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羽田空港の空弁「やまやの博多めんたい焼き鯖すし」

2015/12/09
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで入手したこちらの押し寿司系空弁。

「やまやの博多めんたい焼き鯖すし」 1296円(税込)
HND_2015NOV_046_R
販売者は、福岡のやまやコミュニケーションズKK様。
博多の明太子で有名な「やまや」プロデュースの空弁の模様。
似たようなものが乱立している焼き鯖寿司空弁の中で、得意の「明太子」を使って差異化を図ろうとする企画と思われます。

蓋をオープンします。
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中にはお手拭き・お箸と共に、ラップで厳重に包まれた焼き鯖寿司が格納されています。
傾けても汁が漏れないようになっています。

しかし、その厳重な包装故に食べるときはちょっと苦労します。
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よっやくラップを解除。
全8切れ入りです。
鯖の端っこのほうに明太子が少しハミ出しているのが見えます。

一切れをつまみあげてみる。
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酢飯と焼き鯖の間に、明太子が練りこまれています。
焼き鯖と明太子の風味を同時に味わえるという、何とも贅沢な一品。
ただちょっと鯖の苦味が強調されていて、味が濃いめです。
8切れを一人で食べようとすると、ちょっと途中で飽きてくるかもです。
日本酒と一緒に、複数人で分け合って楽しむのにお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国内線・ANAとJALの「手荷物預けサービス」合戦の編

2015/12/06
年末年始の帰省ラッシュを控えて、閑散期の羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)。
ここ1カ月ぐらい工事中だった出発ゲートB付近のエリアにて「15連装」の荷物自走預け機の稼働が始まりました。

スラリと並んだマシーンがこちら。
HND_2015DEC_005_R1
「15連装」は羽田空港第2ターミナルで最大規模。
かなり壮観です。
これで合計38台の荷物自動預け機が稼働中となりました。

これで工事終了かと思いきや・・・。
HND_2015DEC_010_R1
搭乗口Bから中央部にかけてのエリアの工事が新たに始まった様子。
まだ増やすのかな?
もしくは新型の自動チェックイン機の導入工事かもしれません。
いずれにしても、ANAは最近羽田の設備への投資が盛んですねえ。

一方、羽田空港国内線第1ターミナル(JAL側)では・・・。
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こちらには、ANAのような荷物自動預け機はありません。
基本的には従来通りの有人カウンターのみです。

ANAに対抗してJALが推進しているのは「JALエクスプレスタグ・サービス」
HND_2015NOV_009_R2
有人カウンターの手前に設置されているのが、預け荷物につけるタグを発券するマシーン。
お客さん自身でタグを印刷し荷物に取り付けることによって、素早く荷物をチェックインできるというシステムとのこと。
ただ、JALの熟練のスタッフさんが横についていて手伝ってくれるので、お客さん自身はほとんど作業していない感じです。
そのため手荷物預け作業は、ANAの自動化マシーンに比べると非常にスピーディです。
ANAが最新のマシーンの導入で人件費を抑えようとする一方で、JALは人海戦術?でサービスの質の向上を図っている様子。
ANAとJALの戦いというよりは、最近台頭してきている「Peach」などのLCC(Low Cost Carrier)にどう対抗するかを模索している感じかもしれません。
今までほぼ横並びだった両社のサービスの方向性に少しずつ違いが出てきて面白くなってきました。

羽田空港周辺のホテル建設計画いろいろ

2015/12/05
最近の訪日外国人客の増加に伴い、深夜・早朝便の就航が増えている羽田空港国際線。
羽田空港周辺のホテルの稼働率も高く、特に休前日などは満室になっているケースが多くなっています。
そんな中、羽田周辺では密かに?ホテルの建設計画が進行中。

ホテル建設予定地その1が、こちら。
HND_2015NOV_048_R30
穴森橋を渡ったところにある、京急バス羽田第2車庫(地図は後述)。
ここに全313室の「京急EXイン 羽田(仮称)」が2017年度にオープンするのだとか。
プレスリリースはこちら

一応、京急バスの駐車場になっていますが、人はあまりいないようです。
HND_2015NOV_050_R30
まだ工事が始まっている感じはありませんが・・・。
本当にここにホテルができるのだろうか?
上の写真の駐車場の奥の方は、運河を挟んですぐ羽田空港の敷地となっています。
でも確かにここにホテルが出来れば、羽田空港国際線へも車で5分ぐらいで到着できて便利そうです。
完成すれば、以前にレポートした「ホテルマイステイズ羽田」を抜いて(空港併設のホテル以外で)ダントツで羽田空港に近いホテルになります。

もう1箇所のホテル建設予定地その2はこちら。
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こちらはすでに鉄骨が組まれて建設が進行中の様子。
ホテルJALシティ羽田東京から50メートルほど蒲田よりの土地です(地図は後述)

ここには「羽田旭町ホテル(仮称)」が、全103室で2016年9月に開業予定とのこと。
プレスリリース(pdfファイル)はこちら
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工事現場の掲示によると、鉄骨造・地上8階・地下1階建てとのこと。
土地があまり広くないので、ややこじんまりとした感じです。
以前はペットショップのような建物があった場所ですが、倉庫のような古い建物が残ったまま売りに出されていた土地でした。
現在の所有者は「空港施設株式会社」で、これを「オリックス不動産」が貸借しホテルを運営するとのこと。
オリックス不動産は、お隣の「ホテルJALシティ東京羽田」も運営しています。
ここの場所も羽田空港へは車で10分ほどで行ける場所なので、深夜早朝便の前泊・後泊の需要が見込めそうです。
この訪日ブームが末永く続くよう、平和な世の中であり続けてほしいものです。

各ホテル建設予定地の場所の地図はこちら。
羽田ホテル
A : 京急EXイン 羽田(仮称) 建設予定地
B:羽田旭町ホテル(仮称)建設予定地
J:ホテルJALシティ東京羽田
M:ホテルマイステイズ羽田
H:羽田空港国際線ターミナル

羽田周辺のホテル宿泊体験記はこちらをどうぞ。
羽田空港内の宿泊施設の体験記

羽田空港の空弁「東京老舗物語」

2015/12/02
本日ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルの「空弁工房」さんで購入した、こちら。

「東京空弁物語」1440円(税込)
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製造元はNRE大増様。
「大増」は。東京のデパ地下などでお弁当を売っているのをよく見かけますが、この「東京老舗物語」は「空港限定」とのこと。
限定されちゃうと、ついつい手が伸びてしまいます。

フタをオープン。
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卵焼きの「青木」の文字が最初に飛び込んできます。

  • 浅草・今半
  • 人形町・魚久
  • 築地・すし玉青木
  • 日本橋・大増

のコラボ弁当とのこと。
味のよく染みた煮物やかぼちゃ、焼き魚、お肉など一品一品手の込んだ色々な味が楽しめます。
ご飯が進む進む・・・。
お値段はややお高いですが、高品質なお弁当を食べてみたい方にお勧めの空弁です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国際線・おこのみ横丁の「根津とうふ屋須田」が閉店していたの編

2015/11/29
久しぶりに羽田空港国際線4Fのおこのみ横丁前を通りがかったところ・・・。
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あれ?閉店?
しかも2店舗も?

いつものごとく、まずは手前のお店の貼り紙を確認。
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2015/10/31をもって、「根津とうふ屋須田」は閉店したとのこと。
この「おこのみ横丁」は、「はねだ日本橋」と共に2014年8月にオープンしたばかりの出国前エリアの新しい商業ゾーンです。
出国前のお客さんで結構賑わっているのですが、残念ながら撤退とのこと。
賃料が高いのでしょうかねえ。
稲荷弁当とか、とうふ入りメンチカツサンドとか美味しかったのに・・・。

ありし頃の「根津とうふ屋須田」のレポートはこちら。
羽田空港国際線・4F拡張エリアに新名所「はねだ日本橋」がオープンしたので早速行ってみたの編
羽田空港国際線の空弁・根津とうふ屋須田「とうふ入りメンチカツサンド」

その奥のパン屋さん「銀座・木村屋」のほうは・・・?
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製造工場の機械が故障のため、納品が遅れているとのこと(2015/11/29現在)。
こちらは閉店したわけではなさそうです。
一刻も早い復旧をお祈りいたします。

閉店してしまった「根津とうふ屋須田」の次は、どんなお店が出来るのかに期待です。

羽田国内線第1ターミナル・改装された「HANEDA CAFE」で朝ごはん

2015/11/28
久々に「羽田で朝ごはん」シリーズです。
今回は、国内線第1ターミナル(JAL側)のスターフライヤーのカウンター付近にあるこちらのお店へ。

「HANEDA CAFE」
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以前に訪問した「羽田カレー」の近くにあります。
ターミナルの端っこにある穴場カフェですので、比較的いつも空いています。
最近改装されたようで、オシャレな内装になって生まれ変わりました。

こちらがモーニングメニュー(AM6:00~AM10:00)
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大きな写真が「モーニングプレートセット680円(税別)」
他にも

  • ホットケーキセット(680円税別)
  • アサイーボウルセット(780円税別)
  • ビーフカレーセット(980円税別)

もあります。

店内中央部のカウンター席には、6席ほどだけですが電源つきのテーブルが登場。
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おそらく改装後に新しくできた設備と思われる。
ただし椅子が高いため、ノートPCを広げると極度の猫背になって姿勢が辛いです。
お食事中にスマホ充電する程度なら問題ないと思います。

店内の様子。
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木目調で落ち着いた雰囲気です。
ただし、先ほどのカウンター席以外は電源はありません。
お店の奥の方には喫煙席もあります。

ホットケーキセット(税込み734円)を発注。
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ホットケーキは非常に標準的。
メイプルシロップがウマいです。
サラダとヨーグルトとドリンクがつきます。
それ以上でもそれ以下でもない、フツーな感じです。
ターミナルの端っこで、ゆっくりと落ち着きたいという方にはお勧めの穴場カフェです。

羽田空港の空弁「黒毛和牛と牛タンの牛づくし弁当」

2015/11/14
今回ご紹介する羽田空港空弁は、松川弁当店の牛肉弁当シリーズ最終章となるこちらの空弁です。

黒毛和牛と牛タンの牛づくし弁当 1470円
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製造元は、山形県米沢市の松川弁当店様。
同系列の空弁は下記のとおり。

ようやく全種類を制覇しました!(その目的は不明)。

そして蓋をオープン。
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左半分が牛タンと牛そぼろ。
右半分が牛甘露煮と卵焼き、きんぴらごぼう、たくわん。
てこれ、前回の「松川弁当店・米沢牛と牛タンの牛づくし弁当」 と同じ感じなんですが・・・。

そんなこともあろうかと、この2つのお弁当を同時購入していたのでした。
HND_2015NOV_026_R2
上が「松川弁当店・米沢牛と牛タンの牛づくし弁当」 1640円
下が「松川弁当店・黒毛和牛と牛タンの牛づくし弁当(本記事)」 1470円

パッと見、違いがよく判りません・・・。
強いていえば、上(米沢牛~)は牛タンが2枚、下(黒毛和牛~)は牛タンが1枚に見えます。
が、下(黒毛和牛~)は、写真に写っている大きな1枚の牛タンの下に、小型の牛タンが1枚隠れていましたので、牛タンの量は両者とも同じになります。

するてえと、この170円の違いは右半分の牛肉甘露煮部分、ということになります。

「黒毛和牛~」の牛甘露煮。
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甘辛くて普通に美味しゅうございます。

「米沢牛~」の牛甘露煮。
HND_2015NOV_028_R2
こちらの方が、より味付けが濃くて甘いような感じがしないでもない。
見た目も、若干ですが米沢牛の方がより茶色いです。
これが「米沢牛」と「黒毛和牛」の違いなのか、単なる個体ばらつきなのかは分かりませんが・・・。
きっと「米沢牛~」のほうが高級な米沢牛が使われているに違いない、と自分に言い聞かせることにします。
というわけで牛肉弁当好きな方、ぜひ両者の違いを見つけてみてくださいませ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港の空弁「米沢牛と牛たんの牛づくし弁当」

2015/11/14
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第2ターミナルで入手したこちらの肉系空弁。

米沢牛と牛たんの牛づくし弁当 1640円(税込)
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製造元は最近になって彗星のごとく羽田の空弁市場に参入を果たした、山形県米沢市の松川弁当店様。
以前にご紹介した以下の空弁と同じシリーズです。

このシリーズの中では、「米沢牛・すき焼き弁当」の1640円と並んで最高額のお弁当になります。
購入するのに勇気が必要です。

早速フタをオープン。
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左半分の区画に、牛タン2枚と牛そぼろ。
右半分の区画に、牛しぐれ煮と共に卵焼き、きんぴらごぼう、たくわん。
それぞれの具材の下は、もちろんご飯が敷き詰められています。
牛肉は柔らかく、の豊かな風味が凝縮されていて、冷えていても美味しく頂けます。
注目の牛タンはそこそこ柔らかく、噛みごたえがあり、香ばしい味わいです。

ところで、この牛タンは米沢牛の牛タンなのだろうか?
「米沢牛と牛タンの牛づくし弁当」ということは、牛タンは米沢牛ではなさそうな感じにも読み取れます。
だからと言って「米沢牛と米沢牛の牛タンの牛づくし弁当」というのもちょっと変だし・・・。
ちょっと夜も眠れない感じですが、あまり深く考えるのはやめることにします。
ともあれ、一つのお弁当で、米沢の牛肉と牛タンの両方が味わえる贅沢な一品です。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国内線第2ターミナル・ANAの荷物自動預け機がさらに8台稼働開始の編

2015/11/21
3連休初日の羽田空港は、さわやかな秋晴れになりました。
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絶好の空港お散歩日和です。(写真は国際線)
展望デッキでは、飛行機を見ながら空弁を食する家族連れなどで賑わっています。

と、羽田の国際線に見慣れない機体あり。
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フェデックスのボーイング777の貨物機バージョン。
なんでこんなところにいるの?

グーグル先生によると、21日未明に貨物室内でボヤがあり、羽田に緊急着陸したとのこと。
大きな事故にならなくて良かったです。

そんな中、国内線第2ターミナル(ANA側)では、さらに自動荷物預け機が増殖。
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8番カウンター付近に、新たに8連装の荷物預け機が稼働を始めました。
これで合計23台が稼働中、ということになります。

飛行機に乗るために、これから荷物を預けようとしているおば様たちの会話を盗み聞きしてみます。

おばA「あら?自動なの?」
おばB「人の窓口はないみたいね(注:実際はあります)」
おばA「何事も挑戦ね。やってみるしかないわ」
おばB「そうね・・・」

やはり、ちょっと抵抗があるようです。
人がいてくれたほうが何かと安心、ということでしょうかねえ。

マシーンの近くにはテレビがあって、自動預け機の説明ビデオが流れています。
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熱心に見入っていたおば様達も、預け方を理解できたご様子。
その後、無事に荷物を預け入れできたようでした。

一方、こちらは有人の荷物預けカウンター。
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こちらのほうが稼働率が高いように見えます。

実はまだまだこの自動預け機の増殖工事は続いています。
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B検査口付近に、さらに15連装のマシーンを設置工事中。
これが最後の工事区画になる模様。
ざっと見て、全カウンターの半分ぐらいが自動預け機になる感じです。

ビジネスマンなど旅慣れた人々にとっては、空いている自動預け機を利用するのがよいかもしれません。
初めて飛行機に乗る方や、年に数回しか飛行機に乗らない等で不安な方々は、素直に有人の手荷物カウンターに行くのがよろしいかと思います。

年末年始の帰省ラッシュまでに無事に工事を終わらせて、万全の態勢で臨むことができるのか、注目されます。

羽田空港の空弁「T’sレストラン・たっぷり野菜ところころハンバーグ」

2015/11/13
今回ご紹介する羽田空港空弁は、国内線第1ターミナルでゲットしたこちらの新作空弁です。

「T’sレストラン・たっぷり野菜ところころハンバーグ」 999円(税込)
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製造元は安心と信頼の日本エアポートデリカ様。
「T’sレストラン」は東京・自由が丘にある、肉・魚介・卵・乳製品などの動物性食材を一切使わない、野菜と大豆の「スマイル・ベジ」を提供するお店とのこと。
羽田の空弁としては、「東京名店シリーズ・第4弾」という位置づけになります。
ちなみに過去の「弾」は以下のとおり。

蓋をオープン。
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野菜と大豆ハンバーグのあんかけとご飯のお弁当です。
程よい酸味のあんかけの味付けが絶妙で、ご飯にもよく合います。
大豆ハンバーグは、お肉のハンバーグと遜色のない風味を醸し出しています。
ヘルシーな具材でありながら、色々な風味を楽しむことができます。

ちなみに、同様なコンセプトのヘルシー系羽田空弁
羽田空港の空弁「たっぷり野菜弁当」
は、売り場からその姿を消した様子。
よくよく見ると、お弁当の容器が同じっぽいです。
さては、同じ製造ラインを転用したに違いない(と想像)。

高カロリーな肉系・カツサンド系空弁とは違った、ヘルシー路線の空弁を食べてみたいという方は是非どうぞ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)