上海のスーパー銭湯に羽田空港国際線の江戸小路的な空間を発見?の編

2019/01/08
今回は、お正月の上海旅の道中で見つけた羽田空港国際線関連の小ネタをご紹介したいと思います。

この日やってきたのは、中国・上海の郊外にある「漣泉大江戸(さざなみ大江戸)」という温浴施設。
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東京の「大江戸温泉物語」を模した、日本のスーパー銭湯のような温浴施設で、2018年1月15日にオープンしたばかりの新しい施設です。
ちなみに、お台場の「大江戸温泉物語」や、上海の別の場所にある「大江戸温泉物語」とは無関係とのこと。

豪華な施設内には、江戸時代の街並みのような階段があり。
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このエリア、「地球の歩き方 上海・杭州・蘇州 2018-2019」でも「羽田空港国際ターミナルの江戸小路のような世界」と紹介されています。
確かにそんな感じがする~。

その階段には・・・。
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な、なんか見たことがあるような建築物が(笑)。
思わず顔がニヤけてしまいました。

ちなみに、こちらが本家の羽田空港国際線ターミナル4F・江戸小路の該当箇所。
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第十八代中村勘三郎氏が監修したという芝居小屋です。

上の2つの写真を見比べてみると・・・
「中村勘三郎」の看板が3つ並んでいる感じがよく似ていますね。
羽田空港国際線ターミナルを訪れたことのある中国の人々にとって、4F江戸小路はそれだけ思い出深い場所なのでしょう。

この日は土曜日ということもあって・・・。
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浴衣を来た上海の地元の人々で大変な賑わいでした。
まさに上海に居ながらにして日本に行った気になれる場所、ということなのでしょう。
これだけ多くの人々に日本の文化に親しんでもらえる、というのは日本人にとっては嬉しいことです。

この施設の詳細は、後日(2019年7月6日ごろ?)「地滑小心な旅行ブログ」にてお送りします。
お楽しみに。

羽田空港国際線からピーチの深夜便MM899で上海へ。できるだけ並ばずに出発する方法を考察するの編2019

2019/01/06
お正月のお休みを利用して、羽田空港深夜発のピーチで上海へ旅行にいく機会がありました。
今回利用したのはピーチの羽田発深夜便MM899/898。
羽田発のピーチ便を利用するのは今回が初です。

2019/01当時のダイヤは以下の通り。

  • MM899 東京羽田 02:10 → 上海浦東 05:00
  • MM898 上海浦東 01:25 → 東京羽田 05:00

深夜の羽田を出発して、早朝の上海に到着するという夜行便です。

LCCと言えば、お値段がお安い一方で「とにかく並ぶ」というのが難点。
そこで今回は、実際に羽田深夜発ピーチ便に搭乗した経験をもとに、できるだけ並ばずに搭乗するにはどうすればよいか、について考察してみました。
(2019/01当時の情報です)

チェックインカウンターで並ぶ

23:00ごろの羽田空港国際線Dカウンターには・・・
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なんと、もう既にチェックイン待ちの列が出来ていました。
しまった、出遅れてしまった・・・。
皆さん、出足が早いな~。

2019/01現在、羽田発のピーチ国際線は自動チェックインに対応していないし、荷物も預けたいので、ここは並ぶしかありません。

ピーチの場合、標準的なチェックイン開始は出発時刻の「150分前」とのこと。
この日の上海行きMM899の場合は「2:10発」の150分前 = 23:50 になります。

が、この日は「1:55発」のソウル仁川行きMM809があるため、その150分前の23:25前後にピーチのカウンターがオープンすることになります。
この日はお客さんが多かったせいか、23:15ぐらいにはソウル行きの手続きが始まっていました。

順番待ちの列は、ソウル行きと上海行きの2つに分かれます。
まずは、ソウル行きのお客さんから先に手続きが始まり、一通り掃けてから、上海行きのお客さんの搭乗手続きが始まります。
それまで上海行きのお客さんは待ち。

カウンタースタッフの人数が多いおかげで、列の進みは早いです。
23:35ごろには、上海行きの手続きが始まりました。
そのころには上海待ちの列はかなり長くなっていましたが。

上海行きは中国人旅客が多いです。
中国の方は、列に並び始めるのがやたら早いんですよね・・・。
先を越されたくないということなのか、そういう国民性なんでしょうかねえ。

というわけで、かれこれ1時間ほど並びました。
もっと早く来て、列に並ぶべきだったか・・・。

逆に「列が短くなるまで待ってから並ぶ」という手もありますが、保安検査場が混雑していると飛行機に間に合わなくなったりするリスクがあるので、あまりオススメできません。

保安検査場で並ぶ

で、23:50ごろ。
ようやく搭乗券をゲットして中央出国審査場へ。
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ここも結構並んでます。

そんな時は、検査場入口の混雑度表示を激しくチェックしましょう。
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中央出国検査場の混雑度は4段階中2(右)。
北出国検査場の混雑度は4段階中1です(左)。
ちなみにこの混雑度表示は、最近になって更新頻度が増えて、かなり精度が上がった印象。

じゃあ「北」へ行こう、というわけで行ってみると・・・。
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こっちはガラガラ \(^o^)/
混雑度ゼロです。

これはどういうことかというと・・・。
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この日のピーチのカウンターは「D」で、出発ゲートは「108番」なので、殆んどのお客さんは、最短経路の「出発手続(中央)」から出国しようとします。
その一方で、遠回りになる「出発手続き(北)」は人が少ない、というワケです。

搭乗口によっては、やや遠回りになってしまいますが、並びたくない方はこちらを抜けるという選択肢もあります。

ただし「北保安検査場」のオープン時刻は・・・。
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7:00~25:00とのこと(2018/01当時)ですので、お気を付けください。

で、保安検査場で荷物をチェックされた後は、出国審査へ。

出国審査場には

  • 有人窓口(係員様にパスポートを見せる従来型)
  • 指紋認証型自動化ゲート(事前登録が必要)
  • 顔認証型自動化ゲート(この時は何故か稼働休止中だった)

の3種類があります。
「顔認証型」が使える場合は、事前登録なしで使える上に、早いのでオススメです。
人が少なかったので、どれも並ばずに通過できましたが。

出発ゲートで並ぶ

出国審査を終えて、搭乗ゲートへ。
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ここが最後の行列ポイントです。

機内頭上の物入れに荷物を入れたい場合は、早めに機内に入らないと、
「荷物を入れる場所がないヽ(`Д´)ノ 」
という状況に陥ります。

2019/01当時は・・・
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混雑防止のため「窓側(A列またはF列)の席を予約しているお客様と、そのお連れ様」から先に搭乗を開始していました(搭乗券チェックあり)。

先に機内に入りたい場合は「窓側席を予約する」のが良いかもしれません。
ただし、このあたりのルールは色々変わるし、「通路側がいい」という方もいらっしゃるかと思いますので、なんとも言えませんが。

ちなみに、上海から羽田に戻る便(MM898便)では「窓側から先に搭乗」するルールはありませんでした。
ご参考まで。

まとめ

というわけで、できるだけ並ばずに出発するコツとしては・・・。

  • 早めにチェックインカウンターに並ぶ(22:30~23:00ぐらい?)
  • 「北保安検査場」を使う(遠回りになるので時間に余裕がある場合)
  • 先に搭乗できる窓側席(A列 or F列)を予約する(2019/01現在)

てな感じでしょうか。
羽田発のピーチ深夜便でご出発予定の方のご参考になればと思います。

羽田空港国際線再増築工事・マニヤックな足場が登場の編

2019/01/04
平成最後のお正月を迎えた羽田空港国際線ターミナルの増築工事状況は・・・。
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マニヤックな形の櫓が登場。
曲面状の屋根を延長するための足場と思われます。
今年末の完成が楽しみです。

ついでに、2018年11月末に供用開始した「駐輪場」の様子を観察。
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ほう・・・。
意外と自転車で溢れかえることなく、いい感じの稼働状況となっているようです。

こちらは国際線のサテライトに増設中の搭乗橋。
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鉄骨がかなり組みあがってきました。

空港内無料循環バスに乗って近くから眺めると・・・。
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一般道の上の空間に、鉄骨の橋が架けられている様子が分かります。
2層構造になっていますね。
おそらくは下段が到着側、上段が出発側になるものと思われます。

一方こちらは、羽田空港跡地第2ゾーンの工事状況。
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鉄骨が3階部分にまで伸びてきました。
多摩川に架かる予定の橋は、まだ橋脚部分のみのようです。
こちらも完成が楽しみです。

こちらは国際線増築工事の建物内部の様子。
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はねだ日本橋の片方が封鎖されて、その上の部分が工事の仮囲いで覆われ始めました。
今ガラスが見えている部分も、近いうちに囲いで覆われるものと思われます。

こちらは、4Fの吉野家前の空間。
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おっと。
「吉野家前広場(←勝手に命名)」が復活!
広くなって良かったですねえ。

板張りになっている部分は、以前テーブルが置かれていたエリアです。
仮設の屋根を支えるための柱が沢山残っている状況のため、テイクアウトのお食事スペースは「はねだ日本橋」の下に移設したままのようです。

というわけで・・・。
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平成最後の大改修工事中の羽田空港国際線の様子でした(2018年12月末の状況です)。
増築工事の完成予定は2019年12月とのこと。
果たして、拡張されたエリアには一体何ができるのか。
1年後の工事の完成が楽しみです。

羽田空港国際線の空弁「ありそ鮨し・特上うにいくら丼」

2019/01/03
お正月恒例(?)の羽田空港最高級空弁シリーズです。

2019年お正月時点での羽田空港史上最高額空弁は・・・。
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国際線ターミナル4階おこのみ横丁のお寿司屋さん「ありそ鮨し」様にて販売されています。

こちらはテイクアウト可能な海鮮丼メニュー(クリックで拡大)
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空港内にあってテイクアウト可能、ということなので「羽田空港の空弁」に勝手に認定させて頂きます。

こちらの「特上うにいくら丼」がソレです。
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な、なんとお値段は 5480円(税別)。
税込み価格だと 5918円という羽田空港最高額空弁(2018/12時点、当ブログ調べ)なのです。
腰が抜けるお値段・・・。

しかし、羽田空港の空弁マニヤを自称しておきながら(?)、羽田空港の最高額空弁を食べたことがない、なんてのは許されない状況。
(↑自分で 勝手にそう思い込んでいるだけ)

ならば、一体どのようなものなのか体験すべく、清水の舞台から飛び降りる決心で購入。
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これで、しばらくはモヤシを食べて生活することにします。

こんなような楕円形の器に入ってきました。
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お箸とおしぼり、醤油、小皿つき。
出来上がるまで5分ほど待ちました。

では蓋をオープン!
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す、すごい、イクラが大量。
圧倒的じゃないか・・・。
中央部には高級そうなウニがたっぷりと。

では、頂きまーす。
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ご飯の上に乗ったイクラがこぼれ落ちます。

イクラが多すぎて、ご飯に対してイクラが余るという圧倒的な物量。
しかも、かなり高級なイクラのようで、プチプチと口の中で弾けてフレッシュです。
ウニはまるでバターのようにクリーミーで、口の中にスッと消えていきます。
ご飯と一緒に夢中で頬張りました。
あー幸せ。

というわけで(2018年12月時点・本ブログ調べで)羽田空港史上最高額の空弁「ありそ鮨し・特上うにいくら丼」のご紹介でした。
お値段なりの価値があるかどうかは、あなた次第・・・。

ちなみに羽田空港 第2位の高額空弁は・・・。
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お隣のうなぎ屋さん「宮川本廛」様にて絶賛発売中の「うなぎ弁当・中入れ大」5700円(税込)です。

実は、こちらは2017年に既に実食済。
土用の丑の日特別企画・羽田空港最高級空弁「宮川本廛・うなぎ弁当・中入れ大」

当時はまだ、おこのみ横丁に「ありそ鮨し2号店」が出来る前だったので、この「中入れ大」が最高額空弁だったのでした。
当時は「5200円」でしたが、その後値上げされたんですね・・・。

ご興味のある方は是非どうぞ。

その他の羽田空弁はこちら
羽田空港の空弁一覧(画像つき)

羽田空港国際線にカタール航空のA350-1000が初飛来してゆく年くる年の編

2019/1/1
新年あけましておめでとうございます。
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こちらは羽田空港国際線4Fの江戸小路のお正月装飾。
年が明ける前から設置されていました。
本記事では、平成最後の2018年大晦日から年明けにかけての羽田空港国際線ターミナルの様子をお伝え致します。

お正月装飾いろいろ

国際線ターミナル3Fの出発ロビー中央には・・・。
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お正月っぽい竹の装飾登場。
去年もあったかどうかは覚えておらず・・・。

助六寿司の「助六」様もいらっしゃいます。
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お揚げを使った稲荷寿司と海苔巻の入ったお弁当のことを「揚巻」の彼氏=「助六」寿司と呼ぶようになった、というのは、大船軒様の空弁「すけろく寿司」のパッケージに英語で書かれています(豆知識)。

4Fの広小路入口には・・・。
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去年と同様にお正月の飾りつけがありました。
記念撮影する人々多数。

5FのHOT ZONE入口には・・・。
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梅の木(造花)の装飾があり。
これも去年と同様です。

はねだ日本橋の周囲にも・・・。
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SNS映えしそうな、華やかな装飾がありました。
イイですねえ。

いつも4階広小路にある「WE ARE TOKYO」は・・・。
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なぜか、この日は5Fのお祭り広場にありました。
4F広小路のお正月飾りの影響かどうかは不明。

年越しイベントいろいろ

平成最後の大晦日の4F江戸舞台では・・・。
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太田フィルハーモニー管弦楽団様と、羽田ジルベスター合唱団様によるコンサートあり。

ベートーベンの交響曲第9番・ニ短調作品125の第4楽章の他、馴染みのある曲が合計5曲、演奏されました。
オーケストラは約50名、合唱団は約90名という大迫力の演奏でした。

出発ロビー3FのFカウンター前では・・・。
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何やら赤い軍団が集結中。

こちらも毎年大晦日恒例のJAL様による餅つきイベント。
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今年もラグビー部の方が餅つき担当でした。
ここで作製したお餅そのものは配布されず、別途調理しておいた白玉ぜんざいを配布するとのこと

沢山配布していたので、私もおひとつ頂きました。
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じゃ、JAL様の施しじゃあ~。
アンコが甘くて美味しゅうございました。

いよいよカタール航空のA350-1000初飛来

一旦家に帰ってお風呂に入って、再び国際線へ。
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午後10時前、ドーハからのカタール航空QR812便がA滑走路に着陸。
定期便としては羽田に初飛来のエアバスA350-1000(A7-ANC)です。

搭乗口は本館側の114番ゲートだったので・・・。
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近くで新型機「A350-1000」のお姿を眺めることができました。
結構デカイです。
ボーイング777-200ERよりも胴体が長い印象。

A350-1000が出発するまでの間は・・・。
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4F江戸小路の24時間営業の和風イタリアン店「赤富士」にて、年越しの「きつねそばスタ」を摂取。
ラジオアプリ「Radiko」で、NHK紅白歌合戦を聞きながら頂きました。
お上品なお味でした。

紅白歌合戦が桑田佳祐&松任谷由実で盛り上がっている頃・・・。
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折り返しの「カタール航空 QR813便 ドーハ行き」となったA350-1000が出発。
いってらっしゃーい。
主脚のタイヤが3列であることを誇示するかのように、タイヤの周りがライトアップされていました。

新機種登場により、↓の記事を更新しました。
羽田空港版・飛行機の機体の種類をざっくりと見分ける方法

ちなみに羽田空港国際線公式サイトのフライト情報によると・・・
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「A350-1000」の略称は「351」でした。
そりゃそうか。

羽田空港国際線 展望デッキで平成最後の年越し

A350-1000を見送った後は、年越しまであと10分。
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展望デッキには、いつもより多めの人が集まっていました。
23:59を過ぎると、あちらこちらで自主的にカウントダウンが行われ・・・。

年越しの瞬間は、

「年が明けました~!」
「A Happy New Year~!」

などの歓声が上がって、ささやかに盛り上がりました。
あけましておめでとうございまする。

東京ディズニーランド方面では・・・。
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年越しと共に、花火が上がっていました。
かなり遠目ではありますが、辛うじて見えて良かったです。

この後は、深夜バスとタクシーを乗り継いで帰宅。
もうメチャ眠くて、平成最後の初日の出まで待つのはムリでした。

家で録画しておいた「ゆく年くる年」を見ていたところ・・・。
なんと、国際線ターミナルの「はねだ日本橋」からの生中継がありました。
NHK、近くに来てたんですね・・・。
生中継の時間は、展望デッキにいたため、全く気が付きませんでした orz。

***

というわけで・・・。
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A350-1000の初飛来を見届けて、そのまま羽田空港国際線で年越しした体験記でした。
今年もよい一年でありますように。