2015/04/04
前回の記事で、深夜の羽田空港国際線にて就航したばかりの香港ドラゴン航空の機体を追いかけていたところ・・・。
終電を逃しました。
まあ、そういうこともあろうて。
終電が無くなった0:25ごろの2F到着ロビーの様子。
結構多くの人々で賑わっています。
なぜなら、今夜は終電に間に合わなかった遅延便が2便あるためです。
クアラルンプールからのエアアジアX(D7・522便)が、22:30着予定だったのが0:32着。
香港からの香港ドラゴン航空KA396便が、23:15着予定だったのが0:36着。
これらの便を使う予定のある方は要注意ですねえ。
タクシー乗り場は外国人の人々で賑わっています。
もう電車がないし、バスも不案内なので、お金にモノを言わせてタクシーで、という作戦。
そんな中、今回私が利用したのが、京急リムジンバス・横浜行きの深夜バス。
羽田空港国際線をAM1:00出発し、横浜駅東口YCATを経由して、みなとみらいのホテル地区と横浜のスパ施設「万葉倶楽部」行きです。
料金は1030円。
時刻表はこちら
京浜急行バスのページ
「万葉倶楽部」は、横浜のみなとみらい地区にある簡易宿泊が可能な24時間営業のスパ施設です。
取りあえず深夜バスで空港を脱出して、横浜のスパに一泊して帰ろう、というわけです。
チケットは、到着階のカウンターでも買えますし、バスのりばの自動券売機でも購入できます。
深夜料金のため、お値段は通常料金の2倍。
横浜行きのバスのりばは7番。
お客さんもそこそこいて、大体15人前後でした。
お客さんの数は深夜の遅延便の便数次第、といったところでしょうか。
AM0:55ごろ。
横浜方面行きの深夜バスが到着。
荷物をトランクルームに預けることが可能。
荷物を預ける場合は、係のおじさんに行き先を根掘り葉掘り聞かれます。
(行先によって、荷物を格納するトランクが異なるため)
万葉倶楽部まで行く場合は、「カップヌードル・ミュージアム前まで!」と告げればOKです。
「万葉倶楽部」というバス停ではないのでお気を付けくださいませ。
AM1:00ごろ。
十数名のお客さんを乗せて、羽田空港国際線を出発~。
同時刻に、品川行き、豊洲・一之江行き、渋谷・二子玉川行きのバスも出発します。
それぞれのバスがぞれぞれの目的地を目指して、深夜の都内を疾走します。
深夜の羽田空港・B滑走路付近。
沢山のお泊り飛行機が絶賛駐機中。
横浜方面行き深夜バスは、湾岸線経由ではなくて、首都高横羽線経由で横浜に向かいます。
国内線には寄らないので、こっち経由のほうが早いのだろうか。
およそ30分ほどで、横浜駅東口(YCAT)に到着。
ここで降りて、「スカイスパYOKOHAMA」とかマンガ喫茶で夜を明かすという手もありますが、キャパが小さい&混雑しているのであまりオススメしません。
当時の体験記はこちら
羽田空港国際線から横浜行きの深夜バス最終便に乗ってみたの編2014
昼間の横浜行きバスはここYCATが終点ですが、この深夜バスはこの後さらに、
・JR桜木町駅
・ロイヤルパークホテル
・横浜ベイホテル東急
・ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(パシフィコ横浜)
・国際橋・カップヌードルミュージアム前(横浜みなとみらい万葉倶楽部)
にまで行きます。
万葉倶楽部へは終点まで乗ればOK。
AM1:45ごろ。
終点のカップヌードルミュージアム前に到着。
ここで降車したのは、私の他に老夫婦1組のみ。
当然、深夜なのでカップヌードル・ミュージアムは絶賛閉館中。
目的地はここではありません。
道路を渡った向かい側に「横浜みなとみらい万葉倶楽部」があります。
カップヌードル・ミュージアムからだと、それと分かる看板が見えないので、やや分かりにくいかも。
こんなような和風なデザインの柱に「万葉の湯」と書かれているのが目印。
深夜なので、ひっそりと静まり返っています。
こちらが入口。
フロントはエレベータで上がって7Fにあります。
入館料は大人2500円+深夜3時以降滞在で1600円追加で4100円です。(2015/04現在)
朝9時以降滞在の場合は、1時間あたり190円追加とのこと。
翌朝10時以降12時まで滞在したい場合は、「オーバーナイトAプラン」を選べば合計4300円になります。
(上記とは別に消費税と入湯税100円がかかります)
ホテルに宿泊するよりは安上がりです。
館内着・タオル・バスタオル付きですので、スーツケースの中をゴソゴソする必要もありません。
受付で館内の利用方法の説明を受けて、ロッカーキーを受け取り中へ。
男女別のロッカールームの手前で、館内着の甚兵衛or浴衣を選び、自分のロッカーに持ち込みます。
タオル&バスタオルは、ロッカールーム内に大量に積まれていますので、自分で自由に持っていきます。
まずは自分のロッカーで服を脱いで浴室へ行き、露天風呂などに浸かって疲れを落としましょう。
大江戸温泉のような天然温泉はありませんが、湯河原の温泉水を強引にタンクローリーで運搬してきたという露天風呂や、サウナ風呂があります。
風呂上り後は、お食事処(男女共通)で激しくビール可能。
ぶふぁー。
このお食事処、24時間営業なのがありがたいです。
もちろん朝は朝食もやっています。
夜3時半ごろ。
酔っ払って激しい睡魔に襲われましたので、そのまま大量のテレビ付きリクライニング・チェアが並ぶリラクゼーション・ルームへ。
かなり大きな施設なので、金曜の夜でも空席が潤沢にあり、余裕で寝床を確保できました。
カプセルルームや客室もあり(使ったことありませんが)。
イビキでウルサイおっさんの近くは避けて、できるだけ静かな一角のリクライニング・チェアにて就寝。
なお館内はWifiも使用可能です(パスワードはスタッフーに)。
というわけで、羽田で終電を逃した後の万葉倶楽部宿泊レポートでした。
横浜YCATにあるスカイスパYOKOHAMAは駅に近い&狭いこともあって、祝前日は人で一杯になってしまうのに対して、万葉倶楽部は駅から遠い&広いので、楽々と寝床を確保できるのがポイント高いです。
あと、ファミリーで利用できるのも利点の一つかと思います。
羽田国際線AM1:00発の深夜バスに間に合えば、このような選択肢もアリかと思います。
ちなみに屋上の展望足湯からは、目の前にランドマークタワーや大観覧車が見られて眺めもよいです。
深夜なので、ライトアップは終わっていますが・・・。
詳細はこちら。
横浜みなとみらい万葉倶楽部・公式サイト
横浜みなとみらい万葉倶楽部・楽天トラベル(口コミ、客室予約など)
羽田の深夜バスの情報はこちら
羽田空港の深夜バス、2015/4月以降も続行決定&運行路線拡大