2019/06/24
こちらは羽田空港第1ターミナルの到着階1F。
少し前から、地味にリニューアル工事が行われています。
- 国際線ターミナルは、2020年に向けて本館を増築工事中&PBB増設
- 第2ターミナルも、2020年に向けて国際線施設を増築中
なので、第1ターミナルも何か新しくしてあげましょう、ということなのでしょうかね。
今回、今まで工事中だった区画のいくつかがオープンしていましたので、その見どころ(?)についてご紹介します。
充電ポールありの新休憩スペース登場
こちらは1階到着階の2番と3番出口の間のスペース。
今まで工事中だったところに、新しい休憩スペースが登場しました。
これはありがたいです。
椅子が古いままなのはご愛敬(笑)。
そしてそして!
羽田空港国内線の公共エリア初となる「充電ポール」が導入されました。
国際線や、国内線の保安エリア内には、既にこの「充電ポール」が導入済みですが、国内線の公共(出発前)エリアには初登場です。
バスを待っている間や、待ち合わせの間に充電ができて便利。
従来の「充電デスク」よりも、使いやすいのがイイですね。
スペースの中央には、テレビも設置。
やや小さいですが、地味にありがたいです。
オリンピックの時には、ここで盛り上がるかも?
新型の到着案内板にも注目
3番到着口と7番到着口の上方に注目。
むむっ。
到着案内板が新しくなっています。
この案内表示は・・・。
プロジェクターで投影しているっぽいですが、付近の天井にプロジェクター本体が見当たらないという不思議。
液晶モニターには見えないし、まさか壁が自発光している?
そんなワケはありません。
天井の溝に隠されていた「短焦点プロジェクター」によって投影されていたのでした。
最新のテクノロジーを惜しげなく投入。
なるほど~。
ちなみに、第1ターミナルの到着口は・・・。
今回のリフレッシュ工事により、到着口が上記の8か所に集約されたとのこと。
今までと微妙に出口の場所が変わっていますが、そんなに迷うことはないと思われます。
「ポケットチェンジ」登場
こちらも1階のターミナル間連絡バスのりば付近にて。
「ポケットチェンジ」が設置されていました。
余った外貨を、電子マネーにチャージしてくれる便利なマシーンです。
国際線ターミナルには数年前からありますが、最近になって第1/第2ターミナルにも登場したようです。
知らない間に、地味にバージョンアップしており・・・。
Suicaなどの交通系電子マネーにもチャージ可能になったとのこと。
これは便利かも。
以前は日本円、ユーロ、米ドル、中国元、韓国ウォンのみの対応だったのが・・・。
最近になって、台湾ドル、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、ベトナムドンの紙幣にも対応したとのこと。
どんどんバージョンアップしていきますねえ。
個人的には、自宅の引き出しに眠っている「ハンガリー・フォリント」をどうにかしたいです(笑)。
バスの券売機もリニューアル
こちらも第1ターミナルのバス乗車券売り場。
こちらもリニューアル。
今までは、有人カウンターがメインでしたが、自動券売機の数が増えました。
規模は縮小されたものの、有人カウンターも辛うじて残っています。
ここにも省人化の波が。
券売機の上の案内表示板にもご注目。
水色(A)が、京急リムジンバス系で、オレンジ色(B)が空港リムジンバス系を表しています。
羽田空港には「バスの運営会社によって、水色とオレンジ色の2種類のバス券売機に分かれている問題」が存在します。
確かに分かりやすくなりましたが、そもそも2社あることを意識せず、1種類の券売機で両社のチケットを買えるようにしてほしいところではあります。
いろいろ大人の事情で(?)難しいのでしょうけど・・・。
地下1階のインフォメーションカウンターもリニューアル
1つ下の階に下りて、地下1階へ。
インフォメーションカウンターがリニューアルされていました。
以前よりもシンプルになって、見通しが良くなった感じです。
「金属が使われていない車椅子」も設置されていました。
その他にも・・・。
今まで円柱だった柱が、四角い柱に変わったりと、地味にリニューアルが行われた模様。
床が白い部分が、リニューアルされたエリアです。
これで完成ではないと思いたいところ・・・。
工事中エリアはまだまだあります
上記の他にも・・・。
まだまだ工事中のエリアがあちこちに残っています。
最終的にどんな感じに生まれ変わることになるのか、今後の変化にも注目していきたいと思います。