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羽田空港深夜アクセスバス・2017年度も運行決定の編

2017/03/25
深夜早朝時間帯に、羽田空港国際線と東京・横浜各都市を結ぶ深夜・早朝アクセスバス。
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国土交通省のサイトによると、2017年度(2017/04/01~2018/03/31)も、運航継続が決定したとのこと。
おめでとうございます(?)。

利便性向上のため、2017年度からは以下の点が見直されたとのこと。

  • 停留所(新橋・大井町)を新設。
  • 2016年度は「お台場経由・品川駅行き」だった品川線を、「大井町・品川経由・新橋行き」に経路変更(お台場は経由しなくなるので注意)
  • 「豊洲線・一之江駅行き」を「お台場経由」に経路変更

大井町・新橋周辺にもホテルが沢山ありますので、停留所追加でより便利になりますね。
では、この経路変更により、羽田空港深夜早朝アクセスバスの使い勝手がどのように変わるか、考察してみましょう。

大井町駅の「おふろの王様」を活用可能に

大井町駅前の「アワーズイン阪急」には、スーパー銭湯「お風呂の王様」が併設されています。
今回新設された大井町駅バス停を活用することにより・・・。

  1. 前日の夜に大井町駅前のお風呂の王様へ。
  2. 天然温泉ではないけど、大浴場でお風呂を満喫して、湯上りにお食事処で食事&ビール
  3. 休憩室で朝まで仮眠
  4. 4:05発の早朝バスに乗って、羽田空港国際線に4:32に到着

が可能になります。
この大井町のお風呂の王様は、私も以前に利用したことがあります。
ホテルに併設されているので、宿泊客のお客さんでいつも混んでいる印象。
20人ぐらいが横になれる仮眠室の他に、女性専用の区画もあります。
深夜0時以降は、岩盤浴のお部屋にマットが敷かれて、誰でも仮眠ができるように解放されます。
ただし、それを含めても収容人数はそんなに多くないので、すぐに満員になる可能性もあります。
そのあたりは自己責任で・・・。

営業時間は9:30~翌朝8:30までですが、深夜1:00~6:30は入館できません。
そのため、深夜到着後の利用はできませんのでご注意ください。
深夜滞在の場合の料金は、入場料平日1250円(土日祝1550円)+深夜割増(2:00AM以降) 2200円(金曜は2500円)です。

施設の詳細は公式サイトをどうぞ(メンテナンス休館日もありますので、ご注意ください
深夜・早朝バスの時刻表は、京急バスのサイトをどうぞ。

新橋駅周辺のカプセルホテルを活用可能に

新橋駅周辺にあるカプセルホテル「安心お宿(新橋駅前店とプレミア新橋汐留店)」や「アスティル」を活用可能になりました。
(ただし男性専用)
早朝便利用の場合、新橋(銀座口)3:25AM発のバスに乗れば、4:30に羽田空港国際線に到達可能です。
深夜便利用の場合は、羽田空港国際線1:05発と2:05発の2便が運行されます。
各お宿の詳細は下記をどうぞ。

深夜・早朝バス新橋線の詳細は、京急バスのサイトをどうぞ。

大江戸温泉へは「品川駅行き」ではなく「一之江駅行き」に変わるのでご注意

お台場にある外国人にも人気の温泉テーマパーク「大江戸温泉物語」。
2016年度までは、羽田から「品川行き」の深夜バス利用でしたが、2017/4/1からは「豊洲・一之江行き」のバス利用に変わります。
それに伴い、2016年度までは1日2便だったのが、羽田空港国際線1:25発の1便のみに減便になりますのでご注意ください。

2015年の本ブログによる体験記はこちら。
羽田空港国際線2:15発の深夜バスで大江戸温泉物語に移動し宿泊してみたの編

また、早朝便利用の場合は、大江戸温泉物語4:05発のバスに乗れば、4:35に羽田空港国際線に到着可能です。
深夜・早朝バス豊洲・一之江線の詳細は、東京空港交通のサイトをどうぞ。

***

というわけで、2017年4月1日から、新停留所と経路見直しで、ますます便利になりそうな羽田空港・深夜早朝バス情報の速報でした。
機会があれば、またそのうち体験レポートなど実施してみたいと思います。

2017年度からの深夜早朝アクセスバスの全路線の詳細・運行ダイヤは、国土交通省のサイトの「別添(PDF形式:2009KB)」をご参照のこと。

羽田空港国際線2:15発の深夜バスで大江戸温泉物語に移動し宿泊してみたの編

2015/11/02
先月(2015/10)の25日から羽田国際線の深夜バスが増便しました。
それを記念して(?)増便したAM2:00台発の深夜バスに(特に用はないけど)実際に乗ってみることに。

2017/03/25追記:
2017/04/01からの深夜バスの経路変更により、羽田空港国際線から大江戸温泉に行く深夜バスは「1:25AM発の豊洲・一之江駅行き」に変わります。
本記事の「AM2:15出発でお台場に行く深夜バス」は無くなりますのでご注意ください。

夜の22時ごろ。
会社帰りに羽田空港国際線に立ち寄ってみます。
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2F到着ロビーは、出迎えと到着の人々でごった返しています。

本日の到着便を激しくチェック。
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大幅な遅延便はなく平和な感じです。
最終到着便は、天津航空のGS7989便の0:44着。
これなら、深夜2時台のバスにも間に合いそうです。
香港エクスプレスUO622便、香港ドラゴン航空KA396便の到着は、定刻よりも遅れる場合が多い感じがします。
出発地の香港空港(HKG)は慢性的に混雑していて、離陸まで時間がかかる場合が多いので・・・。

で、飛行機の到着時刻は、「駐機場に飛行機が停止する時間」です。
そこから・・・

  1. まず飛行機から降りて
  2. 入国審査場まで歩いて(場合によってはバス移動)
  3. 入国審査に並んでパスポートにハンコをもらって
  4. 預け荷物がある場合は、荷物を受け取って
  5. ドキドキしながら(?)税関を抜けて
  6. 2F到着ロビーに出てきて、バスのチケットを購入

という流れになります。
羽田空港国際線の場合、到着してから2F到着ロビーに出てくるまで、だいたい30~50分ぐらいかかる感じです。
(イミグレの混み具合や、到着時の駐機場所によって変わります)
なので、到着時刻から1時間後以降のバスならほぼ確実に乗車できる感じかと思います。
1.は飛行機の前の方の座席を確保することにより短縮できます(駐機場が沖止めになると水泡に帰しますが)
2.は降機後、サササーッと速足で移動することで短縮。トイレは機内で。
3.は事前に自動化出入国ゲートに登録しておくことで短縮可能。
4.は預け荷物しないぐらいに荷物を減らすことで短縮可能。
5.は予め機内で税関申告書を記入しておいて短縮。
6.は本記事を読んでチケット売り場を事前学習して短縮しましょう。

深夜の0時ごろ。
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京急の終電の時間が迫ってきました。
これより先の交通手段は、深夜バスとタクシー(深夜料金が加算されます)のみ。

0時20分ごろ。
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香港エクスプレスと、香港ドラゴン航空のお客さんがゾロゾロと到着。
香港人のお客さんが深夜バスのチケット売り場に列を作っています。
広東語と英語が飛び交っています。
バスのチケット売り場は、到着口から出てすぐの左前方に見えますので、迷うことはないでしょう。
ただし、AM1:45以降はクローズします(後述)。

AM1:00前。
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バス乗り場に、1:00発新宿行きの深夜バスが到着。
香港人の若者が多いです。
香港人のみならず、羽田に到着する訪日外国人の皆様は新宿に宿をとる場合が多いようです。
なので、新宿行きのバスは、ドル箱路線でいつも外国のお客さんで賑わっています。
この1:00発の新宿行きのバスはほぼ満席で出発していきました。
でもまだこの後、1:40発、2:20発の2便が2015/10/25より増便されましたので、余程のことがない限り乗れないことはないでしょう。

AM1:20ごろ。
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0:50ごろに到着した上海・天津からの訪日中国人の皆様がご到着。
ツアーでパスをチャーターしている集団もいました。
多くの人々が、1:40分前後発の深夜バスに乗って移動していきました。

AM1:45ごろ。
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到着階にあるバスの有人切符売り場がクローズ。
以降は1Fのバス乗り場近くにある自動券売機をご利用ください、とのこと。
ただし、蒲田・川崎行きだけはバスの車内で直接お金を払う方式なので、事前にバスのチケットを買う必要はありません(というか売ってません)。
日本円現金のみの取り扱いとのことで、外国人の皆さまにとってはやや敷居が高いかも、です。

というわけで、2:15発の台場・大江戸温泉経由・品川行きのバスのチケットを購入すべく、1Fのバス乗り場近くの自動券売機へ。
(間違えて、手前の1Fタクシー乗り場行きのエレベータorエスカレータを下りないように気を付けましょう)
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まわりには誰もおらず、静まり返っています。
今回は時間に余裕があるからいいものの、急いでいるときは券売機の場所が分からなかったりして焦るかもです。

品川行きの深夜バスのお値段は大人1人1030円。
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深夜割増料金で、昼間のほぼ2倍のお値段となっております。
でもタクシーよりは安くて済みます。

誰もいないバス乗り場・・・。
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定刻通りに飛行機が到着した場合、AM2時台のバスに乗る人はかなり少ないようです。
遅延便が出た場合には賑わってくるのかも?です。

AM2:10ごろ。
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台場経由品川行きの深夜バス最終便がバスのりばに到着。
乗客は私一人でした・・・。
乗るときに運転手さんに大江戸温泉で降りたい旨を伝えます。
このように乗客が極めて少ない場合は、降車する人がいない停留所に無駄に停車しないようにするため、どこで降りるかを聞かれることが多いです。

私ひとりを乗せて、出発。
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ああ、もう眠い。

寝静まった夜の羽田空港を右手に眺めながら暗闇の中を疾走。
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一路、首都高1号羽田線へと向かいます。
国内線には寄らないので、昼間とはルートが異なります。

東海JCT経由で首都高湾岸線へ。
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料金所を抜けて、お台場方面に向かいます。
途中のホテル・グランパシフィックは、降りる人がいないので通過。
乗客は私一人のため、貸し切り状態です。

AM2:35ごろ。
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空港から20分ほどで、大江戸温泉物語に到着。

入り口のほぼ目の前にで降車。
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こちらの大江戸温泉物語は、朝7時まで入場可能。
事前の予約はなくても、飛び込みで利用できます。
あー、やっと寝れるー。

バスを降りるときに、運転手さんから割引券を頂きました。
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2380円で朝9時まで滞在できる割引券とのこと。
これはウレしいです。(通常料金だといくらかかるのかはよくわかりませんが・・・)
大江戸温泉そのものの営業が朝9時までですので、それ以降続けて滞在することはできません。
ゆっくりと朝寝坊することができないのは残念なところ。

スーツケースなど大きな荷物は、下駄箱の隣にある大型のコインロッカーへ。
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使用する場合は、400円が別途かかります。

受付を済ませて、浴衣を受け取りロッカーで着替えます。
温泉は、ロッカールームから公共スペースを挟んで離れた場所にあります
間違えて、全裸で公共スペースに突撃しないように気を付けましょう。

AM2:50ごろ。
ロッカールームで着替えて、公共スペースへ。
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この日、一番遅くまで営業している飲食店は、夜3時までとのこと(祝前日でない平日は夜2時まで)。
あと10分ぐらいしかないではないか。
お風呂に入るとお店が閉まってしまう・・・。
一応、リラクゼーション・ルーム横の自販機では24時間軽食を販売しています。

仕方なく、お風呂に入る前にビール&たこ焼きで乾杯~。
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お風呂に入らずに寝ようかな・・・。

最後の気力を振り絞って、温泉に入ってサッパリしました。
ラクーアと同じような塩化物泉の天然温泉あり、サウナもありです。
夜遅いので空いていました。

寝る場所は、2Fのリラクゼーション・ルームか、こちらの仮眠室。
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仮眠室は男女別になっています。
畳の大広間に、マットが70床ほど敷かれています。
この日は幸いにも満員になることはなく、2割ほど空きがありました。
雑魚寝になるので、お一人様向け。
ファミリーには向いていない感じです。

一方の2階のリラクゼーション・ルームも、何席か空き席がありました。
こちらはリクライニング・チェアにて仮眠を取る形になります。
個人的には、寝返りが自由に打てる仮眠室のほうが好みです。
シーズンによっては仮眠室が満員になっている場合や、メンテナンスで休館の場合もありますので、このあたりは自己責任で。

で、夜3時半ごろ就寝。
仮眠室には必ずイビキをかいて寝ている太ったオヤジがいるので、耳栓の持参は必須です。
各マットには枕とタオルケットがあり。
冷房が効いていて寒かったです・・・。
この仮眠室は朝7時になると追い出されますので、睡眠時間は3時間半程度。
もう少し寝かせておくれよ~

翌朝の8時ごろ。
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無料送迎バスで、りんかい線東京テレポート駅まで送ってもらい、家路につきます。
温泉から徒歩で「ゆりかもめ」のテレコムセンター駅にも行けますので、お好みで。

以上、羽田空港国際線から、深夜バスで大江戸温泉に宿泊してみた体験記でした。
そもそも温泉に到着する時間が遅い&朝9時までの営業なので、あまり睡眠時間が取れないです。
ひとつ前の1:40羽田発の深夜バスに間に合えば、もう少しゆっくりできます。
少しでも快適&優雅に旅の最後の夜を締めくくりたい人にとってはよい選択肢かもしれません。

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