羽田空港国際線・夜のキャセイラウンジに潜入するの編

2015/10/23
溜まっていたJALのマイルを消費すべく、金曜深夜25時45分・羽田発の香港ドラゴン航空を使って弾丸香港マカオ旅行を決行して参りました。
(そのときの旅行記は、メインの姉妹ブログにて後日掲載いたします)
その際に、羽田空港国際線の夜のキャセイラウンジを利用する機会がありましたので、そのレポートです。

夜の10時ごろ。
JALサクララウンジにて、晩御飯を頂いたあとのこと。
羽田空港国際線・制限エリアの本館とサテライト棟の間に立つ建物(別館)の最上階6Fへ。
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この「別館」は2014年3月のサテライト棟増築工事の完成と同時に運用が開始されました。
が、その当時は6Fはまだ工事中のまま。
しばらく何ができるのか気になって夜も眠れない状況でしたが、2014年12月にキャセイのラウンジが完成したのでした。
というわけで、まさに完成して1年も経過していない最新型のラウンジなわけです。

エレベータ横には、ANAとJALの営業時間案内の看板があるものの・・・。
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キャセイのラウンジの営業時間は掲載がなく不明。

JALサクララウンジ(本館)のスタッフーの女性に聞いたところによると、キャセイのラウンジは夜9時から夜の部がオープンするとのこと。
一方、JALサクララウンジ(別館)のスタッフーの女性によると、夜10時からオープンするとのこと。
どっちやねん?
後者(夜10時オープン)が正解でした(2015/10/23現在)。

で、こちらがキャセイ・ラウンジの入口。
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ダークな木目調のシックなデザインです。

航空券とラウンジ券を受付で提示して、夜22時のオープン間もない中へ。
ワンワールドのサファイヤ会員以上でワンワールド系の搭乗券があれば利用可能です。
お客さんがいなくて油断していたスタッフー達が、私に気づくや否や、

「い、いらっしゃいませ!(汗)」

と、急に業務用モードに切り替わりました。
こんな時間にやってくるお客さんは少ないのでしょう・・・。

ラウンジ内の様子。
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やや薄暗い落ち着いた空間が広がっています。
お客さんはまだ誰もおらず、貸し切り状態♪
しかしその替わり、スタッフーの皆さま全員にマークされてしまって写真が撮りづらい、という諸刃の剣。

ラウンジ内は、3つの空間に区切られていて、

  • サテライト側:担々麺やワンタンメン等がいただけるお食事ゾーン
  • 中央部:デザート類がいただけるカウンターゾーン
  • 本館側:ソファーやバーのあるくつろぎゾーン

に分かれています。
(各ゾーンの名称は筆者が勝手に命名)
上の写真は、「くつろぎゾーン」のものになります。
中央部の「カウンターゾーン」はスタッフーの皆さまが多数配備されているので、後ほどご紹介。

お食事ゾーンでは担々麺、ワンタン麺などオーダー可

まずは、サテライト側にある「お食事ゾーン」へ。
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ファミレスのようなボックス席が並んでいます。
窓の外には、空港の夜景が見えて、ろまんちっくな雰囲気です。

こんなようなカウンター席もあります。
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全体的に薄暗くて大人の雰囲気です。
JALラウンジのように、がっつりとお食事できるビュッフェ・コーナーはない様子。

カウンターの上にメニューあり(クリックで拡大)
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夜の部のメニューは下記の3種類。

  • 担々麺
  • ワンタン麺
  • チャーシュウまん

私がメニューの存在に気づくや否や、

「ワンタンメン、担々麺などございますが、いかがいたしましょう?」

と、スタッフーがすかさず声をかけてきます。

私「じゃあ、担々麺で・・・」
スタッフー「かしこまりました。テーブルにお持ちいたしますヨ」

待つこと数分で担々麺登場。
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濃厚なゴマ風味の甘辛スープ。
結構ドロっとしています。
量は少なめなので、お酒の後の〆にもちょうどよい感じです。
かなり本格的な味わいで大変美味しゅうございました。
もちろん、お食事ゾーン以外の場所でも飲食可です。

シャワー利用を試みると予想外の展開に

まだ出発まで時間があるので、シャワーでも浴びるか・・・。
と、ラウンジ内をウロウロしてみるも、シャワー室が見つかりません。

スタッフー 「何かお探しでしょうか?」
私 「シャワーを浴びたいのですが・・・」
スタッフー 「あいにくこのフロアにはシャワー室はございませんで」
私 「あら、そうなんですか」
スタッフー 「受付のほうにお問い合わせくださいませ」

なんとこれは予想外。
羽田キャセイラウンジにシャワー室ないのか。
JALサクララウンジに戻ってシャワー浴びるしかないかな・・・。
とりあえず受付に行ってみます。

受付「シャワー室ですが、これから5FのTIATラウンジのインビテーションカードを発行いたしますので、そちらでお願いできますでしょうか」
私「あ、はい。ワカリマシタ!」

同じワンワールドのJALサクララウンジのシャワー室に案内されるかと思いきや、これまた意外な展開。
ラウンジ券と荷物を持って、シャワー室のある別ラウンジへ移動開始。

スタッフー「いってらっしゃいませ」

ではちょっと、ひとっ風呂浴びてきますわー、みたいな展開です。

で、こちらが5FのTIATラウンジ入口。
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でもこれって、デルタやチャイナエアラインなどのスカイチーム陣営用のラウンジでは・・・。
当方はスカイチーム系の上級会員ではないので、一生利用することはないと思っていただけに、これはウレシイ展開です。
アライアンスの枠を超えて、シャワー室までもコードシェア?しているようです。
確かに、シャワー室を運営するには清掃スタッフーを雇ったりとコストがかかりますからねえ。
このTIATラウンジの使用レポートはまた後日に。

バーカウンターではカクテルも作ってもらえる

午後11時ごろ。
TIATラウンジでシャワーを小一時間ほど浴びて、キャセイラウンジに戻ってきました。

スタッフー「お帰りなさいませ」

少しはお客さんが増えてるかなー、と思いきや、まだお客さんは私ひとりの様子。
どんだけ利用客が少ないんですか・・・。

「くつろぎゾーン」(と私が勝手に命名)には、バーカウンターあり。
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カウンターに接近すると、スタッフーが移動してきてカウンターのバーテンダーになります。
カウンターから離れると、そのスタッフーは中央ゾーンに戻るという、まさにマン・ツー・マン・ディフェンス体制。
カウンターに行くふりをして、スタッフーをカウンターにおびき寄せ、素早く空いたスペースに移動して写真を撮る、などというしょうもない駆け引きを繰り広げます。

冷蔵庫の中にはペットボトルのお水あり。
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「Okura」と書かれています。
オクラ?
オクラの水なの?
・・・そんなワケはなくて、ホテル「オークラ」のお水でした。

バーの上にある飲み物メニュー。(クリックで拡大)
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各種ソフトドリンクの他、ジントニック、モスコミュールなどのカクテル類、ウイスキーなどなど発注可能です。
シャワーの後でサッパリしたいので?ジントニックを発注。

くつろぎゾーンには、こんなような足置きのある豪華ソファがところどころにあります。
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脚を伸ばして、ゆっくりしながら、ジントニックを頂きました。
うーん極楽。
寝過ごしてしまわないように気を付けなければ。

テーブルの引き出しを開けると、コンセントのみならず、USB電源もあり。
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USBケーブルを持ち込めば充電できて便利です。
さすが最新型のラウンジです。

それにしても、お客さんが来ない・・・。
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みんなお食事が充実しているサクララウンジに行ってしまうのだろうか・・・。

別館6Fからの眺め

窓の外には・・・
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美しい夜景をバックに本館前に駐機中のJALの機体を眺めることができます。
JALやANAのラウンジよりも高い6Fからの眺望。
遠くまで見渡すことができて素晴らしい眺めです。

サテライト棟の向こう側に、沖止めされている飛行機たちも眺めることができます。
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国際線の展望デッキからは死角になって見えない駐機場まで見えてしまう、6Fならではの眺めです。
室内の照明が反射して見にくいですが・・・。

本館側を見下ろすと・・・。
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24時間営業のフードコートのサンルーフが見えます。
その下で沢山のお客さんがお食事している様子が見えます。

午後11時半を過ぎると、少しづつこのラウンジにもお客さんがやってきました。
西洋人や香港人大富豪(と勝手に想像)が多いです。
これで、スタッフーの厳しいマークから外れることができそうです。

デザートはいろいろ充実

ラウンジ中央には、デザート類を提供するカウンターがあります。
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ショウウインドウの中には、フルーツ類やコーヒーゼリー、サツマイモのデザートなどあり。
ハムやチーズ類、ハーゲンダッツもあります。

一番のお勧めは、このフルーツ盛り合わせ。
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どの果物も甘くて美味しいです。
マンゴーもあるのがキャセイ(香港)っぽいです。
これを食べに来るだけでも、その価値ありです。

コーヒーゼリー。
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スッキリとした味わいで美味。

ハム・チーズ類も多少あり。
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各種ワインやスパークリング・ワインのお供にどうぞ。

ハーゲンダッツも4種類から選択可能。
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シンプルな「バニラ」を頂きました。

こんなようなカウンター席でいただくことができます。
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窓の外の夜景を眺めながらお食事可能。
もちろんコンセントもあります。

というわけで、2014年12月にオープンしたばかりのキャセイラウンジのレポートでした。
JALサクララウンジでガッツリと食事した後に、人の少ないキャセイラウンジでデザートや担々麺を頂く、という流れがおススメです。
あと、図らずもTIATラウンジの利用体験もできて楽しかったです。
JALサクララウンジに飽きた方や、出発までの時間に余裕のある方はぜひどうぞ。

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