2014/08/28
本日正午、羽田空港国際線ターミナル4F/5Fの工事中だったエリア「はねだ日本橋」がオープンしたとのこと。
早速会社帰りに寄ってみることに。
夜7時ごろ、喜び勇んで羽田国際線・出発ロビーに到着。
おおっ!
提灯が鮮やかに灯って、既にお客さんが中を歩いている様子。
左半分の「はねだ日本橋」部分に接近してみます。
本物のヒノキでできているらしいです。
うーん、素晴らしい。
先週まで左半分だけ仮囲いに覆われていたのは、今日までこの橋を隠しておきたかったのですね・・・。
早速4Fの本屋「改造社書店」左横から拡張エリアに入ってみます。
仮囲いが撤去されて、通行可能な状態になっています。
喜び勇んで内部に突入♪
まずは「おこのみ横丁」から。
「おこのみ横丁」とはいっても、お好み焼き屋があるわけではない様子。
ずらりとテイクアウト中心の食べ物屋さんが並んでいます。
朝7:00~夜10時まで営業(2014/08/28現在)
一番手前のお店は「根津とうふ屋・須田」
稲荷寿司等を販売しています。
試食で頂いた稲荷寿司が美味しかったので、今日の夕ご飯は「いなり弁当」(税込972円)に決定。
中には美味しいお稲荷さん4個と、ゴボウの煮物とか各種おかずがギッシリ。
美味しゅうございました。
ボリュウムもあって結構お得な感じです。
「日本橋だし場」では、けんちん汁(360円税込)など、和風だしの各種汁物類を販売。
ああ、心が温まるー。
ごちそうさまです。
奥に進むと、甘味処「浅草・梅園」発見。
あんみつとか、和風デザート類各種あり。
店頭には、日本が世界に誇る精巧な食品サンプルを販売中。
お寿司の食品サンプルとか、外国に行くときのお土産にいいかもしれませんね。
2015/03/14追記
現在は食品サンプルは取り扱っていないようです
あんみつや茶そばなどを、店内で頂くことができます。
お腹いっぱいなので今回はパス。
この他にもうなぎ屋、おかき屋、パン屋さんなどがありました。
出発前においしい和食をちょこちょこつまんでいくのもいいかもしれません。
自分用のお土産に、別のお店の「一心堂本舗」さんで、「ごぼう煎」を購入。
ごぼうの香ばしい香りと甘辛い味付けが美味しゅうございます。
お酒のツマミにいいかもしれません
その奥には「はねだ日本橋」の橋脚が。
木のいい香りがします。
随所に椅子があるので、おこのみ横丁で買ったものをその場で座って頂くことができます。
(混んでいなければ)
うーん、壮観です。
よく出来てるな~
さらに奥に進みます。
折り返す形で「はねだ日本橋」に上る階段の登り口があります。
階段を上る前に、階段の向こう側のスペースを見てみましょう。
右手には2014年9月12日オープン予定の羽田食堂、モスカフェ、吉野家の店舗スペースがあります。
まだシャッターが下りて閉店中。
一番奥には多目的ホール「TIAT SKY HALL」の入口があります。
マスコミの受付があり。
私はマスコミではないので入場不可。
テレビ報道によると、このホールのこけら落としでAKB48がステージを披露したとのこと。
マスコミっていいなー
公式ページによると、この「TIAT SKY HALL」という名称は、先日インターネットで公募した4482件の中から選ばれたものとのこと。
実は私もささやかながら名称募集に応募していたのですが、採用されませんでした・・・。
無念じゃ。
では、メインイベントの「はねだ日本橋」を渡ってみましょう。
折り返して、階段を上ります。
周囲は結構広々としています。
「旅立ちは 昔も 今も 日本橋」
突っ込みたい気持ちは抑えて、先に進みましょう。
さっきから、ちょいちょい気になっていたのですが、時代劇のような仮装をした、はねだ日本橋の住人の方々があちこちウロウロしています。
(上の写真に写っている皆様)
お客さんと一緒に写真撮影したりとか、楽しい雰囲気。
オープン記念イベント「はねだ江戸まつり」の一巻なのでしょう。
忍者に扮した人もいて、サササーッと怪しい動きをしていて怖いです。
橋を渡りましょう。
全長は25.5メートル、幅は4メートル。
実物の日本橋の約1/2の大きさで、江戸小路の町並みにあわせたオリジナルデザインとのこと。
橋の欄干からは、出発ロビーを一望することができます。
木の香りがいい感じです。
左側の壁面には、昔の江戸の町並みの屏風画が飾られています。
外国人旅行客の皆様にも喜ばれることでしょう。
橋を上り切ったところには、宇和島の物産展を開催中。
その奥には、櫓があったり、休憩のための椅子があったりします。
お祭り広場に到着。
盆踊りをするには、ちょっと狭いぐらいの広さです。
お札のようなものに、願い事を書けるコーナーを開催中。
皆様の願い事が叶いますようにー
櫓の下には、立派な甲冑が展示されていました。
櫓の上には登れない様子。
左に90度曲がると、展望デッキ方面に伸びる通路があります。
「TIAT SKY ROAD」に入ります。
雰囲気がガラリと代わって、近代的な空間になりました。
右側になにか展示されている様子。
羽田に定期便を就航している航空会社各社の航空機のダイキャストが展示されていました。
飛行機マニヤにはたまりません。
先日私が利用したLCC、香港エクスプレス航空のA320もありました。
こんなマイナーな航空会社の模型もあるんですね。
かなりマニヤックです。
その奥には、フライトシミュレータコーナーがありました。
もちろん有料。
コックピットは、3面モニターに操縦かん、スロットルレバー、フットペダル(ラダー)、ランディングギア上げ下げレバー、フラップのレバーといった簡単なもの。
1プレイ200円で5分ほど遊べます。
中級と上級のみ。初級はないのー
「ロス→羽田中級」をプレイしてみます。
音声案内に従って、操縦かんを引いてテイクオフ!
スロットルは全自動とのこと・・・。
センターライン上を滑走するように、足元のラダーペダルを操作します。
離陸後は、自由に旋回したりしてしばらく飛行。
スロットルレバーは1個しかないものの、大型機の想定らしく、結構レスポンスは緩慢です。
このグラフィックスから察するに、マイクロソフトのFlight Simulator Xをゲーム用にカスタマイズしたもののような感じ・・・。
2分ほどで画面が切り替わって、羽田空港B滑走路への着陸シーンになりました。
一応、ILSの指示目盛りも表示されています。
水平状態だと降下していかないので、スロットルを絞ってみます。
が、中級だとスロットルは全自動で効かないとのこと。
仕方ないので、滑走路に向けて機首下げて降下します。
これじゃ減速できないよー。ありえん・・・。
上級のほうがよかったかな?
大型機のため、操縦桿の操作に対するレスポンスは緩慢で、ぴったり滑走路に降りるのはかなり難しいです。
滑走路の端っこのほうに突っ込むような感じで着陸して、ゲーム終了。
お子様には難易度高いかもです。
まあ、飛行機の操縦の難しさを体験するのにはよいかもしれません・・・。
シミュレーターの手前を右に曲がると、右手にトイレがあり、Hello Kitty Japanのお店に抜けます。
この先は今まで通りの5Fの営業ゾーンになります。
振り返るとこんな感じ。
トイレの先は先週まで封鎖されていましたが、通れるようになりました。
3Fの出発階に戻ります。
北側の保安検査場の奥の、ホテルに向かう通路を塞いでいた囲いも撤去されました。
奥のエスカレータに向かって直進できるようになりました。
このエスカレータを上がると、4Fの「TIAT SKY HALL」の入口になります。
エスカレータの左を奥に進むと、ホテルの入口になります。
が、まだ緑の柵が設置されている&ガードマンがいらっしゃるため、ホテルには入れません。
ここから先は2014年9月末のホテル開業後に入れるようになるはずです。
この新しい商業ゾーン「はねだ日本橋」のオープンを記念して羽田空港国際線では「はねだ江戸まつり」を絶賛開催中です。
縁日の様子。
合計1500円のレシートで、射的などの縁日を1回挑戦できる券がもらえるとのこと。
し、しまった。
さっきのお弁当のレシートを捨ててしまった・・・。
お買い物のレシートは捨てずにとっておきましょう。
この「はねだ江戸祭り」は8/31(日)まで。
新しくオープンした羽田国際線の「はねだ日本橋」いかがだったでしょうか。
お祭りのような雰囲気が、旅立ち前のワクワク感をさらに盛り上げてくれることと思います。
単に飛行機にのるためだけの施設から、アミューズメント性を兼ね備えた旅客施設へと変革しつつあるように感じました。
飛行機に乗らなくても、空港に遊びにくるお客さんも増えるかもしれませんね。
羽田空港の今後のさらなる発展が楽しみです。