2015/07/05
羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)の出発階に、近未来型の新兵器登場。
荷物自動預け機ー♪(ドラえもん風に)
コインランドリーではありませんので、洗濯物を投げ込まないようにしましょう。
これはANAが7/1から日本で初めて導入した全自動荷物預けサービス「ANA Baggage Drop」のマシーン。
お客さん自身で手続きをして、自分で荷物タグを荷物にくっつけてマシーンの中に吸い込ませる、というもの。
係員さんが介在せずに荷物預けちゃって本当に大丈夫なの?と思ってしまいますが、空港内の集配システムの中で何度もチェックされるため問題ないとのこと。
荷物預けの様子を激しく観察してみます。
最初はマシーンの扉が開いている状態なので、ここに荷物を置きます。
タッチパネルの指示に従って、航空券のバーコードやANAカード等をセンサーにかざすなどして手続きを行います。
バゲージ・タグが印刷されて出てくるので、これを自分で荷物に取り付けます。
シールの貼り付け具合など、どれだけ自由度があるのかは不明。
初めてだと、これは敷居が高いかも・・・。
戸惑っていると、係員さんがサポートしてくれます。
結局は人間が介在せざるを得ません。
完全に全自動にして無人化するのは難しそうです。
扉が閉まって、内部の荷物をチェック中・・・。
荷物に問題が無ければ、中の台がウィーンとひっくり返って、荷物が中へと吸い込まれていきます。
無事に手続きが終わると、手荷物控えが印刷されて終了。
順調に手続きが進んだ場合、1人が1個の荷物を預け終わるまでの所要時間は平均1分45秒程度でした。
ただ、荷物の置き方やタグの付け方がマシーンのお気に召さない場合は、再度扉が開いてリトライすることになります。
うまくいかなくて、スーツケースを縦に置いたり、横に置いたりと、戸惑っているお客さんも少なからず見受けられました。
まだまだマシーンに改善の余地がありそうです。
お隣には、さらにこのマシーンの導入を進めるべく工事中。
今年度内に39台を順次羽田空港に導入していく予定とのこと・・・。
その他詳細は「トラベルWatch」の以下の記事をご参照くださいませ。
ANA、日本初の自動手荷物預け入れ機「ANA Baggage Drop」を羽田空港国内線に7月1日導入
このマシーンの導入により、有人カウンターに比べると大幅に人員削減ができることになります。
お客さんにとって快適かどうかは、このマシーンの完成度と係員さんのサポート次第。
これでお盆のラッシュ期間を乗り越えることができるか注目です。
結局は有人カウンターの方が安心&確実のような・・・。