羽田空港第1ターミナル・「羽田ラーメン」におそるおそる行ってみるの編

2015/07/11
羽田空港でしかお目にかかれないお店や食品を紹介する「羽田××」シリーズです。
お昼ご飯を食べようと、国内線第1ターミナルの端っこにやってきました。
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スターフライヤーのカウンターの上の階に「TOKYO CHEF’S DECK」なる飲食店ゾーンがあります。
ターミナルの端っこにはディープなお店がいろいろあって、マニヤにはたまりません。

以前にレポートした「羽田カレー」の横のエスカレータを上がります。
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「羽田カレー」のレポートはこちら。
羽田空港国内線第1ターミナル「羽田カレー」を実食してみたの編

上がってすぐのところに、今回のミッションの舞台である「羽田ラーメン」があります。
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試しに「羽田ラーメン」をググってみたところ、「東京で食べログ最低評価のお店」などという散々な記事がヒットします。
たしかにお客さんは少ない様子ですが、なのに有名人のサインが沢山あるのはどういうことなのだろうか・・・。

入口のメニューの模型。
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代表的なメニューは以下のごとし(税込)

塩ラーメン 950円
醤油ラーメン 920円
味噌ラーメン 980円
豚骨ラーメン 980円
担々麺 1150円

空港なだけあって、お高めの価格設定となっております。
「羽田ラーメン」はあくまでもお店の名前であって、そういう名前のメニューはない様子。

会計システムは・・・。
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食券自販機ではなくて、お揃いのシャツを身にまとった店員さんから食券を先に購入します。
食べ終わったら、すぐに飛行機に乗りに行けるように先払い方式。ということなんでしょうね。

店内の様子。
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他のお客さんは空港職員と思われる人々が数名。
主に空港関係者相手のビジネスモデルなのだろうか。

壁には有名人のサインが沢山。
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「綾小路きみまろ」とか、少し前にブレークした感じの人々のサインが多いです。

今回実食してみたのは、夏季限定の冷やし担々麺 1150円(税込)と餃子セット 300円(税込)。
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「冷やし担々麺」はモチモチの卵麺、豊かな風味の錦糸卵、具材の白髪ねぎもあいまってピリ辛で普通に美味しゅうございました。
餃子も羽根つきでパリっとしていて普通に美味。
いい意味で期待を裏切られました。
でもちょっとお値段がお高いかな・・・。

第1ターミナル(JAL側)にお越しの際は、羽田の少しディープな思い出造りに是非どうぞ。

羽田空港の空弁「宮川本廛・うなぎ弁当」

2015/07/05
今回ご紹介する羽田空港の空弁は、国内線第2ターミナルで入手したこちら。

「宮川本廛・うなぎ弁当」 1296円(税込)
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製造元は、大田区の(株)新宮川様。
以前にご紹介した「宮川本廛・うなぎ焼き鶏弁当」と同じシリーズです。
ちなみに「宮川本廛」は、明治26年に築地で創業を開始したうなぎ屋の老舗です。
国際線ターミナルのお好み横丁にも、テイクアウトのお店を出店しています。

箱側面の蓋をオープンして、お弁当本体を引き出します。
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お箸の他に、特製のタレと山椒が入った小袋を取り出しましょう。

お弁当本体のフタをオープン。
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うなぎは1.5切れ入り。
量は少な目です。
パッケージの記載によると、お米は国産、うなぎは台湾産とのこと。
うなぎは冷えていても柔らかくて美味。
レンジで温めるともっと美味しいと思います。
タレの味はやや濃いめで、これだけでもご飯が進みます。
築地のうなぎの老舗の味を堪能してみたい方は、ぜひどうぞ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国内線第2ターミナル・出発階にANAの荷物自動預け機が登場の編

2015/07/05
羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)の出発階に、近未来型の新兵器登場。
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荷物自動預け機ー♪(ドラえもん風に)
コインランドリーではありませんので、洗濯物を投げ込まないようにしましょう。

これはANAが7/1から日本で初めて導入した全自動荷物預けサービス「ANA Baggage Drop」のマシーン。
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お客さん自身で手続きをして、自分で荷物タグを荷物にくっつけてマシーンの中に吸い込ませる、というもの。
係員さんが介在せずに荷物預けちゃって本当に大丈夫なの?と思ってしまいますが、空港内の集配システムの中で何度もチェックされるため問題ないとのこと。

荷物預けの様子を激しく観察してみます。
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最初はマシーンの扉が開いている状態なので、ここに荷物を置きます。
タッチパネルの指示に従って、航空券のバーコードやANAカード等をセンサーにかざすなどして手続きを行います。

バゲージ・タグが印刷されて出てくるので、これを自分で荷物に取り付けます。
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シールの貼り付け具合など、どれだけ自由度があるのかは不明。
初めてだと、これは敷居が高いかも・・・。

戸惑っていると、係員さんがサポートしてくれます。
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結局は人間が介在せざるを得ません。
完全に全自動にして無人化するのは難しそうです。

扉が閉まって、内部の荷物をチェック中・・・。
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荷物に問題が無ければ、中の台がウィーンとひっくり返って、荷物が中へと吸い込まれていきます。
無事に手続きが終わると、手荷物控えが印刷されて終了。

順調に手続きが進んだ場合、1人が1個の荷物を預け終わるまでの所要時間は平均1分45秒程度でした。
ただ、荷物の置き方やタグの付け方がマシーンのお気に召さない場合は、再度扉が開いてリトライすることになります。
うまくいかなくて、スーツケースを縦に置いたり、横に置いたりと、戸惑っているお客さんも少なからず見受けられました。
まだまだマシーンに改善の余地がありそうです。

お隣には、さらにこのマシーンの導入を進めるべく工事中。
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今年度内に39台を順次羽田空港に導入していく予定とのこと・・・。

その他詳細は「トラベルWatch」の以下の記事をご参照くださいませ。
ANA、日本初の自動手荷物預け入れ機「ANA Baggage Drop」を羽田空港国内線に7月1日導入

このマシーンの導入により、有人カウンターに比べると大幅に人員削減ができることになります。
お客さんにとって快適かどうかは、このマシーンの完成度と係員さんのサポート次第。
これでお盆のラッシュ期間を乗り越えることができるか注目です。
結局は有人カウンターの方が安心&確実のような・・・。




2015年7月の羽田空港いろいろ

2015/07/04
梅雨真っ盛りの羽田空港国際線。
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一足先に紫陽花(あじさい)の撤去作業が行われたのは先週(6/28)のこと。

そして毎年恒例の七夕の飾りつけが始まりました。
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短冊と筆記用具が用意されていますので、空港利用者は誰でも願い事の記入が可能です。
去年も一昨年もやっていた恒例のイベントです。

ちなみに去年の様子はこちら
羽田空港国際線ターミナルの七夕2014

国際線なだけあって、ハングル語の願い事もあり。
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その左の緑色の短冊の願い事は何語だろうか・・・。

国際線5F「お祭り広場」でも笹の葉が出現。
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「はねだ日本橋」が完成してから初の七夕を迎えました。

到着ロビーにも笹の葉が出現。
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こちらは中国語の願い事「旅途平安!」が多かったです。

***

さて、七夕の飾りつけ見学の後は、国際線の羽田日本橋近辺をウロウロ。

ムムッ!(ジョン・カビラ風に)
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国際線4Fの吉野家付近が工事中の模様。
何事かありけん。

貼り紙を激しく確認しましょう。
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「改修工事につき、大変ご迷惑をおかけしております」
「工事期間:6月29日~7月17日」

うーむ、何ができるのか情報はナシ。
この秘密のベールに覆われた背の低い建造物は、一体何なのか。
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気になって夜も眠れません。
7月17日の工事の完成を楽しみに待つことにしましょう。

***

こちらは国際線2Fの到着階。
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韓流スターを待ち構える女性たちが激しく集結。
いつもとは違って座席が撤去されている上に、全員が体育座りでその時を待っています。
かなり有名どころがやってくるのでしょうかねえ。
韓流はあまり詳しくないので、離脱。

***

その後、無料巡回バスにて国内線第1ターミナルへ移動。

おっ!
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徳島県の「すだちくん」とのこと。
しかもパイロット制服コスプレ・バージョンです。
徳島のPRイベントの応援に駆け付けてきた模様。
ゆるキャラグランプリ2014では、堂々の14位というツワモノです。

こちらが第1ターミナル2F中央広場で行われている徳島のPRイベント会場。
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ガラガラ抽選で徳島のいろいろな特産品が当たるのだという。

金色:きらびき工房鱧(はも)鍋セット
銀色:阿波のイケ麺セット
水色:藍染名刺入れ
などなど・・・。

鍋セットは鍋がもらえるのではなくて、鍋の具材のセットです。
家では料理しない人なので、離脱・・・。

というわけで、細かい行事&出来事がいっぱいの羽田空港でした。




羽田空港国際線併設のロイヤルパークホテル・ザ羽田の新メニュー「ステーキランチ」を食してみるの編

2015/07/01
去年(2014年)の9月末にオープンした、羽田空港国際線併設のホテル「ロイヤルパークホテル・ザ羽田」。
早いもので、もうオープンしてから1年が経とうとしています。

そんな中オススメなのが、ホテル併設のレストラン「TAIL WIND」
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お昼の時間(11:00-15:00)は、クオリティの高いお得なランチメニューがあって特にオススメです。
開店当時はお客さんが少なかったものの、「空港関係者割引」作戦が功を奏して、最近は航空会社の制服を着用された職員の方々で結構賑わってきました。

ちなみに前回のランチ訪問時のレポートはこちら。
羽田空港国際線・ロイヤルパークホテル・ザ羽田のエアラインランチがさらにお得に

新メニュー「ステーキランチ 1500円(税込)」が出現しているのを発見。(クリックで拡大可能)
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むう、これは是非とも試してみなければ。
久しぶりにビフテキ(死語)食べたい。

高級ホテルのレストランなだけあって、恭しくテーブルに案内して頂けます。
ステーキランチを発注すると、コーヒーを先にお持ちするか、後にお持ちするかを聞かれます。
あと+300円で生ビールの他に ワインも選択可能になったとのことですが、今回は自粛。

まずはセットのスープとサラダから。
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野菜の旨みたっぷりのスープがお腹の中に染み入ります。
サラダも新鮮な感じです。

メインディッシュのビフテキ&ライス登場。
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やたらと大きなお皿に盛り付けられてくるのが、いかにも高級レストラン、という感じです。

お肉は柔らかくてジューシー。
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まろやかな味わいの特製ソースがお肉の風味を引き立てます。
国産米使用のご飯もどんどん進みます。
う、うまい・・・(涙)。
このお肉、あと3枚ぐらいガツガツ食べたかったです。

夢のようなランチが終わって、食後のコーヒー。
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これもランチセットに含まれています。
しかもお替わり可能で、店員さんが注ぎに来てくれます。

というわけで、この「ステーキランチ」も、お値段相当にプレミアム感を満喫できて良かったです。

<ご参考>この「ロイヤルパークホテル・ザ羽田」の宿泊体験記はこちら
羽田空港国際線・ロイヤルパークホテル・ザ羽田の飛行機が見えるプレミアムフロア宿泊体験記




羽田空港の空弁「銀座福ひろ・東京玉ちらし弁当」

2015/06/27
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線・第1ターミナルで入手したこちら。

「銀座福ひろ・東京玉ちらし弁当」 1296円
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製造元は、安心と信頼の日本エアポートデリカ様。
「銀座福ひろ」のfacebookページによると、店主様はホワイトハウスに招かれたことのある寿司職人なのだとか。

外装を取り除くと、重厚な造りの内箱が登場。
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箱のフタの中には、さらにお醤油、お箸、お手拭きなどのグッズが入っています。

お箸は伸縮式になっています。
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プラスチックの部分を持って、中に引っ込んでいる木の部分を引っ張って伸長させましょう。

箱のフタの裏には以下ののようなメッセージが書かれています。

銀座福ひろ より
”東京らしさ”を詰め込んだ「東京玉ちらし寿司」を心を込めて作りました。
さあ、蓋を開けて、新感覚のちらし寿司をお楽しみ下さい。

メッセージに従いまして、蓋をオープン。
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ちらし寿司が登場・・・と思いきや、どーんと巨大な厚焼き卵が登場します。
こ、これは予想外の展開。
たしかに新感覚のちらし寿司かもです。

卵焼きの下には、色々な海鮮具材を使ったちらし寿司となっています。
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まずは、上層の卵焼きから順番に頂くことにします。
卵焼きは、やや甘めのダシの味がよく染みこんでいて美味。
卵焼きだけでもガツガツ食べられます。
下層のちらし寿司も、いろいろな海鮮の風味が感じられていい感じです。
お酢の味はほとんど感じない程度で、素材の風味をうまく引き立てています。
銀座の名店のプレミアムなちらし寿司を頂いてみたい、という方は是非どうそ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




羽田空港国際線・出発階の荷物グルグル巻き機が気になるの編

2015/06/27
今年の4月に現在の場所に移転して広くなった、出発階の荷物預かりコーナーについて。
移転直後の様子の記事ははこちら
羽田空港国際線・3F出発階の手荷物預けカウンター移転&増設された祈祷室稼動開始など

少し前に、新兵器が登場しました。
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荷物グルグル巻きラッピング機ー♪(ドラえもん風に)

最近、いろいろな空港で見かけるようになりました。
写真右下に写っているスーツケースのように、自動的にビニールで荷物をグルグル巻きにしてくれるマシーンです。
スーツケースの破損が心配な方や、スーツケースにバーコードのシールをベタベタ貼られたくない方向けのサービスと思われます。

気になるお値段は、

  • 三辺の合計が160cm未満:1000円
  • 三辺の合計が160cm以上 : 1500円
  • 規格外(スキー、スノボ、ゴルフバッグ、釣竿など):2000円

とのこと。
小型のスーツケースで1000円はちょっと高いかなあ。
別の説明書きによると、スーツケース1個巻きつけるのに10分程度かかるとのこと。
あと、スキーとか釣竿のラッピングもできるのかー。
どんななんだろう。(手動?だったりして)

私は、スーツケースが汚れてもあまり気にしない派なので、実際に利用したいとは思いません。
でも、このマシーンが実際に稼働しているところを見てみたい。
たぶん左の回転台のようなところにスーツケースを置いて、右の箱からビニールが出てきて、グイーンと荷物が回転して巻きつけるものと予想。
側面は自動で巻きつけられそうですが、上面と下面部分はどうやって巻きつけているのか。
持ちやすいように取っ手の部分だけはうまく露出させているけど、一体どうやっているのか。
気になって夜も眠れません。
今まで何度もこのマシーンの横を通りがかったものの、一度も実際に稼働している現場を見たことがありません。
動いているところを見るためだけに、家からスーツケース持ってこようかな・・・。

***

荷物つながりで、おまけ情報。
前述の手荷物預かりのお隣にある「JAL ABC」(宅配サービス)。
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写真左の部分の「箱・販売中」の立て看板が目に止まりました。
そう、実はこのコーナーでは段ボール箱の販売も行っているのです。

  • お土産の家電製品を満載した紙袋を両手に持った中国人旅客
  • お土産の生活用品(マツキヨで買ったもの)を満載した紙袋を両手にもった中国人旅客
  • お土産の・・(中略)・・中国人旅客

と、いわゆる「爆買い」の中国人旅客様がメインでご利用している様子。
どうやら中国東方航空でこれから上海に帰るお客さんが、チェックインのときに「紙袋のままでは預け荷物にできませんよ」と言われて、ここで段ボール箱を購入しているようです。
うーむ、紙袋のまま国を越えて荷物を運ぼうとするとは恐るべし・・・。

ちなみにこちらが段ボールご購入の様子。
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単に箱を売っているだけではなくて、お客さんの荷物がちゃんと箱に入るか確認した上で、ガムテープでしっかりと封印するところまでやってくれます。
至れり尽くせりのおもてなしサービス。
「爆買い」需要がこんなところにまで及んでいるんですね。




羽田空港の空弁「まい泉特製・黒豚ミニメンチカツバーガー」

2015/06/14
本日ご紹介する羽田空港の空弁は、国内線第2ターミナルの「空弁工房」さんで入手した、こちらのサンドイッチ系空弁です。

まい泉特製・黒豚ミニメンチカツバーガー 205円(税込)
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製造元は、井筒まい泉高津工場様。
カツサンドで有名な「まい泉」プロデュースの小ぶりのメンチカツバーガーです。

中身を取り出してみる。
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205円というだけのことはあって、大きさはかなり小ぶりです。
ジューシーで柔らかいメンチカツが美味。
甘辛い濃厚なソースの風味が口の中いっぱいに広がります。
旅行の合間にちょこっと美味しいものをつまみたいとき(ってあるのか?)にオススメです。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)




2015年夏至特別企画・24時間で羽田国際線に就航している全航空会社の飛行機を目撃できるか・その2

2015/06/21
24時間羽田空港国際線に滞在して、就航している全航空会社の飛行機を目撃するシリーズの後編です。
前回までに、6/20正午にスタートしてから約3時間で、全27社中13社まで制覇しました。

前回の記事はこちら
2015年夏至特別企画・24時間で羽田国際線に就航している全航空会社の飛行機を目撃できるか・その1

15:00~16:00の間は暫く動きがないため、空港のカフェで休憩します。
16:00ごろ、展望デッキに戻って活動再開。

各社の使用機材は2015/06当時のものです。

14社目・シンガポール航空SQ632・シンガポールからの到着便(16:02着)
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機材はボーイング777-200ER (9V-SQM)
午前便・午後便・深夜便の3便を毎日運航中です(2015/06現在)。

15社目・ベトナム航空VN385・ハノイ行き (16:27発)
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機材はエアバスA321-200 (VN-A606)
駐機場がサテライト棟の144番だったため、A滑走路を離陸するところを撮影。

16社目・キャセイパシフィック航空CX549・香港行き(16:36発)
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機材はボーイング777-300ER (B-KPP)
2015年夏ダイヤからキャセイの駐機場がサテライト棟側に移ったため、撮影しにくくなりました。

17社目・エールフランスAF274・パリからの到着便(18:26着)
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機材はボーイング777-200ER (F-GSPK)
ほぼ毎日2便を運航中(2015/06現在)
夏至なので、18:30を過ぎてもまだ十分撮影できるほど明るいです。

ここで、晩御飯へ(「つるとんたん」できつねうどん2玉で満腹)。
夜の部へと続きます。
夜は光量が足りなくてブレブレの写真を量産することになるので大変ですが、APS-Cのミラーレス一眼を使った流し撮りで頑張ります。

18社目・デルタ航空DL581 シアトルからの到着便 (22:06着)
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機材はボーイング767-300ER (N172DN)
デルタ航空は、このシアトル便とロスアンゼルス便の深夜便2便を毎日運航中(2015/06現在)
羽田では深夜にしかお目にかかることができない航空会社その1。

19社目・ハワイアン航空HA458・ホノルル行き (23:41発)
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機材はA330-200 (N370HA)
羽田では深夜にしかお目にかかれない航空会社その2。

20社目・エアアジアX・D7523・クアラルンプール行き (23:40発)
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機材はエアバスA330-300 (9M-XXB)
羽田では深夜にしかお目にかかれない航空会社その3。
B滑走路(RWY22)着陸→サテライト棟駐機→C滑走路(16L)離陸だったため、展望デッキの前の横断はなし。
展望デッキから遥か遠方のA滑走路横断時の様子を暗闇の光学望遠+デジタルズームで・・・。

21社目・香港ドラゴン航空KA396・香港からの到着便 (0:21着)
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機材はエアバスA320-200 (B-HSN)
羽田では深夜にしかお目にかかれない航空会社その4。
これもサテライト棟の駐機場利用ですが、D滑走路(RWY23)に着陸してくれたので展望デッキの前を通過するところを撮影できました。

22社目・カタール航空QR813・ドーハ行き (0:18発)
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機材はボーイング787-8 (A7-BCA)
羽田では深夜にしかお目にかかれない航空会社その5。
本館側のスポット利用なので、近くで撮影可。

23社目・エミレーツ航空EK313・ドバイ行き (0:18発)
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機材はボーイング777-200ER。機体番号は視認できず・・・。
羽田では深夜にしかお目にかかれない航空会社その6。
サテライト棟に駐機するため、展望デッキ前を横切らず・・・。

24社目・ユナイテッド航空UA876・サンフランシスコ行き (0:45発)
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機材はボーイング777-200ER (N791UA)
羽田では深夜にしかお目にかかれない航空会社その7。
これもサテライト棟に駐機するため、展望デッキからの撮影は困難。

深夜の1時ごろ、空港内のベンチにて就寝・・・。
疲れたので爆睡してしまいました。
そして朝6時ごろ起床。
うー眠い。
夏至なので既に外は明るく、今朝の一番機の香港エクスプレスが到着していました。

25社目・香港エクスプレス航空UO625・香港行き (6:05発)
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機材はエアバスA320-200 (B-LCG)
深夜便と早朝便の2便を毎日運航中(2015/06現在)
15分も前倒して出発したため、うっかり撮り逃すところでした。

26社目・ブリティッシュ・エアウェイズBA8・ロンドン行き (8:46発)
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機材はボーイング777-200ER (G-YMMO)
羽田では早朝にしか見られない貴重な機材です。

27社目・タイ国際航空TG683・バンコク行き (10:28発)
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機材はボーイング747-400 (HS-TGX)
午前便と深夜便の2便を毎日運航中。

というわけで空港で夜明かししつつ、何とか無事に全27社の機体の撮影をコンプリートしました。
いろいろな国の様々な機体をご紹介できて、非常に自己満足です。

「24時間・各航空会社の機体撮影マラソン」は24時間展望デッキがオープンしている羽田国際線だからこそできる挑戦です。
空港内の設備は快適ですし、シャワーも浴びられるし(有料)、レストランでは美味しいものも食べられます。

あと、2015/08からは、あのカンガルーな航空会社(オーストラリアのカンタス航空)も羽田便の就航を開始するとのこと。
コンプリートするのが好きな方?は是非チャレンジしてみて下さいませ。




2015年夏至特別企画・24時間で羽田国際線に就航している全航空会社の飛行機を目撃できるか・その1

2015/06/20
今年(2015年)の夏至は6月22日とのこと。
夏至は1年のうちで昼間が最も長い日=1年のうちで、最もたくさん明るい間に飛行機を撮影できる日でもあります。
そこで夏至に近いこの日、羽田国際線で24時間以内に全航空会社の飛行機を目撃(撮影)できるか?に挑戦してみることにしました(←ひまな人?)

自分ルール

  • 現在羽田国際線に定期便を就航している航空会社・全27社の航空機を各社少なくとも1機を24時間以内の滞在で撮影する。
  • 複数便運航している航空会社は、どれか1機撮影できればよしとする(じゃないと大変なので)
  • つまり27社すべて撮影できれば目標達成。
  • 機体の機体番号が判読できるよう、できるだけ近くで真横からキレイに撮影すること

というわけで、2015/06/20正午、羽田国際線の展望デッキにてスタート。
まずは昼間の部から。
羽田国際線の飛行機図鑑としてお楽しみください。

なお、機材や離発着時間等の情報は2015/06当時の情報です。

栄えある1社目は、ガルーダインドネシア航空・GA875ジャカルタ行き(11:52発)
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機材はエアバスA330-300 (PK-GPU)
駐機場はサテライト側142番でしたが、北風運用だったため運良く国際線展望デッキの前を通過してD滑走路へ向かうところを捉まえました。

2社目。アシアナ航空・OZ1075ソウル金浦行き(12:00発)
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機材はエアバスA330-300 (HL7747)
駐機場は本館側の108Aスポットでした。
本館側だとプッシュバックした後の静止した状態で撮れるので、撮影しやすいです。

3社目は何故かエアカナダのトロント行きチャーター便・AC2006便 (12:10ごろ)
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機材はボーイング777-300ER (C-FITL)
出発ゲートの116番スポットにトーイング中のところを捉まえました。

4社目は大韓航空・KL2708ソウル金浦行き (12:18発)
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機材はボーイング777-300 (HL7534)
超ノーマル塗装。ナッツの提供時はご注意。

5社目は、ルフトハンザドイツ航空・フランクフルトからの到着便LH716 (12:24着)
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機材はボーイング747-8 (D-ABTN)
日本の航空会社では運用していない最新型機材です。

6社目・エバー航空BR191台北松山行き (12:39発)
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機材はエアバスA330-300 (B-16332)
エバー航空はいつもキティちゃん塗装です。
まだ乗ったことがない・・・。

7社目・上海航空・FM816・上海虹橋行き (13:18発)
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機材はエアバスA330-300 (B-6096)
上海航空は、羽田の再国際化前から就航している古株の航空会社。

8社目・ANA NH217ミュンヘン行き (13:22発)
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機材はボーイング787-9 (JA836A)。
最近就役したばかりの長胴型の787です。
いつかは乗ってみたい最新機材。

9社目・フィリピン航空PR422・フィリピンからの到着便 (13:41着)
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機材はA321-200 (RP-C9921)。
翼端のでっかいウイングレットが特徴的です。

10社目・中国東方航空MU538・上海虹橋行き (14:22発)
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機材はエアバスA330-300 (B-6095)
中国東方航空も羽田に昔から就航している老舗航空会社の1つ。

11社目・チャイナエアライン・CI221・台北松山行き (14:36発)
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機材はエアバスA330-300(B-18309)
中国や台湾の航空会社は、なぜかエアバスA330-300が多いです。

12社目・中国国際航空・CA182・北京行き (14:37発)
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これも機材はエアバスA330-300 (B-6511)
定刻から40分以上遅れての出発。
エアチャイナ(中国国際航空=中国の航空会社)とチャイナエアライン(中華航空=台湾の航空会社)は、紛らわしいので間違えないように気を付けましょう。

13社目・日本航空JL46・パリからの到着便 (14:45着)
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機材はボーイング777-300ER (JA743J)
お昼前からこの機体が登場するまでの間、羽田国際線にJALの機体がいないという・・・。

ここまでで、開始から約3時間経過。
27社中13社、と約半分まで制覇しました。
夢中で撮影し続けていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
長くなったので後半に続く。




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