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羽田空港国際線・タイガーエア台湾と奥凱航空が羽田深夜便に就航の編

2016/01/11
前回レポートしました海南航空の北京~羽田深夜便の他にも

  • 「タイガーエア台湾」が台北桃園-羽田線
  • 「奥凱航空」が天津-羽田線

の羽田深夜便の運行を開始していた、とのことなので、その様子を伺いに行ってきました。

タイガーエア台湾が羽田深夜便でピーチに挑む

ウィキペディア先生によると、「タイガーエア台湾」は、シンガポール航空傘下のLCCタイガーエアとチャイナエアラインの合弁会社のLCCとのこと。
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しかしその出資比率は。タイガーエアウェイズ・ホールディングス10%に対して、チャイナエアライン90%なので、資本的にはチャイナエアラインの子会社です。
コールサイン(航空機が管制官と無線通信するときの基地局名)は「スマートキャット」。
虎はネコ科だから?
運航ダイヤは以下の通り。

IT216 台北桃園 23:50 → 羽田 4:00 / 月,火,木,日
IT217 羽田 5:00 → 台北桃園 7:50 / 月,火,木,日
(曜日は羽田発着時)

ほぼ同じ時刻に、ピーチの羽田-台北桃園線が毎日運航しており、絶賛競合中です。
深夜便でも元気に活動できる若者客を中心に利用客数を伸ばせるかどうかですね。

「奥凱航空」は天津-羽田の深夜便に就航でOK

奥凱航空って、初めて聞く航空会社・・・。
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ウィキペディア先生によると、天津をハブ空港とする中国のLCCで、通称「オッケー航空」とのこと。
コールサインは「オーケージェット」
「OK牧場」のガッツ石松氏との関係性は不明。
運航ダイヤは以下の通り。

BK2989 天津 23:25 → 羽田 3:25 / 木,土,日
BK2990 羽田 4:25 → 天津 7:25 / 水,土,日
(曜日は羽田発着時)

同様な時間帯の火水金日曜に、天津航空も羽田-天津の深夜便を運航しています。
実は2015年11月11日から運航していたのだとか。気づかなかった・・・。
そんなに天津線って需要があるのだろーか。
それに、羽田発4:25ってどうやって乗るんじゃ?
というわけで、実際にその様子を見に行ってみることにします。

実際に見に行ってみる

上記の運行ダイヤを見るに、土曜の深夜に取材に出かければ、両社の機体を見られるはず。
というわけで、1/9(土)深夜の羽田空港国際線へ。

出発案内板
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4:25定刻の奥凱航空は、5:30発に遅延。
中国系の航空会社は定刻に飛ぶことのほうが少ないような・・・。

到着案内板
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奥凱航空は3:25着ということで、羽田国際線も眠らない空港になってしまいました。
昨夜の海南航空のレポートに続いて2夜連続の徹夜取材はキツい・・・。

午前1:55ごろの奥凱航空のHカウンター。
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奥凱航空BK2990 天津行きの搭乗手続きがOKとなりました。
4:25の定刻出発に対して、2時間半前に開くようです。
お客さんが極めて少ない・・・。
個人客が10人ぐらいで、団体さんも来ませんでした。
採算がOKなのか危ぶまれます。

午前2:30前後のタイガーエア台湾 Gカウンター。
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タイガーエア台湾IT217 台北桃園行きの搭乗手続き開始。
日本好きな台湾女子グループと、台湾好きな日本女子グループ(マスク着用)が多いです。
前日の夜に羽田入りして待機していたものと思われます。
蒲田発の早朝バスを使っても、羽田到着は3:50ごろですからね・・・。

午前2:50ごろ。
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天津からの奥凱航空 BK2989便が、110番スポットに到着OK。
機材はボーイング737-800 (B-5367)。
深夜便出発ラッシュが終わった後で駐機場がガラガラなので、イミグレに近い良い場所に駐機することができます。
機体には大きく「OK」の文字が描かれていますが、ボーディングブリッジを降りてくるお客さんの数が少ないです・・・。

続いて午前3:30ごろ。
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台北からのタイガーエア台湾 IT216便が112番スポットに到着。
機材はエアバスA320-200 (B-50006)。
こちらは沢山の人々が降りてきている様子。

この日も出発ロビーの保安検査場がオープンしたのは、午前3時半。
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それまではチェックインを済ませても、結局は出国エリアには入れず待たされることになります。

午前4:00ごろ。
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到着ロビーには、台湾から到着した人々がチラホラと。
でも、始発の電車・バスは午前5時台まで待たなければなりません。
このあたりはまだまだ不便です。

午前4:50ごろ。
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折り返し台北桃園行きのIT217便が、台湾女子グループと日本女子グループを沢山乗せて出発。
いってらっしゃーい。

続いて午前5:10ごろ。
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折り返し天津行きのBK2990便が、10数名の乗客と日本の空気を乗せてプッシュバックOK。
C滑走路より飛び立っていきました。

というわけで、タイガーエア台湾と奥凱航空の深夜便就航の様子のレポートでした。
深夜の羽田国際線はLCC搭乗待ちの国内外のお客さん(若者中心)で賑わってきました。
そのため、閑散期にもかかわらず、国際線ターミナル内のベンチが満席に近い状態に。
ターミナル内に横になれるベンチやソファ(できればコンセント付き)をもっと増やした方がよいような・・・。

羽田空港国際線の深夜の過ごし方関連はこちらをどうぞ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ

羽田空港国際線・海南航空が北京-羽田の深夜便に就航したのを興味本位で見に行くの編

2016/01/09
訪日ブームに乗って、交通の便の悪い深夜早朝時間帯までも新規路線の参入が相次いでいる羽田空港国際線。
2015/12/24から中国・海南航空が北京-羽田の深夜便の運航を開始したとのことなので、その様子を見に行ってみました。
久しぶりの羽田国際線・徹夜滞在型レポートです。
ウィキペディア先生によると、海南航空は、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空に次ぐ中国第4位の規模の航空会社とのこと。
2016/01時点のダイヤは以下のとおり。

HU7919 北京 0:15 → 羽田 4:10 / 月,木,土
HU7920 羽田 5:10 → 北京 8:25 / 月,木,土

羽田の深夜(というか早朝)に到着して、すぐに飛び立っていくという、実にレポートし辛いダイヤです。

それでも金曜の会社帰りの深夜11時ごろ、羽田空港国際線に到着。
HKG_2015OCT_062_R25
深夜発の便のお客さんで賑わっています。
海南航空が到着する、午前4:10までどうしようかなー。

到着階にある24時間営業のカフェ「ピスタ」でビールでも飲んでダラダラと過ごします。
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生ビール小・520円。シウマイは別途。
ういー、眠い。

やがて終電が終了。
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例によって、ターミナル内に取り残されます。

この日の海南航空のカウンターはIカウンターを使用。
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0:40ごろでは、まだ搭乗手続きは始まっていません。

で、海南航空HU7919の到着予定は・・・?
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ありゃ、4:10定刻に対して、4:55着に遅延とのこと。
トラフィックの少ない深夜なのに遅れちゃいますか・・・。

さらにターミナル4Fにある24時間営業の吉野家で、ビールでも飲んでダラダラします。
HKG_2015OCT_010_R25
グラスは280円。ジョッキは380円。
おつまみのキムチは100円。
吉野家は羽田空港国際線において、もっともお安く生ビールが飲める場所です。
が、お客さんがどんどん来るので、あまり長居できないのが難点。

午前2時ごろ・・・。
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すべてのフライトの搭乗手続きが終了し、束の間の眠りにつく国際線出発ロビー。

そして、その30分後の午前2時半ごろのこと。
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突如、中国人の団体さんがゾロゾロと国際線に入場してきました。
3本線の入ったジャージを着た人や、例のダウンジャケットを羽織ったオバさんなどなど。
巨大なスーツケースのほかに、「爆買い」の成果物である段ボール箱をいくつも運搬している人もいます。
いきなりの中国内陸部な感じの人々の登場で、ターミナル内は異様な雰囲気に包まれました。

あっという間に、カウンターに列ができて、午前2:35ごろ搭乗手続き開始。
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古代ギリシアのファランクスを思い起こさせる密集隊形。
寝静まった薄暗い出発ロビーの中で、この区画だけ異様に殺気立っています。
横入りされないように皆さん必死です。
エコノミーなのに、ビジネスクラスのカウンターに割って入ろうとする人もいます。
あと荷物が多かったり、乗り継ぎがあるのかないのかもよく分からないので、一人一人のチェックインに異常に時間がかかります。
でもまだ出発時刻(5:10が6:15に遅延)まであと4時間近くあるので大丈夫・・・。

黒いゴミ袋とセロハンテープを用いて、スーツケースをグルグル巻きにしているファミリー。
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そこまでしますかねえ。

片隅に放置されている空気清浄器。
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えーと、どなたのものでしょうか?

ついにそれぞれのカウンターにお客さんが殺到する形にw。
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前に空間が空いていると、横入りされちゃうので。
カオスな状況です。

その様子を上から冷静に観察する、早朝便待ちの日本人客の姿もあり。
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「爆買いだねー」
「そーだねー」

ただ、午前3時現在ではまだ保安検査場がオープンしていません。
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先を争ってチェックインを済ませた人々も、結局はロビー内で待たされることになります。

東京税関のコーナー。
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「カスタム君」と記念撮影をする人々あり。
なんだかとっても楽しそうです。

午前3時15分ごろ。
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午前5時50発・台北行きのピーチMM1029便のカウンターで搭乗手続きが始まりました。
こちらは若い日本人の個人客中心で平和な雰囲気。
まだ早い時間なので、お客さんの数もまばらです。

午前3時30分ごろ。
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保安検査場がオープン。
北京を目指すお客さんが続々と入場していきます。
またのご来日をお待ちしております。
以前は午前4時ごろオープンだったのですが、最近午前5時台の出発便が増えてきたのを受けて、時間が早まったようです。

そして午前5時11分ごろ。
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北京からお迎えのHU7919便がA滑走路に着陸。
これが折り返し北京行きのHU7920便になります。
本館側113番ゲートに到着予定だったのが、遅延の影響でサテライト側の141番に変更になってしまいました。
そのため間近で機体を拝むことはできず・・・(涙)。

午前6時15分ごろ。
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空が明るくなっていました。
それにしても、外は寒い・・・。
3分ぐらいで耐えられなくなってきます。

そんな中、北京行きのHU7920便が出発。
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機材はボーイング737-800。
中国の人々と沢山のお土産を搭載して、C滑走路から寒空へと飛び立っていきました。
祝一路平安。
この後、猛烈な睡魔に襲われたので、速攻で帰宅・・・。

というわけで、海南航空の羽田就航の様子の徹夜レポートでした。
景気減速が囁かれる中国経済ですが、いつまでこの訪日ブームが続くのか注目です。
同時期にタイガーエア台湾(IT)の台北便、奥凱航空(BK)の天津便も羽田の深夜便に新規就航したとのこと。
これらのレポートはまた後日に・・・。

羽田空港国際線の深夜の過ごし方関連はこちらをどうぞ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ

2015冬ダイヤに合わせて羽田空港の深夜バスがさらに増便の編

2015/11/01
訪日外国人旅客の爆発的な増加に伴って、海外路線の新規就航が相次いでいる羽田空港国際線。
特に、今まで終電・終バスに間に合わなくて不人気だった深夜到着便の就航が、最近になって目立ち始めました。
終電に絶望的に間に合わない23時30分以降の羽田深夜到着便の便数を、過去と比較してみますと・・・

■2015年2月時点
23:50着:フィリピン航空 PR424便
23:55着:香港エクスプレス UO622便
の2便。

■2015年11月時点
23:30着:香港ドラゴン航空 KA396便
23:50着:フィリピン航空 PR424便
1:00着:天津航空 GS7225便(火水金日)
1:00着:上海航空 FM835便(水金日)
1:00着:春秋航空 9C8515便(月火木土)
1:10着:吉祥航空 HO1385便(月水金)
の3~5便。

と、大幅に増えました(中国系の航空会社ばかりですが・・・)。
それに対して今までは、羽田を出発する深夜バスの最終便は1:00~1:10発しかありませんでした。
なので、1:00以降に羽田に到着する便や、夜22時~23時台の羽田到着便が遅延した場合等は、交通手段がタクシーしかなく不便を強いられたわけです。

そこで国土交通省は、2015年10月25日から、さらに羽田空港国際線の深夜バスを増便することを決定。
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従来の深夜1時台に羽田国際線を出発する深夜バスに加えて、2015/10/25より深夜2時台発の深夜バスが増便されました。

今回のダイヤ改正で新たに追加された深夜バスは・・・

  • 1:40発:池袋・新宿行き
  • 2:00発:浅草・秋葉原・東京駅・銀座行き
  • 2:15発:品川・お台場行き
  • 2:15発:川崎・蒲田・大鳥居行き
  • 2:20発:池袋・新宿行き
  • 2:20発:二子玉川・渋谷・六本木行き
  • 2:20発:みなとみらい・桜木町・横浜駅(YCAT)行き

の7便。
特に訪日外国人旅客の宿泊先として需要の多い「池袋・新宿行き」は2便が増便されています。
従来の1時台の深夜バスも一部、出発時刻が遅めに変更されました。
これらの2時台の深夜バスがあれば、1時台に羽田に到着する人々の救済措置になりそうです。

特に、以下の路線は深夜も営業しているスーパー銭湯に行けますので、緊急時に利用価値大かと思います。

ただし、特に大江戸温泉物語やHOTEL&SPA和などは、就寝スペースがすでに満員の場合や、メンテナンス日で休館の場合もありますので、決断は自己責任で。
あと、これらの2時台のバスに間に合わないぐらい飛行機が遅延したら、5時台の始発まで空港内で待つことになります。
(またはタクシーで帰るか)

深夜バスのダイヤの詳細は、こちらの国土交通省のページの「別紙 (pdf形式)」へどうぞ。

羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法のまとめはこちらへ
羽田空港・深夜早朝アクセスバスの活用方法

羽田空港国際線・吉祥航空の上海-羽田深夜便就航の編

2015/08/13
以前の記事「羽田空港国際線・中国・台湾方面の深夜便が続々と新規就航開始の編」でもお伝えしましたように、8/7から中国の吉祥航空が上海-羽田の深夜便の運航を開始しています。
ウィキペディア先生によると、吉祥航空(HO)とは上海浦東国際空港をハブ空港とする航空会社で、日本へは既に関空、沖縄、福岡に上海浦東便を就航させているとのこと。

■ダイヤ(2015/08現在)
HO1386 羽田発1:50 →上海浦東着4:00 (月水金)
HO1385 上海浦東発20:50 →羽田着1:00 (月水金)
最新ダイヤは航空会社のウェブサイトをご確認のこと

月水金の週3便の深夜運航のため、なかなか機体を目撃するのが難しいです。
が、今日はお盆休みを利用して就航の様子を見に行くことができました。

羽田発AM1:50に対して、2時間30分前のPM11:20ごろ。
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出発階のKカウンターにて搭乗手続きが開始されました。
炊飯器などのお土産を満載した爆買いの訪日中国人達で行列しています。
家族連れが多い印象。
日本人旅客はほとんどいない模様です。

こちらはAM1:10ごろの到着ロビーの様子。
HO1385便で上海から羽田にやってきた中国の旅客の方々が続々と到着。
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長旅お疲れ様です。
しかし残念ながら、既に終電は終わっています。
深夜バスもAM1:00ごろ発が最終ですので、残された交通手段はタクシーのみ。
多くの人々はターミナル内に宿泊し始発を待つことになるでしょう・・・。
AM2:00台羽田発の深夜バスの登場が望まれます。

・・・と思ったら。
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しっかりとバスをチャーターしている団体客あり。
パックツアーか何かでしょうか。

駐車場へと向かう人々あり。
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日本に知り合いがいる人々は、迎えに来てもらうことができます。

タクシーに向かう人々も結構沢山います。
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午後10時~朝5時の間は深夜料金が加算されます。

到着した人々を観察していると、到着後の交通手段がないことは織り込み済の様子。
案内カウンターに詰め寄る人もいなくて、皆さん淡々としています。

AM1:40ごろ。
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折り返しの吉祥航空・羽田発上海浦東行きHO1386便は、定刻よりも10分ほど早く出発。
機材はA320-200 (B-1871)。
使用ゲートは本館側の113番ゲートだったため、国際線の展望デッキから初めて吉祥航空の機体を間近に見ることができました。

中国との新路線の増加によって、今後さらに訪日客を増やしてくれることを期待しましょう。

羽田空港国際線の深夜の過ごし方関連はこちらをどうぞ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ

羽田空港国際線・香港ドラゴン航空の深夜便就航の編

2015/04/03
先月末より、香港ドラゴン航空の深夜便が羽田に就航したとのことで、早速会社帰りに羽田に見に行ってみました。

夜10時ごろ、羽田空港国際線出発ロビーに到着。
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香港ドラゴン航空のカウンターはLカウンター。
まだ搭乗手続きは始まっていない様子。

出発案内板。
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1:45発・香港行きの香港ドラゴン航空KA397便が加わりました。
羽田出発時刻が最も遅い最終便。
香港エクスプレスのUO623便、ANAのNH839便(土日月)に次ぐ3社目の香港行き深夜便になります。
競争が激しくなってきました。
この便を使えば、金曜の夜に出発し、土日をフルに使って香港に滞在し、日曜の深夜に戻ることも可能。

KA397便の出発時刻1:45に対して、チェックイン・カウンターは23:15より開始とのこと。
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搭乗時刻の2時間半前からオープン、ということのようです。

香港ドラゴン航空も自動チェックイン機に対応している模様。
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預け荷物がなければ、カウンターがオープンしていなくても、これでチェックインして出国エリアに入れるはず。
香港ドラゴン航空はone worldなので、JALの上級会員ならJALラウンジも使用可能です。
ビジネスクラス搭乗者は、羽田に最近できたばかりのキャセイのラウンジを使えるとのこと。
いつかは私も利用してみたい・・・。

国際線5Fの「AIRLINE’S AIRPLANE」 ギャラリーへ。
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羽田に定期便運航中の航空各社の航空機の模型が展示されています。

航空会社名のアルファベット順に展示されているのですが・・・。
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デルタ航空の次がエミレーツになっており、香港ドラゴン航空の模型の姿はまだ見当たらず。
発注中?

こちらは深夜の展望デッキ。
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航空機の垂直安定板に書かれた航空会社のマークの説明があります。

こちらには、めでたく香港ドラゴン航空が追加されました。
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27社目の就航になります。
残る枠はあと1つ!?

23:15前。
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Lカウンターにて、香港ドラゴン航空・香港行きKA397の搭乗手続き開始。
この日(4/3)は、中華圏は「清明節」でお休みということもあってか、普通語を話す中国人富裕層の姿が多く見られました。

こちらはライバルの香港エクスプレス航空のカウンター。
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こちらのほうはお客さんが少ないような・・・。
閑散期のせいかもしれませんが、深夜の香港便もやや供給過多になってきた感じです。

到着階2Fに下りてみます、
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こちらは深夜着便のお迎えの人々で混雑中。

到着案内板。
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今宵の香港ドラゴン航空KA396は、23:15羽田着に対して、1時間以上遅れて0:19着予定とのこと。
ありゃー、これじゃ終電にも間に合いませんねえ。
実際はもっと遅れて0:30ごろに羽田に到着していました。
これだと、1:00発の深夜バスにも間に合わないので、乗客の皆様におかれましては羽田での夜更かしを余儀なくされた方もいたことでしょう・・・。

23:30ごろ。
香港ドラゴン航空のA320の到着を出迎えるべく、展望デッキへ。
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深夜出発便ラッシュのため、駐機場は満杯です。

香港ドラゴン航空の駐機場はサテライトの145番スポット。
残念ながら、展望デッキからはサテライトの駐機場(141~148番スポット)は見えません。
が、この日は深夜の南風運用のため、D滑走路(RWY23)に着陸するはず。
ということは、着陸後、国際線の展望デッキから見て右手から左手に向かってタキシングしていくはず。
この瞬間を狙うしかありません。

そして深夜の0:30ごろ。
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定刻よりも1時間以上遅れて、香港から到着の香港ドラゴン航空KA397便・A320(B-HSL)到着。
狙い通りの動きで、暗闇の中のA320を撮影することに成功しました。
が、私も終電を逃してしまった・・・(泣)。

というわけで、羽田深夜着の対処法はこちらをどうぞ。
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ

また羽田発着の深夜バスの(2015/04時点での)最新情報はこちらをどうぞ・・・。
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大