2016/11/27
こちらは、羽田空港国内線・第2ターミナル(ANA側)の端っこの「出発口D」付近。
学生さんの団体が集合中の様子。
修学旅行シーズンですねえ。
このあたりは普段は空きスペースになっているため、時々イベント会場に使われたりしています。
実はこのエリア、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国際線の発着ができるように改修が検討されているエリアなのだとか。
現在のところ羽田空港の第2ターミナルは、ANA陣営の国内線専用のターミナルなわけですが、増え続ける外国人旅客に対応するため、ここにも国際線を発着させちゃおう、という目論見のようです。
は~、そう来ましたか!
結構ビックリです。
この計画は、2016/9月ぐらいに報道され始め・・・。
羽田第2ターミナル 国際線活用へ協議(東京新聞)
最近の情報では、2020年3月までに運用を開始したい考えとのこと。
羽田第2ターミナルの国際線転用、20年3月までに実施 TIATが運用 (Aviation Wire)
現状の国際線ターミナルとの位置関係はこちら。
一番上にある緑の建物が、現在の国際線ターミナル。
左下の黄色で囲った部分が、第2ターミナルで国際線への転用が予定されている部分です。
国際線と第2ターミナルの間は、歩いて移動は(物理的には可能らしいですが)現実的には無理ゲーなので、無料バスかモノレールか京急線かタクシーでの移動になります。
国際線ターミナルの周辺は有効な空き地が無いため、この場所に増設せざるをえないのだとか。
お客さんにとって、どれだけ分かり易くできるかがポイントになるでしょう・・・。
この「第2ターミナルの国際線」を利用する航空会社については、まだ未定のようですが、普通に考えたらANAですよねえ。
そうすると、国際線のANAラウンジも移転?などと、色々と妄想してしまいます。
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では、工事が始まってしまう前に、現在の様子を記録しておきましょう。
第2ターミナルの端っこのガラス張りのところから、外を眺めてみると・・・。
事務所?みたいな建物と街路樹が見えます。
まだ検討中の事案なので、工事は始まっていません。
このあたりにイミグレとか作っちゃうのでしょうかね?
ちょっとまだ想像できません。
以前、おしゃれな喫茶店があった空き区画。
数年前に撤退してから、ずっと空きのままです。
最近になって、工事の仮囲いができて、少し雰囲気が変わりました。
一体ここに何ができるのかは不明・・・。
旧国際線ターミナルは、現在の国際線ターミナルが開港したのと同時に跡形もなく取り壊されて、現在は原っぱになっています。
ひょっとして、あのプレハブ小屋の暫定ターミナル復活?
んなわけないか。
・・・というわけで、2020年に向けて、さらに目が離せなくなりそうな羽田空港でした。