2014/11/01
今年の3月末に、拡張部分の供用が開始された羽田空港国際線。
拡張工事に伴って新しく改装された本館側・出国エリアのJALサクララウンジを利用することができましたので、そのレポートをお送りします。
朝の7時ごろ。
羽田発香港行きJL026に搭乗すべく、羽田空港国際線の出国後エリアをウロウロして、本館側のJALサクララウンジへと向かいます。
ちなみに、羽田空港国際線のJALラウンジは本館と別館の2箇所にあります(ANAも同様)。
別館は、2014年3月末に供用開始された拡張エリア(サテライト棟との接続部の建物の5F)にあります。
別館側に新設されたサクララウンジ「SKY VIEW」は以前の記事でご紹介済ですので、そちらをご覧くださいませ。
改装された本館側サクララウンジへ初潜入
で、今回ご紹介するのは、本館側のサクララウンジです。
羽田の拡張工事に伴って、本館側の航空各社のラウンジも区画整理が行われ、改装されて新しくなったとのことなので、早速行ってみようというわけです。
112番ゲート付近のエスカレータを上がっていきます。
掲示によると、サクララウンジの営業時間はAM4:30~AM1:00までとのこと。(2014/11/01)
すぐ隣には、さらにブルジョワな上級会員様用の「JAL FIRST CLASSラウンジ」もありますが、JMBサファイヤ会員の分際では入場できません。
こちらがJALラウンジ(本館)の入口
受付で搭乗券を見せ、入って左側に広がるサクララウンジ側へと促されます。
ラウンジは2層構造になっています。
下の階(4F)には入口と、シャワーブースやお食事コーナー「ザ・ダイニング」がある殺伐とした(?)スペース。
上の階(5F)は飲み物コーナーやマッサージ機があって、ゆっくりと寛ぐスペースとなっております。
もちろん全エリアで無料Wifi使用可能。
4F “THE DINING”で朝食を
入口から入って、そのまま廊下を進んで左に折れると、お食事処「THE DINING」に到達します。
朝7時ごろでも、結構お客さんが沢山いらしゃる様子。
和テイストなお食事配給処。
がっつりと朝食を頂きましょう。
まずはおなじみの「卵焼き」「明太子」「焼き魚」
もうこれさえあれば、何もいらない。
この明太子で白ご飯をガッと頂くのが、この上なく幸せです。
左の炊飯ジャーに、おいしい御飯が。
右の炊飯器は、ホタテのお粥でした。
大根おろしや梅干しなどの細かい漬物類も完備。
朝からヨダレが止まりません。
サラダバーもあります。
旅立ちの前に、しっかりとビタミンと繊維質を補給しましょう。
洋食系列(香港的表現)もあります。
スクランブルエッグ、ソーセージ、ハッシュドポテトなど。
朝ビールのおつまみに最適です。
パン食派の皆様のために、サンドイッチや各種パン類もあります。
トースターで焼き焼きも可能。
コーヒーサーバーあり。
香り高いコーヒーでスッキリと眼を覚ましましょう。
ビールサーバーは一番搾りとスーパードライ。
飲みすぎにご注意ください。
ビールサーバー専用のジョッキは冷蔵庫にてキンキンに冷やされております。
「SKY TIME」なる飲み物とトマトジュース、牛乳も絶賛冷却中です。
冷蔵庫の下の段も激しくチェック。
トニック・ウォーター(炭酸水)、天然水、ウーロン茶、ポカリスエットの存在を確認。
よりどりみどりで、何を飲もうか迷ってしまいます。
がっつりと頂きましょう。
大好物の明太子をしこたま頂きます。
以前に食べた明太子と、ちょっと味が変わったような?美味しいですけど。
ご飯も美味しいことこの上なし。
焼き魚もほどよく油が乗っていて美味しゅうございました。
左上の「お粥」も、しっかりと味が染みていてどんどん食べられます。
朝刊を見ながら、まったりと。
「黒田バズーカ2」の記事が朝日新聞一面トップとなっております。
私もバズーカをぶっ放してみたい(どこに?)。
スパークリング・ワイン&おつまみウインナー&ハッシュドポテト。
以前にラウンジで飲みすぎて2日酔いの激しい頭痛に襲われたことがあるので、今回は控えめに。
ウインナーがワインによくあいました。
4Fの施設を探索
一通りお腹を満たしたところで、ラウンジ内の探索開始。
お食事配給所の周りは、カウンター席となっています。
温かみのある木目調のデザインとなっています。
奥の方に見える棚には、陶器とか鍋とかが飾られています。
日本ならではの食器の数々が展示されています。
外国人様には興味深いものなのかどうかは不明。
棚の向こう側には、テーブル席が広がっています。
席数は結構多いです。
窓の外には飛行機が・・・あれ?
4Fお食事処からは、屋根がジャマで飛行機が見えませぬ・・・。
5Fに上がると見えるようになりますので、ご心配なく。
同じ階に、テレビが見れる別室もあります。
落ち着いた雰囲気です。
5Fに上がってみよう
4Fの施設を見て回ったあとは、階段を上って5Fへ。
大人の階段のーぼるー
「かぐや姫」を連想させる竹デザインのソファブースなどあり。
こちらはまだお客さんは少ない様子。
美しく同じ角度に揃っているカウンター席。
座りやすいように、斜めになっているという細かいおもてなし。
全部違う角度になるように、かき乱してやりたい、けど自重します。
5Fの窓の外には飛行機が見えます。
やはり、ラウンジからは飛行機が見えないといけませんね。
右のほうに目を向けると、展望デッキの端っこの白い壁が見えます。
展望デッキからラウンジを覗かれないように、目隠しされているような雰囲気。
いろいろなタイプのソファがあります。
静かで落ち着いた雰囲気。
ほとんどすべての座席にコンセント完備。
充電できて便利です。
さすがに新しいだけのことはあります。
5Fにも、飲み物・お酒コーナーがあります。
背後の壁には、サクラの花びらが天の川のようにあしらわれています。
日本酒、スパークリングワインなど何でもござれ。
お食事は5Fではなくて4Fで、とのこと。
JALラウンジ名物の無料マッサージ機が4台ほどあり。
背中をゴリゴリするのが機械的でちょっと苦手・・・。
(機械なので、機械的なのは致し方ないところですが)
テレビでも黒田バズーカを絶賛放映中。
おのれ~
海外旅行の後にぶっ放してほしかった。
シャワールームを利用してみよう
まだ出発まで時間があるので、再び4Fに降りて朝シャワーを浴びてみることに。
この奥の突き当りに、シャワー室の受付があります。
受付に誰もいないので、ボタンを押してお呼び出し。
レセプションの受付の方がやってくる仕組みです。
受付のスタッフーのご説明によると、シャワールーム内には、タオル・歯ブラシ・綿棒・紙コップ・ドライヤー・ティッシュがあります、と。
カミソリ、ヘアブラシ、ばんそうこうと、おじさんにはあまり縁のないシャワーキャップは受付で配布するので、どれがご所望ですか?とのこと。
昨日の荷造りで左手人差し指の指先を負傷していたので、「ばんそうこう」を希望。
受付嬢「すみません、今は、ばんそうこうを切らしておりまして・・・」
聞いておきながら、ないんカーイ(笑)。
まあ、自分でも何枚か持ってきているので別にいいですけど。
受付嬢「シャワーからお戻りのときにお渡しできるよう準備いたします」
あら、わざわざすみませんねえ・・・。
受付で搭乗券を預けて、シャワールームのカードキーを・・・ん?
カードキーではなくて、普通の札ですね。
この札を持って、割り当てられたシャワールームへ。
受付の女性がシャワールームの前までついてきて、持っていた鍵で部屋を開けてくれました。
カードキーではなくて、普通の物理鍵とは、レトロですね。
シャワールーム内。
ピカピカの洗面所とトイレと椅子あり。
脱いだ衣服とかを置いておく場所がないのが不便・・・。
イスの上にはタオルが置かれていますし・・・。
ハンガーはあるので、上着は架けておくことができます。
靴下とか吊り下げておく洗濯ばさみもあるけど、ちょっとメンドイ。
トイレはウォシュレット完備
日本ならではですね。
シャワーブース。
シャンプー、ボディーソープ、コンディショナーあり。
日本なのでお湯の出具合は全く問題ありません。
各種大きさのタオルあり。
厚手のもこもこしたタオルで高級感があります。
ドライヤーは、おなじみのパナソニック・イオニティEH-NE13。
マイナスイオンで髪の毛しっとりです。
シャワーでサッパリした後は、受付でシャワーカードを返却し、搭乗券を取り戻します。
ばんそうこうも、受け取ることができました。多謝。
出発の時間
シャワー上がりに、フルーツポンチを頂いて。
さわやかな甘みでスッキリします。
そんなこんなで、いよいよ香港行きJL026便の搭乗時刻が近づいてきましたので、出発です。
というわけで、新しくリニューアルされた羽田空港国際線本館側のJALラウンジ体験記でした。
改装前に比べると、2層構造になったからか、やや広くなったような印象です。
食事の内容や設備類は改装前とほぼ同様、といった感じです。
改装前のサクララウンジ(本館)がどうだったのか気になる方は、姉妹ブログの以下の記事をご覧くださいませ。
香港旅2013/06 初めて羽田国際線JALサクララウンジを利用するの編