2015/01/11
お正月休みのあとのお楽しみの三連休、いかがお過ごしでしょうか。
羽田空港国際線ターミナルでは、「DENTO-HOUSE TOKYO2015展」なる催し物を地味に開催中です。
「日本の伝統工芸とグラフィックデザインを結ぶ」とのこと。
メイン会場は、はねだ日本橋の上層階(5F)にある「お祭り広場」です。
高そうな漆塗りの器とか、こけし等の日本の伝統工芸品が展示されています。
職人さんによる木版画の多色刷りの実演もやっていました。
浮世絵のようなカラフルな版画を刷り上げる作業を見ることができます。
一色ずつ版下に顔料を塗っては、和紙をあててバレンでこすって・・・の地道な作業の繰り返し。
紙が均一に湿っていないと、位置ずれを起こすのだそうな。
一枚刷り上げるだけでも大変な手間がかかっています。
ぴったりと和紙を版下に位置合わせする手つきとか、職人の技が見れて非常に興味深かったです。
外国人の方も興味津々で見入っていました。
「ストライプこけし」なるものを展示中。
近代的なデザインのこけし。
顔が書かれていないと、巨大なチェスの駒みたいです。
何故か漆塗りのマトリョーシカも展示中。
日本とロシアの伝統工芸のコラボ?
江戸舞台には、高そうな漆塗りの屏風を展示中。
金とプラチナを使って、月が太陽に変わっていく様子を表現したものだとか。
いい仕事してますねえ。
この「DENTO-HOUSE TOKYO2015展」は、2015/01/13(火)まで。