2018/12/24
この日の早朝6時ごろ。
ついに、念願の「羽田空港第2ターミナル・サテライト」への潜入に成功いたしました。
窓が広くて開放的で静かな、まさに夢の竜宮城。
朝早く来すぎて、乗客はまだ私1人しかいません。
潜入までの経緯は前回の記事をどうぞ。
羽田空港第2ターミナル・サテライトに行ってみたくて再び小松行きNH751便に乗ってリベンジの編
本記事では引き続き、サテライト内の施設やお食事についての体験記をお送りいたします。
サテライトの広い窓の外には・・・。
夜明け前のC滑走路の幻想的な景色が広がっていました。
メチャ眺めが良いです。
(*゚∀゚)=3
いきなり館内アナウンスが・・・
他に誰も乗客がいないサテライト内を見て回っていたところ、静かな館内に、突然館内放送が流れました。
館内放送「ANAよりお客様へご案内申し上げます」
へ?
お客様って、私しかいないけど・・・。
館内放送「8時40分発小松行きNH751便は、搭乗口が変更となりました」
私「工工エエエ(´Д`;)エエエ工工(2回目)」
ま、マジっすか?
ひょっとして、もう退去命令?(汗)
もう少しここに居させて欲しいのですが・・・。
最悪、飛行機に乗れなくてもいいです(←変な客)。
館内放送「小松行きNH751便の、新しい搭乗口は、47番搭乗口となります」
お?
47番・・・?
47番搭乗口は、同じサテライト内の搭乗口。
46番から、お隣の搭乗口に移動しただけのようです。
な、なんだ、びっくりした・・・。
ANA様のお慈悲により(?)どうにかサテライト内に踏みとどまることができました。
サテライト内の設備のご紹介
では気を取り直して、引き続きサテライト内の調査を続行します。
サテライト内唯一の売店「ANA FESTA」はまだ閉店中でした。
腹減った・・・。
朝から何も食べていないので。
この後、6:30AMぐらいにオープンすることになります。
出発階の1つ上の階(3F)が到着側になっています。
サテライトに到着した場合は、一旦、3階に上がってから1階に降りて、バスで第2ターミナル本館側に向かうことになるのだとか。
一応、このエレベータを下りてバスに乗れば、出発側の人々も第2ターミナル本館に戻れるようでした。
しかし、これ以上余計なご面倒をおかけするのは畏れ多いので、本館には戻りません。
サテライト内の椅子をチェック。
やや固めの椅子がそこかしこにあり。
アームレストがない、シンプルなデザインです。
各椅子には・・・。
漏れなく「充電ポール」がついています。
ACコンセントと、USB Standard-A(以下USB-A)ポートを装備。
搭乗ギリギリまで、スマホやPCの充電ができて非常に便利です。
さすが最新の施設。
窓際には・・・。
シンプルなデザインのリクライニングチェアがあり。
座面はやや固めですが、窓からの眺めは最高です。
PC用デスクもあり。
中央の四角い突起には、もちろんACコンセント・USB-Aポートがあり。
PCを広げたり、お食事するのに便利です。
早速、ありがたく充電させて頂きました。
昨晩充電するのを忘れていたので助かります。
そろそろUSB Type-C PDの充電コネクタも欲しくなってきました。
最新型のiPad proも、USB Type-C になりましたからねえ。
窓際にソファもあり。
サイドデスク付きなところが、まるでラウンジのソファのような。
このサイドデスクの上には四角い小さな箱があり。
パカッと蓋を開けると、コンセントとUSB-Aポートが登場します。
しかも、蓋の部分にスマホを置けるというスグレモノです。
ここにスマホを置いたまま飛行機に乗ってしまわぬよう、ご注意ください。
その他にも・・・。
こんなようなゴロ寝できるソファもあり。
ファミリーのお客さんに人気でした。
どこかで見たことがあるタイプのゴロ寝ソファもあり。
建物の両端2か所には、飲み物の自販機もありました。
トイレは中央に1か所のみ。
出来立てホヤホヤで超絶キレイです。
シャワートイレは、人を感知するとプシューってなるタイプでした。
まるで高級ホテルのような。
たばこ部屋は、47番と48番の間に1か所だけありました。
最近、空港内でも数が少なくなっている喫煙室。
飛行機に乗り遅れないようにご注意ください。
ANA FESTAで朝ごはん
6:30AMごろ。
私だけのために(?) ANA FESTAがオープン。
ようやく朝ごはんにありつけます。
東京ばなななどのお土産も売っていました。
空弁も10種類ほど販売しており、腹ごしらえ可能。
最近、出発前エリアではあまり見かけなくなった「やまじゅう・籠かつお飯」を売っていたのが懐かしかったです。
パスタなどの温かいお食事もあり。
この日の主なお食事メニューは下記 (2018/12/24当時)。
- 生ビール中 620円
- 生ビール大 720円
- ナポリタン 650円
- カルボナーラ 650円
- えびピラフ 600円
- カツサンド 450円
種類は少ないので、本格的にお食事したい方は、本館側で済ませてくるのがよいでしょう。
空弁はどれも実食済の品物だったので(←おかしな人)、ナポリタンを発注。
お料理が出来上がるまでの間は・・・。
夜明けのC滑走路に到着したタイ航空の747の様子を眺めていました。
やっぱりジャンボジェットはカッコイイなあ。
で、朝っぱらからナポリタンと生ビール。
やっと念願のサテライトに来れたぜ!ということで、一人で祝杯を上げます。
ぐはぁー!たまらん!
ナポリタンはアツアツ。
麺がモチモチしていて、ウインナーやタマネギやピーマンなどの具材もフレッシュ。
タバスコをたっぷりと投入して頂きます。
思っていた以上に、かなりクオリティが高くて美味しい・・・。
飛行機を眺めながら、PCを広げながら、朝ごはんを堪能。
誰もいない静かなサテライトで頂くナポリタンとビールは極上でした。
こういう場所、出発前エリアにも作ってほしい・・・。
ANAの無料Wi-Fiサービスも利用可能
館内では、ANAの無料Wi-Fiを利用できます。
ブラウザを立ち上げて、メールアドレスを入力すれば使えます。
「ANA LOUNGE DIGITAL SERVICE」も利用可能で、雑誌や漫画などのデジタルコンテンツも閲覧できました。
通常は、ANAのラウンジ内でのみ利用できるサービスですが、ここサテライトでは誰でも利用可能とのこと。
あまりコンテンツの種類は多くないですが。
朝7時を過ぎると活気づいてくる羽田空港
ビールで酔っぱらって朝7時ごろ。
だいぶ空が明るくなってきました。
朝っぱらから酔っぱらって、リクライニング・チェアに寝そべって、飛行機を見ながらダラダラするの最高。
空港リゾートって感じがします。
サテライトの正面には・・・。
「沖止めボーディングブリッジ」の建物を見ることができました。
まるでトーチカのようなデザイン。
朝7時を過ぎると、C滑走路を離陸する飛行機が増えてきます。
羽田の長い一日が始まりました。
そうこうしている間に・・・。
7:30を過ぎると、先発の8:05発大分行きNH791便のお客さんが集まってきました。
お先にいってらっしゃーい。
小松行きの機材がスポットイン
7:45AMごろ。
これから搭乗する小松行きNH751便の機材が、トーイングカーに引っ張られて47番搭乗口に到着。
機材はボーイング767-300ER (JA614A)。
スターアライアンス塗装でした。
小松へ行くだけなのに、ER型 (Extended-Range, 長距離仕様)とは・・・。
ちなみにこの「47番搭乗口」ですが・・・。
駐機場の番号的には「407番スポット」でした。
- 「47番」は、お客さん用の搭乗口(ゲート)の番号
- 「407番」はパイロットや運航管理の方用の駐機場の番号
ということなのでしょう。
だから、どうということはありませんが。
いよいよ出発のとき
AM8:20ごろ。
ほぼ定刻通り機内へのご案内が始まるとのこと。
SFC会員の端くれのため、「グループ2」で優先搭乗させて頂きます。
では、搭乗開始。
羽田空港ご自慢の、段差がほとんどないバリアフリーなボーディングブリッジを渡って、機内へと乗り込みました。
サテライトとも、これでお別れです。
サテライトでの滞在時間は、およそ2時間半でした。
朝からおいしいナポリタンと共にビール飲んで酔っ払って、リクライニングチェアで横になって、のんびりと窓の外の飛行機を眺めているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
まさに、46~48番ゲートから飛行機に乗る人だけが体験できる、思い出のサテライト滞在でした。
おまけの(?)福井旅
それから1時間弱の空の旅を経て・・・。
今月2度目の小松空港に到着。
また来てしまいました (ノ∀`)。
今度はリムジンバスで福井駅に移動して・・・。
北陸新幹線開業に向けて絶賛工事中の福井駅から、えちぜん鉄道三国芦原線に乗って、終点の三国港へ。
終点の三国港駅近くの「蟹の坊」にて・・・。
新鮮なズワイガニを贅沢に使った「ずわい丼」を頂きました。
メチャメチャうまい・・・(涙)。
カニを堪能した後は徒歩すぐの「三国温泉ゆあぽーと」へ。
雄大な日本海を眺めながら、天然温泉を満喫しました。
温泉の休憩室からは、ブラタモリでやっていた「九頭竜川の突堤」も見ることができて満足。
福井駅の駅ビル内にある回転寿司屋「北のおやじ」でも・・・。
北陸のお寿司を堪能。
これまたメチャ美味しいです。
福井最高!
この後は、18:40の小松発羽田行き NH758便にて、東京に帰ってきました。
確実に美味しいものにありつける国内旅行も楽しいなあ。
というわけで・・・。
年末特別企画「第2ターミナル・サテライトチャレンジ」シリーズはこれにて完結。
念願のサテライトに入れた上に、おいしい北陸の海の幸も満喫できて、充実のクリスマスとなりました。