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羽田空港国際線・今年も「ほおずき」と「朝顔」が登場して山東航空さようならの編2018

2018/07/15
めちゃめちゃ暑い、海の日の3連休。
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羽田空港国際線展望デッキも猛烈な暑さでした。

でもターミナル内は空調が効いていて涼しい♪
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暑さをしのぎに国際線ターミナルにやってきました。

七夕後の羽田空港国際線には・・・。
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例年どおり「ほおずき」が登場しました。
緑と赤が鮮やかに映えますねえ。

造花ではなくて本物。
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近付くと、ぷうんと甘酸っぱい匂いがします。

鉢植えタイプもあり。
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まだ緑色の「ほうずき」も、徐々に赤く染まっていくことでしょう。

4F江戸小路には・・・。
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こちらも例年通り、朝顔の装飾が登場。
「江戸小路」の看板の周囲に巻き付いているのがソレです。
こちらは生花ではなくて造花。

軒先にも・・・。
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朝顔が発生しました。
こちらも造花なので、メンテナンスフリーです。

4Fおこのみ横丁にも、朝顔のついたてが登場
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一気に夏らしくなりましたねえ。
まだ「風鈴」はついていません。

足元の通気口からは・・・。
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冷た~い空気が噴き出しています。
ひゃー涼しい。

展望デッキのある5Fにも・・・。
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「朝顔タワー」が登場しました。
去年までは、さらに夏が深まると朝顔に「風鈴」が備え付けられていましたが、今年もそうなるのかどうか、楽しみに待つことにしましょう。

そして、おまけ情報。

こちらは国際線5Fのモデルプレーン展示コーナー「AIRLINE & AIRPLANE」。
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久しぶりに機体の数をカウントしてみると・・・。
この間まで39機あったモデルプレーンが、1機減って38機になっている!
どこの航空会社のが無くなったんだろう?

5分ぐらい考えた結果。
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「山東航空」のモデルプレーンが無くなっていることが判明。
確かカタール航空と上海航空の間にいたはず。

山東航空は、2016年8月から羽田~済南線の深夜便(SC8887/SC8888)を運航していました。
深夜便でかつ週3便のみ運航という地味路線でした。
羽田空港国際線・山東航空がいつの間にか済南-羽田・深夜便を就航させていたの編

いつの間にか撤退していたんですね・・・。
またいつか羽田に来てくれることを願いましょう。

というわけで・・・。
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夏真っ盛りでも館内は涼しい羽田空港国際線でした。

暑さをしのぎに?是非どうぞ。

羽田空港国際線・山東航空とキャセイドラゴンのモデルプレーンが登場して、Vエアーは撤収の編

2017/01/04
年が明けて2017年。
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羽田空港国際線のあちこちに「門松」が配備されています。
1/1~1/3の3日間は、恒例の「新春はねだ江戸まつり」が行われたとのことですが、私は旅行中のため参加できず、でした。
例年のごとく大いに盛り上がったことでしょう・・・。

さて、今回の小ネタは羽田空港国際線5Fの「AIRLINE & AIRPLANE」コーナーから。
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羽田国際線に定期便を就航している航空各社のモデルプレーンが展示されています。

と、そこに・・・。
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2016/8/19から羽田-済南の深夜便の就航を開始した、中国の「山東航空」のモデルプレーンが、先月(2016/12)下旬に登場しました。
機材はボーイング737-800。
機首の「SDA」 (Shang Dong Airの略)の文字が特徴的です。

機体の実物はこちらの過去記事をどうぞ。
羽田空港国際線・山東航空がいつの間にか済南-羽田・深夜便を就航させていたの編

この山東航空の737の追加と同時に・・・。
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台湾のLCC「Vエア」のモデルプレーンが消滅。( ;゚Д゚)
「ユナイテッド航空」と「ベトナム航空」の間にいた子がいなくなっています。
(展示は航空会社名のアルファベット順)

この「Vエア」は、2016/3/11から羽田-台北桃園の深夜便の就航を開始。
羽田空港国際線・台湾のLCC「Vエアー」深夜便就航の様子を見に行くの編

それに伴って「AIRLINE & AIRPLANE」コーナーにも、Vエアのモデルプレーンが展示されていました。
羽田空港国際線「AIRLINE & AIRPLANE」にモデルプレーンが5機追加されるの編2016/06

しかしながらその後、親会社の台湾トランスアジア航空の採算が悪化。
2016年10月から運航が停止され、11月にそのまま解散となったのでした・・・。
運航停止後も、しばらくの間モデルプレーンは展示され続けたものの、今回ついに撤収されることになりました。
航空ビジネスも色々とキビシイ世界のようですねえ。
居なくなったVエアのモデルプレーンは一体どこに行ってしまったのか、気になって夜も眠れません。

さらに。
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香港ドラゴンのモデルプレーンが「キャセイドラゴン」のものに変更されました。
機材はA320-200。
深紅のロゴがカッコイイです。

もちろん、説明用のプレートも新調されています。HKG_2017JAN_058_R01
今回の更新で、AIRLINE & AIRPLANEの展示機体数は1増1減・1機交換で38機のまま変わらず。
これで羽田就航中の全38社のモデルプレーンが勢揃いしたことになります。
コンプリート、おめでとうございます。

なお2017/7/21からは、ニュージーランド航空がオークランド-羽田の深夜便を就航させる予定とのこと。
このまま撤退する会社が無ければ、今年はさらに賑やかな展示になりそうです。

羽田空港国際線・山東航空がいつの間にか済南-羽田・深夜便を就航させていたの編

2016/09/03
とある夜の羽田空港国際線・展望デッキにて・・・。
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エッ?山東航空?

これは国際線の展望デッキに設置されている電子案内板の表示。
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羽田の国際線に定期便(コードシェア便を除く)を就航させている全航空会社の尾翼のマークが展示されています。
今まで全38社だったのが、知らない間に山東航空が追加されて39社に増えていました。
うう~しまった、最近チェックを怠っていたので、1社増えていることに気が付かなかった・・・。

羽田空港国際線の公式サイトの「月間フライトスケジュール」によると、山東航空(SC)のダイヤは以下とのこと (2016/8/19羽田着から就航)。

  • SC8887 済南23:45 → 羽田 3:00 (水金土)
  • SC8888 羽田4:30 → 済南7:20 (水金土)

週3便のみの運航ですが、羽田早朝4:30発という、これまたスゴいダイヤです。
でも、現状の羽田はこの時間帯しか発着枠に空きが無いので仕方がありません。
一体、どういうお客さんが利用するのだろうか・・・。

その前に、そもそも「済南」ってドコなの?韓国?という方は、こちら。
済南
いいえ、済南(ジーナン Jinan)は中国山東省西部(J)にある、山東省の省都です。
人口は約680万人。
チンタオビールで有名な青島と同じ山東省内にあります。
済南からは、山東航空が関西空港にも定期便を運航しています(2016/09時点)。

***

というわけで。
山東航空の就航の様子を観察すべく、金曜夜の会社帰りの終電で、羽田空港国際線ターミナルへやってきました。
(飛行機に乗る訳ではなくて、見るだけ)
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深夜0:20ごろの出発ロビー。
すでに深夜時間帯の出発のピークは過ぎています。
しかし、早朝出発便や始発電車を待つ夜明かしの人々で一杯です。

まずは、4F「羽田食堂」にて・・・。
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ジンジャーハイボール(550円)と、深夜メニュー・鮭おにぎり(180円)で、搭乗手続き開始を待ちます。

出発時刻4:30に対して、2時間20分前の深夜2:10ごろ。
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「ピーンポーンパーンポーン♪」
日本語と英語のアナウンスと共に、SC8888便のチェックインが開始されました。
中国語アナウンスは無かったけど、ダイジョブかな?
この日は、出発ロビー端っこの「Aカウンター」を使用。
お客さんは、お金持ちそうな中国人が多く、普通な感じです。
以前の海南航空のときのような殺伐とした雰囲気はありません。
お客さんの数は少ない模様。

キャビンは2クラス構成の模様。
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こちらは上級のファーストクラス「头等舱(頭等艙)」。
利用者は数名。

エコノミークラス「经济舱(経済艙)」はこちら。
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あっ、「エコノミークラス」ではなくて「ツーリストクラス」なんですね。
これは失礼・・・。

眠い目をこすりながら、出発案内板をチェック。
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かなり深夜便の便数が増えてきましたね・・・。
文字通りの24時間空港になってきました。
で、山東航空の使用スポットは111番スポットとのこと。
本館の真ん中なので、いい機体の写真が撮れそうです。

2:56AM。
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A滑走路(34L)に山東航空SC8887便が着陸。
この便が折り返し、済南行きのSC8888便になります。

静まり返った丑三つ時の国際線111番スポットに到着。
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機材はボーイング737-800(B-5543)。
機体の「SDA」の文字は、ShanDong(山東) Air の略と思われます。
この時間帯は発着便が少ないので、イミグレに近い良いスポットを使い放題。

3:30AMごろの到着ロビーに、済南からのお客さんが到着。
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ようこそいらっしゃいました。 歓迎光臨。
お客さんの大半は、団体ツアー客だったご様子。
あらかじめチャーターしていた観光バスに乗って移動して行かれました。
この時間は公共交通手段が動いていないので、個人旅行だと始発まで待つしかないですからね・・・。

そして、4:15AMごろ。
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定刻よりも15分前倒しで、SC8888便済南行きが出発。
お客さんが少なく、早めに全員が搭乗できたようです。
縁起の良い数字「8」が並んだ、まさに「福のフライト」SC8888便は、D滑走路(RWY05)から離陸していきました。
果たして、中華系航空会社の羽田深夜便就航はいつまで続くのか、今後の動向に注目です。