2016/02/12
この日の夜、かの「アメリカン航空(AA)」が羽田国際線に復活しました。
かつてはニューヨーク-羽田線を運航していたものの、早朝6時台発という不便ダイヤに加えて、震災による需要減に見舞われたため、採算が合わず撤退。
今回は羽田-ロサンゼルスの深夜便で再参入を果たしました。
2016/02時点でのダイヤは以下のとおり。
AA27 ロサンゼルス 18:00 → 羽田 23:00
AA26 羽田 1:30 → ロサンゼルス 18:15
羽田深夜23:00着・・・。
少し遅延すると、終電に間に合わなくなるのがビミョーなところ。
ほぼ同じ時間帯に、ANAとデルタ航空が羽田-ロサンゼルス便を運航しています。
一方のJALとユナイテッド航空は羽田-サンフランシスコ便を運航中ということで、羽田からのアメリカ西海岸行きはこれで合計5便ということになります。
例によって(乗らないけど)初便就航の様子を見に、深夜の羽田空港国際線へ。
使用カウンターは、なぜかスターアライアンス陣営側の一番端っこのAカウンター。
シンガポール航空のお隣のスペースです。
ガタイの大きなアメリカ人旅客が半分ぐらいいます。
初便就航日なので、アメリカン航空関係者とみられるスーツ姿の偉そうな人々の姿も沢山。
定刻の1:30発に対して3時間前の22:30ごろ。
館内アナウンスは特に無く、静かに搭乗手続き開始。
開始後10分ぐらい経過してから「搭乗手続きを開始いたします~」なアナウンスが流れました。
まだちょっと不慣れな感じ?
初便就航を記念して、ささやかに「アメリカン航空バルーン」が飾られていました。
細かい演出です。
立て看板もあり。
「LAがさらに近くに。新路線「羽田-LA線」が加わり、1日4便運航」とのこと。
1日4便もAAのロサンゼルス線なんて、あったっけ?
立て看板によると、
- 羽田-ロサンゼルス線(AA)
- 成田-ロサンゼルス線(AA)
- 成田-ロサンゼルス線(JALとコードシェア)
- 関空-ロサンゼルス線(JALとコードシェア)
の4便。
つまり、JALとのコードシェア便も合わせて1日4便とのこと。
羽田空港国際線の自動チェックイン機にも対応しています。
預け荷物がない場合には、こいつでチェックインして保安検査場に行けます。
eチケット控えの印刷もできますので、何かと便利です。
出発案内板。
この日のAA26便は本館側の106Bゲートを使用。
同じワンワールドのJALのラウンジからは遠いですけど・・・。
午後10時半ごろの羽田国際線の出国審査に向かう「出国手続(中央)」の様子。
金曜の夜ということもあって、列が長~く伸びています。
羽田深夜便の出発のピークの時間帯ですからねえ。
一方、もう1箇所の「出発手続(北)」の様子。
こちらはあまり目立たない場所にあるので、列が短くて快適です。
まさに穴場の出発口。
この「出発手続(北)」の場所はこちら。
中央の出国手続きに皆様が殺到してしまうため、端っこにある出国手続(北)は比較的人が少ない、というわけです。
特に搭乗ゲートが140番台(サテライト側)の場合は、「出発手続(北)」から入ったほうが近くて便利です。
両替所も、日本円を外貨に両替したい日本人で長蛇の列。
両替所は2F到着階や1Fにもありますので、そちらに行けば行列を回避できます。
(面倒ですが)
さて・・・。
お迎えの飛行機のAA27便の初便は、羽田に23:00定刻到着に対して、この日は1時間以上早着の21:50着。
私が空港に到着したときには、すでにゲートに入っていました。
なので1:30の出発まで、特に動きはありません。
24時間営業の「羽田食堂」にてカレーを食べて、AA26の初便の出発の時を待ちます。
大きな牛肉がゴロンと入っていて結構ボリュウムあり。
が、後でちょっと胸やけが・・・。
そして、ほぼ定刻の2/13 AM1:30ごろ。
アメリカン航空AA26便 羽田発ロサンゼルス行きの初便が出発。
機材はボーイング787-8 (N812AA)。
機内Wi-Fi設備つきの最新機材とのこと。
16L(C滑走路)から真夜中の星空に向かって飛び立って行きました。
Have a nice trip !
アメリカン航空には、まだ一度も乗ったことがありません。
機内で提供されるコーヒーがアメリカン・コーヒーなのかどうかを確認するために?いつかは乗ってみたいものです。
羽田深夜着の便をご利用の方のご参考記事:
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ