2014/07/27
毎年恒例?となりました、羽田空港深夜の過ごし方シリーズの2014年版です。
最新記事(2018年)へのリンク
2018年GWの羽田空港国際線夜明かし体験記・最新版はこちら。
羽田空港・深夜の過ごし方2018 早朝6:35発のキャセイドラゴンKA397便に搭乗するの編
本記事は2014年の羽田国際線滞在記です
2013年に就航を開始したLCC・香港エクスプレス・羽田発香港行きUO625(早朝6:20発)に搭乗するため、搭乗前日の夜から羽田空港入りし、出国前エリアのロビーにて深夜を過ごしてみることにしました。
この日(2014/07/19)は海の日の3連休を控えた金曜日。
会社をほぼ定時で退社し、自宅でシャワーを浴びて、いざ出発。
深夜の羽田国際線に到着
羽田空港国際線には、夜の11時ごろ到着しました。
あまり人が多くありません
既に出発ロビーの混雑のピークは過ぎており、乗客の皆様もまばらの状態です。
香港エクスプレスUO625便の出発時刻は6:20。
出発まで、まだあと7時間以上あります。
深夜0時ごろの終電が終わると、羽田空港への公共交通機関はなくなってしまうので、電車がある間に羽田空港に到着しておかなければなりません
本ブログの別記事でも取り上げたように、近隣のホテルやスパなどの送迎バスを使うという手もありますが、今回はさらなるコスト削減のため、羽田空港国際線にお泊りしてみることにしました。
お外の様子
羽田国際線の展望デッキは24時間オープンしています。
搭乗ゲートは深夜便の機体でほぼ埋まっています。
ここからは見えませんが、モノレールから見たところ、サテライトの向こう側も飛行機でいっぱいでした。
沖止めのスポットも機体でいっぱいです。
見ている間にも、どんどん到着便で埋まっていきます。
深夜の国際線ターミナル内
夜11時を過ぎると、4Fの江戸小路は閑散。
出発便のピークが夜11時から深夜0時台ですので、すでに乗客の皆様の大半は出国後の保安エリアに移動したと思われます。
一方で、23:30ごろの2Fの到着ロビーは帰国&訪日のお客さんで大賑わいです。
終電は0時10分ごろです。皆急いでー。
本日の最終便は23:26着のカタール航空の模様。
今夜は終電後に遅延する便もないようで、平和です。
遅延便が出ると、空港内で寝る場所がなくなってしまいますので・・・。
24時間営業の飲食店
お店のほうも大半は営業終了しています。
この日の24時間営業のレストランは、以下の3店舗のみでした。(2014/07/18現在)
・CAFE & DINING Pista (2F) -> 2017/05/26閉店しました
・日本の味 Suginoko (4F)
・カフェ・カーディナル (4F)
2FのPistaは、充電用コンセントのあるカウンター席のみ満席でした。
2015/01/09追記
2014/09/12より、4F「はねだ日本橋」上り口付近に24時間営業の「羽田食堂」「吉野家」「モスカフェ」が開業しました。
関連記事:
羽田空港国際線ターミナルに24時間営業のモスカフェ・吉野家・羽田食堂がオープンしたので早速行ってみたの編
コンビニで夜食を
4F出発階にあるセブンイレブンは6:00~23:30の営業とのこと(2014/07/15)
2010年の国際線開業時から1時間営業時間が延長されました。
一方で、1Fのローソンは24時間営業です。
一番安く食料や飲み物を調達できる場所ということで、旅行者だけでなく空港関係者の皆様にも愛用されている様子。
腹が減ったので、ここで夜食と発泡酒を購入。
夜食その1・ジャパニーズ・焼き鳥 (1本100円)
レンジで温めて頂いて、ホカホカです。
無性に酒が飲みたくなります。
夜食その2・ジャパニーズ・おでん
こちらもアツアツのおダシに浸っています。
うまい~。
そしてジャパニーズ・発泡酒。
空港のベンチで日本が世界に誇るコンビニ・フードを堪能。
たまにはこういうのもいいかもです。
缶の発泡酒を片手に飲みながら、さらに国際線の館内を巡回します。(あやしい者ではありません)
寝る場所を求めて
2017/08/05注記:
以下は2014年当時の状況です。
2017年8月から、出発前エリアの黒いベンチに「アームレスト付き」のものが増えてきましたのでご注意ください。
2F到着階の様子
この日(2014/07/18)は遅延便もなかったせいか、深夜0時を過ぎても若干ベンチに空きがありました。
エスカレータの近くのベンチは、「Watch your Step!」のアナウンスの声がうるさいので避けたほうがよいでしょう。
1Fの様子。
1Fのベンチは、24時間営業のローソンが近いのと、比較的静かなので寝るのには一番よいポジションです。
そのため、いつも一番最初に満席になります。
充電コーナーは、どこの階も満席です。
もっと充電コーナーを増やしてほしい・・・。
2Fにある充電ができるカフェ「Pista」も、コンセントがあるカウンターだけ満席でした。
3Fの出発ロビーのベンチは結構あいていました。
(あくまでも2014/07/18の深夜の場合ですので、いつもあいているかどうかはわかりません)
香港エクスプレスのCカウンターが見える場所に陣取ることにします。
4Fの睡眠ポイント
ちなみに4F江戸小路にも、いくつか睡眠ポイントがあります。
赤い固い椅子。寝心地★
4F江戸小路内に70脚近くあります。
ただし見てのとおり固い&幅が狭い&木製で不安定のため快眠は厳しいです。
逆に人気がないので、他のベンチが満席のときでも空いている場合があります。
どうしても横になりたいけど、どこもベンチが空いていないときの最終手段。
2015/01/12追記:
2014/08に完成した「はねだ日本橋」の橋の下の赤い椅子があります。
こちらの記事の「オマケ情報」をご参照のこと。
網目椅子。寝心地★★★
一見固そうに見えますが、実は座る部分が網目状になっていて、弾力があります。
それなりに幅があるので結構寝心地はよいです。
ただし4Fに9脚しかないので競争率は高いです。
石の椅子。寝心地★★
メチャクチャ固いですが、広いので木の赤い椅子よりは寝心地はよいです。
4Fの24時間営業のカフェ・カーディナルの近くに2箇所設置されています。
人通りが多いところなので、ここで寝るのはちょっと恥ずかしいかも。
5Fの睡眠ポイント
5F展望デッキ付近の腰掛け。寝心地★
固くて幅が狭いので横になって寝るのは厳しいかもです。
5Fの円形の椅子。寝心地★★
5Fの両端に1つずつ、合計2箇所あります。
表面も弾力があって柔らかいです。
しかし、いかんせん円形なので、横になると足とかが飛び出す形になってしまいます。
近くにトイレがあるのはいいのですが、そのトイレの音声案内がウルサイです。
音声案内は人が接近すると流れる仕組みなので、深夜になって人が少なくなるとあまり喋らなくなりますが・・・。
5Fには、以上の他にも普通のベンチも10数脚ほど置かれています。
常に誰かに占有されていることが多いです。
深夜清掃
場所によっては、このようなパイロンが置かれているところがあります。
深夜の床清掃作業が行われることを示す案内です。
ポリッシャーが、グウォウォォーンという音をたてて清掃作業が行われます。
結構うるさいですが、これもお仕事なので仕方がないです。
搭乗手続き開始
ベンチで深夜1時から2時間あまりを、出発ロビーのベンチで過ごしました。
タブレットPCを館内の無料WiFiに接続し、ブログの更新作業などをしていました。
AM3:20。
UO625のチェックインが開始されました。
薄暗い出発ロビーの一角で明かりが灯り、搭乗手続きが始まりました。
私も早速チェックインを済ませ、ボーディングパスをゲットします。
保安検査場が開いていない・・・
これで、出国エリアに入れるぜー、と思いきや、保安検査場が開くのはAM4:00ごろとのこと。
さらに30分ほど待つ必要があります。
早く開けてー
保安検査場が開く時間は、その日の始発便の時間によって変わるようです。
早朝の制限エリア内に侵入
AM4:00ごろ。
保安検査場のオープンと同時に出国エリア内に侵入します。
無数のベンチがあり、寝る場所は無限にあります。
2014年3月末に拡張されたエリアに、24時間営業のフードコートもあります。
朝早いので、ほぼ貸し切り状態です。
あの行列店「六厘舎」も並ばずに食べることができます。
ゆで時間に10分ほど掛かりますが・・・
早朝からつけ麺をがっつりといただきます。
飯を食ったら強烈に睡魔が襲ってきました・・・。
搭乗開始
AM5:40ごろ。
いよいよ搭乗開始の時間が近づいてきました。
フードコートから、一番端っこの105番搭乗口まで長~い距離を歩きます。
この時間になると、結構お客さんが増えてきています。
一番端っこの105番ゲートに到着。
このゲート、エアアジアXも使っていたりと、ほぼLCC専用ゲートになりつつあります。
AM6:00ごろ。
ほぼ予定通りUO625に搭乗開始。
機内では爆睡です・・・。
というわけで、なんとか前日夜から徹夜で早朝発の便に乗ることができました。
外が明るくなってくると、急激に睡魔が襲ってきますね・・・。
まとめ
・羽田空港国際線ターミナルは24時間空いていて、徹夜滞在可能(国内線ターミナルは24時間ではありません)
・夜明かしするには、24時間営業のコンビニが近く、静かな1Fのベンチが最適だが、競争率が高い。
・充電ポイントはいつも混んでいるので、必要に応じてモバイルバッテリーを用意しておくのがよい
・ベンチが満席の場合は4F,5Fへ行ってみる
やはりちゃんとした宿泊施設に泊まりたい、という方は下記の別記事をご参照ください。
それなりにお安く宿泊できるスパとかカプセルホテルの情報などもあります。
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ