2017/04/16
羽田空港国際線の2F到着階・モノレール改札の左横に・・・。
いきなり「Transport Information 交通情報案内」が登場!
いつの間に・・・。
でもまだ設置されただけで、稼働はしていない模様。
左上の案内板には・・・。
簡略化された鉄道網の案内図があり。
英語メインな感じなので、訪日外国人客向けの案内板のようです。
日本の鉄道網はややこしいですからねえ。
「渋谷」や「新宿」など・・・。
訪日客の多い主要な都市への行き方か時刻表?が表示されるような雰囲気を醸し出しています。
一体どのような情報が表示されることになるのか、気になって夜も眠れません。
ディスプレイ下の説明書きによると・・・。
「LinkRay(TM)」なる無料アプリをダウンロードせよ、とのこと。
- 専用アプリをダウンロード。
- 「Shibuya」とか「Shinjuku」などの目的地の横の「LinkRay」マークをスマホのカメラで写す
- 目的地までの詳細のルートを案内を手元のスマホで確認できるようになる
というものとのこと。
LinkRay(TM)の開発元のPanasonicのWebサイトによると、「光ID技術」を駆使した情報システムなのだとか。
「光ID技術」とは、目に見えないほど高速にLED光源を色々なパターンで点滅させることによって、様々な情報をスマホに読み込ませることができる、というシステムなのだそーな。
ハイテクっすなー。
つまり、専用アプリを入れたスマホのカメラで・・・・
特殊なLED光源の「i」マークを写すと、光源に埋め込まれた交通情報を読み取ることができる仕組みのようです。
いろいろな技術があるんですねえ。
ただし、専用のアプリをスマホにインストールしなければならないところが、ちょっと敷居が高いところではありますが。
4/16時点では、まだサービスが開始していないのか、私のスマホではアプリはダウンロードできませんでした・・・。
そのうちサービスが始まるのを楽しみに待つことにします。
***
ちなみにこの日、帰宅すべく京急線に乗ろうとしたところ・・・。
フランスから来たという外国人グループの一人に「次の電車はアサクサに行くか?」と英語で訊かれました。
次に来る電車は「横浜方面」・・・。
これに乗ってはいけません。
私 「ノーノー! プリーズ、テイク・ネクスト・ネクスト・トレイン(次の次の電車に乗ってくださいな)」
フランス人 「???」
上の案内版の停車駅に「Asakusaがない」ことを読み取るのは、外国人の方にとっては至難の業。
次の電車は、アサクサとは反対方向に行くから、その次の電車に乗らないとダメよ、とカタコト英語でご案内しました。
フランス人 「サンキュー♪」
色々案内したお礼に、イースターの卵型チョコレートを頂いてしまいました(笑)
あら、別に大したことしてないのに、すみませんねえ。
メチャメチャ甘いチョコレートでしたが、美味しく頂きました。
今回のような「横浜方面のワナ」の他にも・・・。
- 「泉岳寺行き」だったりして、浅草や新橋まで行けないワナ
- 京急線が都営浅草線に乗り入れていることが分からず、品川で降りてしまうワナ
などがありそうです。
外国人の身になって考えてみると、京急の鉄道網って難しいっすね・・・。
今後も、もしホームでお困りの外国人の方を見かけたときは、出来る限りお助けしてあげられるよう、心がけたいと思います。
また、今回設置された「Transport Information」が、少しでも訪日外国人客様のお役に立つことをお祈りします。