2018/10/9
羽田空港からほど近い大鳥居にオープンした「変なホテル東京羽田」のレポートの後編です。
前編はこちら。
羽田空港への無料送迎バスあり。「変なホテル東京羽田」が大鳥居に出来たので早速宿泊してみたの編
後編では、ホテルの館内設備、ご近所の銭湯やお店、朝食バイキング、空港への無料送迎バスの様子についてお伝えします。
「変なホテル東京羽田」にチェックインした後は、ホテル1Fのロビーを探索。
フロントの恐竜と女性のロボットは、24時間休みなく働き続けていました。
お疲れ様です。
チェックインするお客さんが少ない時間帯になると、人間スタッフは居なくなるようです。
案内板には・・・。
羽田空港の発着便の情報を表示できるモニターもあるものの、まだ調整中でした。
タクシーを呼んでくれるタブレット端末もあり。
徹底して省力化が図られています。
自販機コーナー。
ソフトドリンクの他、日用品の自販機もありました。
自販機近くにはテーブルやカウンター席があり。
座って寛ぐことができます。
朝になると朝食バイキング会場になり、垂れ幕の奥のエリアも開放されます。
エレベータの奥にある区画へと潜入。
こちらにはお酒やカップラーメンの自販機の他、コインランドリー、製氷機があり。
特に「変な」点はなく、普通のホテルって感じです。
ホテルの周りは閑静な住宅街
では、ホテルのご近所をウロウロ。
ホテルの周りは閑静な住宅地です。
耳に聞こえてきたご近所様同士の会話でも・・・
「ねえねえ、恐竜みた? ヒソヒソ・・・」
みたいな感じで、ホテルのことで話題は持ち切りのようでした。
ホテルのすぐお隣には・・・。
産業道路沿いに「ニトリ大田大鳥居店」があります。
沢山のお客さんで賑わっていました。
営業時間は10:00~21:00(2018/10当時)。
でも、ホテルに泊まる時に家具は買わないか・・・。
最寄りのコンビニは・・・。
産業道路を挟んで、ニトリの対面にあるファミリーマート。
ホテルからも近くて便利です。
レトロ銭湯「宝湯」へ
ホテルから徒歩2分ぐらいのところに・・・。
銭湯「宝湯」を発見 (*゚∀゚)=3
昔ながらの風情があってイイですねえ。
折角なので、ここでひとっ風呂浴びていくことにします。
大人1名460円を先に払って中へ。
手ぶらで来てしまったので、タオルとシャンプーとボディソープがセットになった「お風呂セット」(100円)も購入しました。
番台のおば様はニコニコで癒されます。
脱衣所や浴室は、掃除が行き届いていてキレイでした。
男湯には、赤富士の見事なタイル画があり。
昔ながらの銭湯の雰囲気を堪能できます。
お湯はやや熱め。
ほんのりとハーブの香りがして、いいお湯でした。
ドライヤーは3分20円ですので、小銭を用意しておきましょう。
更衣室を出たところに、小さな休憩所があり、テレビや雑誌を見て寛げます。
昭和の頃にタイムスリップしたような体験ができて楽しかったです。
銭湯好きな方はぜひどうぞ。
ホテル近くの地元の和食屋さんへ
銭湯を満喫した後は、晩御飯の場所を求めてウロウロ。
ホテルの周りには、小さなお店が点在しています。
夜遅くまでやっている飲み屋も数件あり。
大通り沿いに出れば・・・。
24時間営業の牛丼屋など色々あるので、深夜でも食事には困らないでしょう。
でも折角だから、できるだけ地元のお店でお食事して、大田区を満喫したい。
ホテルから歩いてすぐの場所に・・・。
「五十郎」といういい感じの和食屋さんを発見。
コース料理の他に、一品料理もあります、とのこと。
メニューの中に「さんま」の文字を発見したので即決。
秋は和食屋さんでさんまを食べるに限る!
(*゚∀゚)=3
さんまの焼き物とご飯セットと日本酒を頂きました(全部で2500円ぐらい)。
やっぱり秋のさんまは脂がのっていてウマいなあ(涙)。
土鍋で炊いたご飯もメチャ美味しい。
一緒に頂いた日本酒も、お料理を引き立ててくれます。
日本に生まれて良かった、と思える瞬間です。
私「ホテルが出来て、お客さん増えました?」
お店の方「いやあ、あんま変わんないっすねー(笑)」
お店の方も気さくな方で、楽しくお食事ができました。
やや高級なお店ではありますが、ゆっくりとラグジュアリーな和食を頂きたい、という方にお勧めです。
お店の場所や営業時間はお店のサイトをご覧ください。
充実の朝食バイキングへ
明くる朝。
日の出の光が部屋に差し込んできて、目が覚めました。
新しい朝が来た♪
お楽しみの1Fの朝食ビュッフェへ。
朝5:30からの営業とのこと。
朝早い飛行機を利用するお客さんへの配慮からか、開始時間が早いです。
昼~夜は営業しておらず、朝食のみの営業。
入口の人間スタッフ様に部屋番号を告げて中へ。
結構広いです。
最初は人が少なかったですが、8時を過ぎるとどんどんお客さんがやってきて、賑わっていました。
早朝発の便に乗って海外へ出発する人が多いのかと思いきや、意外と朝おそくまでガッツリ滞在する日本人が多くでビックリしました。
では早速、お食事コーナーへ。
色々なお野菜がたっぷりと頂けてウレシイです。
お野菜もフレッシュで美味しゅうございました。
欧米式の朝食も各種あり。
アングロサクソンなお客様御用達のスクランブルエッグ、豆料理、ベーコン、ポテトなどもあり。
器に少しずつ取って、全種類をいただきます。
パニーニが自作できるプレートもあり。
パンにハムやチーズなどを挟み、機械でプレスして焼き上げればできあがり。
朝はご飯派のため使わずでしたが・・・。
自分で作れるのは楽しいかも。
日本食コーナーもあり。
「ひじきの煮つけ」「おから」「きんぴらごぼう」など、一人暮らしではなかなか食べられない家庭料理があってウレシイです。
辛子明太子やたくあんなどもあり。
明太子が美味しくて、朝から白ご飯を何杯もお代わりしてしまいました。
白いご飯は・・・。
炊飯ジャーが2台あり、万全の体制です。
ご飯切れだけは絶対に起こさない、という気合が感じられます。
真ん中にある円筒の容器は、味噌汁が入っています。
一通り、おかずとご飯を獲得して、朝ごはん開始。
朝から野菜を沢山食べられて良かったです。
洋食・和食のおかずたちがご飯の消費を加速してくれました。
まさに充実の朝食。
さらに、2種類のカレーもあり。
「北インドカレー」「南インドカレー」とのこと。
なんのこっちゃ。
試しに「スパイシー味」という北インドカレーを食してみました。
カレールーは液状でスープのようにサラサラです。
スパイシーとは言っても、そんなに辛くはなく、優しい味でした。
メニューが豊富で、充実の朝食バイキングでした。
羽田空港への無料送迎バスが便利
朝ご飯のあとは、身なりを整えてチェックアウト。
チェックアウトの手続きは、マシーンにカードを差し込んで返却するだけです。
恐竜ロボットの出番がなかったのが寂しい・・・。
電車で家に帰るのは寂しいので・・・。
ホテルの無料送迎バスに乗って、羽田空港に寄って行くことに。
自動運転車・・・ではなくて、人間が運転します。
ホテル前の屋根付きの車寄せから乗れますので、雨の日も安心。
朝の空港行きのバスは、ホテル発3:45AMから10:45AMの間、60分間隔で運行していました(2018/10現在)。
最新の時刻表と空港のバス乗り場は、ホテルの公式サイトをご確認ください。
座席数は17席ぐらい。
車体後部に荷物台もあります。
そんなに大きなバスではありません。
先着順のようですので、お早めに。
9:45AMホテル発の遅めのバスでしたが、意外にもほぼ満席でした。
送迎バス、大人気ですねえ。
乗客のほとんどは日本人ファミリー客。
会話を聞いていると、この後は羽田空港国内線ターミナルからバスに乗ってディスニーランドに行くようでした。
なーるほど、羽田近くのホテルって、そういう使われ方もあるのか・・・。
途中、環八を経由して、一路羽田空港へ。
右手には、ライバルの「東横イン羽田空港1と2」が見えました。
大鳥居界隈も、ホテルが増えてきましたねえ。
車内のアナウンスは、ペッパー君のような音声合成でした。
細かいところに「ロボット感」が感じられます。
送迎バスは、
- 国際線ターミナル
- 第2ターミナル(ANA側)
- 第1ターミナル南(JAL・西日本方面側)
- 第1ターミナル北(JAL・東日本方面、スカイマーク側)
の順に止まり、お客さんを降ろしていきます。
「第1ターミナル北」で下車し、送迎バスを見送りました。
送迎バスありがとー。
この後は引き続き、第1ターミナル内で空弁を物色・・・。
というわけで、2018/10/3に開業したばかりの「変なホテル東京羽田」の宿泊体験記でした。
以下、まとめ。
- フロントに恐竜と女性のロボットが居ること以外は、特に変ではない
- テーマパークみたいな雰囲気で盛り上がる(チェックインのときだけ)
- 空港への無料送迎バスが便利
- ホテルの周り(大鳥居駅界隈)は、各種飲食店や銭湯、コンビニもあって便利
- 設備が新しくてキレイで快適
- 「LGスタイラー(衣服の自動シワ取り機)」は使わなかった・・・
羽田空港利用時の前泊・後泊に是非どうぞ。
変なホテル周辺のお役立ち地図はこちら。
ホテルの詳細はこちら。
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