「羽田空港・国際線拡張工事」カテゴリーアーカイブ

羽田空港国際線再増築工事・屋根の天窓部分を組み立て中の編

2019/04/07
こちらは2020年に向けて絶賛増築工事中の羽田空港国際線ターミナル。
HND2019APLD200R
イイ感じに屋根が反りあがって来ましたね~。
屋根を支えていた仮設の櫓のようなものは除去されました。

前回の様子はこちら。
羽田空港国際線再増築工事・屋根が組みあがってきたの編

よーく見ると・・・。
HND2019APLD074R
屋根の一部にスキマがあいています。
そのスキマ部分を埋めるように、三角形の天窓を取り付けているようです。

別角度から見てみると・・・。
HND2019APLD058R
巨大クレーンでもって、白い三角形の枠をまとめて乗せている様子が見えました。
この後、この枠にガラスをはめ込んでいくものと思われます。
まさに建設途中の空港ターミナルマニヤにはたまらない光景。

さらに、地上部分では・・・。
HND2019APLD076R
歩道の屋根の部分の延長工事が始まりました。
確かに、ここも伸ばさないとね。

そのため・・・。
HND2019APLD077R
お外の歩道の一部が仮設通路になっていました。
工事が完成するまでの間は、気を付けて通行しましょう。

「サテライトのサテライト」増築工事

で、一方こちらは・・・。
HND2019APLD317R
国際線サテライトに増築中の「サテライトのサテライト」。
新たに2つのPBB(旅客搭乗橋)を設置しようとしています。
こちらも、かなり形が分かるようになってきました。
果たして、これらの搭乗口から乗らない人でも入れるエリアになるのかどうか、気になるところです。

ちなみに、この羽田空港「国際線ターミナル」は・・・。

令和2年(2020年)3月から「第3ターミナル」に改称されます!
(「令和」って言ってみたかっただけ)
まだ「令和」に慣れていないので、江戸時代のような感じがしますが・・・。

第2ゾーンとの連絡通路の工事状況

で、こちらは・・・。
HND2019APLD025R
国際線ターミナルと第2ゾーンのホテル群とを接続する連絡通路部分。
以前、団体バス乗り場があった場所です。
三角屋根の構造物の鉄骨の密度が出来上がってきました。

前回の様子はこちら。
羽田空港国際線・団体バス乗り場跡地に三角屋根の鉄骨が出現の編

まだ、それに続く連絡通路の組み立ては行われていないようでした。
HND2019APLD032R
近いうちに、このあたりを左右に往来できるよう、空中に通路が作られれるものと思われます。

羽田空港跡地「第2ゾーン」開発工事

さらに多摩川寄りのエリアの「第2ゾーン」の状況はこちら。
HND2019APLD039R
かなり出来上がってきました。
奥の建物の鉄骨はほぼ完成に近くなり、手前の建物の鉄骨の組み上げが行われています。
手前のは、かなり横に長~い建物です。
全体としては、V字型の建物になるようですね。

その「V字」の頂点の部分。
HND2019APLD055R
この部分も鉄骨を組み上げて建物を建設中。
完成予想図によると、この建物の屋上に「温浴施設」ができるように見えます。
こちらも完成が楽しみです。

第2ゾーンの工事の詳細はこちらをどうぞ(住友不動産様のサイト)
「羽田空港プロジェクト」のwebサイト

ホテル3棟や温浴施設の他、飲食店、バスターミナル、イベントホールなど様々な施設ができる予定。
これが完成すれば、深夜の国際線ターミナルのベンチの混雑が、少しは緩和されるかも?

というわけで、鉄骨の組み立てが進んで、徐々に工事の全体像が見えつつある羽田空港国際線ターミナルとその近辺の工事状況のレポートでした。
令和2年3月(←まだ言ってる)の完成を楽しみに待ちたいと思います。


羽田空港国際線・団体バス乗り場跡地に三角屋根の鉄骨が出現の編

2019/03/17
羽田空港国際線ターミナルのモノレール乗り場横の窓にて。
HND2019MAYJ047R
むむっ!(久しぶりに楽天カードマン風に)。
窓の外に謎の構造物を発見。
以前、団体バス乗り場があった辺りです。

国際線のバス乗り場に下りて眺めてみると・・・。
HND2019MAYJ099R
何やら三角形の鉄骨が組まれつつあります。
い、いつの間に・・・。

この謎建物の場所はこちら。
gateway
国際線ターミナルと、現在工事中の「第2ゾーン」とを結ぶ連絡通路のつなぎ目の部分です。

別の角度から眺めてみると・・・。
HND2019MAYJ055R
なるほど、こういう感じですか。
2Fの国際線到着から、真っ直ぐ進んだ突き当りに、なにやらオシャレな形の建物を継ぎ足そうとしているようです。
さらに写真左側方向に連絡通路を伸ばして、第2ゾーンと接続するものと思われます。

それにしても・・・。
HND2019MAYJ052R
なぜゆえに三角形の屋根なのかは不明。
普通に平らな屋根のまま、連絡通路が出来るものと思っていただけに、予想外の展開です。

住友不動産様のwebページの完成予想図によりますと・・・。
dai2zone
確かに、よーく見ると、何やら白い三角形の建物が描かれています。
何だろう?
気になって夜も眠れません(←すぐに眠れなくなる人)。
一体何ができるのか、2020年の完成を楽しみに待つことにしましょう。


2020年に向けての羽田空港拡張工事の様子を改めてまとめてみた

2019/03/08
来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港のあちらこちらで機能強化のための工事が行われています。
そんな羽田空港大改造工事の様子をまとめてみました。

2019年3月現在、以下の「4大工事エリア(←勝手に命名)」にて大規模な工事が行われています。

  1. 第2ターミナル国際線施設増設工事
  2. 国際線ターミナル増築工事
  3. 国際線ターミナル隣接地(羽田空港跡地・第2ゾーン)開発工事
  4. 天空橋駅周辺(羽田空港跡地・第1ゾーン)開発工事

では、順に見ていきましょう。

(1) 第2ターミナル国際線施設増設工事

こちらは現在ANAの国内線がメインで使用している第2ターミナルの南側。
HND2019FEBJ076R
大型クレーン車により、マニヤックな形状の白い鉄骨が組まれています(2019/03/02当時)。
羽田空港国際線の便数増に対応するため、第2ターミナルにも国際線施設を作ってしまおう、という大工事。
2020年3月頃供用開始予定とのこと。

本ブログの関連記事は以下をどうぞ。
羽田空港第2ターミナル国際線施設増築工事・ついに鉄骨が「XXXXX」まで完成の編
羽田空港第2ターミナルに新設される国際線施設の完成イメージ図登場の編

日本空港ビルデング様のサイト:
日本空港ビルデング・株主投資家情報の「2018(平成30)年3月期決算説明会」

(2) 国際線ターミナル増築工事

こちらは、国際線ターミナル。
HND2019MARA213R
ターミナル本館の増築工事が行われています(2019/03/02当時の様子)。
今後の利用者増に対応すべく、チェックインカウンターの数を増やすのが主目的とのことで、2019年12月末完成予定。
さらに、2020年3月からは「国際線ターミナル」から「第3ターミナル」に名称が変わる予定になっています。
完成後がどうなるのか楽しみです。

関連記事:
羽田空港国際線再増築工事・屋根が組みあがってきたの編

さらにさらに、国際線のサテライト棟では・・・。
HND2019MARA036R
PBB (Passenger Boarding Bridge 旅客搭乗橋)を2基増設する工事が行われています。
「サテライトのサテライト」的なスペースが出来そうな雰囲気です。

関連記事:
羽田空港国際線再増築工事・一般道を跨ぐ搭乗橋を建設中の編

(3) 国際線ターミナル隣接地(羽田空港跡地第2ゾーン)開発工事

こちらは国際線ターミナルのお隣の「第2ゾーン」。
HND2019FEBJ144R
多摩川に近いエリアに、巨大な建造物を建設中。
ホテル3棟(合計約1700室)の他、商業施設、会議場、天然温泉の温浴施設、バスターミナルなどが出来て、国際線(第3)ターミナルと直結されるのだそうな。
こちらの工事の主体は、日本空港ビルデング様ではなくて住友不動産様。
このホテルや温泉が完成すれば、羽田の深夜早朝便利用時の前泊・後泊に便利になりそうです。

関連記事:
羽田空港国際線の団体バス乗り場が移設。羽田に天然温泉?国際線隣接地の未来をアレコレ調べてみた

住友不動産のサイト:
「羽田空港プロジェクト」のwebサイト

さらに多摩川には・・・。
HND2019MARA246R
対岸の川崎市とを結ぶ「羽田連絡道路」なる橋を架ける工事が行われています。
この橋ができれば、今はのどかな川崎市殿町エリアからも、羽田空港へのアクセスが容易になります。

本ブログの関連記事:
多摩川に架かる「羽田連絡道路」の完成予想図を見つけたの編

川崎市のサイト:
羽田連絡道路整備事業について

(4) 天空橋駅周辺(羽田空港跡地第1ゾーン)開発工事

こちらは天空橋駅付近の空き地。
HND2019MARA010R
「羽田イノベーションシティ」と名付けられたとのこと。
「先端産業拠点」「クールジャパン発信拠点」の他、イベントホール「ZEPP HANEDA」、ホテル「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」など色々できるようです。

本ブログの関連記事
天空橋付近の「羽田空港跡地第1ゾーン」に何ができる?の編

大田区のページ:
「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)の整備・運営事業者による情報発信について」

鹿島建設のページ
鹿島の開発事業(下の方にスクロールすると、第1ゾーン開発計画の動画が見れます)

羽田イノベーションシティ公式サイト
Haneda Innovation City

2020年に向けての羽田国際線大増便関連の公式サイトは下記。

羽田空港広報協議会
「羽田国際線大増便!」特設サイト

というわけで、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港がどのように変わっていくのか、今後も要注目です。




羽田空港国際線・再拡張工事後にチェックインカウンターがいくつ増えるか地味に考察してみたの編

2019/02/17
こちらは羽田空港国際線3Fの出発ロビー。
HND2019FEBH041R
2019/02現在、Lカウンター奥のガラス張りだったところが、工事の仮囲いに覆われています。

この拡張工事の主たる目的は・・・。
HND2019FEBH040R
上図のように、出発ロビーを左上に伸ばして、チェックインカウンターを増やすこと。

最近はピークの時間帯になると、チェックインカウンターは、ほぼフル稼働状態。

2020年に向けて、さらなる利用者増に対応するには、チェックインカウンターも増やさなければ!ということのようです。

そこで、1つの疑問が寄せられました。

「増築するのは分かったけどさー、カウンターはいくつ増えるの?」
(¬_¬)  ←誰?

はい、ではその疑問を晴らすべく・・・。
HND2019FEBH040R2
上図の黄色いエリアのカウンター間距離と、増築部分の長さを独自に計測。
現在「A」~「L」の12か所あるカウンターが、増築後どうなるのかを予測してみました。

ちなみに増築部分の長さの計測は・・・。
HND2019FEBH072R
怪しまれないように、床のタイルの数を数えて地味に計測しました。
(それでも十分アヤシイ)

まずは、現在(再増築工事前)の出発ロビーの状況。
2f-original
「A」~「L」カウンターまである状態です。
(A~Gカウンター部分は省略)

床のタイルの数を数えて、再増築部分の幅をざっくり測ってみたところ・・・。
2f-extend1
Lカウンターの端っこから、増築部(赤い部分)の左の端っこまではおよそ52メートルでした。
※正確な計測結果ではありません。実際はもう少し短いかも?

ここに、等間隔にカウンターを配置した場合・・・。
2f-extend2
「O」カウンターまで配置することができそうです。
この場合、カウンターが3つ増えることになります(推測)。

ちなみに、頑張って「P」カウンターまで作った場合は・・・。
2f-extend3
P~Mカウンターの間隔が、やや狭くなってしまいます。

が、現状のカウンター間隔(約23m)でギリギリな感じなので、さすがにここまでは攻めないものと思われます(推測)。

というわけで、今回の考察の結果・・・。
2f-extend2
再増築工事後、国際線のチェックインカウンターは「3つ」増えて「A」~「O」 の全12か所になる!?

という結果となりました(※あくまでも推測。団体用カウンターは除く)。

果たして正解はどーなるのか、今年末(2019年末)の工事完成を首を長くして待つことにしましょう。




羽田空港国際線再増築工事・屋根が組みあがってきたの編

2019/02/11
こちらは2020年に向けて絶賛増築工事中の羽田空港国際線ターミナル。
HMD2019FEBB155R
少しずつ曲面状の屋根が組み立てられつつあります(2019/02/03当時の状況)。
建設途中の旅客ターミナルマニヤ(っているのかな)にはたまらない状況となっています。

前回の工事のレポートはこちら。
羽田空港国際線再増築工事・マニヤックな足場が登場の編

櫓のような足場の上に・・・。
HMD2019FEBB165R
大型クレーンでもって曲面状の屋根のパーツを少しずつ置いて、支柱と繋ぎ合わせているようです。
ここ数カ月の工事で、かなり外形が分かる感じになってきました。

***

一方、こちらは・・・。
HMD2019FEBB126R
羽田空港国際線に隣接する「第2ゾーン」の工事状況。
ホテル棟と思われる鉄骨構造の組み立てが進んでいます。
8階部分?あたりまで組みあがり、だんだん多摩川が見えなくなってきました。

多摩川の対岸の川崎市とを結ぶ連絡橋は・・・。
HMD2019FEBB137R
まだ橋桁の部分のみの状況でした。
一体、どんな感じに出来上がるのか、2020年の完成が楽しみです。




羽田空港国際線再増築工事・マニヤックな足場が登場の編

2019/01/04
平成最後のお正月を迎えた羽田空港国際線ターミナルの増築工事状況は・・・。
HND2018DECQ221R2
マニヤックな形の櫓が登場。
曲面状の屋根を延長するための足場と思われます。
今年末の完成が楽しみです。

ついでに、2018年11月末に供用開始した「駐輪場」の様子を観察。
HND2018DECQ220R2
ほう・・・。
意外と自転車で溢れかえることなく、いい感じの稼働状況となっているようです。

こちらは国際線のサテライトに増設中の搭乗橋。
HND2018DECQ287R2
鉄骨がかなり組みあがってきました。

空港内無料循環バスに乗って近くから眺めると・・・。
HND2018DECQ274R2
一般道の上の空間に、鉄骨の橋が架けられている様子が分かります。
2層構造になっていますね。
おそらくは下段が到着側、上段が出発側になるものと思われます。

一方こちらは、羽田空港跡地第2ゾーンの工事状況。
HND2018DECQ121R2
鉄骨が3階部分にまで伸びてきました。
多摩川に架かる予定の橋は、まだ橋脚部分のみのようです。
こちらも完成が楽しみです。

こちらは国際線増築工事の建物内部の様子。
HND2018DECQ192R[3]
はねだ日本橋の片方が封鎖されて、その上の部分が工事の仮囲いで覆われ始めました。
今ガラスが見えている部分も、近いうちに囲いで覆われるものと思われます。

こちらは、4Fの吉野家前の空間。
HND2018DECQ204R[3]
おっと。
「吉野家前広場(←勝手に命名)」が復活!
広くなって良かったですねえ。

板張りになっている部分は、以前テーブルが置かれていたエリアです。
仮設の屋根を支えるための柱が沢山残っている状況のため、テイクアウトのお食事スペースは「はねだ日本橋」の下に移設したままのようです。

というわけで・・・。
HND2018DECQ194R[3]
平成最後の大改修工事中の羽田空港国際線の様子でした(2018年12月末の状況です)。
増築工事の完成予定は2019年12月とのこと。
果たして、拡張されたエリアには一体何ができるのか。
1年後の工事の完成が楽しみです。




羽田空港国際線・再拡張工事のため「はねだ日本橋」の階段が封鎖されるの編

2018/12/01
こちらは羽田空港国際線ターミナル4F~5Fの「はねだ日本橋」。
HND2019NOVG024R
おっと。
行き止まりですか。

いいえ、行き止まりではありません。
HND2019NOVG024R2
こちらのエレベーターへどうぞ。

先週まで通行できていた、この先の階段は、こんな感じで・・・。
HND2019NOVG021R
封鎖されてしまいました。
ついに鹿島建設様の魔の手(失礼)が!
暫くの間は、エレベータのみでの昇り降りとなるようです。

このあたりでは、今まさに羽田空港国際線ターミナル再拡張工事が行われています。
HND2019NOVG020R
このガラス張りの部分を撤去して、さらに奥へと屋根を伸ばそうとしているものと思われます。
先ほどの「はねだ日本橋」の階段は、その工事エリアに巻き込まれる運命にあったわけです。
まあでも、エレベータが使えるから、いいよね。

そんな状況下でも・・・。
HND2019NOVG023R
その先にある「羽田食堂」「吉野家」「モスカフェ」「TIAT SKY HALL」は健在。
工事の囲いのトンネルの中で、元気に24時間営業を続けています。
このお店たちは、工事期間中でも、ずっと営業し続けそうな雰囲気。

ちなみにこの「はねだ日本橋」の下には・・・。
HND2019NOVF127R
かつて吉野家前のスペースにあった椅子とテーブル達が、ここに移設されております。
来年(2019年)に予定されている消費税の増税後も、テイクアウトしてここで食べれば、税率は「8%」のままなんでしょうかねえ。
(↑ニュースで見て気になっただけ)

2019年12月(って、もうあと1年後・・・)の完成を楽しみに待つことにしましょう。




羽田空港国際線ターミナル再増築工事・かなり鉄骨が出来上がってきたの編2018/11

2018/11/23
こちらは、只今絶賛増築工事中の羽田空港国際線ターミナル。
HND2019NOVJ157R
ここ1カ月で、急速に鉄骨が組みあがってきました。
あっという間ですねえ。

前回の記事はこちら。
羽田空港国際線再増築工事・地上部分の鉄骨が組まれ始めるの編

鉄骨をよーく見てると・・・
HND2019NOVJ161R
白い柱が上に2本飛び出しているのが見えます。
この「鉄骨2本分の増築」は、2014年の増築時とほぼ同じぐらいの規模に見えます。

モノレールからも・・・。
inter-const
少し高い視点から、増築工事の様子を見ることができました。

もっと、ホテル棟の瀬戸際ギリギリまで伸ばすかと思いきや、そこまでは攻めないように見えますね。

何はともあれ、2019年末の完成を楽しみに待つことにしましょう。




羽田空港国際線再増築工事・一般道を跨ぐ搭乗橋を建設中の編

2018/11/18
羽田空港国際線の展望デッキから、左の方の駐機場を眺めてみると・・・
HND2018NOVG022R
ここ数カ月の間、なにやら激しく工事をしている謎の区画があります。
以前は、沖止めの駐機場だった場所です。
最近になって、赤と白の大型クレーンが登場し、工事が本格化してきました。

この工事現場をよーく見てみると・・・。
pkidomePBB
茶色い鉄骨が3本建てられています。
なにやら建物が出来る模様。

この謎の工事区画は、一体何なのか。

羽田空港を運営する日本空港ビルデング様の「2018年3月期決算説明会資料」の10ページ目によると・・・。
Terminal3-ext
国際線ターミナル増築後の完成予想図(イメージ)が、さりげなく掲載されています。
この左上部分にご注目。

こ、これは・・・。
image
サテライト棟から、2機分の旅客搭乗橋 (PBB = Passenger Boarding Bridge) が伸びています。
しかも、国内線へ向かう一般道の上を跨ぐというアクロバティックな構造。
取って付けた感が凄い・・・。
(*゚∀゚)=3

先ほどの謎の工事区画は、まさにこのPBBの建設工事だったわけです。

出国審査場からここまで歩くと、かなり距離がありそうですが。
何が何でもPBBを設置して、ターミナルの処理能力を強化するのだ!という執念が感じられます。

果たして、一体どんな感じに出来上がるのか、完成を楽しみに待つことにしましょう。




羽田空港国際線再増築工事・地上部分の鉄骨が組まれ始めるの編

2018/10/28
こちらは、只今絶賛再拡張工事中の羽田空港・国際線ターミナル。
HND2018OCTT063R
白い工事の囲いに「国際線 INTERNATIONAL」の大きな文字が書かれました。

ターミナル本体の「国際線」の文字は無事でしたが、大きな変化点があり。
HND2018OCTT064R
地上部分に「鉄骨」が組まれ始めました。
ついに本気で工事が始まったようです!
(今までも本気だったと思います)

京急の駅ビル側から激写。
HND2018OCTT115R
左奥に向かって、建物を継ぎ足そうとしている様子が分かります。
なんか5年前にも見たことがある光景・・・。

「建築計画のお知らせ」によると・・・。
kenchiku-plan
用途は空港旅客ターミナル施設。
地上6階建ての鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)とのこと。
1年2カ月後の2019年12月完成予定。
最近のビルは、あっという間に完成しますねえ。

***

今度は建物の内側から工事部分を眺めてみます。
HND2018OCTT093R
国際線3F出発階のガラス張りだった部分が、工事の囲いで覆われている状況は、以前と変わりません。

吉野家前の広場は・・・。
HND2018OCTT096R
マニヤックな形の金属の構造物が、縦横無尽に張り巡らされています。
これも増築工事の影響。
上の写真の左側に向かって、建物が増築される形になります。

TIAT SKY HALL前の様子。
HND2018OCTT099R
入口のど真ん中に金属のフレームが。

TIAT SKY HALLの入場待ちの人々のスペースは、辛うじて確保されていました。
工事が終わるまでの間、ずっと営業し続けることができるのかどうか要注目です。

***

続いて2F到着階へ。
HND2018OCTT020R
「キャアァァァ~」と、女性の黄色い歓声があがっていました。
旧・暫定国際線ターミナル時代からよく見かける光景ですが、この日はいつにも増して人が多い印象。
かなり有名な韓流スターが到着したものと思われますが、誰が来たのかは不明・・・。

話を戻して、2F到着階の平面図でいうところの、このあたりへ。
HND2018OCTT057R1
端っこの国内線乗り継ぎカウンター付近。
黄色い矢印の方向に、建物が増築されることになります。

この突き当りも・・・。
HND2018OCTT031R
以前はガラス張りだったのが、工事の囲いで覆われています。
昼間でも日光が遮られてしまい、やや暗い雰囲気に。

この壁の先に一体何が出来るのだろーか。
気になって夜も眠れません。

ANAとJALの国内線乗り継ぎカウンターや、保安検査場はまだ健在でした(2018/10/27現在)。

さらに工事の影響で、2階のJALとANAの荷物配送サービスカウンターが移転。
HND2018OCTT039R
以前黄色いところにあったのが、水色の暫定店舗へと移設されました。
すぐお隣に移転しただけなので、殆んどの人は気づいていないと思われる。

同じく工事エリアの近くにある「Air ビックカメラ」は・・・。
HND2018OCTT030R
まだまだしぶとく営業中(2018/10/27現在)。

2016/4/27に開店した当初は客足が鈍かったこのお店も、最近は中華圏のお客さんでかなり賑わうようになりましたね・・・。
羽田行きのJAL国際線の機内で割引券つきのチラシを配ったりするなど、地道なPR活動が功を奏したようです。

最後は、団体バス乗り場付近のこのエリア。
HND2018OCTT057R2
第2ゾーンに建設中のホテル群と接続する通路を、黄色い矢印の方向に作ろうとしています。
詳細は以下の過去記事をどうぞ。
羽田空港国際線の団体バス乗り場が移設。羽田に天然温泉?国際線隣接地の未来をアレコレ調べてみた

この突き当りも、以前ガラス張りだったところが・・・。
HND2018OCTT042R
こんなように、工事の囲いに覆われて暗くなりました。
このあたりに置いたあった椅子も、別の場所へ移されました。
全体的に椅子の数が減ってしまいましたので、お気をつけください(何に?)。

というわけで、2020年に向けての羽田空港・国際線ターミナルの再増築工事の最新情報でした。
今後、この拡張工事の影響が、空港内の施設のどこまで及ぶのか要注目です。