2013/09/28
この日は「空の日」ということで、日本全国の空港でいろいろなイベントが開催される日です。
朝から羽田空港第二ターミナルにやってまいりました。
台風が通り過ぎてから、爽やかな良い天気が続いています。
午前11時から、空の日イベントの一環で、ANAの皆様によるオーケストラの演奏会がはじまりました。
去年の舞台はターミナルの端っこのほうでしたが、今年は5月に出来たばかりの屋内展望デッキでの演奏です。
飛行機を見に来たファミリーなど、たくさんの人々で大盛況。
演奏も年を追うごとにグレードアップしていて素晴らしいです。
第二ターミナルの端っこでは、ANAの整備ミュージアムが絶賛開催中。
これも空の日イベントの一環。
端っこにもかかわらず、沢山の人々で賑わっていました。
その展示物のひとつ。
ボーイング747(国際線機材)のウイングレットと呼ばれる部分です。
ウイングレットとは、飛行機の主翼の先っちょのちょっと折れ曲がった部分のこと。
このおかげで空気抵抗が減らせて燃料を節約できるのだとか。
ボーイング747のランディングギア。
巨大な機体を支えるだけあって、巨大です。
子供の背丈ぐらいの大きさがあります。
タイヤ一個100万円ぐらいするのだとか。
飛行機の筐体の外装。
壁の厚さは2ミリから3ミリくらい?
思ってたよりも薄いですが、裏面に補強のための骨組みが組まれているので頑丈とのこと。
他にも、昔の機体の計器類とか、ジェットエンジンの羽の部品とか、いろいろな展示物があり、整備士さんの分かりやすい解説もあって興味深かったです。
航空機パーツマニヤにはたまりません。
で、次は第一ターミナル(JAL側)に移動。
第一ターミナル側のメイン会場は、展望デッキ近くの催事場でした。
JAL関係のマニヤックなグッズの物販コーナー。
飛行機のシートについているテーブルとか、頭の部分を支えるパーツとか。
ほかにもJALの機体のダイキャストとか、たくさん。
JALマニヤにはたまりません。
救命胴衣の膨らまし実演コーナーがありました。
膨らまし終わった救命胴衣たち。
私はやりませんできたが、ひもをひっぱって膨らますときにかなりデカい音がするんですねえ。
あと、膨らました直後は気化熱で熱か奪われて冷たくなるのだそうな。
京急のゆるキャラ、けいきゅんに遭遇。
1両編成。かなり歩き辛そうです。
でも子供達には大人気です。
京急の物販コーナー。
この対面には、スターフライヤーの物販コーナーもありました。
CA様もおられました。
東京モノレールのゆるキャラ、モノリンに遭遇。
シンプルなデザインであるがゆえに、これが東京モノレールのキャラであることが分かりにくい。。。
続いて国際線ターミナルに移動。
国際線ターミナルでは、4階の江戸舞台にて、毎年恒例のJAL制服のファッションショーやってました。
CA様のみならず、整備士やグランドスタッフーや操縦士の制服の紹介がありました。
マスコミも来ていて、えらいこと混みあっていました。
早々に人混みから離脱して、旧整備場へ。
空の日イベントの一環で、格納庫の一部が一般公開されています。
一度も中に入ったことがなかったので、行ってみることに。
この古いT101格納庫は、戦後にGHQによって建設されたものと言われていますが、詳細は不明?
ある意味、歴史的な建造物です。
入り口で入構証をもらって、名前を書いて入場。
中には、国産旅客機YS-11の初号機が保存されていました。
これともう1機、外にフライトインスベクションで使われていたYS-11もいました。
現在開発中の国産旅客機MRJも頑張って欲しいです。
PAPIの展示もありました。
滑走路に着陸するときに、「低いよ」とか「高いよ」とかをパイロットに教えてくれる、滑走路の脇に設置されているライトです。
詳細はグーグル先生に聞いてください。
PCのフライトシミュレーターで見たことがありますが、実物を見るのは初めてです。
滑走路や誘導路のライトを洗浄する車。
ロボットアームみたいなのが、自動的にライトを見つけて、プシューっと空気を吹き付けて洗浄します。
結構やかましいです。
一個一個、雑巾でふきふきするのも大変ですからね。。。
フライトインスベクションの機体が数機いました。
俺も1機欲しいな~。
でも維持費とか高そうだな~。
朝日新聞のヘリも展示中。
展示が見れるのは嬉しいですが、仕事しなくてもいいのかしら?
消防車とか、除雪車とか、空港専用の車両も展示中。
いろいろな人たちに支えられて空港が運営されているんですねえ。
ひと通り見終わって、再び第二ターミナルに帰還。
空の日イベント用の巡回無料バスが、20分に1便運行。
混んでいますが、便利です。
というわけで、2013年の羽田空港の空の日イベントレポートでした。