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大井町の「おふろの王様」利用後、4:05AM発の早朝バスで羽田空港国際線へ行ってみたの編

2017/04/08
2017年度も引き続き運行することが決まった、期間限定運行の羽田空港深夜早朝アクセスバス。
2017年4月からは、新たに大井町駅にも停車するようになりました。
ということは、大井町駅前にあるスーパー銭湯「おふろの王様」を利用すれば、始発電車が動き始める前の羽田空港国際線にたどり着けることになります。
すると、例えば羽田空港国際線を朝6時台に出発するような香港エクスプレス等にも間に合う、というわけです。
というわけで、以下、実際に「おふろの王様・大井町店」に滞在し、4:05AM発の羽田空港国際線行きの早朝バスに乗ってみた体験記です。

大井町駅西口からすぐの「おふろの王様へ」

2017年4月上旬の某日。
JR京浜東北線・大井町駅西口にやって参りました。
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ちなみに「西口」は、「アワーズイン阪急ホテル」や「イトーヨーカドー」がある方です。
LABI(ヤマダ電機)がある方の反対側ですので、ご注意ください。

その大井町阪急の壁面に・・・。
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「ゆ」の文字があるのが目印です。

アワーズイン阪急の「ツイン館」に上がるエスカレータを上りましょう。
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「おふろの王様」の入口は、このエスカレータを上がった先の3Fにあります。

ちなみにこの「おふろの王様・大井町店」は、アワーズイン阪急ホテルに併設されています。
ホテルの宿泊客だと、割引料金の「400円」でお安く利用可能ということで、宿泊客の方も沢山利用されます。
宿泊客ではない一般客の場合の入館料は、平日1250円/土日祝日1550円。
深夜2時以降滞在時の割増料金は、金曜2500円/金曜以外2200円です。
なので、総額3450円~3750円程度で深夜滞在が可能ということになります。

こちらが「おふろの王様」の入口。
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入場はAM1:00まで(営業は8:30AMまで)です。
一度入場すると、再入場はできませんのでご注意ください。
タオル等の必要な物はすべて借りられますので、手ぶらで来ても問題ありません。
(お財布はお忘れなく)

施設内の様子

施設内は撮影禁止ですので、以下、館内の様子を箇条書きで。
たまに施設点検でお休みだったり、深夜滞在が休みの場合もありますので、公式サイトの「イベントカレンダー」で休館日をご確認ください。

入場受付

  • 入場時、入口右手の下駄箱に靴を預ける。
  • 下駄箱の鍵はフロントに預けず、自分で持っておくので無くさないようにしましょう。
  • スーツケース等の大きな荷物はフロントで預かってもらえるとのこと。
  • 入場料は先払い。クレジットカード利用可。
  • 館内着は別料金で+100円。リラックスできるし、館内用の手提げバッグも一緒に借りられて便利なのでオススメ。
  • 岩盤浴は+700円。11:30PMまでなのでご注意。早めに入場して、岩盤浴前の部屋でゴロゴロしたい場合は利用価値あり。
  • 受付で、精算用のリストバンドと、タオルセット(バスタオル+ハンドタオル)を受け取り、館内へ。
  • リストバンドは、施設内で飲食やマッサージするときの課金に使われ、退館時に精算するシステム。
  • 入場時に「午前2時以降も滞在しまーす」と宣言すると、髭剃りセット、歯ブラシセット、耳栓をゲットできます(深夜割増料金は退館時に払います)

ロッカーについて

  • 受付後は、タオルセットを持って階段を上がって男女別の浴室へ。
  • 館内着を借りる場合は、浴室前にカウンターで札を渡してゲットする。
  • 浴室のロッカーは、空いている場所をどれでも使用可能(リストバンドの番号と同じでなくてよい)
  • 大ロッカーと小ロッカーがあるが、大ロッカーは数が少なく競争率が高め
  • 大ロッカーをもってしても、スーツケースは入らないので、フロントに預けましょう。

お風呂について

  • お風呂は天然温泉ではありません。
  • 屋内には、熱いお風呂の他、ぬるいお風呂、寝湯、座るお湯、テレビ付きサウナ、水風呂、洗い場があり。
  • 屋外には、人工の炭酸泉(ぬるい)、人工の重曹泉(熱い)、湿式の塩サウナなどあって充実。
  • そんなに広くない割に、利用者が多くてかなり混雑していました。
  • 洗い場にはシャンプー、リンス、ボディーソープ完備。
  • ロッカールームに洗面台があり、ドライヤーも完備。
  • 2:00AM-6:30AMの間は清掃作業のため入浴できません

館内施設について

  • 飲食施設は、お食事ラストオーダー11:00PM、飲み物ラストオーダー11:30PM、閉店11:45PMと早いのでご注意。
  • リラックススペースには、11人ぐらいが横になれる場所(コンセントあり)と、椅子が12脚ぐらいあるが、あまり広くない。
  • テレビつきのリクライニングチェアはありませんでした
  • リラックススペースのカウンター席のようなところにも充電コンセントが数口あり。
  • 女性専用のリラックススペースもあり(狭そう)
  • 無料Wifiあり。利用者が多いせいか、電波は掴めたものの、インターネットに繋がらなかったです。
  • 中央の待合室には、テレビの前に椅子が沢山置いてあって、休憩可能。
  • 雑誌や新聞も自由に閲覧可能
  • 深夜0時以降、岩盤浴の部屋はお休み処として一般開放される。
  • 深夜0時以降の岩盤浴の部屋には、マットが敷かれて20人ほどが横になれるようになる(別途女性専用区画もあり)
  • 岩盤浴のお部屋の板場の上は、ドカドカと足音が響いてくるので、一段高くなった石の上のほうがよいです
  • 受付でブランケットを無料で借りることが可能(申告制)
  • 空調が効いていて寒かったので、ブランケットは必須
  • イビキをかくオヤジがいるので、耳栓も必須(受付でもらえます)
  • 全体的に掃除が行き届いていて、清潔感があり快適でした。

・・・というような感じでした。

私が利用したときは、

  • 入浴後、お食事処で生ビール(500円)と、おつまみを頂く
  • リラックススペースの仮眠処は満員だったので、0時まで椅子に座ってダラダラ
  • 0時に岩盤浴の部屋が解放されたので、中へ(利用者は少なく場所の奪い合いにはならず)
  • 朝3時半ごろまでマットの上で仮眠後、退館

という感じでした。
マットが薄いのと、他のお客さんのイビキがウルサイので、あまりグッスリは眠れませんでした・・・。
あと、そんなに大きな施設ではないです。
繁忙期(特にお台場でコミックマーケットが開催される8月中旬など)は、すぐに満員になると思われますので、避けたほうがよいでしょう。

大井町から羽田行きの早朝バスに乗ってみよう

羽田空港行きのバスの大井町の出発時刻は4:05AM.
朝3時半ごろ起床して、眠い目をこすりながらロッカーで着替えます。

身なりを整えて、カウンターにて精算をして、寒い外へ・・・。
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エスカレータを降りて、前方のほうにバス停が見えます。

建物を出て、まっすぐ歩いて、横断歩道を渡ればOK.
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「お風呂の王様」から歩いて1分少々なので、メチャ近いです。

羽田空港行きは、一番手前の3番のりば。
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一応、屋根があるものの、ふきっ晒しなので(冬は)寒いです。
こんな真夜中にバスに乗ろうとする同志は、他に見当たらず・・・。

一応、2017/04/01から、大井町からも深夜早朝バスを運行することの案内がありました。
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深夜運賃は、大人1名1030円。
通常時間帯だと580円ですので、ほぼ倍額です。

バス停のすぐそばには、タクシーのりばもあり。
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4:05発の深夜バスの次は、5:30発の通常バスになります。
万が一、寝坊してバスを乗り過ごしてしまった場合は、タクシーでカッ飛ばしましょう。
距離から概算するに、羽田空港までは深夜料金で5000円ぐらいかと思われます・・・。

4:00AMごろ。
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深夜バスがやってきましたよー。
車両は京急バスの路線バスタイプのものでした。

このバスは新橋駅が始発。
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途中、シナガワグース(ホテル)と品川駅に寄って大井町駅にやってくるわけです。
深夜なので、満席で乗れない、なんてなことはナイでしょう(たぶん)。

ボディには「深夜早朝アクセスバス」の案内あり。
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深夜バス専用の車体なんでしょうかねえ。

路線バスタイプの車内。
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先客は、欧米系の外国人がお一人のみ。
まだ世間に認知されていないでしょうからねえ。
あと、通常のリムジンバスのように、車体下部のトランクルームに荷物を入れるタイプではありません。
自分で荷物を車内に運び入れましょう。
お支払いは交通系ICカードでもOK。
乗車時に直接ドライバーさんに運賃を支払う方式なので、事前に乗車券を購入する必要はありません。

定刻通りに4:05に出発。
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高速には乗らず、15号から産業道路経由で羽田空港国際線に直行します。
ふぁー眠い・・・。

深夜なので交通量はかなり少なく・・・。
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20分ほどで羽田空港国際線ターミナルに到着しました。

4:30AMごろ、無事空港に到着。
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お疲れ様でした。

朝4:30ごろの出発ロビーへ。
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さー、早朝便に乗って海外に出発だー!
というわけではなく、この後帰宅するわけですが・・・。

ちなみに、4:30AMに羽田到着して乗れそうな、この日の早朝出発のフライトは・・・。
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5:30発 台北桃園行き タイガーエア台湾  IT217便
5:55発 台北桃園行き ピーチ MM859便
6:20発 ソウル仁川行き アシアナ航空 OZ177便
6:35発 香港行き 香港エクスプレス UO625便
など。

搭乗手続きは、基本的に出発1時間前ぐらいに締め切られる場合が多いです(航空会社による)。
5:30発のタイガーエアはギリギリですので、国際線ターミナルで夜明かしするなどの別の手を考えたほうがよいでしょう。
この新橋発・大井町経由・羽田空港行きの深夜早朝アクセスバスの詳細はこちらをどうぞ。
京急バスのページへ

「お風呂の王様・大井町店」のお得な利用方法

大井町駅西口のタクシーのりば付近に、金券ショップがあり。
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自販機でお風呂の王様の割引入場券(回数券?)を販売しています。
少しでもお安くあげたい方は、こちらもどうぞ。

お風呂の王様・大井町店の詳細は、こちらの公式サイトをどうぞ

羽田空港深夜アクセスバス・2017年度も運行決定の編

2017/03/25
深夜早朝時間帯に、羽田空港国際線と東京・横浜各都市を結ぶ深夜・早朝アクセスバス。
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国土交通省のサイトによると、2017年度(2017/04/01~2018/03/31)も、運航継続が決定したとのこと。
おめでとうございます(?)。

利便性向上のため、2017年度からは以下の点が見直されたとのこと。

  • 停留所(新橋・大井町)を新設。
  • 2016年度は「お台場経由・品川駅行き」だった品川線を、「大井町・品川経由・新橋行き」に経路変更(お台場は経由しなくなるので注意)
  • 「豊洲線・一之江駅行き」を「お台場経由」に経路変更

大井町・新橋周辺にもホテルが沢山ありますので、停留所追加でより便利になりますね。
では、この経路変更により、羽田空港深夜早朝アクセスバスの使い勝手がどのように変わるか、考察してみましょう。

大井町駅の「おふろの王様」を活用可能に

大井町駅前の「アワーズイン阪急」には、スーパー銭湯「お風呂の王様」が併設されています。
今回新設された大井町駅バス停を活用することにより・・・。

  1. 前日の夜に大井町駅前のお風呂の王様へ。
  2. 天然温泉ではないけど、大浴場でお風呂を満喫して、湯上りにお食事処で食事&ビール
  3. 休憩室で朝まで仮眠
  4. 4:05発の早朝バスに乗って、羽田空港国際線に4:32に到着

が可能になります。
この大井町のお風呂の王様は、私も以前に利用したことがあります。
ホテルに併設されているので、宿泊客のお客さんでいつも混んでいる印象。
20人ぐらいが横になれる仮眠室の他に、女性専用の区画もあります。
深夜0時以降は、岩盤浴のお部屋にマットが敷かれて、誰でも仮眠ができるように解放されます。
ただし、それを含めても収容人数はそんなに多くないので、すぐに満員になる可能性もあります。
そのあたりは自己責任で・・・。

営業時間は9:30~翌朝8:30までですが、深夜1:00~6:30は入館できません。
そのため、深夜到着後の利用はできませんのでご注意ください。
深夜滞在の場合の料金は、入場料平日1250円(土日祝1550円)+深夜割増(2:00AM以降) 2200円(金曜は2500円)です。

施設の詳細は公式サイトをどうぞ(メンテナンス休館日もありますので、ご注意ください
深夜・早朝バスの時刻表は、京急バスのサイトをどうぞ。

新橋駅周辺のカプセルホテルを活用可能に

新橋駅周辺にあるカプセルホテル「安心お宿(新橋駅前店とプレミア新橋汐留店)」や「アスティル」を活用可能になりました。
(ただし男性専用)
早朝便利用の場合、新橋(銀座口)3:25AM発のバスに乗れば、4:30に羽田空港国際線に到達可能です。
深夜便利用の場合は、羽田空港国際線1:05発と2:05発の2便が運行されます。
各お宿の詳細は下記をどうぞ。

深夜・早朝バス新橋線の詳細は、京急バスのサイトをどうぞ。

大江戸温泉へは「品川駅行き」ではなく「一之江駅行き」に変わるのでご注意

お台場にある外国人にも人気の温泉テーマパーク「大江戸温泉物語」。
2016年度までは、羽田から「品川行き」の深夜バス利用でしたが、2017/4/1からは「豊洲・一之江行き」のバス利用に変わります。
それに伴い、2016年度までは1日2便だったのが、羽田空港国際線1:25発の1便のみに減便になりますのでご注意ください。

2015年の本ブログによる体験記はこちら。
羽田空港国際線2:15発の深夜バスで大江戸温泉物語に移動し宿泊してみたの編

また、早朝便利用の場合は、大江戸温泉物語4:05発のバスに乗れば、4:35に羽田空港国際線に到着可能です。
深夜・早朝バス豊洲・一之江線の詳細は、東京空港交通のサイトをどうぞ。

***

というわけで、2017年4月1日から、新停留所と経路見直しで、ますます便利になりそうな羽田空港・深夜早朝バス情報の速報でした。
機会があれば、またそのうち体験レポートなど実施してみたいと思います。

2017年度からの深夜早朝アクセスバスの全路線の詳細・運行ダイヤは、国土交通省のサイトの「別添(PDF形式:2009KB)」をご参照のこと。