2016/04/02
先月から、地味にプチリニューアル工事が行われている羽田空港国際線2F・到着ロビー。
3月末日をもって、ひと通りの工事が完了したので、その変化点について。
到着階にバス乗車券の券売機登場
まずは、こちらの「工事地点3」から。
京急線に近い窓際のスペースです。
今回新たに完成したのは、バス乗車券の自動券売機。
最近、国際線の利用客増加に伴って、有人のバスチケットカウンターに長蛇の列ができることが多くなりました。
その混雑緩和のために登場したものと思われます。
京浜急行バス(青)とエアポートリムジンバス(橙)の各社の券売機がそれぞれ2台ずつあります。
例えば横浜行きなら京浜急行バス、新宿行きならエアポートリムジンバス・・・と、目的地によって券売機が異なるのが分かりにくいところです。
周りには案内係がいないので、外国人の方におかれましてはさぞ分かりにくいことでしょう。
一応券売機は英語と日本語に対応していますが、中国語には非対応。
ここで京急バスのチケットを買って、京急線の自動改札へ突撃してしまう中国人ファミリーがいたりとか・・・。
なかなか難しいですねえ。
同時に出現した立て看板がこちら。
お急ぎの方は自動券売機でどうぞ、とのこと。
2Fの券売機も混雑しているときは、1Fのバス乗り場付近の自動券売機へどーぞ。
今回の自動券売機増設が、有人カウンターの混雑緩和に役立つとよいですね。
バス券売機の左側の空きスペースには、ベンチが復活。
以前からありましたが、工事期間中は撤去されていました。
到着後に、座って荷物整理するのに便利です。
通路を挟んで対面の「工事地点2」
こちらも、工事期間中ベンチが撤去されていましたが・・・。
こちらにもベンチが復活。
到着後の休憩や、到着客のお出迎え待ちに便利です。
中央に移転後の案内カウンター裏面に、各種情報ディスプレイ登場
到着ロビー中央の「工事地点1」
先週から、ご案内カウンターがこの場所に移転されています。
その案内カウンターの裏側に・・・。
各種インフォメーション・ディスプレイが登場。
右半分は、館内のご案内と、到着便案内板。
館内のご案内は、液晶モニタではなく普通の案内パネルです。
まあ、フツーな感じです。
左半分は、テレビ放送とタッチパネルのご案内マシーン。
まだ「調整中 Under Repair」の貼り紙が貼られています。
「Under Repair」て「故障中」みたいですけど・・・。
下部にあるタッチスクリーンのご案内マスィーンをいじくりまわしてみる。
英語・中国語・韓国語・日本語の4か国語に対応。
ターミナル館内の案内図の表示や、「駅すぱあと」の如く空港から各地への交通機関の検索ができます。
これはこれで便利なのですが、レスポンスが遅い&文字入力がちょっと分かりにくいです。
普通にスマホのアプリを使ったほうがよいでしょう・・・。
「モッタイナイ区画」に新店舗登場予定?
最後に、到着階2Fの端っこの工事地点4
国内線乗り換えカウンター付近の、人通りの少ない寂しい区画です。
かつては「冨士屋レストラン On the Toast」が営業していたものの、2015年1月に閉店。
その後1年以上の間、未使用の状態が続いている「モッタイナイ区画」(筆者が勝手に命名)です。
そのモッタイナイ区画に変化あり。
以前は工事の白い仮囲いで覆われていたのが、シャッターに変わりました。
そして新たな貼り紙が登場。
「工事期間4/24まで」とのこと。
いよいよ新店舗 or 新設備登場でしょうか。
一体何ができるのか、夜も眠れないネタがまたひとつ出現です。
国際線3F到着階にラーメンテーマパーク「品達・羽田」建設中
さらにオマケ情報。
1つ上の階に上って、国際線3F到着階の京急線付近。
2015/10に開業した「マツモトキヨシ」の対面の区画に注目。
以前は親子丼で有名な「人形町玉ひで」があった区画です。
シャッターに貼られているポスターによると・・・。
なんとここにラーメン屋テーマパーク「品達・羽田」ができるとのこと。
そんなに広くないので「せたが屋プランドの新店」と「神仙」の2店舗のみの模様。
2016/04/25(月)オープン予定。
こちらも人通りの少ない、ターミナルの端っこの目立たない区画です。
日本が世界に誇るキラーコンテンツ「ラーメン」で、どれだけ集客することができるのか、要注目です。