2016/03/05
2月某日の羽田空港のリムジンバス乗り場にて、こんなようなチラシを発見。
おおっと、移転ですか?
チラシによると・・・。
2016/03/01から、東京駅・八重洲口北口近くの「鉄鋼ビルディング」に、JR東京駅発・羽田空港行きの京急リムジンバス乗り場が移転したとのこと。
「鉄鋼ビルディング」て。
強そうな感じですね。
鉄骨が剥き出しのビルなのかな・・・。
ではでは、早速視察させて頂きに、JR東京駅へ。
とりあえず、案内板に従って「八重洲中央口」へ。
「八重洲北口」から出ると、さらに近道です。
間違えて「丸の内出口」側に出るとハマりますので気を付けましょう。
改札口を出たら、とにかく外に出て、道路は渡らずに左へ。
羽田空港行きのリムジンバス乗り場への案内表示は何もありません。
不親切この上なし。
なぜなら、このバスはJR東日本が運行しているものではないからです(「東京空港交通」と「京急バス」が運行しています)。
あえて商売敵に塩を送るような案内板をJRの駅構内には設置しない、というセコい戦略なのか、それとも単に設置し忘れているだけなのかは不明。
駅前に、周辺地図があるにはあります。
が、しかし・・・。
「鉄鋼ビルディング」の場所が工事中になっていて、その表記がありません。(2016/03/05現在)
これでは「鉄鋼ビルディング」と言われても、ドコか分からんではないか・・・。
地図が新しく更新されるのが待たれます。
ずーっと、東京駅八重洲口前の道路沿いを北へ歩いていくと、バスの車止めのあるビルが見えてきます。
これが「鉄鋼ビルディング」らしい。
鉄骨が剥き出しなわけもなく、至って普通の地味なビルです。
このようにバスが止まっていると分かりやすいですが、バスがいないと分かりにくいかもです。
一応こんなような案内表示板があるものの・・・。
字が小さいので、ほとんど目立ちません。
てなわけで、JR東京駅の八重洲中央口から徒歩5分ほどで、新しい羽田行きのリムジンバス乗り場に到着。
ここから羽田空港行きリムジンバスに乗れば、大人930円(深夜・早朝便は1860円)で羽田空港までノンストップで到着できて便利です。
係員さんがいて、大きな荷物は貨物室に積んで頂けます。
以前の乗り場に比べると・・・。
- 八重洲口の駅前の道路を横断しなくて良くなった
- 屋根がある場所でバスを待てるので雨の日も安心(以前の乗り場にも屋根はあったけど狭かった)
というわけで、利便性は良くなった印象です。
バス停の立て看板。
屋内なのに何故か太陽電池パネルが(笑)。
時刻表の他、現在の運行状況も小さなディスプレイで表示されています。
もし事故などで時間がかかりそうな場合は、JRで浜松町経由で羽田に行くのがよいでしょう。
すぐ近くには、成田空港行きのリムジンバス乗り場もあります。
間違えて乗らないように、気を付けましょう。
係員さんにバスの行き先を確認するのが確実かと思います。
ちなみに、この「鉄鋼ビルディング」。
最近リニューアル工事が終わったばかりとのことで、キレイなお店が沢山あります。
バスの出発まで、すぐ近くのタリーズ・コーヒーで一服するもよしです。
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ちなみに、こちらが旧・羽田空港行きのバス乗り場。
駅から道路を渡った遠い場所(地下通路経由)にあるので、メチャクチャ分かりにくかったです。
今はこんなように「移転しました」の案内が貼られています。
わざわざここまで重い荷物を持って来てから「移転された」と言われても、ご無体な感じです。
くれぐれも、間違ってここに来ないようにご注意ください。
移転前と移転後の位置関係は下記のとおり。
駅からの距離はあまり変わりませんが、地下街経由で道路(外堀通り)を横断しなくて良くなったので、利便性は良くなったと思います。
というわけで、新しい場所に移転した、東京駅の羽田空港行きリムジンバス乗り場のご紹介でした。
新幹線から乗り継ぐ場合や、大きな荷物を持っていて浜松町でモノレールに乗り換えるのがダルい場合などに便利な選択肢かと思います。
駅周辺には乗り場への案内板がありませんでした(2016/3/5現在)ので、本記事をご参考にどうぞ。
リムジンバスの公式サイトはこちら