2018/08/24
去る、8月某日のこと。
(;´Д`)
やっと羽田に帰ってきた・・・。
羽田空港国際線の到着側の制限エリアにも「朝顔」の装飾があったんですね。
急遽会社に命じられた海外出張。
そのため、楽しみにしていた夏休みは無慈悲にも剥奪されたのでした。
しくしく。
その海外出張からの帰国時に、羽田国際線の入国イミグレで遭遇したのがこちら。
国際線到着のイミグレの新兵器「顔認識自動化ゲート(パナソニック様製)」です。
ヘタクソな絵ですみません(撮影禁止のエリアなので・・・)。
曖昧な記憶に基づいたイメージ図です。
「鏡」の中にカメラが内蔵されており、通過者の顔を自動認識。
ICパスポートに収められている顔写真のデータと照合して入国許可を出す、という近未来的なハイテク装置です。
通過者は、パスポートを広げて読み取り機にかざし、鏡に自分の顔を映してニッコリするだけ(無表情でも可)。
ものの数秒でゲートを通過できました。
事前登録などは必要なく、ICチップ対応日本旅券所有者ならだれでも利用できる、とのこと。
これは素晴らしい!
普通に通過しただけではつまらないので・・・
- わざとメガネをかけてみる(パスポートの写真はメガネなし)
- わざとパスポートを90度横向きにして読み取らせてみる
などという意地悪試験をしてみたところ、うまく認識できず、職員様に注意されました(笑)。
以前は3台ほどしかなかった入国審査自動化ゲートも、最近になって10台に増殖していました。
職員様の懸命のお声がけによると、日本人は極力自動化ゲートを使って入国してくださーい!とのこと。
2020年に向けて、さらなる利用者増が見込まれる一方で、建物のスペースが限られている羽田空港国際線にとって、出入国手続きの効率化は喫緊の課題の1つとなっているわけです。
もちろん従来通りの有人イミグレ窓口もありますが、あくまでもカメラに映らない小さなお子様や、顔認識がうまくいかない人向けのようです。
自動化ゲートのほうが、有人の入国手続きよりも処理が早いし、変な緊張感もない。
さらに入国管理の人件費も削減できて一石二鳥です。
非常にグレイトな設備だと思いました。
あと、自動化ゲートではハンコは押されません。
帰国記念にハンコが欲しい場合は、自動化ゲート通過後に有人窓口へ行くと押してもらえるようです。
ちなみに、出国側のイミグレの自動化ゲートは、従来どおりの指紋認証型の自動化ゲートのままでした(2018年8月現在)。
指紋認証型ゲートは、事前登録が必要な上に、指の汚れ具合によってはうまく認識できなかったりして、イラつくんですよね。
出国審査側も顔認証型ゲートにしちゃえばいいのになーと思った今日この頃なのでした。