羽田空港国際線から横浜行きの深夜バス最終便に乗ってみたの編2014

2014/11/08
先月の10/26から羽田空港国際線と横浜・品川・東京/秋葉原・渋谷・新宿/池袋を結ぶ深夜バスが毎晩1往復、実証運行が開始されました。
「でも、深夜の1:30ごろに横浜に到着したとしても、その先の終電は終わっているし、どうすればよいの?」
という疑問に立ち向かうべく(飛行機に乗ってきたわけではないのに)実際に深夜バスに搭乗してみました。

深夜の羽田空港国際線に到着

2014/11/08土曜日。
深夜0時前の羽田空港国際線の到着ロビーに(電車に乗って)到着。
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以前よりも、ロビーの椅子に陣取って夜明かしする人々の数は少なくなった印象。

この日の到着便の案内板。
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最近は、深夜到着便の到着時刻を早める傾向にあるようです。
例えばエミレーツのEK312便は、以前は深夜0時ごろに羽田に到着するダイヤでしたが、最近は22時45分羽田着になっています。
同じく定刻22時45分着のユナイテッド航空UA875便は、この日は1:10着に遅延とのこと。
深夜バスを持ってしても、これは間に合いません。お気の毒です・・・。

 

深夜1:00発横浜行きの深夜バスに乗ってみる

深夜0時10分ごろになると、京急の終電がなくなります。
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残る交通手段は深夜バス(かタクシー)のみ。

0時30分ごろ。
深夜0時前に到着した香港エクスプレスUO622便の乗客の皆様が深夜バスのチケットをお買い求め中。
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香港人の若者の観光客の割合が多いですが、そもそもお客さんが少ない模様。
到着してから交通手段が不便ですからねえ。

横浜行きは、国際線ターミナル1Fの7番のりばから出発します。
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「路線バス」の案内板に従ってエスカレータかエレベータを降りていけば、のりばが見つかります。
PASMOやSUICAで乗車する場合は、スタッフーの方に申し出ましょう。

バス乗り場近くの自動券売機でも、深夜バスの乗車券を購入することができます。
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お値段は1030円(2014/11/09現在)
深夜料金なので、通常運賃(560円)の約2倍です。

横浜行きは、夜0時以降、30分おきに深夜バスが出ています。
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AM1:00発の便が最終便。
2014/10/26~2015/03/31の間、増便されています。

ちなみにこちらはお隣の8番のりば。
大鳥居・蒲田経由の品川行きです。
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蒲田に宿を取っているらしい香港の方々が10名ほど並んでいる模様。
その他の渋谷行きと新宿行きは、日本人を中心に10~15名程度が並んでいました。

AM0:55ごろ、私の乗る横浜行きのバスが到着。
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同時に他の行き先のバスたちもどんどんやってきます。

横浜行きの乗客は私を含めて4名程度・・・。
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この夜は、この横浜行きが一番乗客が少なかったです。

AM1:00。定刻通り出発。
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暗くてよく分かりませんが、貨物ターミナル(TIACT)を左手に見ながら、A滑走路下の地下トンネルをくぐり、新整備場を経由して首都高湾岸線を横浜方面に直行します。
国内線はとっくにcloseしている時間なので、立ち寄りません。

まったく渋滞のない、真夜中の横浜ベイブリッジを走行中。
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深夜になると、ランドマークタワーや観覧車の華やかなライトアップもなく、横浜の街はひっそりと静まり返っています。

AM1:30。
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無事、横浜駅東口・YCATに到着。

普段は成田空港行きのバスが発着している第2ロビーに降ろされました。
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さて、ここからが問題。
もちろんここから先の電車はすでに運転を終了しています。
このまま始発までどう過ごせばよいのか・・・。

深夜の横浜駅東口(YCAT)近辺で夜明かし

YCATのビル内には、24時間営業のローソンが絶賛営業中。
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お腹が空いたので、おにぎりを購入。
夜食はここで摂っておくのがよいでしょう。

朝まで過ごす選択肢その1:「スカイスパYOKOHAMA」

YCATと同じビルの14Fに、22.5時間営業のスパ施設「スカイスパ・YOKOHAMA」があります。
営業時間は、AM10:30~AM9:00までで、簡易宿泊が可能です。

スパのある14Fへは、中層エレベータをご利用くださいませ。
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バス停と同じビルにあるので、雨の日でも濡れずに辿り着けて便利です。

14Fのお店の前に料金表があります。
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一般入浴は、5時間まで税込2300円(2014/11/08現在)とのこと。
2時間までなら税込1900円ですが、AM1:30から始発のAM5:00ぐらいまでいるとすると、2時間では足りないので、一般入浴料金になると思います。

こちらがスパの入口。
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靴を脱いで、靴箱に入れ、鍵をもってフロント受付に行きます。

スパの内部は撮影禁止なので、以下、スパ内部の様子を箇条書きで。

  • 土曜の夜ということもあって、リクライニングチェア(男女別室)はすでに満席でした
  • 床にマットを敷いて寝ている人までいる状況
  • 「床暖ルーム(男女共通)」に、かろうじて数名分の空きマットがありました
  • 最悪寝床が確保できない場合もありうるので、入場前に受付に確認するとよいかも
  • 仮に寝る場所を確保できたとしても、個室ではないのでイビキとかうるさいです。
  • なので、音が気になる人は耳栓持参を推奨
  • カプセルルーム、プレミアムルームは事前にネットで予約可能(税込4700円前後)
  • 館内のレストランはAM3:00ラストオーダーで、AM3:30閉店
  • お風呂とサウナは夜通しで使用可能
  • 風呂場で寝てしまわないようにご注意ください

その他詳細はこちら
スカイスパ・ヨコハマ(楽天トラベル)

 

朝まで過ごす選択肢その2:「メディアカフェ・ポパイ」

YCATのあるスカイビルの道路を挟んで対面に、24時間営業のネットカフェがあります。
荷物を持って歩道橋の上り下りが必要だったり、スーツケースの扱いが悩ましいですが、一応朝まで滞在は可能です。

ちなみに深夜の時間帯は、YCATのある横浜駅東口と西口を結ぶ地下自由通路はシャッターが下りていて通行できません。
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結構ショック。
西口へ行くには、地上をかなり長い距離歩くことになると思われます

YCATから、東口にある最寄りのネットカフェ「メディアカフェ・ポパイ」へは、まずスカイビルの外に出ます。
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右手に首都高が見えるので、その方向へと歩いていきます。

暗闇の中、歩道橋を渡って対岸へ。
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スーツケースとか持っていると、しんどいかもです。

道路を渡って、左手に「ヨコハマプラザホテル」があります。
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「メディアカフェ・ポパイ」は、このホテルの地下にあります。

こんなような掲示があるのが目印。
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ナイトパック980円とありますが、席の種類によって料金はいろいろです。
先述のスパよりはお値段は安いですが、施設もそれなりです。
詳細は公式ページを参照のこと。

お店の入口。
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せっかくなので、1時間だけ滞在してみることに。

この日は土曜の夜でしたが、いくつか空席があるとのこと。
たまたま横になれるお座敷席を確保できましたが、喫煙席でした。

店内はそこそこ広く、マンガとかフリーのドリンクとかがある、典型的なネットカフェです。
無料でシャワールームも利用できるようです。
(利用しませんでしたが)
各ブースは板で仕切られているだけなので、お隣の物音やイビキは筒抜けですのでお覚悟のほどを。
一応女性専用区画もあるものの、男性向け雑誌やDVDが置いてあったりして猥雑な感じの店内です。
お安いですが、お値段相応の施設ですので、そういう雰囲気に耐えられる方向けかと思います。

朝まで過ごす選択肢その3:西口のSPA EASなど

今回は試しませんでしたが、徒歩かタクシーで横浜駅西口方面に向かい、ハマボールにあるスパ・イアスに滞在する手もあります。
YCATから結構離れている&深夜は地下通路が閉鎖されているので、西口方面に歩いて辿り着くのは大変だと思いますが・・・。
また、ハマボール近辺にはネットカフェもあります。
いずれにしても、休前日は混み合っていることが多いので、くれぐれも深夜に路頭に迷わないようにご注意ください。
結局は、羽田空港国際線ターミナルで始発まで待つのが安上がりで安全だったりします・・・。