになったわけではないので、ご安心ください。
HND_2017JAN-002_R18
今のところ、ほとんどの椅子は、上の写真のような従来通りの「アームレストがないタイプ」の椅子のままなので、特に大きな影響はない感じです。
個人的には、アームレスト無しのほうがイイ気がしますけどね・・・。

で、この「アームレストつきの椅子」の数を数えてみたところ(←暇な人)

  • 2F到着階 : 14脚 (全186脚中)
  • 3F出発階 : 25脚 (全96脚中)
  • 1Fと5Fはすべてアームレスト「無し」の椅子のまま変わらず

でした(2017年1月某日現在。目視で数えたので漏れがあるかも)。
出発階3Fを中心に、比較的人が多く集まる場所に配備されている印象です。
まずは、ちょっとだけアームレスト付きの椅子にしてみて、様子を見てみよう、ということでしょうかねえ。

本ブログでも何度か取り上げていますように、最近の羽田国際線では、特に繁忙期の深夜になると、椅子の上に横になって夜明かしするお客さんで、満席になってしまうことが多くなりました。

この状況において、空港側としては・・・。

  • 少しでも多くのお客さんが「着席」できるように、アームレスト付きの椅子にするべきか
  • 深夜滞在の人が「横になって寝やすい」ように、アームレスト無しの椅子にするべきか

考えた末の苦渋の決断?だったのではないかと、勝手に想像しております。

ただ幸いにも、アームレスト(黄色の部分)の数が「2つ」なので・・・。
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こんな感じで、たくましく寝ているお客さんもいます。
(ヘタクソな絵で失礼・・・)

スーツケースを駆使して、こんな感じで寝ている人も。
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腰がやられそうですが・・・。

***

ちなみに、こちらは香港国際空港の出国エリア内で見かけた椅子の写真(2016/12/30撮影)。
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ただの偶然かもしれませんが、似たような位置にアームレストがついています。
このタイプの椅子が、実は業界の流行り?だったりするんでしょうかね。

というわけで、果たしてこの先、この「アームレスト付きの椅子」が増えていくのかどうか、今後の動きに注目してみたいと思います。